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2016年10月に日本に上陸したApple Pay(アップルペイ)。そしてついに12月にはAndroid Pay(アンドロイドペイ)が日本でのサービスを開始し、スマホ決済がにわかに注目を集めています。そのどちらのサービスにも対応しているのが楽天です。このほかにも、楽天は「楽天Ｅｄｙ」「楽天ペイ」など、カードレスで決済できる便利なサービスを提供しています。

「スマホ決済に興味があるけどどれを利用すればいいかわからない」という人のために楽天のペイメントサービス、おすすめの4サービスをピックアップしてみます。

その1～Android Pay

2016年12月13日に開始された、Android対応 端末で利用できる決済サービスです。Android 対応のスマホをレジの読み取り機にかざして利用します。現在設定できる電子マネーカードは「楽天Edy」のみで、楽天の共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」も設定可能ですが、今後他の電子マネーにも順次対応していくようです。

Android Payには楽天ポイントカードも登録できるので、楽天スーパーポイントを使っての買い物も簡単です。ポイントを利用する時は、楽天ポイントカードのバーコードを表示させ、「1,000ポイント使います」とレジの人に伝えるだけです。

ただし、従来からあるおサイフケータイと比較すると利用できる機能は少し限定されています。たとえば、Android Payでは楽天EdyへのオートチャージやEdyギフトの受け取りができません。また、楽天Edyに残った金額を移動させることができないため、端末を変える時は使い切る必要があります。

		Android Pay	おサイフ ケータイ
ポイントをためる		〇	〇
ポイントを使う		〇	〇
チャージ	クレジットカード	〇	〇
	現金	〇	〇
	オートチャージ	×	〇
利用履歴の確認		〇	〇
Edyの受け取り (Edyギフト)		×	〇
機種変更時の残高移動		×	〇

とはいえ、Android Payには楽天Edyが新規設定できるといったメリットがあります。こういったことから、Android Payはこれから楽天Edyを使いたい人または、ライトユーザー向けのサービスといえるでしょう。

■Android Payで利用できる楽天のサービス
楽天Edy、楽天ポイントカード

■利用できる店舗
楽天Edy加盟店

「セブン‐イレブン」「ローソン」「ファミリーマート」「サークルKサンクス」「ミニストップ」「イトーヨーカドー」「ツルハドラッグ」「マツモトキヨシ」「アマゾン」「楽天市場」「TSUTAYA」「紀伊國屋書店」「ビックカメラ」「ヨドバシカメラ」「髙島屋」「ららぽーと」「マクドナルド」「ガスト」「PRONTO」ほか全国約47万ヵ所で利用可能

その2～Apple Pay

Apple Payは2016年10月にスタートした、iPhoneユーザー待望の決済サービスです。手持ちのiPhone7を使ってレジの読み取り機にかざして買い物ができます。また、Suicaを設定すれば交通機関の利用も可能になります。

楽天の場合、「楽天カード」「楽天PINKカード」「楽天ゴールドカード」「楽天プレミアムカード」といったカードが登録できます。Apple Payを使って楽天カードで決済する時には、QUICPayのインフラを使うため、QUICPayの加盟店での利用になります。

オンラインショッピングの利用やSuicaへチャージする時は、Mastercard、JCBブランドが必要のため、これからApple Payで楽天カードを利用するなら、Mastercard、JCBブランドの選択をおすすめします。

ちなみにApple Payは8枚までカードが登録できるため、スマホ一台で多くのクレジットカードを一元管理したい人に向いています。

■Apple Payを利用できる楽天のカード
楽天カード、楽天PINKカード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードなど









■利用できる店舗
QUICPay加盟店

「セブン‐イレブン」「ファミリーマート」「ローソン」「サークルK・サンクス」「イトーヨーカドー」「ビックカメラ」「イオングループ」「CoCo 壱番屋」「コメダ珈琲店」「すき家」「ロイヤルホスト」「東京無線タクシー」「国際自動車」「ユニバーサル･スタジオ･ジャパン®」ほか

その3～おサイフケータイ

フェリカが搭載されたスマホや、従来型の携帯で利用できるサービスです。楽天Edy、iD、QUICPay、モバイルSuica、nanaco、WAONといった電子マネーをレジにある読み取り機にかざして利用します。決済時にアプリを立ち上げる必要はないのでスピーディに決済できる便利さはありますが、事前にそれぞれのアプリをダウンロードしておく必要があります。

おサイフケータイでのメリットは、利用できるサービスが豊富な点です。楽天Edyの場合は、Android Payでは提供されていない「オートチャージ」や「Edyギフトの受け取り」、さらに「残高の移動」も行えるので、楽天Edyをよく利用する人にはおサイフケータイがおすすめです。

■おサイフケータイを利用できる楽天のカード
楽天Edy

■利用できる店舗
楽天Edy加盟店

「セブン‐イレブン」「ローソン」「ファミリーマート」「サークルKサンクス」「ミニストップ」「イトーヨーカドー」「ツルハドラッグ」「マツモトキヨシ」「アマゾン」「楽天市場」「TSUTAYA」「紀伊國屋書店」「ビックカメラ」「ヨドバシカメラ」「髙島屋」「ららぽーと」「マクドナルド」「ガスト」「PRONTO」ほか全国約47万ヵ所で利用可能

その4～楽天ペイ

スマホを利用して実店舗での決済が簡単にできる、楽天会員向けの決済サービスです。決済の方法はQRペイとセルフペイの2種類あります。QRペイは、楽天ペイ加盟店で提示されたQRコードを読み取ると自動的に利用代金が表示され、利用者はそれを確認して決済を確定させる支払い方式。セルフペイは利用者がスマホに利用代金を入力して決済する方法です。

利用できる加盟店は、ヘアサロン、ネイルサロン、エステ、居酒屋、レストランといったカテゴリーが多く、地域に密着した小規模な店舗が多いのが特徴。楽天ペイのメリットは、200円の決済ごとに楽天スーパーポイントが1ポイント、さらに楽天カードを設定しておけば100円ごとに1ポイントが付与されます。また、1月6日から1月31日までに楽天ペイで初めて決済された方には、300ポイントを付与するキャンペーンを実施しています（合計金額2,000円以上）。

■楽天ペイを利用できる楽天のカード
すべての楽天カード、およびその他のVisaとMastercardのクレジットカード

■利用できる店舗
楽天ペイの加盟店

「玉響」「鮨屋小野」「マ・シェリ　伏石店」「浅草スカイデンタルクリニック」「DoCompany」「THE OFFING」など。


いまのところ楽天グループがこうした先進的なペイメントサービスでは他をリードしているといえます。今後もますますこういった決済サービスは増えていくでしょう。自分の利用シーンにあったサービスを賢く選んで、便利でお得なカードレスの世界を体感してみてはいかがでしょう。


※事前に予告なく変更になる場合があります。くわしくは楽天カードのの公式サイトにてお確めください