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2022年5月18日 プラチナカード

Mastercard Titanium Card- ラグジュアリーカード チタンカード。年会費5万円台で「ラグジュアリーカードの世界へようこそ!」

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最終更新日:2022年5月18日
(公開日:2018年5月10日)

 

「Mastercard Titanium Card」(以下、LCチタンカード)は4種類あるラグジュアリーカードの中で、最も年会費が安く親しみやすいカード。それにもかかわらず、ラグジュアリーカードの基本サービスがしっかり提供されているので、「ラグジュアリーカードを使ってみたいけど、年会費が高い」という人におすすめです。

個人用カード以外に、法人口座決済用カードもあり、法人代表者、個人事業主の方も申し込めます!


申し込み

目次

「ゴールドカード」「ブラックカード」、他の券種とどう違う?

【ポイント1】ブラッシュド加工ステンレスの金属製カード

【ポイント2】日常シーンでお得を実感
●業界高水準!ポイント還元率1%
●映画を見ると次回分がタダに!
●国立美術館の作品展がいつでも無料
●ホテルズドットコムで最大9%優待
●所定コースが2名以上で1名分無料
●GILTのショッピング優待
●LCオーナーズコミュニティの優待サービス

【ポイント3】ワンランク上のサービスを体験
●高級ホテルでの優遇サービス
●海外空港ラウンジが使いたい放題「プライオリティ・パス」
●困った時の「コンシェルジュ デスク」

法人決済用クレジットカードもおすすめ
●法人税のカード払いでポイント還元
●事前入金で高額決済が可能

LCチタンカードのメリット&デメリット

審査の難易度は

まとめ

カードスペック

「ゴールドカード」「ブラックカード」、他の券種とどう違う?

ラグジュアリーカードのカードはグレード順に4種類発行されています。
【完全招待制】Mastercard Black Diamond(ブラックダイヤモンド)
【申込制】Mastercard Gold Card(ゴールドカード)
【申込制】Mastercard Black Card(ブラックカード)
【申込制】Mastercard Titanium Card(チタンカード)

最高峰のブラックダイヤモンドは、年会費が66万円(別途、入会金110万円)の招待制。残るゴールドカード、ブラックカード、チタンカードはすべて申し込みが可能です。では、どんな点が異なるのか比較してみます。
ゴールドカード
(年会費:本会員22万円/追加会員5万5000円)
ブラックカード
(年会費:11万円/追加会員2万7500円)
チタンカード
(年会費:5万5000円/追加会員1万6500円)
キャッシュバック還元率 1.5% 1.25%  1%
マイレージ移行レート
(1万円利用ごと)
90マイル 75マイル 60マイル
LCオーナーズコミュニティ内での商品紹介 法人決済用カード会員は可
※購入は可能
不可
※購入は可能
不可
※購入は可能
ラグジュアリーリムジン 往路、復路いずれか片道 往路の片道送迎 なし
ストリーマーコーヒーのエスプレッソ無料 毎日 月1回 なし
全国映画館映画鑑賞券をプレゼント 月3枚まで 月2枚まで 月1枚まで
国立美術館
①所蔵作品展
②企画展
①②可 ①可
②金曜日のみ可
①可
②不可
ソーシャルアワー
(テイスティングイベント)
×
交通事故傷害保険&個人賠償責任保険  あり なし なし
グレードが高くなるにしたがってサービスが手厚くなります。

LCチタンカードでラグジュアリーカードカードの基本サービスはしっかり堪能できますが、残念なのは、「ザ・ペニンシュラ東京」「フォーシーズンズホテル東京 丸の内」などの高級ホテルで定期的に行われている、会員限定のワインのテイスティングイベント(ソーシャルアワー)への参加はできません。

