上級カード道場では、アフィリエイトプログラムを利用しアコム社などから委託を受け広告収益を得て運用しているため記事中にPRリンクを含みます。ただし、提携の有無が記事内容およびランキングに何ら影響を与えるものではありません。
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※年会費・手数料等の情報は記事作成時点のものです。最新情報は各カード会社の公式サイトでご確認ください。
※ポイント還元率は利用条件により異なります。詳細は各カード会社の公式サイトでご確認ください。
楽天ペイと楽天カードのどちらを使えばポイントを効率的に貯められるのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。結論から言えば、どちらか一方を選ぶのではなく、両方を併用して使い分けることで最大限のポイント還元を実現できます。
この記事では、楽天ペイと楽天カードの還元率の違いや、具体的な使い分け方法を徹底解説します。街での買い物、楽天市場でのネットショッピング、それぞれのシーンで最もお得な決済方法を理解することで、年間数千円から数万円分のポイント獲得差が生まれます。
2025年12月現在の最新情報をもとに、楽天キャッシュへのチャージ方法、ポイント二重取りのコツ、よくある失敗例まで詳しく紹介していきます。
楽天経済圏でのポイ活を本気で成功させたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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参考記事:楽天カードの口コミ・評判
このサイトの運営者情報
岩田昭男(上級カード道場 編集長)
同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。
主な著書としては、「Suica一人勝ちの秘密」(中経出版・現カドカワ)「信用格差社会」(東洋経済新報社)「信用偏差値」(文春新書)「クレジットカード・サバイバル戦争」(ダイヤモンド社)「ドコモが銀行になる日」(PHP)「キャッシュレス覇権戦争」(NHK出版)、また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。
ウエブは、「岩田昭男の上級カード道場」、まぐまぐでメルマガを毎月二回発行。
記事の信頼性
・クレジットカード研究歴30年以上の専門家が監修
・累計50冊以上のクレジットカードムックを監修
・各カード会社の公式情報を2025年10月時点で確認
・定期的に情報を更新(最終更新:2025年11月17日)
楽天ペイと楽天カードの基本スペック比較
楽天ペイと楽天カードは、同じ楽天グループが提供する決済サービスですが、それぞれ異なる特徴を持っています。まずは両者の基本的な違いを理解することが、賢い使い分けの第一歩となります。
以下の表で、楽天ペイと楽天カードの基本情報を比較してみましょう。
| 項目 | 楽天ペイ | 楽天カード![]() |
|---|---|---|
| サービス形態 | スマホ決済アプリ | クレジットカード |
| 年会費 | 無料 | 永年無料 |
| 基本還元率 | 最大1.5% | 1.0% |
| 審査の有無 | なし | あり |
| 利用可能場所 | 楽天ペイ加盟店 | クレジットカード加盟店 |
| 楽天市場での優遇 | なし | SPU+2倍 |
| 入会特典 | キャンペーンによる | 新規入会で5,000ポイント |
上記の表からわかる通り、楽天ペイは審査不要でアプリをダウンロードすればすぐに使い始められる手軽さが魅力です。一方、楽天カードはクレジットカードとしての汎用性と、楽天市場でのポイント優遇が最大の強みとなっています。
楽天ペイの最大の特徴は、チャージ払いを利用することで最大1.5%という高還元率を実現できる点です。これは楽天カードの基本還元率1.0%を上回るため、街での買い物では楽天ペイの方が有利になるケースが多くなります。
一方で楽天カードは、国内外のクレジットカード加盟店であればどこでも使える利便性の高さがあります。楽天ペイが未対応の店舗でも、クレジットカードなら使えるというケースは珍しくありません。
参考: 楽天ペイ公式サイト
参考: 楽天カード公式サイト
還元率で徹底比較!楽天ペイと楽天カードどちらがお得なのか
ポイント還元率は、決済サービスを選ぶ際の最も重要な判断基準の一つです。楽天ペイと楽天カードでは、利用シーンや支払い方法によって還元率が大きく変わってきます。
ここでは、具体的な利用シーンごとに還元率を比較し、どちらを使うべきかを明確にしていきます。

