航空アライアンスの利用で戦略的にマイルをためる
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●主要航空会社が加盟する航空アライアンス●
航空業界では、国際路線の自由化をきっかけとして国外の航空会社との提携が進み、現在、「スターアライアンス」「oneworld」「スカイチーム」といった、3つのグローバルアライアンスがあります。
最も古いのが、ルフトハンザ ドイツ航空とユナイテッド航空が中心となって結成された「スターアライアンス」(1997年)。その後ブリティッシュ・エアウェイズとアメリカン航空を中心とした「oneworld」(1999年)、デルタ航空やエールフランス航空が加盟する「スカイチーム」(2000年)が相次いで結成されました。
スターアライアンス | 1997年に発足。ANAが加盟している。加盟航空会社27、就航空港1321と世界最大規模を誇る。 |
oneworld | 1999年に発足。JALが加盟している。アメリカン航空、ブリティシュエアウェイズ、キャセイパシフィック航空、カンタス航空など各国を代表する航空会社が属している。 |
スカイチーム | 2000年に発足。日本の航空会社はないが、日本でもなじみの深いデルタ航空が加盟している。アジア太平洋地域に強い。 |
※コードシェア運航は、アライアンス加盟会社以外との提携もあります
●マイルとアライアンスの関係を把握しよう●
マイレージプログラムに加入すると場合、
①マイレージプログラム運営航空会社でのフライト
②同じアライアンス加盟会社でのフライト
③マイレージ提携会社でのフライト(マイレージプログラムごとに異なる)
のいずれかの利用でフライトマイルをためることができます。(例外あり)
具体的に日本人に人気のマイレージプログラムと航空アライアンスの関係をまとめてみると、このような関係になります。
フライトマイルの積算については、各航空会社が区間ごとに定めた飛行距離(マイル)にチケット種別ごとに設定された割合を乗じて算出されます。
フライトマイルの積算については、各航空会社が区間ごとに定めた飛行距離(マイル)にチケット種別ごとに設定された割合を乗じて算出されます。目安としては、
●ファーストクラス150%
●ビジネスクラス125%
●エコノミークラス(普通運賃)100%
●エコノミークラス(ペックス運賃)70%
●エコノミークラス(割引運賃)(包括旅行運賃)50%
※チケットによっては積算率が30%であったり、マイルがつかないものもあります。
中にはデルタ航空のように飛行距離でなく、購入した運賃でマイル数が積算されるものもあります。いずれにせよ高いクラスのチケットはマイルがたまりやすく設計されています。
マイルをためている人は、どのマイレージプログラムにするのかと同様に、航空アライアンスについての理解を深めるとマイルを取りこぼすことなく、しっかりためることができるでしょう。
さらにマイルをお得にためるには、マイレージプログラムと連携しているクレジットカード選びも重要。年会費とマイルのたまりやすさや付帯サービスを考えながら、自分の予算と利用頻度にあったカードを選んでみてはいかがでしょう。
JAL マイレージバンク |
ANA マイレージクラブ |
ユナイテッド航空 マイレージプラス |
デルタ航空 スカイマイル |
普通カード | 一般カード | ||
CLUB-Aゴールドカード | ANAワイドゴールドカード | MileagePlus JCBカード/JCBゴールドカード> |
|
JAL アメリカン・エキスプレス®・カード プラチナ | ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード | MileagePlus MUFGカード/ゴールドプレステージ®・カード |
デルタスカイマイル JCBカード/ゴールドカード |
ANAカードプレミアム | MileagePlus セゾンカード/ゴールドカード/プラチナカード |
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード/ゴールド・カード |
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