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年会費1万円台でコスパ抜群「ANA VISA ワイドゴールドカード」!

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公開日:2023年4月26日

ANA VISA /マスター ワイドゴールドカードとは?

空港ラウンジの無料利用やビジネスクラスカウンターでのチェックインなど、ワンランク上のサービスが光る「ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード(以下、ANA VISA ワイドゴールドカード)」。人気の理由は、手数料無料で“1ポイント2マイル”という有利なレートでマイル移行できること。

後述する「マイ・ペイすリボ」を利用すれば、年会費3850円の割引、年間600マイルの還元もあります。

ゴールドカード会員は、カード入会時と毎年の継続時に2000マイルがもらえるほか、飛行機利用でも+25%のボーナスマイルもらえるので、効率よくANAマイルが貯まります。

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードもおすすめ!

コスパで選ぶなら「『ANA VISA /マスター ワイドゴールドカード』が最強ですが、旅行や出張で飛行機に乗る機会が多いなら「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」もおすすめ。ポイントの有効期限がなく、好きなときにマイルに移行可能。しかも「プライオリティ・パス」が使えたり、ANAの航空券購入で3倍のマイルが貯まったり、帰国時に手荷物1個を無料で配達してくれたり、トラベルサービスが充実しています。

ANA VISAワイドゴールドカード ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
年会費(本カード)
(税込)
1万5400円 3万4100円
年会費(家族カード)
(税込)
4400円 1万7050円
マイル還元率 1% 1%
ポイント有効期限 3年 無期限
ANAグループ利用でのポイント優待 ANA航空券で2倍 ANA航空券、旅行商品、機内販売などで3倍
入会・継続ボーナスマイル 毎年2000マイル 毎年2000マイル
フライトボーナスマイル 25%アップ 25%アップ
国内空港ラウンジの無料利用 国内31空港、海外1空港(ホノルル)
※カード会員+同伴者1名
国内28空港、海外1空港(ホノルル)※カード会員+同伴者1名
海外空港ラウンジの利用 なし 「プライオリティ・パス」の年会費無料。年2回まで、利用料も無料。
空港手荷物無料宅配サービス なし 帰国時にカード会員1名につきスーツケース1個が無料(成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港)
空港クロークサービス なし カード会員1名につき荷物2個が無料(成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、福岡空港)
優先チェックイン エコノミークラス利用時もビジネスクラスカウンターの利用OK エコノミークラス利用時もビジネスクラスカウンターの利用OK
海外旅行傷害保険 最高5000万円(利用付帯) 最高1億円(利用付帯)
国内旅行傷害保険 最高5000万円(利用付帯) 最高5000万円(利用付帯)
ではもう少しくわしくみていきましょう。

ANA VISAワイドゴールドカードの特典 ビジネスクラスカウンターでのチェックイン

空港のチェックインカウンターで、混雑にイライラした経験がある人も多いのでは?国際線利用時に「ANA VISAワイドゴールドカード」あれば、エコノミークラスの利用でもビジネスクラスのカウンターでチェックインOK 。長い行列に並ぶことなく、スムーズにチェックインできます。
Visa以外のブランドでも利用できます。

ANA VISAワイドゴールドカードの審査難易度は?

入会資格は、「原則として、満20歳以上で本人に安定継続収入のある方」。もちろんこれだけではなく、職業や勤務先、勤続年数、預金、住宅ローンの有無などの情報をもとに独自の基準で審査が行われます。

詳細は明かにされていませんが、一般的には借家よりも持ち家、世帯持ちより独身が有利とされています。逆に、クレジットカード代金の延滞・滞納や複数カードの同時申し込みは、審査に落ちる要因となるので気をつけましょう。

ANA VISAワイドゴールドカードの年会費は安くなる?