楽天ポイントの有効期限を意識し、計画的に利用することが重要です。

使い分けだけでなく、キャンペーンもチェックしてお得に貯めるのよ。
街での買い物における還元率の違い
街での実店舗での買い物では、楽天ペイの方が高い還元率を実現できます。以下の比較表をご覧ください。
| 決済方法 | 基本還元率 | 条件 |
|---|---|---|
| 楽天カード単体 | 1.0% | 100円につき1ポイント |
| 楽天ペイ(チャージ払い) | 最大1.5% | 楽天キャッシュから支払い+月2回以上ポイントカード提示 |
| 楽天ペイ(カード払い) | 1.0% | 楽天カードを直接紐付け |
| 楽天ペイ+ポイントカード提示 | 最大2.5% | チャージ払い1.5%+ポイントカード提示1.0% |
楽天ペイで最大1.5%の還元を受けるには、2025年7月から実施されている新ルールに注意が必要です。具体的には、カウント期間中に楽天ポイントカードを2回以上提示する必要があります。この条件を満たさない場合、還元率は1.0%にダウンしてしまいます。
楽天ポイントカード加盟店では、ポイントカードを提示することでさらに0.5〜1.0%のポイントが加算されます。たとえばファミリーマートやマクドナルド、ドラッグストアなどでは、楽天ペイの支払いと合わせて最大2.5%の高還元を実現できるのです。
一方、楽天カードで支払う場合は常に1.0%還元となります。楽天ペイが使えない店舗や、チャージの手間を省きたい場合には楽天カードが便利です。
参考: 楽天ペイ ポイントプログラム

還元率だけでなく、利用店舗の選択肢も考慮するべきです。

還元率は大事だけど、キャンペーンや特典もチェックしてね。
楽天市場での買い物はどちらがお得か
楽天市場でのネットショッピングでは、楽天カードが圧倒的に有利です。以下の表で詳しく見ていきましょう。
| 決済方法 | 還元率 | 内訳 |
|---|---|---|
| 楽天カード | 3.0% | 通常1%+楽天市場利用1%+特典1% |
| 楽天キャッシュ | 0.5% | 200円につき1ポイントのみ |
| 他社クレジットカード | 1.0% | 通常ポイントのみ |
楽天カードで楽天市場の買い物をすると、SPU(スーパーポイントアッププログラム)により+2倍のポイントアップが受けられます。これにより、通常の1%還元に加えて合計3%の還元率となります。
さらに、楽天ゴールドカード以上のランクなら誕生月に+1倍、楽天プレミアムカードなら毎週火曜・木曜の買い物で+1倍と、さらなるポイントアップも可能です。これらを組み合わせれば5%以上の還元も実現できます。
対して楽天ペイ(楽天キャッシュ)で楽天市場の支払いをすると、還元率はわずか0.5%にダウンしてしまいます。楽天市場ではSPU特典が適用されないため、明らかに損をすることになります。
楽天市場での買い物では、必ず楽天カード決済を選択するようにしましょう。
参考: 楽天市場 SPU(スーパーポイントアッププログラム)

楽天カードの利用条件を細かく確認し、特典を最大限に活用しましょう。

期間限定ポイントにも目を向けて、賢くお買い物することが大切よ。
ネットショッピング全般での使い分け
楽天市場以外のネットショッピングでは、サイトによって使い分けが必要になります。
楽天ペイが使えるネットショップは限られており、主要なサイトとしてはTOHOシネマズオンラインチケット購入、DMM.com、買取王国などがあります。これらのサイトで楽天ペイを使う場合、チャージ払いなら1.5%還元となります。
一方、Amazon、Yahoo!ショッピング、その他多数のネットショップではクレジットカード決済が主流です。楽天ペイが使えないサイトでは、楽天カードで決済して1.0%の還元を確保するのが賢明です。
ネットショッピングでは、まず楽天ペイが使えるかを確認し、使えない場合は楽天カードを選択するという判断基準を持つとよいでしょう。
楽天ペイで最大1.5%還元を受けるための条件と方法
楽天ペイの最大の魅力である1.5%還元ですが、2025年7月からルール変更があり、一定の条件をクリアしなければ最大還元率を受けられなくなりました。
ここでは、確実に1.5%還元を受けるための具体的な方法を詳しく解説します。

