リクルートカードのポイント還元率は本当にお得?実際の利用者が徹底検証

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リクルートカードのポイント還元率について詳しく知りたい方へ。多くのクレジットカードが存在する中で、リクルートカードの1.2%という還元率は本当にお得なのでしょうか。

本記事では、実際にリクルートカードを利用している筆者が、他社カードとの比較検証を行い、ポイント還元率の真実をお伝えします。還元率だけでなく、ポイントの使いやすさや注意点まで包括的に解説いたします。

リクルートカードのポイント還元率の基本情報

リクルートカードの基本的なポイント還元率は1.2%となっており、年会費無料のクレジットカードとしては業界最高水準を誇ります。この還元率は利用場所を問わず、コンビニでの買い物から公共料金の支払いまで一律で適用されるのが特徴です。

他社の年会費無料カードと比較すると、一般的な還元率は0.5%から1.0%程度であるため、リクルートカードの1.2%という数値は高還元と言えるでしょう。10,000円の利用で120円分のポイントが還元される計算となり、年間100万円利用すれば12,000円分のポイントを獲得できます。

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リクルートカードと他社カードとの還元率徹底比較

リクルートカードの還元率を正確に評価するために、主要な年会費無料カードとの比較を行います。楽天カードは通常1.0%、dカードは1.0%、JCBカードWは1.0%という還元率となっており、リクルートカードが0.2ポイント上回っていることがわかります。

特筆すべきは公共料金での還元率です。多くのカードが公共料金支払い時に還元率を下げる中、リクルートカードは変わらず1.2%を維持します。電気代や携帯電話料金など、毎月発生する固定費でも高還元を受けられる点は大きなメリットといえるでしょう。

電子マネーへのチャージにおいても月3万円まで1.2%還元が適用されるため、nanacoやモバイルSuicaユーザーにとって魅力的な仕様となっています。

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リクルート系サービス利用時の還元率アップ

リクルートカードの真骨頂は、リクルート系サービス利用時の還元率アップにあります。じゃらんnetでの宿泊予約では通常の宿泊ポイント2.0%に加え、カード利用による1.2%還元で合計3.2%の高還元を実現します。

Hot Pepper Beautyでのネット予約・来店時も同様に3.2%還元となり、ホットペッパーグルメではネット予約・来店で予約人数×50ポイント、さらにカード決済で1.2%還元を受けられます。これらのサービスを頻繁に利用する方にとって、リクルートカードは非常に価値の高いカードとなるでしょう。

じゃらんnetの特定プランでは最大10%還元のキャンペーンも実施されており、カード利用分と合わせて最大11.2%という驚異的な還元率を実現する場合もあります。旅行好きの方には特におすすめできるカードです。

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ポイント還元の対象外項目と注意点

リクルートカードにもポイント還元の対象外となる項目が存在するため、事前に把握しておく必要があります。主な対象外項目には、キャッシング利用分、年会費、電子マネーのチャージ(月3万円超過分)、金券類の購入などが含まれます。

特に注意したいのは電子マネーチャージの上限です。月3万円を超えた分はポイント還元対象外となるため、大量チャージを予定している方は計画的な利用が必要です。また、リクルート公式サイトのポイント加算条件一覧で最新の対象外項目を確認することをおすすめします。

Visa・Mastercardブランドの場合、楽天Edy、nanaco、モバイルSuica、SMART ICOCAが月3万円まで1.2%還元対象となりますが、JCBブランドではnanacoとモバイルSuicaのみが対象となる点も注意が必要です。

リクルートポイントの使い道と交換方法

リクルートカードで貯まるリクルートポイントは、1ポイント=1円として様々なサービスで利用できます。最も利便性が高いのは、Pontaポイントやdポイントへのリアルタイム交換機能です。これにより、コンビニやスーパー、ドラッグストアなど日常的な買い物でポイントを活用できるようになります。

Amazon.co.jpでの買い物にも直接リクルートポイントを利用可能で、事前にリクルートIDとAmazonアカウントを連携させるだけで利用できます。じゃらんnet、Hot Pepper Beauty、ホットペッパーグルメなどのリクルート系サービスでも当然ながらポイント利用が可能です。

ポイントの有効期限は最後にポイントを獲得または利用した日から12か月後の月末となっているため、定期的にカードを利用していれば実質無期限でポイントを保有できます。

【年間利用シミュレーション】リクルートカードはどれくらいお得になる?

