ダイナースクラブ、会員限定で「世界遺産 醍醐寺の観桜会」を開催!
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ダイナースクラブカードを発行する三井住友トラストクラブ株式会社が、春のイベントとして毎年開催しているのが、京都の世界遺産「醍醐寺」を貸し切って行われる観桜会。今春は2022年3月26日夜と27日朝の2日間にわたり行われ、ダイナースクラブ会員約200名が参加した。
イベントの由来と目的 ~醍醐寺とダイナースクラブが取り組む文化財修復プロジェクト~
本イベントは2014年から醍醐寺と三井住友トラストクラブが取り組んでいる「文化財修復プロジェクト」の一環として行われている。「文化財修復プロジェクト」とは、醍醐寺の伝統文化、文化財などの保全を目的として、ダイナースクラブ会員に寄付を募る取り組みで、2022年度からは新たに堂本印象(どうもといんしょう)の襖絵を修復対象文化財として取り組んでいる(※寄付をした会員には醍醐寺から御礼品が贈られる)。また、毎年の観桜会イベントで参加者から集めた参加料の一部も、同プロジェクトに寄付される。夜の観桜会の見どころ
① 霊宝館庭園のしだれ桜のライトアップ醍醐寺は平安時代から「花の醍醐」と呼ばれるほどの桜の名所で、しだれ桜、ソメイヨシノ、山桜、八重桜など、約700本に及ぶ桜が咲き誇る。中でも霊宝館庭園の奥にある大しだれ桜は有名で、樹齢190年余にもなる大木。霊宝館にはこのほかにも40本以上の桜がある。
今回の夜の観桜会はあいにくの空模様だったが、雨にも負けずに立派に咲き誇る桜はまさに圧巻。ライトアップされた桜を見た参加者からは感嘆の声があがり、皆様こぞって撮影をしていた。
② 霊宝館で祈りの奉納(僧侶による特別法話および声明)
今回のイベントでは、醍醐寺の執行・総務部長である仲田順英(なかだじゅんえい)師による特別法話と、僧侶による声明が霊宝館で行われた。疫病退散や平和への願いが唱えられるとともに、現代社会の中での私たち日本人の心の在り方などが説かれ、参加者の皆様は真剣に耳を傾けていた。
③ 三宝院のライトアップ貸切拝観
醍醐寺の本坊的な存在である三宝院(さんぼういん)でも、敷地内の桜および庭園がライトアップされ、美しい光景が広がった。また、複数の重要文化財と国宝で構成される殿舎内では、僧侶による解説も行われた。
朝の観桜会の見どころ
① 柴燈護摩法要朝の澄んだ空気の中で催されたのは、「柴燈護摩法要」という野外で行われる特別な法要。檀木や桧葉などを積み上げた壇に点火し、無病息災などを祈祷する儀式で、燃え上がる炎は数メートルにも及ぶ。儀式の後半では、参加者はあらかじめ願い事を書いておいた護摩木を自ら炎の中に投入し、祈りを捧げる。
終了後、参加者からは「このような儀式を体験したのは初めてで感動した」「迫力が素晴らしかった」などの声が多くあがっていた。
② 朝の陽光に照らされた桜を愉しむ ~伽藍、霊宝館、三宝院を貸切拝観~
朝の観桜会では、霊宝館と三宝院に加えて、伽藍とよばれるエリアの貸切拝観も行われた。伽藍内には京都府下最古の木造建造物である国宝の五重塔や、同じく国宝の金堂があり、多くの参加者が桜と建造物との美しいコントラストを写真に収めていた。三宝院の桜や庭園も陽の光を浴びて輝き、夜のライトアップとはまた違った魅力を見せていた。
③ 雨月茶屋「恩賜館」での朝粥膳(一汁一菜)
雨月茶屋の敷地内にある「恩賜館」は京都御所から移築した由緒ある建物をそのまま利用。参加者の皆様はこの特別な空間で朝粥を楽しんだ。
④ 特別御朱印
イベントに参加した方には、本イベント限定の御朱印が提供された※。迫力の書にダイナースクラブの印があしらわれている。(※非売品。イベント参加者を対象に事前申し込み制で提供。)
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