SBPS、ソフトバンク・NTTドコモ・auの利用者向けに携帯電話番号と氏名だけで支払い可能な「支払代行サービス」を開始
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ソフトバンク・ペイメント・サービス(以下SBPS)は8月1日、ソフトバンク、NTTドコモ、auが提供するサービス(以下通信各社が提供するサービス)の利用者に対して、携帯電話番号と氏名だけで、企業から支払い(チャージ)ができる新しい決済サービス「支払代行サービス」を2017年8月2日より提供開始すると発表した。通信各社が提供するサービスの利用者への支払い(チャージ)に対応した決済サービスの提供は決済業界初となる。
企業から個人への支払いは金融機関口座への振り込みが一般的で、近年ネットオークションやオンライン上のフリーマーケットの販売代金、クラウドソーシングの報酬など、企業から個人への支払いに多様なニーズが生まれており、夜間、休日など時間を問わず、かつ安価に支払いが可能な方法が求められていた。
このたび、提供を開始する「支払代行サービス」を導入した企業は、支払い先の金融機関口座番号を保持する必要がなく、24時間365日いつでも支払い指示を行えるため、顧客管理や支払い業務などの煩雑な事務手続きを簡略化することが可能となるという。
ソフトバンク利用者は「ソフトバンクカード」、NTTドコモ利用者は「ドコモ口座」、au利用者は「au WALLET プリペイドカード」への契約が必要となる。
なお、事業者は通信各社が提供するサービスの利用者への支払い(チャージ)に加え、金融機関口座への支払いもあわせて導入することができる。
「支払代行サービス」のリリースにあわせ、「ハードオフグループ」が展開する宅配買い取りに、同ービスが導入される。2017年8月2日から、全国297店舗の直営店(「ハードオフ」「オフハウス」「ホビーオフ」「ガレージオフ」の直営店店舗)が受ける宅配買い取りサービスの支払い手段に追加される。これにより、商品の査定後速やかに、買い取り代金の支払いができるため、支払い手続きの簡略化と利便性の向上が可能になるとしている。
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