還元率だけでなく、各サイトのキャンペーンもチェックしましょう。

還元率の差だけでなく、使い道も考えるといいわよ。
楽天キャッシュのチャージ払いを設定する手順
楽天ペイで1.5%還元を受けるには、まず楽天キャッシュへのチャージ払いを設定する必要があります。設定手順は以下の通りです。
楽天キャッシュチャージ設定の手順は次のようになります。まず楽天ペイアプリを開き、ホーム画面の「チャージ・送る」ボタンをタップします。次にチャージ方法を選択する画面が表示されますので、楽天カードや銀行口座など、お好みのチャージ元を設定してください。
楽天カードからチャージする場合は、カード情報を登録するだけで完了します。銀行口座からチャージする場合は、本人確認などの初回設定が必要となりますが、一度設定すれば次回からは簡単にチャージできます。
チャージ金額は1,000円単位で設定でき、手動チャージの他にオートチャージ機能も利用可能です。オートチャージを設定しておけば、残高が一定額を下回ったときに自動的にチャージされるため、支払い時に残高不足で困ることがなくなります。
チャージが完了したら、楽天ペイアプリのホーム画面で「お支払い元」の設定を確認してください。「楽天キャッシュ」が選択されていることを必ず確認しましょう。ここが「クレジットカード払い」になっていると、還元率が1.0%にダウンしてしまいます。
楽天キャッシュへのチャージ方法は7種類ありますが、どの方法を選んでもチャージ払いで支払えば1.5%還元の対象となります。
参考: 楽天キャッシュ チャージ方法

チャージ元の設定を忘れると還元を受けられませんので、必ず確認してください。

初回の本人確認が手間でも、一度設定すれば後が楽なのよ。
2025年7月からの新条件!月2回のポイントカード提示が必須
2025年7月1日から、楽天ペイのポイント還元ルールが大きく変更されました。最大1.5%還元を受けるためには、カウント期間中に楽天ポイントカードを2回以上提示する必要があります。
この条件を満たさない場合、還元率は1.0%にダウンしてしまいます。つまり、楽天キャッシュでチャージ払いをしても、ポイントカード提示の条件を満たさなければ、楽天カード単体で支払うのと同じ還元率になってしまうのです。
重要なポイントは、アプリ内の楽天ポイントカードを提示する必要があるという点です。プラスチック製の楽天ポイントカードは対象外となっているため注意が必要です。
対象となるアプリは楽天ペイアプリ、楽天ポイントカードアプリ、楽天市場アプリ、楽天カードアプリなど楽天公式アプリに限定されています。ファミリーマートやローソンなど、楽天ポイント加盟店で買い物をする際に、これらのアプリ内のポイントカードを月2回以上提示するようにしましょう。
カウント期間は前月16日から当月15日までとなっています。たとえば11月分のカウント期間は10月16日から11月15日までです。この期間内に2回以上ポイントカードを提示していれば、11月中の楽天ペイ支払いで1.5%還元が適用されます。
毎月の習慣として、コンビニなどでの買い物時にアプリ内のポイントカードを提示することを忘れないようにしましょう。

楽天ポイントカードの提示を忘れないよう、リマインダーを設定することをお勧めします。

還元率だけでなく、ポイントの有効期限も確認しておくと安心ね。
楽天カードからのチャージでポイント二重取りは可能か
以前は楽天カードから楽天キャッシュにチャージする際にも0.5%のポイントが付与されていましたが、2024年6月4日以降、このチャージ時のポイント付与は廃止されました。
現在は楽天カードからチャージしても、チャージ時にはポイントは付与されません。ポイントが付与されるのは、楽天キャッシュで実際に支払いをしたときのみとなります。
ただし、楽天ポイントカード加盟店では、ポイントカード提示によるポイントと楽天ペイ支払いによるポイントの二重取りは可能です。以下のような計算になります。
たとえば楽天ポイントカード提示で1.0%還元の店舗で1,000円の買い物をした場合、ポイントカード提示で10ポイント、楽天ペイのチャージ払いで15ポイント(条件達成時)の合計25ポイントが獲得できます。これは実質2.5%の還元率となります。
コンビニやドラッグストアなど、日常的に利用する店舗の多くが楽天ポイント加盟店となっているため、二重取りのチャンスは豊富にあります。
楽天カードの強みとメリット
楽天カードは年会費永年無料でありながら、基本還元率1.0%を誇る高コスパなクレジットカードです。楽天ペイと比較した場合の楽天カード独自の強みを詳しく見ていきましょう。

チャージ時のポイント付与が廃止されたため、他の還元方法を検討しましょう。

ポイントの二重取りを狙うなら、支払い方法をしっかり見直してね。
楽天市場でのSPU特典が最大の強み
楽天カードの最も大きなメリットは、楽天市場での買い物でSPU(スーパーポイントアッププログラム)により+2倍のポイントアップが受けられることです。
通常の楽天市場での買い物では1%のポイントが付与されますが、楽天カードで決済するとさらに+2倍となり、合計3%の還元率となります。これは他の決済方法では得られない楽天カード会員限定の特典です。
さらに楽天モバイル、楽天ひかり、楽天銀行、楽天証券など、他の楽天サービスを併用することでSPU倍率はどんどん上昇していきます。最大で15.5倍までポイント倍率を上げることも可能です。
楽天市場で月に数万円の買い物をする方にとって、この3%還元は年間で見ると非常に大きな差となります。たとえば月3万円の買い物をした場合、年間で10,800ポイントの差が生まれることになります。
楽天市場ユーザーであれば、楽天カードは必携のクレジットカードと言えるでしょう。
参考: 楽天市場 SPUとは

