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2016年10月26日 O2O/スマホ

Apple Payがやってきた「ビューカードの使い方」

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iPhone 7とApple Watch Series 2上のApple Payで、ビューカードが使えるようになった。

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Apple Payとは、アップルがiPhoneやiPad向けに提供している電子ウォレット(財布)のこと。ネットでの決済以外に、店頭のリーダーライターにかざすことでショッピングの代金を支払うことができる。iPhone 6などでも、App Storeでの有料アプリやコンテンツ、Webサービスの支払いに利用できるが、iPhone 7、Apple Watch Series 2であれば、リアル店舗でのショッピングや電車に乗ることができるので話題となっているのだ。
ただし、Apple Payで手持ちのビューカードを使う際には少々注意が必要だ。というのも、ビューカードにはクレジットカード機能とSuica機能がついているが、Apple Payに登録できるのはビューカードのクレジットカード機能のみで一緒についているSuica機能を取り込むことはできないからだ(間違えてビューカードのSuicaを取り込もうと苦戦している人があるが、それは無理です)。
ビューカードを持っている人がApple PayでSuicaを使うには、別途Suicaカードを用意してApple Payに登録するか、あるいはSuicaアプリを利用してSuicaを生成することになる。(ちなみに、ソフトウェアはiOS10.1以降にアップデートすることを忘れずに。バージョンアップしないとSuicaもクレジットカードも取り込めない)。

全体の手順としては、まず①Suicaカードの取り込みをして、次に②ビューカード(クレジット機能)の取り込みをするという二段階。

1.Suicaの登録方法
まず、持っているSuicaカードをApple Payに入れるには、iPhone 7上のWalletをタップする。クレジットカードとSuicaのどちらを登録するかの選択画面が出るので、Suicaを選択。そして、Suicaカードの上に重ねるとSuicaカードの情報をiPhoneが自動的に吸い上げてくれる。あとは、裏のカード番号の下4ケタと記名式のものなら生年月日を入力すればOK。吸い上げられたSuicaカードは二度と使うことができなくなるので廃棄となる。
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★これでiPhone7でSuicaが使用可能となったので、電車に乗ったり、買い物ができるようになる。

2.ビューカードの登録方法
では、ビューカードをApple Payに登録する方法を紹介しよう。まず、iPhone上でWalletをタップする。次にクレジットカードとSuicaのどちらを登録するかの選択画面が出るので、クレジットカードを選択し、ビューカードをスキャンする。クレジットカード番号などが画面に浮かび上がってくるので、カード番号、名前、有効期限を確認して次のステップに行く(有効期限や名前が浮かんでこない場合は手動で入力)。本人確認のページとなり、SMSやビューカードのサポートセンターへの電話番号が出てくる。ここでSMSを選択すると、連絡先を登録しているケータイに8桁の確認コードが送られてくるので、それを入力することで本人確認は完了する。
これでiPhone7でビューカードが使えるようになる。ちなみに、Suicaカードとは異なり、残されたビューカード自体はそのまま利用が可能だ。

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★いつでもその場でSuicaにチャージができ、ポイントは通常1,000円で2Pのところ、3倍の6P(15円相当)が貯まる。

Suicaにオートチャージができるのはビューカードのみ

Apple PayのSuicaにチャージする方法は2つ。1つは、同じApple Payに登録したクレジットカードから設定することでチャージが可能となる。対象となるクレジットカードは、ビューカード、三井住友カード、ジェーシービーなど。ただ、Suicaにオートチャージができるのはビューカードのみだ。

Suicaアプリを使えばSuicaを生成できる

SuicaをApple Payで使う場合、持っているSuicaカードを登録することで利用できる。また、APP StoreやJR東日本のホームページからSuicaアプリをダウンロードすれば、iPhone 7上でSuicaを生成することが可能だ。これにより、近くにJR東日本の窓口がなくても、全国どこからでも簡単にSuicaを入手できる。Suicaアプリには、SuicaをApple Payで使う際に必要なサービスが搭載されているのでダウンロードは必須だ。SuicaアプリではSuicaの生成や、オートチャージが利用できるほか、Walletでのチャージに対応していないVISAブランドのカードの場合もチャージを行なえる。


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