では、LCチタンカードのサービスをもう少し詳しくみていきましょう。

【ポイント1】ブラッシュド加工ステンレスの金属製カード

表面はブラッシュド加工したステンレス、裏面はカーボン素材を採用したマットな仕上がりの金属製のカードです。爪で軽くはじくと「カラン」と上質な音を奏でます。重さ21gのカードは、ずっしりとした重みがあり、今までのカードにはない高級感が味わえます。

LCチタンカードと同じ年会費の「JCBザ・クラス」、「三井住友カード プラチナ」はプラスチック製です。このグレードで金属製カードは希少といえます。

金属製カードは廃棄が大変!と思うかもしれませんが、ラグジュアリーカードが回収してくれるので安心です。

【ポイント2】日常シーンでお得を実感

次はサービス、特典についてです。まずは、日常シーンで得られるベネフィットを紹介します。

業界高水準!ポイント還元率1%
LCチタンカードで決済すると、月間利用金額合計200円につき2Pが付与されます。ApplePayやQUICPayなどのモバイル決済、モバイルSuicaへのチャージでも同様に付与されるので、紐づけておくといいでしょう。


ポイントの価値は1P=1円相当なので、還元率は1%です(キャッシュバック時)。

ワイン好きの人は、上質なワイン通販で人気「フィラディス」の買い物クーポンへの交換もおすすめです。1ポイントの価値が最大2.2円に高められ、還元率が2.2%になります。

一般的にプレミアムカードのポイント還元率は0.3%~0.5%ぐらい。ラグジュアリーカードの還元率は群を抜いているといえるでしょう。(ゴールドカード1.5%、ブラックカード1.25%、チタンカード1%)
年会費 還元率
(キャッシュバック時)
プラチナ・カード(アメックス) 14万3000円 0.5%
メンバーシップ・リワード・プラスに登録
ダイナースクラブ プレミアムカード 14万3000円 0.3%
三井住友カード プラチナ 5万5000円 0.5%
JCBプラチナ 2万7500円 0.3%
マイルへの移行もできます。ANA、JAL、ハワイアン航空、ユナイテッド航空のマイレージに「1ポイント→0.6マイル」で移行できます。登録費・移行手数料は一切かかりません。

映画を見ると次回分がタダに!
全国のTOHOシネマズ、イオンシネマ、またはユナイテッド・シネマで映画のチケットを購⼊すると、映画1回分がタダで見られる「映画GIFT」(=プリペイドコード)がもらえます。事前に「全国映画館優待」へのエントリーが必要です。

映画GIFTコードは、映画チケットを1回購入するごとに1つ発番され、以下のようにメールで送られてきます。


LCチタンカード会員は映画チケットを購入すると、毎月最大1つの映画GIFTコードがもらえます。

■映画GIFT プリペイドコード数

・Gold Card:毎月最大3つ
・Black Card: 毎月最大2つ
・Titanium Card:毎月最大1つ

映画GIFTコードを入手したら、次回、映画を観に行きたいときに、コードを入力すると映画チケット(1回分)が無料でもらえます。ただし、もらえるのは当日券のみです。

以前は枚数制限はあったものの、条件なしに無料チケットがもらえたので、それに比べるとお得感は薄れましたが、イオンシネマ、ユナイテッド・シネマでも使えるようになった点は改良されたようです。

劇場に足を運ぶと気分も盛り上がります!



国立美術館の作品展がいつでも無料

国⽴美術館の所蔵作品展を同伴者1名とともに無料で鑑賞できます。美術館の受付でラグジュアリーカードを提示すると、チケットがもらえます。所蔵作品展といっても定期的に作品が入れ替わるので、その都度楽しめます。


≪対象施設≫
所蔵作品展:東京国⽴近代美術館・京都国⽴近代美術館・国⽴⻄洋美術館・国⽴国際美術館・国⽴映画アーカイブの7階展⽰室

ホテルズドットコムで最大9%優待

世界最大級のオンライン宿泊施設予約サイトHotels.comの利用時には、最低価格から、さらに最大9%割引となる優待が受けられます。ラグジュアリーカード会員専用予約ページから予約可能です。

