リクルートカードをおすすめしない7つの理由とは?改悪後の真実と代替カード

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※保険の適用条件や補償内容は各カード会社により異なります。
※年会費・手数料等の情報は記事作成時点のものです。最新情報は各カード会社の公式サイトでご確認ください。
※ポイント還元率は利用条件により異なります。詳細は各カード会社の公式サイトでご確認ください。

「リクルートカード おすすめしない」で検索しているあなたは、高還元率1.2%で話題のリクルートカードに何らかの疑問や不安を感じているのではないでしょうか?

実際、リクルートカードには年会費無料で高還元率という魅力がある一方で、知っておくべき重大なデメリットや改悪情報があります。この記事では、リクルートカードをおすすめしない具体的な理由を徹底解説し、あなたに最適な代替カードも提案します。

カード選びで後悔しないために、ぜひ最後までお読みください。

リクルートカードの基本情報と2025年の現状

リクルートカードは年会費無料で基本還元率1.2%を誇る高還元率クレジットカードとして人気を集めてきました。しかし、近年の相次ぐ改悪により、その魅力は大幅に減少しています。

現在のリクルートカードは、JCBブランドと三菱UFJニコス発行のVISA・Mastercardブランドから選択でき、それぞれ異なる特徴を持っています。基本還元率は全ブランド共通で1.2%ですが、電子マネーチャージや付帯サービスには大きな違いがあります。

特に注目すべきは、2022年以降に実施された複数の改悪により、以前ほどお得ではなくなっている点です。これらの変更内容を理解せずにカードを申し込むと、期待していたメリットを享受できない可能性があります。

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リクルートカードをおすすめしない7つの理由

電子マネーチャージの大幅改悪で損をする

2022年2月16日から、リクルートカード(JCB)の電子マネーチャージ時のポイント還元率が1.2%から0.75%に大幅に下がりました。この改悪により、電子マネー経由で税金や公共料金を支払っていた方の実質的な還元率は0.45%も低下しています。

例えば月3万円の電子マネーチャージを行っていた場合、改悪前なら360ポイント(1.2% × 30,000円)獲得できていたものが、現在は225ポイント(0.75% × 30,000円)となり、月135ポイント、年間1,620ポイントの損失となります。

リクルートカード公式サイトの改悪告知でも、この変更が正式に発表されており、多くのユーザーにとって大きなデメリットとなっています。

VISA・Mastercardブランドは電子マネーチャージで1.2%還元を維持していますが、対応電子マネーの種類に制限があり、すべてのユーザーがメリットを享受できるわけではありません。

リクルートポイントの使い道が限定的

リクルートカードで貯まるポイントは「リクルートポイント」ですが、このポイントの使い道は意外に限定的です。リクルートポイントのままでは、主にリクルート関連サービス(じゃらん、ホットペッパービューティー、ポンパレモールなど)でしか使用できません。

Pontaポイントやdポイントに交換することは可能ですが、交換手続きが必要で即座に使えません。また、交換後のポイント有効期限にも注意が必要です。特にリクルートサービスを利用しない方にとっては、ポイントの恩恵を十分に受けられない可能性があります。

さらに、期間限定のリクルートポイント(キャンペーン等で獲得)は、通常のリクルートポイントと有効期限や使用条件が異なる場合が多く、管理が複雑になるデメリットがあります。

ポイント有効期限の短さがネック

リクルートカードで獲得したリクルートポイントの有効期限は、最後にポイントを獲得・利用した日から1年間です。この期限は他の主要クレジットカードと比較して短く、ポイントを失効するリスクが高くなっています。

例えば楽天ポイントは最後にポイントを獲得した月を含めた1年間で、実質的に無期限に近い設定となっています。また、Pontaポイントは最後にポイントを獲得・利用した日から1年間ですが、提携店での利用機会が多く、期限延長が容易です。

年間のクレジットカード利用額が少ない方や、ポイント管理をこまめに行わない方にとって、この短い有効期限は大きなデメリットとなります。せっかく貯めたポイントを失効で無駄にしてしまうリスクが高いのです。

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ETCカードの発行手数料が発生する(VISA・Mastercard)

VISA・Mastercardブランドのリクルートカードでは、ETCカードの新規発行時に1,100円(税込)の手数料が必要です。年会費は永年無料ですが、初回の発行手数料は避けられません。

