「JAL」VS「ANA」“新・マイル勢力図”
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飛行機利用者にとって、マイルをいかにためるかは最大の関心事ではないでしょうか?2012年から2013年にかけて、資本提携、業務提携が相次いで行われ、マイルを取り巻く環境にもいろんな変化が生じています。
●JALとアマゾンが業務提携を開始!●
まずは、2013年3月に発表されたJALとアマゾンの業務提携です。4月頭には、各国に先駆け中国地区においてJALのマイルをAmazonギフト券へ交換できるようになりました。さらに4月末には、日本、米国、イギリス、フランス、ドイツの5つの国でも、Amazonギフト券を申込みと同時に受け取れるサービスが開始されました。また、5月からは、JMBモールを経由し「Amazon.co.jp」や「Javari.jp」で買い物をすると、購入金額200円につき1マイルを付与するサービスも始まりました。これまで、アマゾンで買物をして“直接”マイルをためる方法はなかったので、この業務提携を機に画期的なサービスが生まれたと言えるでしょう。
アマゾンは、2012年の日本国内での売上高が78億ドル。商品検索のしやすさ、豊富な品揃え、送料無料などで人気を集め、日本国内ネット通販首位の座に君臨している企業です。アマゾンとの提携でJALカードの価値が高まるとともに、さらなる新しいサービスへの期待も膨らみます。
●「Yahoo!ポイント」が「Tポイント」に一本化●
もう一つの変化は、ヤフー株式会社とカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の資本・業務提携です。これにより2013年7月1日より「Yahoo!ポイント」は「Tポイント」へ統合されました。「Yahoo! JAPAN」のサイトで目にする「Tポイント」のロゴで、ポイントの一本化に気づいた人も多いでしょう。今後Yahoo!ショッピングをはじめとするヤフーのサービスを利用すると、「Tポイント」が付与されることになります。「Tポイント」は、ANAのマイルと相互交換も行っているため、単に「Yahoo!ポイント」が「Tポイント」に移行するだけではなく、ANAマイラーの利便性も格段高まったと言えます。
JALとアマゾン、ヤフーとCCCとの業務提携をきっかけに、ポイント/マイル相互交換図はがらりと変化しました。ANA陣営は提携先を増やしANAマイル積算の機会を増やす一方、JAL陣営はネット通販日本一で、世界的広がりのある企業と結びつき、今までにない新しいサービスを打ち出しています。
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●ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード 詳細データ
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