銀座一 等地のプライベート空間!
「ダイナースクラブ 銀座ラウンジ
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華やかでハイカラ、人の心を魅了してやまない街といえばやはり銀座だろう。銀座という名は、江戸時代この地にあった銀貨鋳造所に由来しているらしい。立ち並ぶ高級宝飾店、高級ブティック……、銀の輝きは今もなおこの街を覆っているかのようだ。
銀座の真ん中に佇むプライベート空間「銀座ラウンジ」
銀座は、日本で一、二位を争うほど地価が高い場所としても有名だ。そんな銀座のど真ん中にそびえるアルマーニ / 銀座タワーの5階に、ダイナースクラブの「銀座ラウンジ」がある。
このタワーの5階に上ると会員専用の受付が設けられており、コンシェルジュたちが温かく迎えてくれる。受付を通ると、シックモダンなラウンジが広がり、そこに30ほどの席が設けられている。
ダイナースクラブプレミアムカード会員は、このプライベート空間を無料で利用することができる。しかもドリンクは無料、スイーツもついてくるといった“もてなし”が受けられる。都内一等地を我が物顔で利用できる気軽さは、まさに贅沢の極み。実利的にみても、仕事の合間に立ち寄ってデータの確認、資料の読み込み、と有効的に活用できる。さすがに上級カードの特典はスケールが大きい。
伝統的な顔を持つ銀座
銀座といえば“高級”なイメージが先行するが、伝統や文化が受け継がれている街でもある。江戸時代は、能役者たちの拝領屋敷や芝居小屋、画塾があり、芸能を継承する人たちや画家たちが集う場所でもあった。こういった人たちが集まり作り上げられた銀座の文化、食、街並みは、どれをとっても非常に奥深いもの。これら一つ一つをひも解けば、銀座の世界観がさらに身近に感じられるに違いない。想像しただけでもワクワクする。
銀座ラウンジのセミナーで、本格的に銀座デビュー!?
そんな気持ちを汲んでくれてか、ここ銀座ラウンジでは誰もが銀座を楽しめるよう数々のイベントが開催されている。ワイン・グルメ系セミナー、銀座ゆかりのカルチャー系セミナー、ラウンジコンサート、さらには金融セミナーまで。銀座の世界観を堪能しながら、“一流の教養”も身に付けることができる。
ラウンジに出入りする会員をみると、いかにも芸術や食に造詣の深そうな人が多く敷居の高さを感じずにはいられない。コンシェルジュに相談してみると、「最初の一歩がなかなか踏み出せない方もいますが、一度イベントに参加されるとその後何度も利用される方は多いですよ」。その言葉に押されさっそくイベントに参加することにした。
襟元を正して“イベントに参加”
今回私が参加を決めたイベントは3つ。
・ブルガリ フランチャコルタ セミナー
・歌舞伎役者の妻の話
・ラウンジコンサート
食文化、カルチャー、音楽と程よいバランスを心がけてみた。実際これらのイベントでどんなことが行われたのか、軽く触れてみたい。
■ブルガリ フランチャコルタ セミナー
このセミナーは、北イタリア産、高級スパークリングワイン「フランチャコルタ」を味わう会。まずはフランチャコルタの歴史や風土についてレクチャーが始まり、続いてブドウ畑やワイン造りの映像が映し出された。その後、3種類のワインをブルスケッタや鱈の塩漬けなどのフィンガーフードとともに味わった。日本で店売りされていないワインがあったり、数日前に入荷したばかりのワインがあったりと、希少性も話題性も十分だ。
これらを紹介してくれたのは、「ブルガリ イル・リストランテ」のシェフソムリエ。彼自身が北イタリア出身ということもあり、食前に発泡酒を楽しむフランチャコルタの人々の生活を生き生きと説明してくれた。平日の夕方に開催されたセミナーだが、予約はすぐに埋まったようだ。
■歌舞伎役者の妻の話
銀座と言えば歌舞伎ということで、今回のセミナーは歌舞伎役者をウラで支える妻の話がテーマ。お話しいただいたのは、四代目片岡亀蔵夫人。歌舞伎役者の妻として配慮すべき裏話などを披露してくれた。ハンカチ、ティッシュ、てぬぐい、扇子などの身の回りの小物の準備にはじまって、付き人に心付で払う新札とポチ袋の用意。また、いつあるか分からない弔いに備え、年代ごとにお金を包んでおくといったこともすべて妻が行っているのだそう。「とにかく旦那に恥をかかせては駄目」。役者を支える妻の立場をわきまえた力強い言葉が発せられた。
■ラウンジコンサート
こちらは少し趣向を変え、東京藝術大学生・大学院生による約1時間の弦楽四重奏。今後期待される新進の演奏家たちに活躍の場が提供されている。演奏曲目は愛の挨拶(E. エルガー)、バラード(F. マルタン)など全5曲を披露。演奏者を囲むよう用意された40席以上のイスはすべて埋め尽くされ、30代~70代までの幅広い世代の観客が美しい弦楽器の調べに酔いしれた。今後世界に向けて羽ばたく若い演奏家たちに、惜しみない拍手が送られた。
岩田流ラウンジの楽しみ方
銀座ラウンジにはいろんな楽しみ方がある。細部にわたって一流を感じさせるものが隠されている。たとえば、ラウンジを利用したときにフリードリンクとともに出されるスイーツ。以前私がいただいたのは「かぼちゃのサフラン」のチョコレートで、かぼちゃ味のあとにサフランの香りが口中に広がる、経験したことのないようなテイストだった。コンシェルジュに伺ってみると、これはブルガリ イル・チョコラートが銀座ラウンジだけに提供しているオリジナルらしい。こんなところにも、一流のこだわりを見つけることができる。ちなみに、チョコの代わりに資生堂パーラーのチーズケーキや銀座あけぼののおかき、トラヤの羊羹、ダロワイヨのマカロンを選ぶことも可能だ。
「銀座はやっぱり買い物!」という人のためのサービスもある。“銀ぶら”を楽しむには大きな荷物は邪魔になる。受付に手荷物を預けたり、荷物を送り届け(有料)てもらったりすれば、どれだけ買い物をしても身軽にそして優雅に銀座散策を楽しむことができるだろう。
一人で訪れる人のために、銀座ラウンジにはカウンターも用意されている。ラウンジ内にはコンセントが用意されているので、PCを持ち込めば仕事もはかどる。(最近は混み合う事が多いらしく、満席の場合は2時間の時間制限となっている)
それから、どこか気軽に食べられるランチを探そうと、ラウンジのコンシェルジュに相談したところ同じビルのアルマーニリストランテを紹介された。ラウンジのコンシェルジュ経由で予約をすると、10%の割引優待とワンドリンクサービスが受けられた。知らないお得な情報があり、少し得をしたような気分だった。
さて、いろんな楽しみ方を紹介したが、私が一番おすすめしたいのはイベントだ。ワインのセミナーに行ってからは、デパ地下を通るとフランチャコルタが気になるし、ブドウ畑の映像が目に浮かぶ。また、歌舞伎座の前を通ると、役者たちを必至で支える妻たちの姿が浮かんでしまう。イベントで得た知識がきっかけとなって、知らず知らずのうちに世界が広がっていくように感じる。そして、これこそが銀座ラウンジの素晴らしさだと思う。
※こちらは執筆当時のサービス内容です。現在と異なる場合があることをあらかじめご了承ください。なおカード券面につきましては2016年4月現在のものを使用しています。
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