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2017年3月20日 アップルペイ

宮崎県消費生活センターでの講演。アップルのアクセシビリティに注目だ

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2016年1月11日に宮崎県消費生活センターで、「クレジットカードや電子マネーの注意点」という講演をしました。

キャッシュレス化が進み、多様なカードがでてきていますが、今後はその特徴を知って上手に使いましょうという内容でした。会場は中高年の男女約100名が集まり盛況でした。私は、クレジットカード、電子マネー、デビットカード等を紹介し、そのメリット、デメリットについて話しましたが、話題になっているApple Payについては60歳以上の人には難しいだろうと思い、敢えて5分ぐらいの解説に留めました。

そして、いよいよ終わりと言う時になり、質問を受け付けたところ、5~6人が手をあげて、皆がApple Payの話を聞きたいと言うのでびっくりしました(アクティブシニアは好奇心旺盛です)。Apple Payの人気の高さと関心の強さを改めて実感した次第ですが、ちょうどドコモやトヨタファイナンスがApple Payのコマーシャルを全国放送していたので、その影響だったかもしれません。

そして、最後に1人の上品なご婦人が立って質問をしました。目の不自由な婦人でした。「スマホで買い物ができるのは嬉しいですが、サインはどうするのですか、サインを書くときは、さらに大変になるのではないでしょうか」と心配していました。

これに対して私は、「Apple Payはサインがいらないのが特徴です。Touch IDをダブルクリックするだけで本人確認ができるので楽ですよ」と答えました。アップルはこうしたサービスには指紋認証などを使って十分に気をつけているのです。

それを聞くと、婦人は「安心しました」と言って微笑みました。しかし、目の不自由な人にとっては、サインがいらないといってもTouchIDボタンを探すのも楽ではないと思いました。それだけではありません。決済が終わったらどうやって知るのかとか、決済を中断するとどうなるのかなど問題はたくさんあるように思えました。

こうした課題を解決しなければ障害のある人にとっては十分な決済手段にはならないでしょう。アップルにはまだまだやること がいっぱいあると感じた次第です。

講演から帰って、すぐに宮崎の様子をブログ「上級カード道場」にアップしました。その中に、障害のある人の質問も書いたところ、アップルから、連絡があり、障害のある方に対する取り組みについての情報が送られてきました。それによると、アップルという会社は、創業以来、ハンディキャップを持つ人々をサポートすることを事業の一つに掲げているようです。それをアクセシビリティと呼び、様々な分野でアクションを起こしています。

例えば、全盲の新聞記者がApple Watchを持つことで、ボイスオーバーと言う読み上げ機能を使って、Apple Watchを操作したり、趣味の水泳では、Apple Watchが時間を教えてくれるのでプールの監視員に時間を聞かなくてもよくなって喜んだといったエピソードが報告されています。

こうした活用事例が下のURLに動画でまとめられていますので、ぜひご覧ください。

アップル アクセシビリティ
アップル アクセシビリティ Apple Watch

今後こうした動きが日本でも一般化すれば、宮崎のご婦人の悩みも少しは軽減されるでしょう。私たちもいろいろなアイデアを出して応援していきましょう。

スイカについても目の不自由な方が苦労されている話を聞いたことがあります。改札を通る時に、どこにタッチしていいか分からず立ち往生している光景をみたことがあります。

しかし、この問題もスイカカード単体では難しいでしょうが、Apple Payとして、iPhoneに入ることで、ボイスオーバー機能と位置情報サービスを上手に組み合わせれば、解決するかもしれません。その意味でも、スマホは非常に強いサポートツールとなるでしょう。


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