ブラックカード・最高級カード ANAカード プレミアム
更新日:2021年3月24日
(公開日:2013年7月9日)
最もグレードの高いANAカード。国際ブランド別に4種類が発行されています。カードごとにサービス内容は異なりますが、基本サービスとしてボーナスマイルの付与、ANA国内空港ラウンジの利用、プライオリティ・パス、コンシェルジュサービスが提供されています。Diners Clubブランドの「ANAダイナースプレミアムカード」は招待制ですが、それ以外はすべて申込みができます。(公開日:2013年7月9日)

ANA VISAプラチナプレミアムカード
年会費8万8000円(本会員)

ANA JCB カードプレミアム
年会費7万7000円(本会員)

ANAアメリカン・エキスプレスプレミアム・カード
年会費16万5000円(本会員)

ANAダイナースプレミアムカード
年会費17万500円(本会員)
いきなりプラチナカードを作れるか心配な方はANAゴールドカードを作り信用を積み重ねましょう。
>>「ANA VISAプラチナプレミアムカード」の申込みはこちら
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>>「ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の申込みはこちら
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<1>ANAカード プレミアム ここがポイント
【ポイント1】ボーナスマイルが積算される
【ポイント2】国内線ANAラウンジが利用できる
【ポイント3】プライオリティ・パスが利用できる
【ポイント4】ビジネスカウンターでチェックインができる
【ポイント5】家族カードはお手頃価格
【ポイント6】コンシェルジュサービスが付帯されている
【ポイント2】国内線ANAラウンジが利用できる
【ポイント3】プライオリティ・パスが利用できる
【ポイント4】ビジネスカウンターでチェックインができる
【ポイント5】家族カードはお手頃価格
【ポイント6】コンシェルジュサービスが付帯されている
入会時、継続時に1万マイル、フライト時に50%のボーナスマイルを獲得でき、通常よりマイルを早く多くためることができます。
●入会時、継続時に1万マイルプレゼント●
入会時はボーナスマイルとして1万マイル、さらに毎年継続するたびに1万マイルのボーナスマイルが積算されます。ANAカード一般は1000マイル、ANAゴールドカードは2000マイルがもらえますが、これと比較しても多くのマイルが獲得できるので一気に旅行に近づけます。仮に1万マイルを特典航空券に交換すれば、ローシーズンに「東京=大阪」「大阪=福岡」を往復できます。週末に美味しいものを食べに大阪や福岡へといった贅沢な楽しみ方ができそうです。

●フライトでボーナスマイル50%加算●
ANAグループ便への搭乗のたびに、通常のフライトマイルに加え、「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率の50%」が積算されます。たとえば、「東京=ニューヨーク」を運賃倍率100%の航空券で往復した場合、通常、1万3446マイル(片道6723マイル)が積算されますが、これにボーナスマイル50%(片道3361マイル)が加算されて合計2万168マイルが獲得できます。
2万マイルを特典航空券に交換すれば、レギュラーシーズンにエコノミークラスで「東京=香港」を往復できます。ほかのANAカードを例にとると、ANAカード一般は10%、ANAゴールドカードは25%のボーナスマイルが付与されますが、ANAカード プレミアムはこの数倍マイルがたまりやすく設計されています。
■カード種類別 ボーナスマイル数
入会時、継続時 | 搭乗時 | |
ANAカード一般 | 1000マイル | 10%UP |
ANAゴールドカード | 2000マイル | 25%UP |
ANAカード プレミアム | 1万マイル | 50%UP |
ANAの航空券をカードで購入するとマイルの積算率がアップします。100円ごとに積算されるマイル数は3.5~4.5マイルと通常の約3倍にもなります。たとえば、「ANAアメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」で20万円の航空券を購入すると9000マイルが手に入ります。
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」→3.5マイル
「ANA JCB カードプレミアム」→3マイル
「ANAアメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」→4.5マイル
「ANAダイナース プレミアムカード」→4.5マイル
※ポイント移行マイルを含む
ANAカード プレミアムの本会員になると、国内線の「ANAラウンジ」が利用できます。「ANAラウンジ」は、通常、ANAのプレミアムメンバーやプレミアムクラスの搭乗者といったごく限られた人が利用できるラウンジですが、ANAカード プレミアムの本会員は、上級会員資格の有無、搭乗クラスに関係なく利用できます。
ラウンジ内にはソフトドリンクやアルコールが用意されており、無線LANの利用や電子書籍・雑誌やニュースなどデジタルコンテンツの閲覧が可能。出発までの時間をゆっくりと贅沢に過ごすことができます。
2019年2月には、伊丹空港、福岡空港の国内線ANAラウンジがリニューアルオープンし、同年秋には那覇空港のANAラウンジのリニューアルが予定されています。”伝統的日本美”と”先進性”が融合されたこれまでにない新しいラウンジ空間で、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょう。