一方、JCBブランンドではETCカードの発行手数料は無料ですが、前述の電子マネーチャージ還元率の問題があります。どちらのブランドを選んでも何らかのデメリットが発生する設計となっており、完璧な選択肢が存在しません。

車を頻繁に利用し、ETCカードが必要な方にとって、この発行手数料は小さくない負担です。他の年会費無料カードではETCカードも完全無料で発行できるものが多いため、比較検討の際の重要なポイントとなります。

無職でもETCカードは作れる!審査なし・年会費無料で発行する方法

ゴールドカード・プラチナカードへのアップグレードなし

リクルートカードには上位カードが存在せず、ゴールドカードやプラチナカードへのアップグレードパスがありません。そのため、カード利用実績を積んでもステータスアップの恩恵を受けることができません。

多くのクレジットカード会社では、利用実績に応じてゴールドカードやプラチナカードへのインビテーション(招待)を行い、年会費優遇や特典拡充などの恩恵を提供しています。しかし、リクルートカードではこのようなメリットを享受できません。

長期的にクレジットカードを利用し、将来的にステータスカードを持ちたいと考えている方にとって、成長性のないリクルートカードは最適な選択肢ではありません。

デザインの選択肢が皆無

リクルートカードの券面デザインはシルバー基調の1種類のみで、カラーバリエーションや特別デザインの選択肢がありません。近年、多くのクレジットカードが複数のデザインを用意している中で、この点は大きな劣勢となっています。

券面デザインは個人の好みの問題ではありますが、日常的に使用するクレジットカードの見た目にこだわりたい方にとっては重要な選択基準です。特に若年層において、カードデザインの重要性は年々高まっています。

また、シンプルすぎるデザインは「安っぽい」「ダサい」と感じる方もおり、会計時の印象を気にする方には向いていません。

旅行保険が利用付帯で使いにくい

リクルートカードに付帯している旅行傷害保険(海外最大2,000万円、国内最大1,000万円)は利用付帯となっており、旅行代金をカードで支払った場合のみ適用されます。

自動付帯の旅行保険を提供するクレジットカードと比較すると、この条件は使い勝手が悪く、いざという時に保険が適用されないリスクがあります。特に、他の支払い方法(現金、他のカードなど)を併用する場合、保険適用の条件を満たさない可能性があります。

年会費無料カードの中にも自動付帯の旅行保険を提供するものがあるため、旅行頻度の高い方にとってはより良い選択肢が存在します。

リクルートカードの審査落ちパターンと注意点

リクルートカードの審査落ちパターンと注意点

審査に落ちやすい人の特徴

リクルートカードの審査基準は比較的緩やかとされていますが、それでも審査に落ちるケースがあります。特に以下のような特徴がある方は注意が必要です。

カテゴリ具体的な内容
収入面での問題・年収が100万円未満
・勤続年数が6ヶ月未満
・収入が不安定(日雇い・アルバイトなど)
信用情報の問題・他社カードの支払い遅延履歴
・携帯電話料金の滞納歴
・債務整理や自己破産の履歴
申込み状況の問題・短期間で複数カードに申込み(申込みブラック)
・申込み内容の不備や虚偽記載

これらの条件に該当する場合、リクルートカードの審査に落ちる可能性が高くなります。特に信用情報に問題がある場合は、改善されるまで6ヶ月以上待ってから再申込みすることをおすすめします。

審査に通るための対策

リクルートカードの審査通過率を上げるためには、以下のポイントを抑えることが重要です。

カテゴリ具体的な準備内容
申込み前の準備・正確な個人情報を把握し、入力ミスを防ぐ
・本人確認書類をあらかじめ準備
・他社借入れ状況を整理し、返済計画を明確にする
タイミングの調整・他社カード申込みから6ヶ月以上空けてから申込む
・収入が安定している時期に申込む(転職直後や試用期間は避ける)
・カード会社のキャンペーン期間中を狙うと特典を受けられる可能性大

ただし、前述のデメリットを考慮すると、審査に通ったとしてもリクルートカードが最適な選択肢とは限りません。他のカードとの比較検討も重要です。

代替カードとして本当におすすめできる厳選3枚

リクルートカードの代わりとして、実際に使いやすく、長期的にメリットを享受できるクレジットカードを3枚厳選してご紹介します。

三井住友カード(NL):コンビニ・飲食店で最大7%還元

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)は、対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を利用すると最大7%のポイント還元を受けられる革命的なカードです。

