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ポイント特化型「三井住友カード プラチナプリファード」。損益分岐点は意外に低い!?

最終更新日:2022年9月8日
公開日:2022年4月21日
プラチナカードといえば、「トラベル」、「コンシェルジュサービス」、「グルメ」といったフルサービスが魅力。でも、実際はそんなに活用していない、という人も少なくないでしょう。

特にキャッシュレスが加速する今、プラチナカードを持っているだけでは満足できず、カードを利用してより具体的なメリットを実感したい、というニーズは高まっているようです。

そんな中、開発されたのが「三井住友カード プラチナプリファード」です。

コストパフォーマンスを追究するため、プラチナグレードのサービスを最小限に絞り込み、高いポイント還元率を前面に打ち出した先鋭的なプレミアムカードです。

プラチナカードには珍しく、常時1%の還元率。さらに、特約店(プリファードストア)を利用すると還元率が最大10%になるなど、いろんなシーンでポイント増量があります。また、継続特典として、前年の利用額に応じて最大4万ポイントが付与も用意されています。

では一体、どれぐらいの利用で年会費以上のベネフィットが得られるのでしょう。また、ポイント以外にどんなサービスがある? 審査は厳しい?なども詳しく紹介したいと思います。


申し込み

プラチナプリファードの位置づけは?

「三井住友カード プラチナプリファード」(以下、プラチナプリファード)はプラチナグレードのカード。三井住友カードのラインナップでは、「三井住友カード プラチナ」に次ぐステータスカードです。

申し込み時に、表&裏面にカード番号がないナンバーレスを選ぶこともできます。スタンダード、ナンバーレス、いずれもサービス内容は同じです。

 

三井住友カード 主要カードラインナップ
一般カード ゴールドカード プラチナカード
スタンダード 三井住友カード(一般)年会費:1375円
※インターネット入会で初年度年会費無料
三井住友カード ゴールド年会費:1万1000円
※インターネット入会で初年度年会費無料
三井住友カード プラチナプリファード
年会費:3万3000円三井住友カード プラチナ
年会費:5万5000円
ナンバーレス
(NL)
三井住友カード(NL
年会費:永年無料
三井住友カード ゴールド(NL)
年会費:5500円
※年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費永年無料
三井住友カード プラチナプリファード
年会費:3万3000円
カードレス
(CL)
三井住友カード(CL)
年会費:永年無料

年会費の割引はある?

年会費は通常3万3000円です。家族カードは、何枚でも年会費無料で利用できます。

三井住友カードによくある“年会費割引特典”ですが、プラチナプリファードに限っては適用されません。たとえWEB明細利用であっても、年間カード利用金額が100万円を超えても、次回の年会費は3万3000円のままです。

ですが、それを超えるお得がたくさん用意されているので紹介していきます。

ポイントの貯め方~ポイントは1%~10%還元


[ためる]通常の還元率は1%
通常、利用金額100円につき1PのVポイントが付与され、1P=1円相当で利用できます。「三井住友カード」、「三井住友カード ゴールド」、「三井住友カード プラチナ」は200円=1Pなので、それよりも2倍のポイントが貯まります。

[ためる]プラチナプリファードでポイント増量

プリファードストアといわれる特約店で利用すると、通常ポイント1%分に1~9%のポイントが上乗せされます。下の表はその一例です。

プリファードストアのポイントアップは、プラチナプリファードのカード会員だけに適用されるもの。他の三井住友カードで支払っても追加ポイントはもらえません。

プリファードストア(特約店)の還元率(通常ポイントを含む) 一部抜粋
カテゴリー 利用先 還元率
※通常ポイント含む
宿泊予約サイト Expedia、Hotels.com 10%
一休.com 7%
ふるさと納税サイト さとふる、ふるなび 3%
交通 タクシーアプリ「GO」 5%
ETC 3%
ANA(ANA直接購入の航空券) 2%
百貨店 大丸松坂屋、阪急百貨店、阪神百貨店 3%
コンビニエンスストア セブン‐イレブン、ローソンなど 5%
デイリーヤマザキ、ポプラなど 2%
カフェ・
ファーストフード
マクドナルド 5%
スターバックス、ドトールコーヒー、プロント、モスバーガー、すき家など 2%
スーパーマーケット アピタ、イズミヤ、阪急オアシス、ライフなど 2%
ドラッグストア クスリのアオキ、クリエイト、ココカラファイン、トモズ、マツモトキヨシなど 2%
追加ポイントを得るには、会員専用サイトを経由するなどの条件が設けられているため、確認したうえでご利用ください。

>>「プリファードストア」詳しくはこちら

[ためる]継続特典(毎年、最大4万ポイント)
年間100万円利用するごとに、翌年1万ポイントがプレゼントされます。上限は4万ポイントです。カード入会月の12ヶ月末までの約1年間の利用金額が対象となります。

[ためる]外貨ショッピング利用特典(100円ごとに+2P加算)
海外加盟店で外貨決済した場合、100円ごとに2Pの加算があります。通常ポイントと併せると100円=3Pが付与されることになります。

