dカード GOLDが1000万枚を突破。一般カード会員より多いゴールド会員[2024年3月期2Q]
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NTTは2023年度第2四半期の連結決算を11月7日に発表しました。NTTドコモが上場廃止となっているので親会社NTTの資料を基にdカード、d払いの取扱高や会員数、dポイントの動きを見ていきたいと思います。
トピックスとしてはdカード GOLDが2023年度1Qで1000万枚を突破し、2Qでも微増ながら契約数を伸ばしています。年会費1万1000円のゴールドカードが年会費永年無料の一般カードを上回るのはdカードならではの特徴。同業者であるauとも比べてみたのでそちらもご覧ください!
dカード、dカード GOLD、d払いの決済取扱高
最初はdカードとd払いの取扱高の推移です。下の棒グラフは灰色がdカードおよびdカードGOLDの取扱高、赤色がd払いです。前年同期に比べdカード等が17.9%、d払いが39.4%増加しています。特にd払いは著しく伸びています。
折れ線はdポイントが利用可能な店舗ですが、ここ最近スーパーはじめ、地方の中小規模の店舗などにも拡大中。前年同期の438万箇所から508万箇所に増え、+59.8%と急速に伸びています。
ただ、利用されたポイント数を見てみると前年とあまり変わっていません。発行数が分からないので何とも言えませんが、ポイントを失効してしまったのか、クリスマス、年始で大きく買い物をしようと貯めているのかもしれません。
dカード、dカードGOLD契約数、d払いユーザー数
ではdカードやd払いでどれぐらいの人がどれぐらい決済をしたのかを調べてみました。d払いのユーザーはクレジットカード会員の3倍ぐらいいるようです。それでも取扱高はクレジットカードの方が3倍以上あるので、カードは高額決済、d払いは少額決済とすみ分けされている様子がうかがえます。
上の図では少し分かりにくいのですが、dカードで特徴的なのがゴールドカードの会員数の多さ。ゴールドカードが占める割合の高さが目を引きます。下図のように同業他社のauと比較してみるとよく分かります。
dカードの場合、一般カードはややau PAY カードより少なめですが、ゴールドカードは圧倒的といった感じです。
※単位未満の位で四捨五入しているため、総数と内訳の合計が必ずしも一致しない場合があります。
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