店先で見かける“共通ポイント” そのため方は?
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顧客囲い込みのツールとして誕生したポイントプログラムの一部は、他業種との提携を繰り返し、“共通ポイント”へと進化を遂げています。 主なのが、カルチュア・コンビニエンス・クラブの「Tポイント」、三菱商事系の「Pontaポイント」、楽天の「楽天スーパーポイント」です。さらに、2015年12月にはドコモの「d ポイント」が共通ポイント事業への参入を表明しています。
●共通ポイントは、日常で簡単にたまる●
共通ポイントとは、今までグループ内でしかたまらなかったポイントを、業種の垣根を越えて多くのシーンで使えるようにした『汎用性の高いポイント』のこと。店先で配布されているポイントカードを提示(あるいはWeb上で入力)するだけでポイントをためることができます。「ポイント集めは面倒…」という人も、共通ポイントなら生活のあらゆるシーンで利用できるので、無理なくためることができるでしょう。
■各共通ポイントの提携先(2015年7月末現在)
Tポイント | Pontaポイント | 楽天 スーパーポイント |
|
コンビニ | ファミリーマート | ローソン | サークルK・サンクス |
デパート/スーパー | マルエツ | ライフ | 大丸・松坂屋 |
ファストフード | ドトールコーヒーショップ | ケンタッキーフライドチキン | ミスタードーナツ |
ガソリンスタンド | ENEOS | 昭和シェル石油 | 出光サービスステーション |
インターネット | Yahoo! JAPAN | リクルート ※リクルートポイントとの交換。ただし、2015年11月からPontaポイントに統一される。 |
楽天市場 |
通信 | ソフトバンク | (NTTドコモ) ※2015年12月から、ドコモが提供する「dポイント」との交換が予定されている |
楽天モバイル |
●独自ポイントとの交換も自由自在●
たまった共通ポイントは提携先でもすぐに使えて便利。独自ポイントとの交換も可能です。相互関係は少々複雑ですが、この流れをつかんでおけば自分が集めたいポイントに集約することもできます。
●電気の利用で共通ポイントがついてくる●
最近、いろんな店先で目に付く、共通ポイントのマーク。2015年の年末から新しいサービスも次々と予定されています。
2015年11月にはリクルートポイントがPontaポイントに統合されます。これ以降、リクルートのサービスを利用すれば、自動的にPontaポイントがたまります。
また、同年12月からはドコモポイントはdポイントと名称を改め、共通ポイントに参入します。その一つとして、Pontaポイントとの相互交換やローソンとの業務提携がすでに発表されています。
2016年に入ると、1月からは東京電力の電気料金に応じてTポイント、またはPontaポイントが利用者に与えられます。2月にはJR東日本が、共通ポイントを意識したJREポイントの導入を予定しています。
共通ポイントというサービスはこれからも進化を遂げていくでしょう。新しい共通ポイントの参入、共通ポイントを数多く扱う店の出現など、今後の動向は簡単に予測できそうにありません。しかし、利用者にとっては、多くの便利さを享受できるサービスです。自分の生活導線にあったポイントを選んで活用してみてはいかがでしょう?
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