ちなみに外貨決済する場合は、Visaが指定する為替レートに、2.2%の海外事務処理手数料が発生しますが、3%の還元があるため手数料以上のお得があります。

ただし、海外の加盟店で円払いした取引、国内の加盟店で外貨払いした取引は対象とならないので注意しましょう。

[ためる]つみたて投資で0.5%のポイント
三井住友カードを使ってSBI証券の投信積立ができます。毎月、クレジットカードで支払った積立額の0.5%のVポイントが貯まります。

うれしいのは、つみたてNISAにも対応していること。つみたてNISAを使うと、通常、投資信託で得た利益(分配金や譲渡益)にかかる20.315%の税金が非課税になります。(新規投資額は毎年40万円が上限)

投資積立を利用するためには、証券口座が必要です。開設していない人は、カード入会時に証券口座を同時につくることができます。

【注意】投資信託の基準価格は変動するため、元本の保証はありません。

▶興味のある方はこちらをご覧ください

>>つみたてNISA(金融庁)
>>三井住友カードつみたて投資とは

ポイントの使い道いろいろ

貯めたポイントは、スマートフォンアプリ「Vポイント(プリペイド)」へチャージし、Apple Payを使って買い物ができます。

「Vポイント」アプリは、ポイント移行もスムーズにできる上、Apple Payとの連携も簡単です。ポイントがまるでお金のように使えます。


これ例外にも、貯まったポイントはVisaプリペイドへのチャージ、キャッシュバックで1P=1円として使えます。また、他社ポイントへの交換も幅広く行われていますが、ポイントの価値が2割程度目減りしてしまうのが難点。交換レートや使いやすさを踏まえ、有利な交換先を考えてみるといいでしょう。

 
<ポイント交換先 一例>
●キャッシュバック→1P=1円
●Visaプリペイド→1P=1円
●Amazonギフト券→1P=1円分
●App Store & iTunesギフトカード→1P=1円分
●ANAのマイル→1P=0.5マイル
●nanacoポイント→1P=0.8P
●楽天ポイント→1P=0.8P
●dポイント→1P=0.8P
●Pontaポイント→1P=0.8P
●WAONポイント→1P=0.8P
 

損益分岐点は?年会費の元は取れるのだろうか?

ポイントの貯まりやすさは、ご理解いただけたと思います。では、プラチナプリファードをどれぐらい利用すれば年会費(3万3000円)以上の還元が得られるのでしょう。ざっくりシミュレーションしてみました。

 
[ケース1] 通常のVisa加盟店で買い物
年間200万円利用→4万ポイント獲得
[内訳]
●ポイント(通常):2万ポイント(当該年度付与)
●継続特典:2万ポイント(翌年度付与)
●合計:4万ポイント
 

[ケース2] プリファードストアで買い物
年間101万2000円利用→4万2920ポイント


[内訳]
.セブン‐イレブンでお弁当、飲み物、お菓子を購入(毎月1万円)…年間6,000P
.マクドナルドで飲食(毎月3000円)…年間1800P
.スターバックスカードをオンラインチャージして利用(毎月5000円)…年間1,200P
.ライフで食料品を購入(毎月5万円)…年間6,000P
.マツモトキヨシで日用品を購入(毎月8000円)…1,920P
.Expediaで旅館予約(年間10万円)…10,000P

●ポイント(通常+加算ポイント):3万2920ポイント(当該年度付与)
●継続特典:1万ポイント(翌年度付与)
合計:4万2920ポイント

 

ポイント付与と年会費の損益分岐点を考えると、「ケース1」のようにプリファードストアを利用しない場合は、年間200万円で年会費以上のお得があります。

「ケース2」はプリファードストアを利用した場合です。やや抑えめにシミュレーションしてみましたが、プリファードストアで集中利用すると、年間101万2000円の利用でも年会費以上のポイント還元が得られます。プリファードストアのインパクトは大きいといえるでしょう。

海外旅行や長期旅行、家電製品の買い替えなどを加味するとこれ以上のリターンが期待できます。

※上記シミュレーションは、あくまでも仮定に基づくものであり、ポイントを保証するものではありません。

カード付帯サービス

プラチナプリファードでは、「海外旅行傷害保険」、「国内旅行傷害保険」、「ショッピング補償」が利用できます。

海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険ともに最高5000万円です。事前に旅費などをカード決済する必要はありますが、本会員が適用された場合は、本会員と生計を共にする19歳未満の同居の親族の方も補償が受けられます。

旅行傷害保険を使わない人は、これらの保険をやめて、「日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)」、「ケガ安心プラン(入院保険(交通事故限定))」、「持ち物安心プラン(携行品損害保険)」に切り替えることができます。

切り替えの際に費用はかかりません。

>>「選べる無料保険」詳しくはこちら

「ショッピング補償」は、当カードでクレジット決済して購入した商品が壊れたり、盗まれたりしたときに補償が受けられる保険です。事前の届け出は必要ありません。補償限度額は500万円、自己負担額は1事故につき3000円です。海外および国内での利用に適用されます。

仮に旅行傷害保険を個人賠償責任保険などに切り替えたとしても、「ショッピング補償」は従来通り使えます。

レストランの特典は付いている?

