岩田昭男の上級カード道場〜ポイント経済圏、プレミアムカード、カード上級サイト〜

2020年7月3日 プラチナカード

【コロナ危機を乗り越える⑧】カードを持つだけでモバイル端末の補償が受けられる!

上級カード道場では、アフィリエイトプログラムを利用し広告収益を得て運営維持を行っています。よって記事中にPRリンクを含みます。 ただし、提携の有無が記事内容およびランキングに何ら影響を与えるものではありません。

2020年5月1日より、「ミライノ デビット PLATINUM」「ミライノ カード PLATINUM」にモバイル端末の保険が自動付帯されるようになりました。業界初(※)の試みです。

新型コロナウイルスの影響を受け、自宅でデジタル機器をフル稼働させている人も多いと思いますが、これがあれば、スマホをうっかり水没させてしまっても、ノートパソコンを落としてしまってもお金の心配なく修理に出すことができ、安心してリモートワークが行えそうです。

※1住信SBIネット銀行調べ(2020年4月14日)

使える保険!「モバイル端末の保険」

では、モバイル端末の保険について少し詳しく探ってみます。

対象となる通信端末機器は家族所有もOK
まず、支払いの対象となる機器は、スマートフォン、タブレット端末、デスクトップパソコン、ノートパソコン、スマートウオッチ、モバイルゲーム機、モバイル音楽プレイヤー。Wi-Fi接続できる通信端末機器が対象です。※ACアダプター、バッテリーなどの付属品・消耗品は対象外


製品は新品だけでなく、メーカー発売日から5年以内の中古製品も対象。たとえ5年を経過した製品であっても、保険開始日(カードに入会した日)の1年以内に購入したことが証明できれば保険の対象になります。

さらに、保険の対象者は、カード本会員をはじめ、カード本会員の配偶者、カード本会員またはカード本会員の配偶者と生計を共にする同居の親族も含まれます。たとえば子どもが自分のスマホを破損させたしまった場合も保険適用となるので、家族全員でメリットが共有できます。

保険の対象となる機器は、意外に多くあるのではないでしょうか。

偶然な事故による損害を補償
では、どういった場合に補償されるのでしょう。

保険金が支払われるのは、偶然な事故による「破損」「損壊」「水濡れ」「水没」「盗難(国内)」で生じた損害。よくある例としては、スマホを落として画面が割れた、スマホをうっかり水没させて故障した、ノートパソコンを運んでいる最中に落下させて起動しなくなったなど。こういったケースは補償の対象です。

ただし、自然消耗や経年劣化、いわゆる製品の“寿命”による変色、腐食などは“偶然な事故”でないため補償されません。

保険金額は最大5万円
保険金額は故障(破損)した製品の修理が可能か、不能かで異なります。修理可能な場合は最大5万円、修理不能な場合は最大1万2500円が支払われます。自己負担額はありません。保険金の支払回数は年間1回、1端末機器です。

ちなみにAppleの公式サイトによると、画面の修理費用はiPhone 8が1万6400円、iPhone Xが3万400円、iPhone 11が2万1800円とあるので、この金額で十分カバーできそうですね。

保険内容のまとめ
モバイル端末の保険が付帯されているカード ●ミライノ デビット PLATINUM(Mastercard)
ミライノ カード PLATINUM(JCB)
保険開始日 対象カードの入会日。
2020年5月1日より以前の入会者は、2020年5月1日
対象機器 カード会員および同居家族が所有する
スマートフォン、タブレット端末、デスクトップパソコン、ノートパソコン、スマートウォッチ、モバイルゲーム機、モバイル音楽プレイヤー
補償される損害 偶然な事故による「破損」「損壊」「水濡れ」「水没」「故障」「国内での盗難」で生じた損害
保険金額 修理可能な場合、最大5万円/年1回
修理不能な場合、最大1万2500円/年1回
こんな時期だからこそ、万が一のときにお金の心配もなく速やかに修理に出せる安心は代えがたいもの。カードに付帯されている保険とはいえ、大切なデジタル機器をしっかりと守ってくれそうですね。

自動付帯される「ミライノ デビット PLATINUM」「ミライノ カード PLATINUM」の特徴

次にモバイル端末の保険が付帯されるカードの特徴を見ていきます。対象となるのは「ミライノ デビット PLATINUM(Mastercard)」(年会費1万1000円/税込)と「ミライノ カード PLATINUM(JCB)」(年会費2万7500円/税込)の二つのプラチナカードです。

プラチナなのに審査は不要!「ミライノ デビット PLATINUM」
「ミライノ デビット PLATINUM」は、現金感覚で使えるデビットカードでありながらプラチナ特典を提供する数少ないカードです。しかもプラチナなのに審査はありません。

ミライノ デビット PLATINUM (年会費1万1000円/税込)