SPU特典を最大限に活かすためには、他の楽天サービスの契約を検討しましょう。

SPUの倍率を上げるのは大切だけど、サービス全体の利用状況も見直してね。
クレジットカードとしての汎用性の高さ
楽天カードは国際ブランド(Visa、Mastercard、JCB、American Express)を選べるクレジットカードとして、国内外のほぼすべてのクレジットカード加盟店で利用できます。
楽天ペイの加盟店数は2024年時点で約930万カ所ですが、これには楽天Edyや楽天ポイントカードの利用可能場所も含まれています。純粋な楽天ペイ決済の対応店舗は、クレジットカードの加盟店数には及びません。
特に個人経営の飲食店や小規模店舗では、クレジットカードは使えても楽天ペイは非対応というケースが多く見られます。また海外旅行先では、国際ブランドのクレジットカードが最も広く使える決済手段となります。
楽天カードがあれば、楽天ペイが使えない場面でも確実に1.0%のポイント還元を受けられるため、取りこぼしなくポイントを貯め続けることができます。
決済手段の選択肢を広げ、あらゆる場面でポイントを獲得し続けるには、楽天カードの保有が不可欠です。

楽天カードの国際ブランド選択肢を活用し、利用シーンに応じて最適なブランドを選びましょう。

楽天ペイの対応店舗は少ないから、事前に確認することが大切よ。
付帯保険と安心のセキュリティ
楽天カードには年会費無料にもかかわらず、海外旅行傷害保険(利用付帯)が付帯しています。海外旅行代金を楽天カードで支払うことで、最高2,000万円の傷害死亡・後遺障害補償が受けられます。
また、カード盗難保険も標準で付帯しているため、万が一カードを紛失したり盗難被害に遭った場合でも、不正利用による損害は補償されます。
楽天ペイはスマホアプリのため、スマホの紛失や故障時には決済手段を失うリスクがあります。また、スマホのバッテリー切れや通信障害時には使えなくなるという弱点もあります。
楽天カードという物理的なカードを持っていれば、こうした緊急時にも決済手段を確保できます。メインの決済手段として楽天ペイを使いつつ、バックアップとして楽天カードを携帯するという使い方が安心です。
参考: 楽天カード 海外旅行傷害保険
楽天ペイと楽天カードの最強の組み合わせ方
楽天ペイと楽天カードは、それぞれ単体で使うよりも組み合わせて使うことで、最大限のポイント還元を実現できます。
ここでは、利用シーン別の最適な使い分け方を具体的に解説します。

カード盗難保険の適用条件を事前に理解しておくことが大切です。

楽天ペイだけに頼らず、物理カードを持つことが安心につながるのよ。
街での買い物は楽天ペイのチャージ払い
実店舗での買い物では、楽天ペイのチャージ払いを第一選択としましょう。条件を満たせば1.5%還元となり、楽天カード単体の1.0%還元を上回ります。
具体的な使い方の手順は次の通りです。まず事前に楽天カードから楽天キャッシュにチャージしておきます。次に月2回以上、楽天ポイント加盟店でアプリ内のポイントカードを提示します。そして、楽天ペイ対応店舗で楽天キャッシュから支払いを行います。
楽天ポイントカード加盟店であれば、さらにポイントカード提示分のポイントも加算されて最大2.5%還元となります。コンビニ、ドラッグストア、ファミレスなど、日常的に利用する店舗の多くが対象となっています。
ただし、楽天ペイが使えない店舗では無理に使おうとせず、素直に楽天カードで決済しましょう。楽天カードなら確実に1.0%還元が受けられます。
街での買い物は「楽天ペイが使えるなら楽天ペイ、使えないなら楽天カード」というシンプルなルールを徹底することで、ポイント取りこぼしを防げます。

楽天キャッシュへのチャージ額が還元に影響するため、計画的にチャージしましょう。

還元率を最大化するためには、加盟店でのポイントカード提示を忘れずにね。
楽天市場は必ず楽天カード決済
楽天市場での買い物では、必ず楽天カードで決済するようにしましょう。楽天キャッシュで支払うと還元率が0.5%にダウンしてしまい、SPU特典も受けられません。
楽天市場での最適な買い物方法は以下の通りです。まず「5と0のつく日」にエントリーしてから買い物をします。このキャンペーンでは、楽天カード利用者限定でポイント+2倍となり、合計5%還元となります。
さらにお買い物マラソンや楽天スーパーSALE期間中であれば、複数のショップで買い回ることで最大10%のポイントアップも狙えます。これらのキャンペーンと楽天カードのSPU特典を組み合わせれば、10%を超える高還元も実現可能です。
楽天市場では、楽天カード決済が絶対的なルールと覚えておきましょう。

