セブン銀行、ATMとレジで口座不要の「現金受取サービス」を開始

2017年5月12日最新ニュース

セブン銀行、ATMとレジで口座不要の「現金受取サービス」を開始

上級カード道場では、アフィリエイトプログラムを利用し広告収益を得て運営維持を行っています。よって記事中にPRリンクを含みます。ただし、提携の有無が記事内容およびランキングに何ら影響を与えるものではありません。

セブン銀行は5月11日、口座を使わずに、企業から個人宛ての送金をセブン銀行ATMとセブン‐イレブンのレジで受取ることができる「現金受取サービス」を、来春を目途に開始すると発表した。

このたびの「現金受取サービス」とは、ネット通販で購入した商品の返品により生じる返金や、シェアリングサービスの報酬支払などの個人宛の送金を、紙幣はセブン銀行ATMで、千円未満はセブン銀行ATMでのnanacoチャージまたは、セブン‐イレブンのレジで受取ることができるサービス。

近年、企業から個人宛ての送金ニーズは拡大しているものの、現状では銀行口座への振込や現金書留などに送金手段は限られているうえ、口座情報を知らせる煩雑な手続きや、自分の都合で受取ることが難しいなどの課題があるという。

これに対し、このたびのサービスでは、個人の顧客は電子メールなどで企業から送付される番号を、セブン銀行ATMに入力するだけで現金を受取ることができるため、口座情報を企業に知らせる必要がなくなる。また、全国2万3000台を超えるセブン銀行ATMで、原則24時間365日受取ることができるので、顧客の都合に合わせた受取りが可能となる。

企業においても、口座情報の管理が不要になるなど管理負担の軽減が図れるうえ、従来に比べ便利でスピーディーな送金が可能となるという。同サービスは、返金や報酬の受取に加え、中古品売却代金、キャンペーン・懸賞金などの受取りなど多様なシーンでの利用を見込んでいるという。同サービスの導入先及び、提供内容は今後発表するとしている。