>>「ミライノ デビット PLATINUM」

ATMで現金が引き出せるほか、Mastercardマークのショップでカードを使って買い物ができ、カード利用に応じて1%の還元があります。たとえば5万円買い物するとスマプロポイント500Pがもらえ、現金500円がキャッシュバックまたはJALのマイル200マイルに交換できます。


また、プラチナの特典として世界に1,000以上ある空港ラウンジが利用できる「ラウンジ・キー」、2名以上で所定のコースを利用すると1名分が無料になる「ダイニング by 招待日和」、世界約100ヵ国にあるWi-Fiネットワークサービスが無料利用できる「Boingo Wi-Fi」が利用できます。

ただしミライノ デビット PLATINUMを手に入れるには、住信SBIネット銀行の口座が必要です。まず口座開設手続きと同時にミライノ デビットの会員になったうえで、PLATINUMにアップグレードしましょう。すでにミライノ デビット を持っているは、ブランド・グレードの切替手続きを行えば利用できます。

還元率1.2%、現金キャッシュバックも可能!「ミライノ カード PLATINUM」
「ミライノ カード PLATINUM」は「プラチナ・コンシェルジュデスク」「プライオリティ・パス」「JCBプレミアムステイプラン」が利用できるクレジットカードです。

ミライノ カード PLATINUM (年会費2万7500円/税込)


>>【申し込み】「ミライノ カード」
>>【申し込み】「ミライノカード GOLD」
>>「ミライノ カード PLATINUM」
※「モバイル端末の保険」が自動付帯されているのは「ミライノ カード PLATINUM」です

還元率は1.2%。住信SBIネット銀行に口座がない方も利用できますが、口座を開設すれば、クレカ利用で貯まるミライノポイントを下の赤枠のような手順で現金キャッシュバックでき、より使いやすくなるでしょう。

「ミライノ デビット PLATINUM」「ミライノ カード PLATINUM」はどう違う?

この2種類のカード、それぞれどういった方にふさわしいのか比較してみます。

プラチナ特典を気軽に体験してみたいという人は、「ミライノ デビット PLATINUM」が入会しやすくてよさそうです。デビットカードなので口座残高の範囲でしか利用できず、使い過ぎの心配はありません。また審査がないのでハードルは低く、一般的なプラチナカードに比べ年会費も1万1000円とかなりリーズナブルに設定されています。ただし、決済は住信SBIネット銀行の口座を利用するので、住信SBIネット銀行の口座開設が必要になります。

少し面倒に感じられますが、口座を開設すればミライノ デビット PLATINUM、ミライノ カード PLATINUMの保有者は、他行への振込手数料が少なくとも月3回無料(最大で月15回無料)になるメリットがあります。一般的にインターネットバンキングを使っても他行あて振込手数料は200円~400円ほどかかるもの。家族への仕送りや授業料の振り込みがよりお得になるでしょう。

一方の「ミライノ カード PLATINUM」はどうでしょう。こちらはミライノ デビット PLATINUMに比べて年会費は1万6500円高くなりますが、大きな魅力はコンシェルジュデスクが利用できることです。コンシェルジュデスクに頼めば、旅行やレストランの予約、お世話になっている人への贈り物の手配などを秘書のように行ってくれます。その分、自分の時間を有効に使うことができるでしょう。ポイント還元率も0.2%高く設定されています。年間300万円の利用で6,000円の差になります。

もう少し細かい点に目を向けてみると海外ラウンジを無料で利用できる回数も異なります。ミライノ デビット PLATINUMは年3回ですが、ミライノ カード PLATINUMは回数制限はなく無料です。仕事やプライベートで頻繁に海外に行くという方にはミライノ カード PLATINUMが便利かもしれませんね。

ただしミライノ カード PLATINUMには所定の審査があるので通過しなければ入手できません。

ご自身の利用シーンを考え検討してみてはいかがでしょう。
ミライノ デビット PLATINUM ミライノ カード PLATINUM
年会費 1万1000円(税込) 2万7500円(税込)
申込み対象者 ミライノ デビット利用者 20歳以上(学生不可)
年収700万円以上
ポイント還元率 1% 1.2%
海外ラウンジ ラウンジ・キー
※年3回利用無料
プライオリティ・パス(プレステージ)
※回数制限なく利用無料
ダイニング ダイニング by 招待日和 ダイニング30
コンシェルジュデスク ×
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン™ JCB LOUNGE利用 ×

twitterで更新のお知らせをしています

新規の記事を更新時、Twitterでお届け。取材時のこぼれ話や日常生活のちょっとしたおトク情報などをもつぶやいております。この機会に岩田昭男をフォローしていただければと思います。

ローソン銀行新型ATMとポイントで生活が変わる
アップルペイのすべてがわかる
magmagawards2019専門情報2位

カード比較