所定コースが2名以上で1名分無料

全国約200の対象店舗にて、2名以上で所定のコースを予約すると、1名分が無料になります。対象店舗は北海道から沖縄までありますが、東京、大阪周辺に多くあります。

利用方法は、Mastercard「Taste of Premium」にカード番号を入力してサインインし、Web上で予約します。1ヶ月に2回まで利用可能です。


GILTのショッピング優待
NY発、高級ブランドを扱う会員制ショッピングサイト「GILT」で会員限定の優待が受けられます。

LCチタンカードの会員は、「シークレットセールへの招待」、「月に1回、送料無料チケット1枚」が受けられます。

GILT利用前に招待コードを入力し、会員登録を済ませておきましょう。

LCオーナーズコミュニティの優待サービス

LCオーナーズコミュニティとは、経営者層が多いラグジュアリーカードの会員特性を生かした、会員同士をつなぐ相互利益型のサービスです。

ラグジュアリーカードの会員は、LC法人決済用Black Diamond / Gold Card会員(経営者)が提供する自社商品・サービスを優待価格で購入できます。いわば、お友だち割引のような感じです。

過去には、こだわりのお米、ワイン、フルーツ、人気美容院での体験などが提供され人気を集めました。

【ポイント3】ワンランク上のサービスを体験

ラグジュアリーカードといえば、ワンランク(ツーランク?)上をいく豪華なサービスが魅力。こうしたサービスがお得に利用できる特典を紹介します。

高級ホテルでの優遇サービス

ザ・リッツ・カールトン、マンダリン オリエンタル、アマン などのVIPホテルをコンシェルジュ経由で予約すると、宿泊料金の優待、滞在中毎朝食無料(2名まで)、客室のアップグレード、ホテルクレジット付与といった優待が受けられます。1滞在当たり平均総額55,000円相当です。
※内容は施設ごとに異なります。

さらに、東急ホテルズの「ゴールド」会員、プリファード ホテルズ&リゾーツの「エクスプローラー」ステータスといったホテルブランドの上級会員資格が取得できます。プリファード ホテルズ&リゾーツの提携ホテルは世界中にありますが、日本ではホテルニューオータニ、ホテル椿山荘、ザ・プリンス パークタワー東京などで利用できます。

LC会員専用アプリから手続きを行い、利用前にホテルの会員カードを入手しておきましょう。宿泊料金が割引きされるほか、客室グレードアップ券、ウエルカムドリンク券などがもらえます。

海外空港ラウンジが使いたい放題「プライオリティ・パス」

海外の空港で役立つのが「プライオリティ・パス」です。世界中1300か所以上の空港ラウンジが利用できます。ラグジュアリーカードの会員および家族会員は無料で利用できます。同伴者も1回27米ドルで利用可能です。

通常、「プライオリティ・パス」(プレステージ)を得るには、年会費429米ドルかかりますが、それが無料になります。渡航前にはLC会員専用アプリからエントリーし、早めに入手しておきましょう。

国内空港の空港ラウンジの利用は、ラグジュアリーカードと搭乗券があれば簡単に利用できます(無料)。同伴者は1名まで無料です。

このほか、出発・帰国時の荷物を最大3個まで無料宅配してくれるサービスも利用できます。こうしたサービスを上手く使うと、旅行中の移動で疲弊することなく、快適な旅が楽しめるでしょう!


