信用格差(2)/岩田昭男~クレジットヒストリーは門外不出か?~
上級カード道場では、アフィリエイトプログラムを利用し広告収益を得て運営維持を行っています。よって記事中にPRリンクを含みます。 ただし、提携の有無が記事内容およびランキングに何ら影響を与えるものではありません。
■ご自分の信用情報が確認できる!?
クレジットカードの返済履歴(クレジットヒストリー)が個人の信用格付の基準になりつつあるといわれています。その履歴は個人信用情報センターに蓄積されており、それをセンターの会員である銀行、クレジット会社、消費者金融会社、携帯電話会社などは自由に閲覧できるのですが、申込者であり利用者である私たちも閲覧できることは意外に知られていません。自分の信用情報がどう登録されていて、支払い状況がどうなのか、クレ ジットカード系のシーアイシーで確認してみました。
■直接センター or 郵送でお取り寄せ
全国の主要都市にあるシーアイシーの相談コーナーに行くとクレジットカードの返済履歴を確認することができ、近くに相談コーナーがない場合は、郵送で取り寄せることも可能です。
その際は、信用情報開示申込書をウェブサイトからダウンロードしてプリントアウト。A4サイズの簡単な書式で、氏名・性別・住所・電話番号・生年月日・勤 務先・連絡先(携帯電話含む)を記入して、本人確認用の身分証明証のコピー、1000円分の定額小為替を同封し郵送します。なお、申込書には他の業態の情報を閲覧するかの設問がありますが、これには○印をつけておくとよいでしょう。
数日後にシーアイシーから配達記録郵便で「信用情報開示報告書」が届きます。1枚目はシーアイシーの業務についての説明、2枚目以降が信用情報に関するページです。基本的に手持ちのクレジットカードすべてのショッピング履歴が記載されており、他にも利用していれば、カードローンやキャッシング、消費者金融の返済履歴も入っています。
■基本情報や契約内容、支払いの状況などを知らせてくれる!■
ここでは基本的な「クレジット情報」の記述を紹介しましょう。「クレジット情報」には、以下の情報が記載されています。
あわせて読みたい
- マイナンバーカードは持つべきか?
- 信用格差(4)/岩田昭男~偏差値社会の到来か。クレジットスコアの功罪~
- 信用格差(3)/岩田昭男~クレジット情報はここをこう読め~
- 信用格差(1)/岩田昭男~カード履歴で就職が決まる米国
- 渡米が決まったら、クレジットカードはどうする!?
関連記事
●信用格差(1)~カード履歴で就職が決まる米国~
●信用格差(3)~クレジット情報はここをこう読め~
●信用格差(4)~偏差値社会の到来か。クレジットスコアの功罪~
●ケータイ料金延滞でブラックリストの訳
twitterで更新のお知らせをしています
新規の記事を更新時、Twitterでお届け。取材時のこぼれ話や日常生活のちょっとしたおトク情報などをもつぶやいております。この機会に岩田昭男をフォローしていただければと思います。