基本還元率は0.5%と一般的ですが、日常利用の多いコンビニや飲食店での高還元により、実質的な還元率は大幅に向上します。

主なメリット

  • セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどで最大7%還元
  • 年会費永年無料
  • 最短10秒でカード番号発行(モバ即)
  • ゴールドカードへのアップグレードパスあり
  • 券面にカード番号なしのセキュリティ重視設計
三井住友カード(NL) 詳細情報
項目 詳細
最新の券面画像 三井住友カード(NL)
国際ブランド Visa、Mastercard
申込条件 満18歳以上の方(高校生を除く)
本会員 年会費 無料
家族カード 年会費 無料
ETCカード 年会費 初年度:無料
2年目以降:550円(税込)
※年1回以上の利用で無料
ポイント名 Vポイント
ポイント還元率 0.5%〜
交換可能マイル ANA、ブリティッシュ・エアウェイズ、フライングブルーなど
国内旅行保険
海外旅行保険 最高2,000万円
ショッピング保険
付帯電子マネー
※別途申込で三井住友カードWAON、PiTaPaカード発行可能
スマホ決済 Apple Pay、Google Pay、iD、Samsung Wallet(VISA限定)、Visaのタッチ決済
発行までの期間 通常最短3日
※カード番号は最短即日
特典
  • 対象コンビニ・飲食店でスマホVisaタッチ決済「Mastercard®タッチ決済」支払いで利用金額200円(税込)につき7%ポイント還元
  • 「家族ポイント」サービス登録で対象のコンビニ・飲食店で通常ポイントに加え利用金額200円(税込)につき”家族の人数”%ポイント最大5%還元
  • ナンバーレス仕様でカード情報を盗み見される心配がない
  • ポイントUPモールの経由で最大+9.5%還元
  • 選んだお店でポイント+0.5%還元
  • 学生はHuluやU-NEXTなどの利用で+9.5%還元
  • SBI証券の投信積立で0.5%還元
クレジットカードの系統 銀行系
カードランク 一般カード
今すぐカードを申し込む

コンビニを週3回以上利用する方なら、リクルートカードよりも実質的な還元率で上回る可能性が高く、特に都市部在住の方におすすめです。

楽天カード:楽天経済圏なら必須の最強カード

楽天カード

楽天カードは基本還元率1.0%に加えて、楽天市場での利用で最大16.5%のポイント還元を実現できる楽天経済圏の中核カードです。リクルートカードと同じく年会費無料ながら、ポイントの使いやすさで圧倒的に優位です。

主なメリット

  • 楽天市場で最低でも3%還元(SPUにより最大16.5%)
  • 楽天ポイントの汎用性の高さ
  • 楽天ペイとの連携で街での利用も便利
  • 楽天証券での投資信託購入でポイント獲得
  • 海外旅行保険が自動付帯(一部利用付帯)
楽天カード 詳細情報
項目 詳細
最新の券面画像 楽天カード
国際ブランド Visa、Mastercard、JCB、American Express
申込条件 18歳以上の方
本会員 年会費 無料
家族カード 年会費 無料
ETCカード 年会費 550円(税込み)
ポイント名 楽天ポイント
ポイント還元率 1.0%〜
交換可能マイル ANA、JAL
国内旅行保険
海外旅行保険 最高2,000万円
ショッピング保険
付帯電子マネー 楽天カードタッチ決済 楽天Edy:機能をつけるには別途発行手数料330円(税込み)必要
スマホ決済 Apple Pay、Google Pay
発行までの期間 1週間〜10日程度
特典
  • 楽天ペイの支払い方法を楽天カードのチャージ払いに設定すると1.5%ポイント還元
  • 楽天市場で楽天ペイを利用すると3%以上ポイント還元
  • 入会特典5,000ポイント
  • 楽天市場でのお買いものポイントが+2倍
  • SPUの利用でポイント最大18倍
  • 楽天ポイントカードの機能が付帯
  • 毎月5と0のつく日は+2倍のポイント還元
クレジットカードの系統 流通系
カードランク 一般カード
今すぐカードを申し込む

