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2020年8月18日 O2O/スマホ

デジタルガレージグループ、「統一型QRコード決済 『クラウドペイ』」がLINE Payに接続開始

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デジタルガレージを中心とするDGグループは8月12日、国内唯一の「統一型QRコード決済『クラウドペイ』」において、LINE Payが提供する「LINE Pay」に、2020年8月末より接続を開始すると発表した。

●店頭設置用 QRコードスタンド、決済シーンのイメージ

「クラウドペイ」はこれまで、国内決済サービスのd払い、海外決済サービスのAlipay、AlipayHK、Kakaopayへの接続を完了している。また、メルペイ、au PAY、海外決済サービスのWeChatPayへの接続に向け準備中だという。

そもそも、「クラウドペイ」は、1つのQRコードを店頭に設置するだけで、複数のQR・バーコード決済サービスを導入することができるサービスだ。

店頭のQRコードを読み取り決済するMPM方式(QRコード決済における決済方式の一種で、利用者のモバイル端末で店舗のQRコードを読み取る方式を指す)を採用しており、加盟店はPOS端末など新たな機器の導入や既存システムの改修等に伴う導入負荷やコストが発生することなく、国内外の複数のQRコード決済サービスの一括導入が可能となるという。

運用時も加盟店専用アプリで各種決済手段の取引業務を一括管理できるため、運用業務や経理業務の省人化につながるなどメリットが多く、さらに支払いの際にどのQRコードを読み込むのか消費者を迷わせることもないとしている

今回、登録ユーザーが3,880万人(2020年6月末時点)を超える、国内決済サービス「LINE Pay」の利用に対応することで消費者の決済利便性を高め、加盟店の販売機会向上、消費の拡大にも貢献するという。

DGグループでは「クラウドペイ」をはじめとして、POSシステムからモバイルPOS、マルチ決済端末まで、さまざまな規模や業態の加盟店に応じた対面決済ソリューションの提供を通じて、政府が推し進めるキャッシュレス化を支援し、加盟店と消費者の双方にとってスピーディーで簡単、便利な決済体験を提供していく。

また、DGグループは今後も決済・マーケティング・投資の3領域を主要ドメインとして事業展開するグループシナジーを活かし、リアル小売り向けOMOマーケティングなどフィンテックとデジタルマーケティングの統合戦略を推進していく。

ちなみに「LINE Pay」は、「LINE」を通じてユーザー間での送金や、提携サービス・店舗での決済を簡単・便利に行うことができるモバイル送金・決済サービスである。

「LINE」のモバイルペイメントプラットフォームとして、お金の流通で生じる時間や手間、手数料など様々な摩擦をゼロにし、人とお金・サービスの距離を近づけていく。

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