「画像提供:ANA」

「画像提供:ANA」

「画像提供:ANA」
■利用できる空港ラウンジ
ラウンジ名 | 空港名 |
「ANA LOUNGE」 | 羽田、新千歳、仙台、小松、伊丹、関西、岡山、広島、松山、福岡、熊本、鹿児島、那覇空港 |
「セントレア エアライン ラウンジ」 | 名古屋(中部)空港 |
「ラウンジ大淀」の共用待合室 | 宮崎空港 |
世界148ヶ国、600以上の都市、1300ヶ所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスを利用できます。

ラウンジ内では、通常、軽食や飲み物、アルコールが無料で提供されているほか、インターネット接続サービスの利用も可能です。
プライオリティ・パスには「スタンダード」「スタンダード・プラス」「プレステージ」の3段階のグレードがあり、それぞれ年会費と利用料金が設定されていますが、ANAカード プレミアムに付帯されているのは最上級「プレステージ」(通常、年会費429米ドル)と同等のサービスで、利用回数に制限なく無料で空港ラウンジが利用できます。家族会員や同伴者へのサービス内容については国際ブランドによって扱いが異なりますので、以下の表を参考にしてください。

■ブランド別「プライオリティ・パス」サービス適用範囲
ブランド名 | 本会員 | 家族会員 | 備考 | ||
年会費 | 利用料金 | 年会費 | 利用料金 | ||
Visa | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 家族会員は自動発行 |
JCB | 無料 | 無料 | – | 家族会員無料 | 対象者は本会員のみ |
Diners Club | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
American Express | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 同伴者1名無料 |
ANA国際線に搭乗の際にカードを提示すれば、たとえエコノミークラスの利用であってもビジネスクラスカウンターから優先的に搭乗することができます。特にカウンターが混雑しがちな繁忙期に列に並ばずチェックインができ、快適です。