楽天市場での年間利用額が10万円を超える方なら、リクルートカードよりもお得になります。また、楽天ポイントの使い道の豊富さは他カードの追随を許しません。

楽天カード審査に落ちた理由と対策

dカード:ドコモユーザー以外にもメリット大

dカードは基本還元率1.0%で、ドコモユーザーでなくても十分なメリットがあるクレジットカードです。特約店での還元率アップやd払いとの組み合わせにより、様々なシーンで高還元を実現できます。

主なメリット

  • マツモトキヨシ、スターバックスなどで還元率アップ
  • d払いとの組み合わせで最大2.5%還元
  • dポイントの使い道が豊富(コンビニ、ファミレスなど)
  • ケータイ補償で最大1万円
  • ahamoユーザーには追加特典
dカード 詳細情報
項目 詳細
最新の券面画像 dカード
国際ブランド Visa、Mastercard
申込条件 ・本人名義の口座を支払い口座として設定すること
・個人名義であること
・満18歳以上の方(高校生を除く)
※卒業年度の3月31日までは申込不可
本会員 年会費 無料
家族カード 年会費 初年度無料
次年度以降500円(2枚まで)
ETCカード 年会費 初年度:無料
2年目以降:550円(税込)
※年1回以上の利用で翌年度無料
本会員および家族会員につき各1枚のみ発行可能
ポイント名 dポイント
ポイント還元率 1.0%〜
交換可能マイル JAL
国内旅行保険 29歳以下の方のみ 最大1,000万円
海外旅行保険 29歳以下の方のみ 最大2,000万円
ショッピング保険 年間100万円
付帯電子マネー iD
スマホ決済 Apple Pay、iD
発行までの期間 審査は最短5分
カード発送は1週間から3週間ほど
特典
  • dカード特約店で利用すると最大7%ポイント還元
  • d払いの支払い方法をdカードに設定&利用でポイント還元率アップ
  • 電子マネー「iD」搭載
クレジットカードの系統 流通系
カードランク 一般カード
今すぐカードを申し込む

ドコモユーザーでなくても、d払いを活用することで高い還元率を実現でき、リクルートカードよりも実用的なメリットを享受できます。

リクルートカードが向いている人・向いていない人

向いている人の特徴

リクルートカードのデメリットを理解した上で、それでも利用価値がある方は以下のような特徴があります。

特徴内容
リクルートサービス利用状況・じゃらんで月1回以上宿泊予約
・ホットペッパービューティーを定期利用
・ポンパレモールでの購入頻度が高い
利用額の傾向・電子マネーチャージ額が少ない(月1万円以下)
・改悪の影響を受けにくい利用額
還元率の条件・VISA / Mastercardを選べば1.2%還元を維持
カードデザインの優先度・デザインにはこだわらず、機能重視
利用スタイル・Apple Payなどでカードレス利用がメイン

向いていない人の特徴

以下のような方にはリクルートカードはおすすめできません。

特徴内容
電子マネーチャージ利用・月3万円以上のチャージを予定
・税金支払いでのポイント獲得を重視
ポイント管理の得意不得意・ポイントの有効期限管理が苦手
・ポイント交換手続きが面倒に感じる
ステータス志向・将来的にゴールドカードなどへアップグレード希望
・カードのステータス性を重視
デザイン志向・券面デザインを重視
・個性的なカードを好む

まとめ:リクルートカードより優秀な代替カードを選ぼう

リクルートカードは確かに基本還元率1.2%という魅力がありますが、2024年現在では以下の理由でおすすめできません。

主なデメリット

  • 電子マネーチャージ還元率の大幅改悪(JCB)
  • ポイント有効期限の短さ(1年間)
  • ETCカード発行手数料(VISA・Mastercard)
  • 上位カードへのアップグレードなし
  • デザインの選択肢なし
  • 旅行保険が利用付帯
  • リクルートポイントの使い道の限定性

これらのデメリットを考慮すると、三井住友カード(NL)、楽天カード、dカードといった代替カードの方が、長期的により大きなメリットを享受できる可能性が高いです。

クレジットカード選びで最も重要なのは、あなたのライフスタイルに合った最適な1枚を見つけることです。リクルートカードの申し込みを検討している方は、ぜひ本記事で紹介した代替カードも比較検討してみてください。あなたにとって最適なカードが見つかることを願っています。

※カード会社の最新審査基準は非公開となっており、申込み結果は個人の信用状況によります。改定が行われることもあるので、カード会社公式サイトで最新情報を確認しましょう。

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