グルメ特典が気になる人もいると思います。たとえば、所定のコース料理を2名で予約すると1人分が無料になるプラチナグルメクーポン。これは三井住友カード プラチナに提供されている特典ですが、残念ながらプラチナプリファードでは使えません。

グルメ特典に目がない人は、ワンランクあげて三井住友カード プラチナに申し込むのがよさそうです。

コンシェルジュサービスは使える?

コンシェルジュサービスは使えます。Visaが委託する「Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター(VPCC)」が24時間365日利用できます。

観劇やコンサートなどのチケットの手配、旅行の予約、飲食店の予約などを行ってくれるので、忙しい時でもコンシェルジュに頼めば、自分の時間を有効に使うことができます。

「三井住友カード プラチナ」との違い

同じプラチナでも三井住友カード プラチナとは、サービス内容は異なります。

三井住友カード プラチナは、「プライオリティ・パス(メンバーズセレクションで選択可能)」、2名以上の予約で1人分が無料になる「グルメ特典」、「コンシェルジュサービス」がそろったオーソドックスなプラチナカード。

一方、三井住友カード プラチナプリファードはサービスを最低限に抑えたポイント特化型のカードです。

ざっくり比較してみると、こんな感じです。
三井住友カード プラチナプリファード 三井住友カード プラチナ
年会費 3万3000円 5万5000円
家族カード:無料 家族カード:無料
ポイント還元(通常) 1% 0.5%
ポイントアップのある特約店 プリファードストアで+1~9%の加算
※コンビニ2店+マクドナルドなどを含む
コンビニ2店+マクドナルドなどで2.5%
※一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元にならない場合があります。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合がございます。
利用金額によるボーナスポイント 毎年100万円の利用ごとに1万ポイント付与(最大4万ポイント) 6ヵ月間のカードお支払い金額合計が50万円以上の方に、6ヵ月間のカードお支払い額の0.5%相当額(2000円以上最高3万円まで)の三井住友カードVJAギフトカードを年2回プレゼント
海外加盟店での利用特典
※外貨ショッピング
100円ごとに+2%加算 なし
旅行傷害保険 最高5000万円 最高1億円 (自動付帯)
海外・国内航空便遅延保険 なし 2万円~4万円
メンバーズセレクション なし 「プライオリティ・パス」、名医によるセカンドオピニオン、食の逸品プレゼントなどからひとつ無料でお届け
プラチナグルメクーポン なし 約100店舗の一流レストランで2名以上のコース料理を利用すると1名分が無料
ユニバーサル・エクスプレス・パス なし 1人につき1日1枚
>>「三井住友カード プラチナ」くわしくはこちら
>>「三井住友カード プラチナプリファード」申し込みはこちら

 

最短5分で即時発行も可能

プラチナプリファードはインビテーションは不要で、Webから申し込めます。下位のカードを利用してカード利用履歴を磨く必要も手間もいりません。

9:00~19:30までに申し込めば即時発行も可能です。ただし、即時発行できない場合もあるので余裕をもって申し込むとよさそうです。

※入会には、連絡が可能な電話番号が必要です。

>>「カード番号が即時発行とならない場合」詳しくはこちら

即時発行までの流れ

申し込み内容の入力支払い口座の設定→入会審査(5分~10分)電話認証→認証完了 カード会員向けサービス「Vpass」登録「Vpass」にてカード番号を表示ネットショップ、実店舗で買い物を開始!

物理カードは申し込みから最短翌営業日に発行されます。それまでの間も、Apple PayやGoogle Payにカード番号を登録し、スマホを使って実店舗で買い物ができます。

審査基準

HPには、「満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方」とありますが、発行時のリリースによると、学生不可と記載されているので学生はおそらくNGなのでしょう。

プロモーションをみると、積極的にキャッシュレスを使ってくれそうな若い人がターゲットに感じます。社会人になりたてでも安定収入がある人なら、過去に金融事故を起こしていない限り、通過する可能性は高そうです。

とはいえ、年会費は3万3000円と高額。それを毎年きちんと払える収入があることは大前提です。損益分岐点からみると、年間200万円の利用でカードのお得度は高まります。勝手な推測ではありますが、400万円から500万円ぐらいの年収が求められるかもしれません。

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>>「三井住友カード プラチナ」くわしくはこちら

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まとめ

ポイントが貯まりやすいカードです。ステータスカードはほしいけど実利的なカードがいいという人におすすめ。すでにプラチナカードを持っている人も、プラチナプリファードはオーソドックスなプラチナサービスを削ぎ落し、ポイントに特化しているカード。2枚持ちでもそれぞれの強みを生かしたプラチナライフがエンジョイできそうですね。

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