最高級のサービスが味わえる「ANAカード プレミアム」ですが、年会費は高め。それに比べ家族会員はかなりリーズナブルな設定になっています。家族で出かける機会が多い人は利用するとよさそうです。
年会費(税込) | ||
ブランド名 | 本会員 | 家族会員 |
Visa | 8万8000円 | 4400円 |
JCB | 7万7000円 | 4400円 |
American Express | 16万5000円 | 4枚まで無料 |
Diners Club | 17万500円 | 無料 |
いずれのカードにも24時間、年中無休で利用できるコンシェルジュサービスが付帯されています。ホテルや航空券の手配など、時間がないときでもスムーズに手続きを行うことができます。出張や家族旅行の際に力強くサポートしてくれるでしょう。
<2>ANAゴールドカードとの比較
繰り返しになりますが、ANAカードプレミアムはANAカードの中でももっともグレードの高いカードです。一つ下のグレードであるANAゴールドカードと比べどういった点が異なるのでしょう。表にまとめてみました。大きな違いは、マイルのたまりやすさ、海外空港ラウンジの無料利用、24時間365日利用可能なコンシェルジュサービスの利用です。特に海外旅行や出張によく出かけられる方は、チケットやホテルの手配をしてもらえるので時間が節約できるうえ、空港ラウンジで有意義に時間が過ごせるメリットは大きいでしょう。また効率よくマイルがたまるので特典航空券の獲得、座席のアップグレードといった楽しみも増します。
ですが、その分年会費が高く設定されています。ご自身の飛行機の利用頻度や得られるベネフィット、さらに年会費を考慮し、自分にあったカードを選択してみてはいかがでしょう。
ANAカードプレミアム | ANAゴールドカード | |
年会費(税込) | 7万7000円~17万500円 | 1万5400円~3万4100円 |
入会・継続ボーナスマイル | 毎年10,000 マイル | 2000マイル |
フライトボーナスマイル | 50%アップ | 25%アップ |
マイル還元率(ショッピング) | 1%~2% | 1% |
マイル還元率(ANA航空券購入) | 4.5% | 2%~3% |
ビジネスクラスカウンターでチェックイン | ○ | ○ |
国内線ANAラウンジ無料利用 | ○ | ☓ |
プライオリティ・パス | ○ | ☓ |
コンシェルジュサービス | ○ | ☓ |
<3>審査基準
多くのクレジットカードと同じように審査基準は明らかにされていませんが、ほとんどのブランドは30歳以上で安定継続収入のある方が対象になっています。一般的に、医師、弁護士、公務員、大企業の正社員は審査に有利といわれています。仮に30歳に満たない場合でも、チャレンジしてみる価値はありそうです。通常、クレジットカードの審査は2週間ぐらいの期間を要します。三井住友カードやJCBなどはオンラインで審査状況が確認できるので、申込み番号や確認用キーワードをきちんと保管しておきましょう。
繰り返しになりますが、「ANAダイナースプレミアムカード」は招待制のため、インビテーションがないと申し込めません。「ANAダイナースカード」に申し込んでじっくり履歴を磨くしかありません。
<4>カードスペック
上記で紹介した「ボーナスマイルの積算」「国内線ANAラウンジの利用」「プライオリティ・パスの利用」は共通したサービスですが、4種類のカードごとに年会費やマイルの積算率が異なります。以下に比較表をつくりましたので参考にしてください。いきなりプラチナカードを作れるか心配な方はANAゴールドカードを作り信用を積み重ねましょう。
>>ANA JCBゴールドカードの申込みはこちら
>>ANA アメックスゴールドの申込みはこちら
>>ANAダイナースの申込みはこちら
カード名 | ■ANA VISAプラチナプレミアムカード ■ANA JCB カードプレミアム ■ANAアメリカン・エキスプレスプレミアム・カード ■ANAダイナースプレミアムカード |
国際ブランド | Visa、JCB、American Express、Diners Club |
年会費(税込) | ■Visa:本会員8万8000円/家族会員4400円 ■JCB:本会員7万7000円/家族会員4400円 ■AMEX:本会員16万5000円/家族会員無料(4枚まで) ■Diners Club:本会員17万0500円/家族会員無料 |
ポイント 有効期間 |
■Visa:4年間 ■JCB:5年間 ■AMEX:無期限 ■Diners Club:無期限※マイルの有効期限は36ヵ月 |
マイル還元率 | ■Visa:1.5%~ ■JCB:1.3%~ ■AMEX:1.0%~ ■Diners Club:1.5%~ |
ポイント/ マイル付与率 (一般店舗) |
■Visa: 1000円=1P(15マイル) ■JCB: 1000円=2P*(13マイル) *うち1Pはボーナスポイントで500ポイント以上1P単位でマイレージへの移行が可能。移行レートは「1P=3マイル」 ■AMEX: 100円=1P(1マイル) ※ANAグループでは100円=2.5P ■Diners Club: 100円=1.5P(1.5マイル) ※ANAグループでは100円=2.5P(一部対象外あり) |
ANA航空券のご購入 | ■Visa100円=3.5マイル相当 ■JCB100円=3マイル相当 ■AMEX100円=4.5マイル相当 ■Diners Club100円=4.5マイル相当 |
ボーナスポイント | ●入会、継続時ごとに10,000マイル ●搭乗ごとに区間基本マイレージの50%プラス |
旅行傷害保険 | ■Visa: 海外1億円/国内1億円(自動付帯) ■JCB: 海外1億円/国内1億円(自動付帯) ■AMEX: 海外1億円/国内1億円(利用付帯)※自動付帯分は海外のみ5000万円。 ■Diners Club: 海外1億円/国内1億円(自動付帯) |
海外サービス | プライオリティ・パス |
特徴 | ●ANA国内空港ラウンジが無料 ●クレジットポイントからマイルへの移行手数料無料 ●コンシェルジュサービスの利用 |
一言コメント | ●関連記事「4券種そろったANAカード プレミアム」 ●関連記事「年会費U-1万円でコスパ抜群!「ANA VISA ワイドゴールドカード」 |
※掲載内容等につきましては万全を期しておりますが、すべてを確約するものではありません。正確な情報はカード会社の公式サイトにてご確認ください
※ポイント還元率:カードで利用した金額に対して付与されるポイントを現金に換算して独自に算出
※ポイント還元率:カードで利用した金額に対して付与されるポイントを現金に換算して独自に算出