一般カード 高還元率カード「dカード」なら、ケータイ補償やボーナスパケットなどの独自サービスも!
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最終更新日:2022年8月5日
公開日:2016年11月29日
公開日:2016年11月29日
クレジットカード、電子マネー、ポイントカードが1枚に収められたカードです。通常でも1.0%のdポイントがたまる高還元率カードですが、マツモトキヨシで4%、スターバックス カードでへのチャージで4.0%、高島屋で3.0%のポイントが獲得できるなど、お得が用意されています。
ここがポイント
1 ポイントアップの機会が多く、還元率1%以上が狙える2 ポイントの使い道が豊富
3 最大1万円のケータイ補償
4 ahamoでボーナスパケット+1GB/月がもらえる
5 年会費は永年無料
1 ポイントアップの機会が多く、還元率1%以上が狙える
カードで決済すると、通常100円ごとに1Pのdポイントが付与されます。1P=1円相当で、還元率は1%。通常利用でも十分な高還元が得られますが、「dカード特約店」「dポイント加盟店」では0.5%~6%のポイント加算があります。
●「dカード特約店」と「dポイント加盟店」の違い
この二つの異なっている点は、参加している店舗(重複している店舗もある)とポイント付与の条件です。
参加している店舗について、dカード特約店は「ENEOS」、「JAL」、「高島屋」、「紀伊國屋」、「スターバックス カード」と少なめですが、一方、dポイント加盟店はコンビニ(セブン‐イレブン除く)、スーパー、ドラッグストア、家電量販店、百貨店、など多くの店舗で利用できます。詳細は以下のリンクからどうぞ。
>>dカード特約店
>>dポイント加盟店(たまる・つかえるお店)
次のポイント付与の条件については、「dカード特約店」はdカードで支払えばポイントが加算されます。一方「dポイント加盟店」(ポイントがたまる・つかえるお店)はdポイントカードの提示だけで加算されます。決済方法は問いません。
dカードだけでなく、dポイントカードを併用すればより多くのポイントが貯まります。
dカードの場合、ポイントカード機能も備わっているため、どの店舗でもポイント加算のチャンスを見逃すことはありません。
では、実際にdカードで決済した場合、どれぐらいポイントが獲得できるかシミュレーションしてみます。
店舗名 | dカード特約店 | dポイント加盟店 | 合計ポイント 決済ポイント(+1%)含む |
JAL | +1% | +1% | 3% |
ENEOS | +0.5% | +0.5% | 2% |
髙島屋 | +0.5% | +1% | 2.5% |
マツモトキヨシ | +2% | +1% | 4% |
スターバックス カード | +3% | 4% | |
ローソン | 【0:00~15:59】+0.5% 【16:00~23:59】+1% |
1.5%~2% | |
ファミリーマート | +0.5% | 1.5% | |
マクドナルド | +0.5% | 1.5% |
●dカード+d払いで0.5%アップ
カード決済アプリ「d払い」にdカードを紐づけると、0.5%が加算され合計で1.5%のポイントが付与されます。主なコンビニ、スーパー、ドラッグストア、家電量販店、百貨店など、多くd払い加盟店でスマホを使ってコード決済ができます。
>>d払い加盟店
●ポイントが貯まらない利用先
残念ながら、ごくわずかですが、カードで決済しても、ポイントが貯まらないケースもあります。
たとえば、ドコモの携帯電話利用料金(電話料金合算払いを含む)、ドコモ光利用料金、ドコモの端末故障修理代金はポイントが付与されません。
ただし、「ドコモのギガプラン」「はじめてスマホプラン」「U15はじめてスマホプラン」「ケータイプラン」を契約し、利用料金の支払い方法をdカード(定期クレジット)にすれば月187円の支払割が受けられます。←ahamoは対象外
電子マネーへのチャージもポイント対象外です。楽天Edy、nanaco、モバイルSuica、モバイルPASMO、SMART ICOCA、WAON、TOYOTA Wallet、ANA Pay、dカード プリペイドにチャージしても、dポイントはつきません。
ポイントを稼ぎたいなら、楽天Edyは楽天カードにするなど、組み合わせを変えるといいでしょう。
2 ポイントの使い道が豊富
dポイントは使い道の多さが魅力です!
