「日本経済新聞」の書評に紹介されました!
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「Suicaが世界を制覇する」アップルが日本の技術を選んだ理由
が、日本経済新聞(2017年6月3日(土))の書評欄で紹介されました。読みどころをコンパクトにまとめたよい文章だと思います。
その書評を一部抜粋して、紹介します。
「ペンギンマークの「Suoca(スイカ)」といえば誰もが知るJR東日本の電子マネーだ。その機能が米アップルの最新スマートフォンに搭載されたニュースは記憶に新しい。本書は日本でしか通用しない「ガラパゴス規格」の象徴ともいわれたスイカが国際標準に認められるまでの道のりを追った。
著者は金融分野に詳しい評論家で、スイカの普及に向け自ら業界のとりまとめ役を買って出た経験を持つ。関係者しか知り得ないようなアップルのとの詳細なやりとりが盛り込まれているのはそのためだ。
交通ICカードとして出発したスイカは、読み取り装置にかざすだけで迅速に決済ができる。JR東日本は電子マネーとしての普及を狙うが、そこに国際標準に基づく別の規格が立ちはだかる。
アップルが始めた電子マネーの「アップルペイ」もそうした国際規格がベースだ。ところが、日本で普及させるにはスイカの存在を無視できない。JR東も国際規格として認めてもらうように働きかけ、アップルとも水面下で交渉し、スイカとアップルペイとの協業が決まった。
本書にはアップル側の台所事情なども紹介されており、電子マネーの標準化を巡るノンフィクションとして興味深く読める。(朝日新書・720円)」
※「日本経済新聞」2017年6月3日より要約
■「Suicaが世界を制覇する」アップルが日本の技術を選んだ理由 (朝日新書)
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