インフレ時こそポイント還元!家計をサポートする年会費無料の「クレジットカード」
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消費者物価上昇率は、今年10月に3.6%の上昇を記録し、40年ぶりの伸び率となりました。身近なモノやサービスがじわじわ上昇を続ける中、少しでも家計に役立つことをしたいと感じる人は少なくないでしょう。
今回は生活に直結する食費、日用品費、光熱費などに強いクレジットカードを紹介したいと思います。「家計サポート」のコツも必読です!
ポイント重ね取りで高還元「楽天カード」
まずは、カードで決済すると100円で1ポイントの楽天ポイントがつき、1円相当として使える楽天カード。年会費は永年無料です。「家計サポート」のコツは「楽天ペイ」「楽天ポイントカード」との連携や併用。ポイントの重ね取りができ、1.5%~2%のポイントがつきます。
■「楽天カード」のポイント還元
通常 | 楽天ペイの利用* | ポイントカードの提示 |
1%還元 | 1.5%還元 | 0.5%~1% |
100円=1P | <内訳> 楽天カードからチャージ200円=1P チャージ残高の支払い100円=1P |
100円~200円=1P |
┃食料品・日用品の買い物
楽天ポイントカード加盟店である「西友」「東急ストア」「業務用食品スーパー」「にしてつストア」などのスーパーマーケットで楽天カード払いすると、クレカの決済ポイント1%とポイントカード提示0.5%で、合計1.5%のポイント還元が得られます。
「ツルハドラッグ」「サンドラッグ」「ダイコクドラッグ」などのドラッグストアでも同様に重ね取りが可能。1.5%のポイントがもらえます。
楽天ペイ場合も1.5%の還元がありますが、楽天カードで楽天キャッシュにチャージし、その残高で支払うという条件つき。とはいえ、事前に楽天ペイの「支払い元」を楽天キャッシュにさえしておけば、カードチャージ&残高払いの流れでスムーズに支払えます。
楽天ペイは、スーパーマーケットなら「イズミヤ」「イトーヨーカドー」「オオゼキ」「オーケー」「西友」、ドラッグストアは「ウエルシア」「サンドラッグ」「ツルハドラッグ」「マツモトキヨシ」などで利用でき1.5%の還元が得られます。
中でも「西友」「サンドラッグ」「ツルハドラッグ」は、楽天ポイントカードの加盟店でもあるため0.5%の加算があり、合計で2%の還元が得られてお得です。
>>くわしくはこちら
「楽天ポイントカード」が使える店
「楽天ペイ」が使える店
┃光熱費・税金の支払い
光熱費の支払いは500円ごとに1ポイントがつき、還元率は0.2%に低下。また、税金については住民税、自動車税・軽自動車税、固定資産税、都市計画税などがカード払いできますが、こちらも還元率は0.2%に減少します。
特に税金のクレジットカード払いは、決済手数料がかかる分負担が大きくなります。目安として、税額に対し0.8%~1.6%ぐらい。これではカードの還元率を上回ってしまうので、分割払いを利用したい、楽天ポイントを得たいなど、還元率を上回るメリットがあるかどうか検討してから利用するといいでしょう。
※地方税に関しては自治体ごとに決済手数料が異なります
■ 岩田氏コメント
楽天はネットスーパーに力を入れており、スーパーマーケットとの連携が加速しています。楽天ポイントカードや楽天ペイが使える店舗は豊富にあるので、生活費削減に効果的だと思います。
●カード詳細はこちら
>>楽天カード
>>「楽天カード」申し込み
タッチ決済でポイントアップ!「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital」
通常1000円について1ポイントの永久不滅ポイントが貯まるカード。年会費は初年度無料。翌年度以降1100円かかりますが、前年に1円以上でもカード利用すれば無料になります。
「家計サポート」のコツは「Apple Pay」「Google Pay」を使ってQUICPay(クイックペイ)加盟店で決済すること。最大2%*相当の永久不滅ポイントが貯まります。
*利用金額が年間合計30万円(税込)に達する引落月までが対象
「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード DIGITAL」のポイント還元率
通常 | QUICPayの利用 |
0.5%還元 1000円=1P |
2%還元 1000円=4P |
全国188万ヵ所以上あるQUICPayの加盟店。
スーパーマーケットなら「アピタ」「イオングループ*」「イトーヨーカドー*」「オーケー」「オオゼキ」「ダイエー」など、ドラッグストアなら「ウエルシア薬局」「サンドラッグ」「スギ薬局」「ツルハドラッグ」「マツモトキヨシ」などで利用でき、「Apple Pay」「Google Pay」で2%が還元されます。(*一部未対応の店舗あり)
この利用特典は、年間合計30万円に達する引落月までが対象で、それ以降は通常の0.5%に戻ってしまいますが、30万円分の利用で6000円相当分が還元されるので積極的に利用したいものです。
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QUICPayが使える店
┃光熱費・税金の支払い
公共料金の支払いもポイントがつきます。ただし、QUICPayの利用特典は使えないため1000円=1P(還元率0.5%)になります。