dポイント加盟店ではポイント(1P=1円)を使って買い物ができます。レジでdカードを提示し、使いたいポイント数を告げると支払いに充当することができます。とても簡単です。
スマホを使ったコード決済「d払い」も同様です。アプリ上でポイント利用を「ON」し、ポイント数を指定すればポイントが使えます。
最近では国内にとどまらず、ハワイ、グアムなど海外でもポイントが貯まったり、使えたりする店が増えています。いつでも取り出せるよう、d払いをインストールしておくと便利です。
このほか、JALのマイル(2P→1マイル)や「iDキャッシュバック」への交換ができるほか、100ポイント集めて実際に株を買うこともできます(口座開設が必要)。
dポイントの有効期限は、獲得した月から起算して48か月後の月末までです。ただし、キャンペーンなどで付与される期間・用途限定のdポイントは、数か月程度と期間が短めなので失効しないよう注意しましょう。
3 最大1万円のケータイ補償
ケータイ補償がついています。
購入から1年以内に携帯電話が紛失・盗難または修理不能となってしまい、同種類の携帯電話をdカードで購入した場合に適用される補償で、限度額は最大1万円です。
本会員だけでなく家族会員も利用できます。ahamoの契約者も対象です。
4 ahamoでボーナスパケット+1GB/月がもらえる
ahamo契約者が、利用料金の支払方法をdカードに設定すると、利用可能データ量が月+1GB増量される特典もあります。
家族会員もOK。ahamoの携帯電話番号をdカードの利用携帯電話番号として登録していれば適用されます。
5 年会費は永年無料
年会費は永年無料です。家族カードは2枚まで無料です。家族会員は、満18歳以上の配偶者、子ども(高校生除く)、両親が対象です。家族会員になると、本会員と同様の付帯サービスが使えます。
また、それぞれが貯めたポイントや利用明細は本会員分とまとめられるため、管理がしやすくなります。
dカードの付帯サービス
あんしんして買い物ができる補償、旅行で役立つ付帯保険などが利用できます。dカードで購入した品物が、万一盗難、破損などの損害を受けた場合、購入日から起算して90日間まで年間最高100万円の補償が受けられます。自己負担金は1事故あたり3000円です。
通常dカードは旅行保険を付帯していませんが、29歳以下限定であれば、海外旅行保険は最高2000万円(利用付帯)。さらに、20万円までの携行品損害がついています。また、国内旅行保険は最高1000万円(利用付帯)。29歳以下の家族会員にも適用されます。
dカードかdカード GOLDか迷ったら?
dカードとdカード GOLDで迷う人もいると思います。これらのカードはどういった点が異なるのか、下の表にまとめてみました。dカード | dカード GOLD | |
年会費 本会員/家族カード |
永年無料/ 永年無料(2枚まで) |
1万1000円/ 1枚目:無料 2枚目以降:1枚1100円(3枚まで) |
通常還元率 | 1% | |
ドコモのケータイ料金 ポイント付与率 |
なし | 10% ※ahamo利用料金も対象(上限300P/月) |
旅行保険 | ●29歳以下 海外旅行保険:最大2000万円(利用付帯) 国内旅行保険:最大1000万円(利用付帯) ●30歳以上 なし |
●年齢問わず 海外旅行保険:最大1億円(自動付帯5000万円/利用付帯5000万円) 国内旅行保険:最大5000万円(利用付帯) |
年間利用額特典 | なし | 前年の年間利用額累計 100万円以上……1万1000円相当 200万円以上……2万2,000円相当 の選べる特典を進呈 |
dカード ケータイ補償 | 購入から1年以内 最大1万円分 |
購入から3年以内 最大10万円分 |
<ahamo>dカードボーナスパケット特典 | +1GB/月 | +5GB/月 |
>>dカード GOLD
家族でカード利用すれば年間利用額は高くなり、特典が獲得できる可能性は高まるでしょう。
一方、カードを使うのは自分だけ、何よりもコストを重視したいという人は、年会費が永年無料のdカードがいいでしょう。
dカードでの決済方法は3つ
dカードには、①クレジット機能、②ポイントカード機能、③iD機能が付いています。①クレジット機能は、VisaまたはMastercard加盟店での決済に使えます。利用金額に応じて1%のポイントが付きます。
②ポイントカードは、dポイント加盟店で提示すると0.5%~1%のポイントが付きます。貯めたポイントは支払い時に使うことができます。
③電子マネー「iD」はコンビニ、スーパー、レストラン、タクシーなど、iD加盟店でタッチ決済ができます。iD利用でポイントは付きませんが、実質クレジットカードを利用することとなるため1%の決済ポイントが付きます。
このほか、Apple PayやGoogle Payにカード情報を登録すれば、iDの加盟店でスマホを使ってタッチ決済ができます。アプリ利用による利用ポイントはありませんが、1%の決済ポイントが付きます。
dカードをd払いに紐づけて利用すれば、d払いの利用ポイント0.5%とクレカ決済ポイント1%合わせて1.5%のポイントが付きます。
どんな支払い方法を利用しても、利用金額やポイントは本会員のアカウントに集約されます。
審査は通りやすい
ドコモは、自社ユーザーのためにこうしたカードを発行しているはず。多くの人に幅広く使ってほしいと考えているでしょう。ただし対象は、高校生を除く、満18歳以上の人。私見ではありますが、この条件を満たしていれば、過去に金融事故や支払いの遅延がない限り、通過しやすいと思います。
まとめ
特にドコモユーザーは、持っておいて損のないカードです。年会費を節約したいのであれば、dカードがおすすめ。家族で使うならdカード GOLDを検討してみてはいかがでしょう。ドコモユーザーでなくてもつくれるカードですが、やはりユーザは有利です。
ちなみに、dカードの契約数を調べたところ、dカードは1567万件、dカードGOLDが889万件(※)。両方合わせると、ざっくりと5人に1人が持っている計算になります。dカードはゴールドカードの約1.8倍いるようなので、エントリーカードとして最適なのかもしれません。
※NTTドコモ決算資料(2021年度)より