困った時の「コンシェルジュ デスク」

LCチタンカードの会員も、他の会員同様にコンシェルジュデスクが利用できます。

コンシェルジュに頼めば、ホテルやレストランのリサーチから予約、大切な人へのギフトの選定から手配、海外旅行中のトラブルまで幅広く対応してくれます。忙しいときでも、同時に複数のタスクがこなせます。

LCのコンシェルジュのよさは、自動応答を使わず直接コンシェルジュデスクにつながるところ。メールでの対応も可能です。
※24時間365日対応。

法人決済用クレジットカードもおすすめ

チタンカードにも法人決済用クレジットカードが用意されています。個人用カードと同じサービスが用意されているほか、法人利用ならではの利点もあります。

法人税のカード払いでポイント還元

クレジットカードを使って国税や地方税の納税ができます。税金の支払いも通常と同様、1%相当が還元されます。

支払い方法は、国税庁や各自治体が立ち上げている納付サイトにアクセスし、必要事項を入力すれば完了です。中には利用できない自治体もあるので確認しておきましょう。

ただし、カード払いすると、利用手数料がかかってしまいます。国税の場合、1万円ごとに約84円(地方税は自治体ごとに異なる)。カード利用の還元率が1%なのでややお得といったところ。とはいえ、カードを使うと明らかにキャッシュフローは改善します。

事前入金で高額決済が可能

高額商品の購入や法人税納付など、利用可能枠を大幅に超える高額な支払いもラグジュアリーカードが利用できます。

事前にカスタマーサポートへの連絡が必要ですが、カード利用金額同等額を振込むことで最大9,999万円までの決済が可能になります。ポイントも通常ショッピングと同等1%貯まります。

>>【申し込み】ラグジュアリーカード(法人決済用ゴールドカード)
>>【申し込み】ラグジュアリーカード(法人決済用ブラックカード)
>>【申し込み】ラグジュアリーカード(法人決済用チタンカード)

LCチタンカードのメリット&デメリット

国立美術館の利用、映画の無料チケットがもらえるなどの斬新なサービスの利用ができること。さらに還元率が1%とお得です。また、新しいサービスや特典は毎月のように生まれている点も見逃せません。

強いてデメリットをあげるとすれば、レストランやホテルなどが、東京、大阪周辺に集中しがちなこと。また、カードはMastercard®最上位クラス「World Elite™ Mastercard®」であるものの、認知度は、まだそれほど高くありません。日本で発行されてようやく5年を迎えるカードなので、これからさらに発展するカードといえそうです。

審査の難易度は

ラグジュアリーカード利用データ調査によると、2021年のラグジュアリーカード会員の約6割が「経営者・会社役員・自営業」。平均年収は1700万円です(2021年12月)。

日本のサラリーマンの平均給与は433万円(令和2年分 民間給与実態統計調査)ですから、かなりの高収入、富裕層が利用しているカードであることは明らか。審査は当然厳しそうです。

とはいえ、チタンカードは、ラグジュアリーカードでもエントリーカードの位置づけです。高収入ではないけど安定している職業で、カードを頻繁に利用し期日までにきちんと返すことができる人であれば、申し込んでみるといいかもしれません。

それほど年収を気にすることはないかもしれません。

まとめ

多くのサービスは、さまざまな外部企業との連携で生み出されています。よって、利用前に登録やエントリーが必要になります。ホテルの会員カード、プライオリティ・パスの会員証、映画観賞券の優待など、忘れずに手続きを行っておきましょう。

申し込み

カードスペック

カード名 Mastercard Titanium Card- ラグジュアリーカード
国際ブランド Mastercard
年会費(本会員) 5万5000円
年会費(家族会員) 1万6500円
ポイント有効期間 最大5年間
ポイント還元率(%) 1%
ポイント付与率
(一般店舗)
200円=2P(1ポイントは1円相当)
付帯保険 ●海外旅行傷害保険:最高1億2000万円(自動付帯)
●国内旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯)
●ショッピング保険:年間最高300万円
●カード不正使用被害補償制度
申し込み
 
 
※掲載内容等につきましては万全を期しておりますが、すべてを確約するものではありません。正確な情報はカード会社の公式サイトにてご確認ください
※ポイント還元率:カードで利用した金額に対して付与されるポイントを現金に換算して独自に算出

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