現在『マイ・ペイすリボ』利用による、年会費3850円割引(1万1550円)はあります。ただし、サービスの改定がいろいろと行われ、「申し込み+年に1度以上のリボ払い手数料の支払い」が条件となりました。リボの申し込みをしても、1回払いでリボ手数料が発生しない場合は適用されません

また、「『WEB明細サービス』で年会費が1100円割引」は廃止されました。

さらに、「リボ手数料」の利用金額に応じたポイント加算がありましたが、以下の通り、毎年2回(6月と12月)、条件付きで500円相当のVポイントがもらえるサービスへと変更されました。

 

6月ポイント付与…4月請求後元金残高が2万円以上あり、5月の請求にリボ手数料が含まれること

12月ポイント付与…10月請求後元金残高が2万円以上あり、11月の請求にリボ手数料が含まれること

 

これはちょっと痛いサービス変更。今までVisaブランドがダントツでしたが、リボを利用しないなら、同じく年会費1万円台の「ANA JCBワイドゴールドカード」を検討するといいかも。(岩田)

>>「マイ・ペイすリボ」年会費優遇特典条件改定のお知らせ
>>商品性改定のお知らせ

ANA VISAワイドゴールドカードの還元率は?

マイルの付与率は通常1%。200円の利用ごとにVポイントが1ポイント貯まり、1ポイント→2マイル(ANAのマイル)に移行できます。マイル移行手数料は無料。ANA一般カードの場合、これと同じレートで移行すると移行手数料(6600円)が必要なので、お得です。

還元率を上げるには、上で紹介した新サービス“リボ手数料の支払い”でもらえるVポイントがカギになります。チャンスは年2回で、両方合わせれば1000ポイント→600マイルがもらえます。

利用上注意すべきは、“リボの残高が2万円以上あり、かつ翌月にリボ手数料が発生する”という条件。リボの残高に対し手数料が発生するので、きちんとシミュレーションしてから利用可否を判断しましょう。

※マイペイスリボ利用時に付与されるポイントの交換レートは1P→0.6マイル

>>リボ払い(三井住友カード)

ANA JCBワイドゴールドカードやANAダイナースとの違いは?

Visaブランドを中心に紹介しましたが、ANAのゴールドカードはこのほかに、ANA JCBワイドゴールドカード、ANAダイナースカードもあります。

いずれも入会・継続マイルは2000マイル、搭乗ボーナスマイルは25%と同じ。違いはどこにあるのか、見てみましょう。
ANA VISAワイドゴールドカード ANA JCBワイドゴールドカード ANAダイナースカード ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
年会費(税込)  1万5400円  1万5400円  2万9700円  3万4100円
家族会員年会費 4400円 4400円 6600円 1万7050円
マイル還元率 1%(ANA航空券購入は2%) 1%(ANA航空券購入は2%) 1%(ANA航空券購入は2%) 1%(ANA航空券購入は3%)
海外旅行傷害保険 最高5000万円 最高1億円 最高1億円 最高1億円
国内旅行傷害保険 最高5000万円 最高5000万円 最高1億円 最高5000万円
海外航空機遅延保険
国内航空機遅延保険
ビジネスクラスカウンターでのチェックイン
空港ラウンジ ●国内の主要空港、ハワイの国際空港 ●国内の主要空港、ハワイの国際空港(無料)
●海外1100空港VIPラウンジ(1回32米ドル)
●国内、海外に1300ヶ所以上(国内無料、海外は年間10回まで無料) ●国内の主要空港、ハワイの国際空港(無料)
●海外1300空港VIPラウンジ(年間2回まで無料)
空港手荷物宅配サービス × × ○(帰国時に1個無料) ○(帰国時に1個無料)
年会費が安いのは、リボを使うなら「ANA VISAワイドゴールドカード」。それ以外に「ANA JCBワイドゴールドカード」です。

ANA VISAワイドゴールドカードリボ使うと年会費の割引や、600マイル獲得できる点が魅力。

一方、ANA JCBワイドゴールドカードはマイル加算こそありませんが、世界1100ヵ所以上の空港VIPラウンジを利用できる「ラウンジ・キー」が1回32米ドルで利用可能。海外旅行傷害保険の補償額が高額な上、海外航空機遅延補償も付帯など、旅行保険の充実ぶりも目を惹きます。

