岩田昭男の上級カード道場〜ポイント経済圏、プレミアムカード、カード上級サイト〜

「ANA 一般カード」。維持コストを抑えてマイルでタダ飛び!

上級カード道場では、アフィリエイトプログラムを利用し広告収益を得て運営維持を行っています。よって記事中にPRリンクを含みます。 ただし、提携の有無が記事内容およびランキングに何ら影響を与えるものではありません。

公開日:2023年4月19日
これからマイルを貯めてみたいという方に最適なANAの一般カード。
ANAのカードのラインナップの中では、もっともベーシックで入会しやすいカードです。

カード入会時、または毎年の継続時に1000マイルが自動的に積算されるほか、ANAグループ便に搭乗時には通常より10%増しのマイルがもらえます。

普段飛行機は利用しないという人も、ショッピング利用でたまるポイントをマイルに移行できるため、お金をかけずに旅行が楽しめます。

国際ブランド別に「ANA VISA 一般カード」「ANA マスター一般カード」「ANA JCB一般カード」「ANAアメリカン・エキスプレス®・カード(一般)」あります。

どのようにマイルを貯めればいいか、貯めたマイルでどこに行けるかご紹介します!

 

【入会・継続マイル】毎年1000マイルをもらう

カードの入会時、毎年のカード継続時に1000マイルのボーナスマイルがもらえます。搭乗しなくてOK!ただし、本会員だけの特典なので家族会員はもらえません。

タダで飛行機に乗れる「特典航空券」は5000マイルから。1000マイルでは足りませんが、ANA SKY コインへに交換すれば、国内線航空券、国際線航空券の支払いに使えて、実質、値引きになりますよ(岩田)

【搭乗ボーナスマイル】フライトでマイルを貯める

ANAグループ便に搭乗するたびに、通常のフライトマイルに加え、10%分がボーナスマイルとして加算されます。

例えば、「東京-札幌」を往復(ビジネスきっぷ)で搭乗すると通常1020マイルが付与されますが、ANA 一般カードは10%のボーナスマイルが加算されるため1122マイルになります。

家族会員も本会員と同様にボーナスマイルがもらえるので、一緒に移動するとより貯まりやすくなります。

<マイル数比較 「マイレージクラブカード」VS「ANA 一般カード」>
積算マイル数(往復)※ビジネスきっぷ利用
マイレージクラブカード ANA VISA カード
 羽田-大阪(往復)  560マイル  616マイル
 羽田-札幌(往復) 1020マイル 1122マイル
 羽田-沖縄(往復) 1968マイル  2164マイル
本会員が家族会員と2名で「羽田-沖縄」を往復すると4328マイル。それに入会・継続の1000マイルを合わせれば、これだけで「東京-大阪」片道の特典航空券(1名分)がもらえますね!(岩田)

ビジネスきっぷ→ANAカード(クレジット機能付き)会員専用割引運賃。当日でも予約変更が可能。旅行にも利用できる。

【カード決済でマイル】ショッピングでマイルを貯める!

日常の様々なシーンでカードを使うと、利用金額に対し0.5%~1%ほどのマイルが貯まります。

ただし、マイルは直接積算されません。一旦クレジットカードのポイントが付与され、それをマイルに移行する必要があります。基本的な流れ、および交換レートは以下の通りです。

 

ANA VISA/マスターカード…200円→1P(Vポイント)→1マイル
ANA JCBカード…1000円→1P(Oki Dokiポイント)→5マイル
ANAアメリカン・エキスプレス・カード…100円→1P(メンバーシップ・リワード)→1マイル
※ANAの航空券購入時はアメックスのみ200円→1Pの加算あり

 

上記は基本のレートですが、「マイルプラス加盟店」、「有料のマイル移行コース」を利用するともっと効率的にマイルが貯まります。

お得に貯める (1)~マイルプラス加盟店

ANAカードマイルプラス加盟店では、クレジットカード会社のポイントとは別に、100円/200円=1マイルが加算されます。航空券の購入、タクシー、ホテルといった旅行関連サービスだけでなく、日常利用できる店舗も多くあるので活用するといいでしょう。

通常のポイントに加算されるマイル数
マツモトキヨシ 100円/200円ごとに1マイル
セブン‐イレブン 200円ごとに1マイル
セブンネットショッピング 100円ごとに1マイル
※ANAマイレージモール経由
ダイエーネットショッピング 100円ごとに1マイル
楽天市場 200円ごとに1マイル
※ANAマイレージモール経由
 スターバックス 200円ごとに1マイル(店舗)
100円ごとに 1マイル(オンライン入金)
ENEOS 100円ごとに1マイル
ヤマダデンキLABI 200円ごとに1マイル
オンラインショッピング
「ANAショッピング A-style」
100円ごとに1マイル
東急ホテルズ/ニューオータニホテルズ/リーガロイヤルホテルグループ/オークラ ホテルズ & リゾーツ ほか 1泊ごとに200~500マイル
ANA FESTA 100円/200円ごとに1マイル
 東京・日本交通/イースタンエアポートモータース ほか  200円ごとに1マイル
ANA 国内線、国際線航空券 100円ごとに1マイル
>>「ANAカードマイルプラス加盟店」

お得に貯める (2)~有料のマイル移行コース

クレジットカード決済で貯まったポイントは無料でマイルに移行できますが、有料のコースを選ぶと交換レートが変わり2倍のマイルが付与されます
※アメックスのマイル移行は有料のみ
ANA VISA/マスターカード(年会費:2200円/初年度無料) ANA JCBカード(年会費:2200円/初年度無料) ANAアメリカン・エキスプレス®・カード(年会費:7700円)
マイル積算率【無料コース選択】
0.5% 0.5%
※マイル移行は有料
マイル積算率【有料コース選択】
「2倍コース」(応募方式)
手数料:年間6600円
「マルチポイントコース10マイル」
手数料:年間5500円
「ポイント移行コース」
手数料:年間6600円
1% 1% 1%
少し面倒ではありますが、「ANA VISA/マスターカード」「ANA JCBカード」はマイル移行手数料を節約することができます。