税金は、固定資産税、自動車税・軽自動車税、一部の国税でクレジットカードが利用でき、1000円=1P(還元率0.5%)です。前述の通り0.8%~1.6%ぐらいの決済手数料がかかってしまうのでポイント還元を上回る可能性があります。もし利用する場合は、事前に手数料をきちんと調べて検討するといいでしょう。
■ 岩田氏コメント
こうした利用還元は短期間で終了することがよくあります。ただ、セゾンは、セゾンパールAMEXのQUICPay利用還元サービスを恒常的なサービスとして提供する(2022年10月)と発表しているのでしばらくは安泰そうですね。
●カード申し込みはこちら
>>セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードDIGITAL
常時、還元率が1.2%の超高還元率「リクルートカード」
年会費が永年無料のカード。カード利用に応じて1.2%のポイント還元があり、リクルートポイントがもらえます。さらに高還元を目指すなら、一押しはリクルートカードからチャージした楽天Edyを使った決済です。ポイントは2種類になりますが1.7%の還元が得られます。
リクルートポイントは主に「じゃらん」「ホットペッパー」などリクルートのサービスに使えますが、「家計サポート」のコツは、dポイントやPontaポイントへの等価交換。こうすると実店舗で使え、より日常でのお得が実感できます。
┃食料品・日用品の買い物
特定のスーパーマーケットやドラッグストアでポイントアップはありませんが、どこで使っても確実に1.2%還元が貯まるので、店を選ばず自由に買い物が楽しめます。
また、前述のとおり、リクルートカードは電子マネーへのチャージでもポイントが貯まります。たとえば、リクルートカード(Visa)からチャージした楽天Edyで買い物をすると、チャージによるポイント1.2%(リクルートポイント)と楽天Edy利用分の0.5%ポイント(楽天ポイント)で合計1.7%のポイント還元を得ることができます。まお、ポイント加算は月間利用金額は3万円までが上限です。
国際ブランドによって還元率は異なるので注意しましょう。
●Mastercard/ Visa→「楽天Edy」「モバイルSuica」「SMART ICOCA」へのチャージで1.2%
●JCB→「モバイルSuica」へのチャージで0.75%
┃光熱費・税金の支払い
公共料金、税金の支払いでも1.2%のポイントが貯まります。
税金も1.2%が還元されますが、0.8%~1.6%ぐらいの決済手数料がかかります。税額や自治体によっては手数料は異なるため、事前にきちんと確認して検討しましょう。
以前はリクルートカードでチャージしたnanacoを使って店頭で税金払いというルートがありましたが、現在nanacoへのチャージサービスは新規登録ができなくなっています。(既に登録している人しかこのルートは使えません)
■ 岩田氏コメント
税金のクレジット払いの場合、決済手数料が還元を上回ることが多くありますが、リクルートカードなら還元率が1.2%あるので、税額によってはお得になる可能性もあります。国や自治体の決済手数料を調べてみる価値はありそうですね。
●カード詳細はこちら
>>リクルートカード
エポスゴールドカード
還元率は通常0.5%。エポスカードを使いこむとインビテーションがもらえ、年会費は永年無料で使い続けられるゴールドカードです。なお、エポスゴールドカードの下位カード、「エポスカード」を使って公共料金など毎月の支払いを行うとインビテーションがもらいやすくなります!
>>エポスカードを持っていない方はこちら
家計サポートのコツは「選べるポイントアップショップ」の利用です。対象となる店舗から、3つの店舗を選ぶと還元率が1.5%~2%にアップします。
「エポスゴールドカード」のポイント還元率
通常 | マルイのネット通販 マルイ・モディ |
選べるポイントアップショップ |
0.5%還元 200円=1P |
1%還元 200円=2P |
1.5%~2%還元 200円=3P(マルイ、モディは4P) |
「選べるポイントアップショップ」の対象店舗は、「イオン」「イトーヨーカドー」といった大手スーパー、「ウエルシア」「スギ薬局」「マツモトキヨシ」などのドラッグストアほか、「電力会社」「ガス会社」「水道局」など日常のくらしに直結するサービスが多くあります。この中から、3つの店舗またはサービスを選ぶと1.5%の還元が受けられます。
┃税金の支払い
税金ももちろんカード払いできます。ただ「選べるポイントアップショップ」の対象でないため、還元率は通常の0.5%止まり。おそらくポイント還元より決済手数料の方が高くなるでしょう。ただ、エポスゴールドカードの場合、利用金額に応じて年間ボーナスが付与されるので、状況によってはお得になることもあるかもしれません。
■ 岩田氏コメント
公共料金の支払いで還元率が低下するというカードはありますが、逆にポイントアップするカードは珍しい。光熱費がかさんでしまうという人は、公共料金を中心に選ぶと確実に生活費が節約できそうですね。
●カード詳細はこちら
>>エポスカード
>>「エポスカード」申し込み
>>エポスゴールドカード
※これらはすべて執筆時の情報に基づいて作成しております。できる限り万全期すよう努めていますが、正確性、適切性、完全性を保証するものではありません。利用する前にはかならず公式サイトにてお確かめください。