Visa payWaveが起こす決済革命/岩田昭男
上級カード道場では、アフィリエイトプログラムを利用し広告収益を得て運営維持を行っています。よって記事中にPRリンクを含みます。 ただし、提携の有無が記事内容およびランキングに何ら影響を与えるものではありません。
■Visa payWave搭載カードが日本で初めて登場
2013年5月16日、オリエントコーポレーションがVisaの提供する非接触型決済ソリューションpayWaveを搭載したクレジットカード「OricoCard Visa payWave」を発行。
これまで難しいといわれたクレジット決済でも、スイカのように、カードをかざすだけで利用できるようになりました。これによって決済時間が大幅に短縮され、さらに高い安全性を実現できるようになりました。
■世界は一つ。海外旅行先でもらくらく決済
日本は非接触ICでは先進国ですが、現在普及しているSuicaや楽天Edyはフェリカを搭載しており、国内で使えても海外での汎用性はありませんでした。その点、Visa payWaveは国際標準に準拠したNFC規格を採用しているため、アメリカ、カナダ、シンガポール、韓国、香港、台湾、オーストラリア、フランス、イギリスなど世界41カ国(2013年1月現在)で使えるという利点があり、海外旅行に持って行っても安心して使えます。また、海外からのツーリストやビジネスパーソンにとっても、このタイプのカードを持っていれば、そのまま日本で使うことができるので、支払方法で迷うことなく、食事や買い物をより気軽に楽しむことができます。
■将来はスマートフォンにも搭載
さらに、今後は、Visa payWaveをスマートフォンに搭載することが予定されており、スマホをかざすだけで、カードレスでクレジット決済が可能になります。しかも、かざすだけで決済が可能で手軽に扱えますから、高額商品の購入だけでなく、コンビニやスーパーなどの小額決済でも積極的に使えるようになります。Visa payWaveは新しい決済技術ではありますが、すでに非接触型ICカードの利用に慣れている日本人の利用者には馴染みやすいものでもあります。普及が進めば、あらゆる支払いで、このVisa payWaveが活躍するようになるでしょう。
また、クレジットカードだけでなくデビット、プリペイドカードでも搭載可能ですから、自分の懐具合に合わせて、支払方法を選ぶこともできます。その意味でも、このVisa payWaveは、O2O時代でのメインカードとして、大いに期待されると考えられます。
●OricoCard Visa payWave 詳細データ
twitterで更新のお知らせをしています
新規の記事を更新時、Twitterでお届け。取材時のこぼれ話や日常生活のちょっとしたおトク情報などをもつぶやいております。この機会に岩田昭男をフォローしていただければと思います。