「ANA VISA/マスターカード」「ANA JCBカード」のポイント有効期限は2年あります。ポイントが失効しそうなタイミングで「2倍コース」「10マイルコース」(応募方式)を選択して2倍のマイルをもらい、その翌年度に「通常コース(無料)」へ戻すと、手数料は2年に1度で済みます。コースの変更は

2倍コースを利用している期間(4月1日~翌年3月31日)は、何度でも優遇レートでマイルへ移行できます。

マイルの有効期限は3年なので、失効しないよう管理しましょう。


「ANAアメリカン・エキスプレス®・カード」の場合は、有料の「ポイント移行コース」への登録が必須になりますが、「ポイント移行コース」にすれば、通常3年間のポイントの有効期限が無期限になり、さらに好きなタイミングでマイルへの移行が可能。マイルの有効期限を気にすることなく特典航空券に交換できます。

特典航空券利用時のマイルの価値は2円以上。カードの利用金額が年間100万円以上なら、有料コースでも十分元は取れそうです。(岩田)

>>ANA VISA/マスターカード
>>ANA JCBカード
>>ANAアメリカン・エキスプレス・カード

【ANAカードファミリーマイル】家族で合算!

「行きたい先はあるのに、マイルが足りない!」という時に便利なのが「ANAカードファミリーマイル」です。

「ANAカードファミリーマイル」に家族を登録すれば、家族が貯めたマイルを合算して使うことができます。

自分ひとりのマイル数では希望する特典航空券がもらえないときも、家族の力を借りれば達成できるかもしれません。

なお、「ANAカードファミリーマイル」に登録できるのは、“ANAカード本会員およびその家族で生計を同一にし、同居する配偶者・同性パートナーおよび一親等以内の家族”。

18歳以上の方はカード会員または家族会員であることが条件です。

貯めたマイルでどこに行く?

国内線の特典航空券は、片道利用が可能。「東京-大阪」の片道なら5000マイルで交換できます。年1度もらえる1000マイルを合わせて、無料のマイル移行コースで年間80万円利用、有料の移行コースで年間40万円利用すれば5000マイルが達成できます。

ただし、国際線は往復の特典航空券にしか交換できないため、最低でも1万2000マイルが必要になります。こちらもカード決済だけで貯めるなら、年1回の1000マイルを合わせて、無料のマイル移行コースなら年間利用額220万円、有料のコースなら年間利用額110万円が目安となります。

ピーク時の特典航空券を予約したいなら、予約開始時刻にパソコンの前で待機するのがおすすめ。【国内線】夏ダイヤの搭乗分はまとめて1月下旬頃、冬ダイヤの搭乗分はまとめて8月下旬頃に開始されます。事前告知があります。【国際線】旅程の復路搭乗日の355日前(出発日含まず)午前9時(日本時間)から予約できます。

>>くわしい開始日時、利用方法はこちらから
「ANA国内線特典航空券」
「ANA国際線特典航空券」
「提携航空会社特典航空券」

<ANAの特典航空券 2023年 必要マイル数 エコノミー(往復) 抜粋>
 区間 マイル数
ローシーズン
(右記以外)
レギュラーシーズン
(1/13~3/31、7/1~7/20、8/28~11/30)
ハイシーズン
(1/1~1/3、4/27~5/14、7/21~8/27、12/18~12/31)
東京-大阪 1万 1万2000 1万5000
東京-札幌 1万2000 1万5000 1万8000
東京-沖縄 1万4000 1万8000 2万1000
日本-韓国1 1万2000 1万5000 1万8000
日本-ハワイ5 3万5000 4万 4万3000
日本-北米6 4万 5万 5万5000
日本-欧州 4万5000 5万5000 6万
国際線のビジネスクラスを利用したい場合は、1.7倍~2倍のマイル数が目安になります。

正確なマイル数の確認は>>こちら

>>ANA VISA/マスターカード
>>ANA JCBカード
>>ANAアメリカン・エキスプレス・カード

まとめ

陸マイラーでもマイルがたまりやすく、特典航空券が狙いやすいカードです。

それでも5000マイルに達しない場合は、キャンペーンを利用してみるのがおすすめです。

ねらい目は、毎月29日の「ANAの感謝の日」と毎週火曜日お昼の「今週のトクたびマイル」です。

毎月29日の「ANAの感謝の日」には、ANA SUPER VALUEセールや減額マイルキャンペーンなどのお得が飛び出します。過去には、片道3900マイルで特典航空券が獲得できたことも。毎月開催されますが、1日限りの企画なので見逃さないよう注意しましょう。

毎週火曜日のお昼に公開される「今週のトクたびマイル」では対象期間中、対象路線の中から通常のマイル数より少ないマイルでANA国内線特典航空券が手に入ります。4月は片道3000マイルで東京から札幌、鹿児島などに行けました。

ANAカードがあれば、スキマ時間を上手く使って少ないマイル数で日本各地を訪れることができるでしょう!


>>ANA VISA/マスターカード
>>ANA JCBカード
>>ANAアメリカン・エキスプレス・カード

※掲載内容等につきましては万全を期しておりますが、すべてを確約するものではありません。正確な情報はカード会社の公式サイトにてご確認ください

ローソン銀行新型ATMとポイントで生活が変わる
アップルペイのすべてがわかる
magmagawards2019専門情報2位

カード比較