「ANA JCBワイドゴールドカード」で、海外空港VIPラウンジが利用できるようになったのは大きい。海外のラウンジは高級だし、軽食がついているし、これはうれしいサービス!(岩田)

また、プレミアム感で選ぶなら、ポイントに有効期限がなく、海外VIPラウンジを無料で利用できるANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードとANAダイナースカード。トラベル関連のきめ細かいサービスが魅力です。

ANA SKYコインへの交換レートが有利

ANAマイルは、航空券やツアー購入に使える「ANAスカイコイン」に交換できますが、交換レートはANAカードの種類や会員ステータスによって異なります。

4万マイルまではANA一般カードとANAゴールドカード(ANAワイドゴールドカード、ANAダイナースカード、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード等)の交換レートに差はまったくありません。しかし、5万マイルを超えるとANA一般カードが5万マイル→7万5000円相当(1.5倍)に対して、ANAゴールドカードは5万マイル→8万円相当(1.6倍)と有利になります。

マイルが余ってしまった、使い道に困ってしまったときなど「ANAスカイコイン」に交換すると便利です。

利用可能な空港ラウンジは?

飛行機の旅といえば利用したいのが空港ラウンジ!

ANA VISAワイドゴールドカードで利用できる空港ラウンジは国内を中心に以下の通りです。


国内……北海道(新千歳空港、函館空港、旭川空港)、東北(青森空港、秋田空港、仙台国際空港)、中部(新潟空港、富山空港、小松空港、中部国際空港、富士山静岡空港)、関東(成田国際空港、羽田空港)、近畿(伊丹空港、関西国際空港、神戸空港)、中国(岡山空港、広島空港、米子空港、山口宇部空港、出雲縁結び空港)、四国(徳島空港、高松空港、松山空港)、九州(福岡空港、北九州空港、長崎空港、大分空港、熊本空港、鹿児島空港)、那覇空港

海外……ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)

ANA JCBワイドゴールドカード、ANAダイナースカード、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは海外にある1100~1300カ所の空港VIPラウンジが使えます。

ANA JCBワイドゴールドカードは1回32米ドルと有料ですが、ANAダイナースカードは年間10回まで無料、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは年間2回まで無料です。

ANA ワイドゴールドカードで使える電子マネーは?

ANA ワイドゴールドカードと、「楽天Edy」や「iD」「QUICPay」を紐づけると電子マネーを使ってマイルが貯まります。

「ANA JCBワイドゴールドカード」は楽天Edyへのチャージで200円につき1マイル、Edy決済で200円につき1マイル貯まります。またQUICPayとの連係では200円につき1 Oki Dokiポイントがもらえ、マイルに交換できます。

「ANA VISAワイドゴールドカード」はiDとの連係で、200円につき1Vポイントがもらえ、マイルに交換できます。

電子マネーと組み合わせると、少額決済でもストレスなくマイルが貯まってお得です。

※QUICPayとiDは後払いのためチャージでポイントやマイルは貯まりません。

 

ANA ワイドゴールドカードのETCカード

車に乗る人は、ETCカードの併用もおすすめ。

「ANA VISAワイドゴールドカード」は、ETCカードは発行手数料・年会費無料。ただし、年に1度もETCカードの利用がない場合、翌年は年会費(550円)が必要となります。

一方、「ANA JCBワイドゴールドカード」「ANAダイナースカード」「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」は条件なしで発行手数料・年会費無料です。つくっておいて損はありません。

まとめ

ANAマイラーに人気のANA ワイドゴールドカード。トータルコストではANA 一般カードより高めですが、入会・継続マイルや搭乗時のボーナスマイルが多くもらえるほか、ゴールドカードならではの特典も付くので、お得な1枚と言えるでしょう。

【参考】
ANA一般カード

>>ANA VISAワイドゴールドカード
>>ANA JCBワイドゴールドカード

>>ANAダイナースカード
>>ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

 

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