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2017年7月27日 プラチナカード

プレミアムカードは「家族カード」で元を取る!

家族カードとは、本会員が持つクレジットカードの追加カードとして家族が入会できるカードです。最大の魅力は、安い年会費で本会員同様の特典・サービスを受けられることです。一般カード、ゴールドカード、プラチナカードとカードのグレードを問わず発行されていますが、申込み条件のハードルはそれほど高くありません。

家族カードの対象者

家族カードの一般的な申込み条件は「本会員と生計を同一にする配偶者・親・子ども(18歳以上で高校生をのぞく)」です。「生計を同一にする」とは経済的に共生している状況を指します。少しあいまいな文言ですが、社会人でも申し込めますし、結婚の有無も関係ありません。また、勤務や就学のために別居している家族も対象になります。さらに本会員のように「安定した収入」などの条件もなく、無職でも申込みは可能です。もちろん、最終的には各カード会社が独自の基準で判断を下します。


ただし、セゾンカードのように本会員と“同姓”であることが条件に付け加えられていたり、ジャックスやセディナのように本会員と“同居・同姓”が条件に加えられていたりする場合もあるので、この点はチェックが必要です。

付帯する特典・サービスは本会員と同様

家族カードは本会員と同様の特典・サービスを受けることができるので、グレードの高いカードほど、豪華なサービスが利用できてお得です。

たとえば、ゴールドカードの家族会員になれば、国内空港のラウンジやカード付帯の保険が利用できます。また、プラチナカードの家族会員であれば、コンシェルジュサービス、一人分のコースが無料になるグルメベネフィットが利用できるほか、カードによってはプライオリティ・パスの無料登録もできます。(サービス内容はカードによって異なる)


ただし、付帯サービスの中には、家族会員が利用できないサービスもあります。三井住友プラチナカードなら年1回プレゼントされる「メンバーズセレクション」、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードなら「ゴールド・ダイニングby招待日和」の年会費無料サービス、といった本会員だけのサービスも一部あります。もし、家族会員として利用したいサービスがあれば、あらかじめ利用できるかどうか聞いてみるといいでしょう。

家族カードで注意しておきたいこと

家族カードを利用するうえで、少し注意すべき点もあります。

家族カードはあくまでも、本会員の代わりに使うことができるカードです。ですから利用可能枠は本会員に与えられた枠を共有することになります。本カードのショッピング枠が300万円であれば、本会員、家族会員が合わせて利用できる額は300万円です。本会員やほかの家族会員が買物や旅行で高額な支払いをすると、利用できる金額は一気に減少してしまいます。

また、カードの請求額はついては、一括して本会員に送られ本会員の口座から引落されます。三井住友カードやJCBには個別引落しのサービスもありますが、そうでない場合、家族会員は自分の利用明細をすべて本会員に知られてしまうことになります。

さらに、家族カードの利用では各自のクレジットヒストリー(利用履歴)は残らないこと、本会員がカードを解約したら家族カードはすぐに利用できなくなってしまうことにも注意が必要です。家族カードがあっても自分が本会員であるカードは必要になるでしょう。

こういった本カードとの違いは、あらかじめ把握して申込みましょう。

年会費無料の家族カードとは

さて、コストパフォーマンスの高い家族カードですが、断然プレミアムカードの家族カードがおすすめです。

特にプラチナカードの家族カードは、年会費無料で複数枚発行できるカードが数多くあります。たとえば、JCBの最高峰「JCBザ・クラス」(年会費5万円+税)の家族カードは家族会員8人まで年会費無料です。また、申込み制のプラチナカード「三井住友プラチナカード」(年会費5万円+税)の家族カードは家族会員全員の年会費が無料です。リーズナブルなプラチナカード「Orico Card THE PLATINUM」(年会費2万円)の家族カードは家族会員3人まで年会費無料です。いずれも本人会員と生計をともにする配偶者・両親・子ども(18歳以上で高校生を除く)が申込むことができます。
カード名

国際
ブランド

年会費
JCBザ・クラス

 
JCB 5万円+税
ザ・クラス・コンシェルジュデスクの利用。年一回メンバーズセレクションの進呈。グルメ・ベネフィット。プレミアム ステイ プラン

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 三井住友プラチナカード
Platinum_mitsuisumitomo_V_WP Visa
MasterCard
5万円+税
6ヵ月間のカード支払い金額合計が50万円以上の方に、6ヶ月間の支払い額の0.5%相当額(2000円~3万円)のギフトカードを年2回プレゼント

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 Orico Card THE PLATINUM
Mastercard 2万円(税込)
24時間365日利用可能なコンシェルジュサービス。誕生月は還元率が2.0%。個人賠償責任保険の付帯も

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ゴールドカードの家族カードは、「SuMi TRUST CLUB ゴールドカード」(年会費1万2000円+税)のように家族会員全員が年会費無料、「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」(年会費1950円)のように家族会員3人まで年会費無料、といったカードもありますが、1人目の年会費は無料、2人目以降有料といったパターンがゴールドの主流です。

 
カード名

国際
ブランド

年会費
SuMi TRUST CLUB ゴールドカード
Visa
MasterCard
1万2000円+税
プライオリティ・パス「スタンダード会員」年会費無料!ダイナースクラブカード会員向け優待プログラム「国内クラブホテルズ・旅の宿」の利用

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Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
MasterCard 1950円(税込)
通常の還元率は1.0%以上!入会後6カ月間は2.0%にアップ!さらにiD,QUICPayのご利用で0.5%のポイント加算、とポイントのたまりやすさが特徴

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家族カードは子どもや両親にも便利

家族カードの利用で目立つのは配偶者ですが、子どもの海外留学に持たせているケースも多くあります。たとえば、高校生は原則クレジットカードを作ることができませんが、「JCBカード」「三井住友カード」などは、海外留学や海外ホームステイを条件に高校生にも家族カードを発行しています。
また大学生はクレジットカードを作れますが、設定されている利用可能枠はせいぜい10万円程度。授業料、寮費、航空券の支払いには十分でないため、利用枠が高く設定されている家族カードを利用しているケースも多くあります。

家族カードは両親への発行も可能です。シニア世代でグレードの高いクレジットカードの入会が困難という場合も、家族カードなら保有することができます。旅行に出かける時はカード付帯の旅行保険が利用できますし、空港まで手荷物無料(優待)宅配サービスが利用できます。空港ラウンジでゆっくりと過ごすことも可能です。海外でトラブルがあれば海外デスクに連絡ができて安心です。

ゴールドカード、プラチナカードに付帯されている利用価値が高いサービスも、一人では使い切れないことがあります。家族カードを賢く利用してサービスを共有できれば、カードの価値は今までの数倍にものぼるでしょう。プレミアムカード、本カードの年会費の元は、家族カードで十分取り戻すができそうです。

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