リクルートカードを年間通して利用した場合の具体的なメリットを試算してみましょう。一般的な家庭の年間カード利用額を100万円と仮定した場合、リクルートカードなら12,000円分のポイント還元を受けられます。

月別の利用例を挙げると、家賃や光熱費など固定費で月5万円、食費や日用品で月3万円、その他娯楽費で月2万円の合計10万円を毎月利用すれば、年間で1万2千円分のポイントが貯まる計算です。これは他の年会費無料カード(還元率1.0%)と比較して年間2,000円分も多く貯まることを意味します。

さらにリクルート系サービスを月1回利用する場合、平均的な宿泊費用2万円なら追加で400円分、年間では4,800円分のボーナスポイントを獲得できるため、総合的な年間獲得ポイントは16,800円分に達する可能性があります。

リクルートカードをおすすめしない人の特徴

一方で、リクルートカードが向かない方の特徴も把握しておく必要があります。まず、投資でポイ活を行いたい方には不向きです。リクルートカードはクレジットカード積立に対応していないため、証券会社での積立投資でポイント還元を受けることができません。

コンビニや特定店舗での高還元を重視する方にも他のカードの方が適している場合があります。例えば三井住友カード(NL)なら対象コンビニ・飲食店でのタッチ決済で最大7%還元、JCBカードWならAmazonで2.0%還元を受けられるためです。

また、ポイント交換の手間を嫌う方にも不向きです。リクルートポイントをコンビニ等で使うにはPontaポイントやdポイントへの交換が必要で、この一手間を面倒に感じる方は他のカードを検討した方が良いでしょう。

リクルートカードプラスが廃止された理由と影響

かつて存在した「リクルートカードプラス」は2.0%という驚異的な還元率を誇っていましたが、2016年3月に新規募集が終了し、2022年3月にサービスが完全終了しました。廃止の主な理由は、あまりにも高すぎる還元率がカード会社の収益を圧迫したためと考えられています。

リクルートカードプラスの廃止により、現在は通常のリクルートカード(1.2%還元)が最高還元率のリクルート系カードとなっています。この経緯から、現在の1.2%還元も将来的に変更される可能性は否定できませんが、リクルートカード公式サイトでは現在も1.2%還元を維持しています。

過去にリクルートカードプラスを利用していた方は、代替カードとして現在のリクルートカードへの切り替えを行っているケースが多く見られます。

リクルートカードのキャンペーン情報と入会特典

リクルートカードでは定期的に入会キャンペーンを実施しており、新規入会と利用条件達成で最大6,000円分のポイントプレゼントを行っています。JCBブランド限定で最大8,000円分のキャンペーンが開催される場合もあり、入会タイミングによってはお得に始めることができます。

キャンペーンの詳細はリクルートカード公式サイトで随時更新されているため、申込前に必ず確認することをおすすめします。特にJCBブランドでは「モバ即(モバイル即時入会サービス)」により最短5分での発行も可能となっており、急ぎでカードが必要な方にも対応しています。

入会特典のポイントには有効期限が設定されている場合があるため、獲得後は早めの利用を心がけましょう。

リクルートカード入会キャンペーンを見る

リクルートカードのログイン方法とポイント管理

リクルートカードのポイント確認や各種手続きには、リクルートIDでのログインが必要です。リクルートID公式サイトからログインし、「ポイント通帳」でリクルートポイントの獲得・利用履歴を確認できます。

スマートフォンアプリ「リクルートかんたん支払い」を利用すれば、外出先でも手軽にポイント残高や利用履歴を確認できます。また、ポイントの有効期限もアプリ内で確認できるため、期限切れによるポイント失効を防ぐことができます。

定期的なログインでポイント残高を把握し、計画的にポイント利用することで、リクルートカードのメリットを最大限活用できるでしょう。

まとめ:リクルートカードの還元率は本当にお得なのか?

リクルートカードのポイント還元率1.2%は、年会費無料カードとしては高水準であり、幅広い用途で一律の高還元を受けられる点が最大のメリットです。特に公共料金支払いや電子マネーチャージでも還元率が下がらない点は他社にない魅力といえます。

ただし、特定店舗での超高還元や投資でのポイント活用を重視する方には、より適したカードが存在することも事実です。ライフスタイルや利用用途に応じて、リクルートカードが最適解となるかどうかを慎重に判断することが大切です。

リクルート系サービスを頻繁に利用する方、固定費の支払いでもポイントを貯めたい方、カード管理をシンプルにしたい方には、リクルートカードは間違いなくおすすめできる選択肢の一つです。年会費永年無料という安心感もあるため、まずは試しに発行してみるのも良いでしょう。

※カード会社の最新審査基準は非公開となっており、申込み結果は個人の信用状況によります。改定が行われることもあるので、カード会社公式サイトで最新情報を確認しましょう。

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