凸版印刷、国内初のカラークレジットカードを開発、Yahoo!JAPAN カードが採用
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凸版印刷はこのたび、国内で初めて、カードの基材となるプラスチックをカラー化することで、カード側面までカラフルな高意匠クレジットカード「カラーコアカード」を開発したと発表した。2018年11月より本格的な提供を開始するとしている。
「カラーコアカード」のサンプル
©Toppan Printing Co., Ltd.
この製品は、基材となるプラスチックを直接着色することで、側面も含め一体感のあるカラー化を実現するクレジットカード。カードの表面と側面で一体感をもたせた表現ができ、デザインの可能性が広がるという。また、同製品は販売開始に先立ち、ヤフーの子会社であるワイジェイカードが発行する「Yahoo! JAPANカード」で採用、2018年11月より提供が開始される予定。
製品の特長は3つ。まず、1つは多様なカラーバリエーション。基本カラーとして赤、青、ピンク、緑、金、銀の6色をラインアップ。さらにブランドカラーなど要望に応じた指定色への対応も可能だという。2つ目は高いデザイン性だ。カード表面や裏面、側面を同じ色で統一することで一体感のある高いデザイン性を実現できるという。そして最後は、クレジットカード向け仕様に準拠していること。磁気カードおよび接触型ICカード（キャッシュカードは除く）に対応し、JIS規格に準拠している。従来のクレジットカードと同様、券面を印刷した後工程でのエンボスや箔押しなどの加工も可能だという。
価格は、従来の白いプラスチック基材のカードと比較して、約1割増しになるという(10万枚発注の場合。価格は仕様や数量により異なる)。
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