楽天カードの利用状況を定期的に見直し、無駄な支出を減らすことが重要です。

還元率だけでなく、ポイントの有効期限にも注意して使っていくのが大切よ。
ポイント二重取りの具体的な方法
楽天ポイント加盟店では、ポイントカード提示と楽天ペイ支払いを組み合わせることで、ポイントの二重取りが可能です。
具体的な手順を説明します。まずレジに並ぶ前に、楽天ペイアプリを開いてホーム画面を表示しておきます。レジに到着したら「楽天ポイントカードをお願いします」と伝え、アプリ下部の「ポイントカード」タブからバーコードを表示して提示します。
ポイントカードの読み取りが完了したら、「支払い」タブに切り替えてQRコードまたはバーコードを表示し、楽天ペイで支払いを行います。
この一連の流れをスムーズに行うことで、ポイントカード提示分と楽天ペイ支払い分の二重取りが完了します。慣れれば数秒で完了する作業ですが、これを毎回行うだけで獲得ポイントが大幅に増加します。
主要な楽天ポイント加盟店としては、ファミリーマート、ローソン、デイリーヤマザキ、マクドナルド、ミスタードーナツ、すき家、くら寿司、ツルハドラッグ、ビックカメラ、ジョーシンなどがあります。
これらの店舗を日常的に利用する方は、必ず二重取りを習慣化しましょう。
参考: 楽天ポイントカード 使えるお店
具体的なポイント獲得シミュレーション
実際にどれくらいのポイント差が生まれるのか、具体的な金額で計算してみましょう。ここでは月間の支出額を想定して、楽天カード単体使用と楽天ペイ併用でのポイント獲得数を比較します。

ポイント二重取りには、適用される条件を事前に確認することが重要です。

お店によっては、ポイントの併用ができない場合もあるから注意してね。
ケース1|月間5万円の支出での比較
月に楽天市場で2万円、街での買い物で3万円を使う一般的なケースで比較してみます。
楽天カードのみを使用した場合の獲得ポイントは次のようになります。楽天市場2万円で3%還元により600ポイント、街での買い物3万円で1.0%還元により300ポイント、合計900ポイントの獲得となります。
一方、楽天ペイと楽天カードを併用した場合は次のようになります。楽天市場2万円は楽天カード決済で3%還元により600ポイント、街での買い物3万円は楽天ペイのチャージ払いで1.5%還元により450ポイント、合計1,050ポイントの獲得となります。
月間の差額は150ポイント、年間では1,800ポイントの差となります。これは実質1,800円分の違いです。
さらに楽天ポイント加盟店でポイントカード提示による二重取りを行った場合、街での買い物3万円のうち半分の1.5万円を加盟店で使ったと仮定すると、追加で150ポイント(1.0%還元の場合)が獲得できます。
この場合、合計で月間300ポイント、年間3,600ポイントの差が生まれることになります。

楽天ペイを使うことで還元率が向上するため、積極的に活用しましょう。

還元率を追うだけでなく、ポイントの使い道も考えることが大切よ。
ケース2|楽天市場ヘビーユーザーの場合
楽天市場で月5万円、街での買い物で2万円を使う楽天市場ヘビーユーザーのケースを見てみましょう。
楽天カードのみを使用した場合、楽天市場5万円で3%還元により1,500ポイント、街での買い物2万円で1.0%還元により200ポイント、合計1,700ポイントとなります。
楽天ペイと楽天カードを併用した場合、楽天市場5万円は楽天カード決済で3%還元により1,500ポイント、街での買い物2万円は楽天ペイのチャージ払いで1.5%還元により300ポイント、合計1,800ポイントとなります。
月間の差額は100ポイント、年間1,200ポイントの差です。
ただし、楽天市場で「5と0のつく日」キャンペーンを活用すれば、さらに大きなポイント差が生まれます。5と0のつく日に5万円の買い物をした場合、+2倍のポイントアップにより追加で1,000ポイントが獲得できます。
月に2回の「5と0のつく日」を活用すれば、年間で24,000ポイント以上の追加獲得も可能です。楽天市場ヘビーユーザーこそ、楽天カードは必須のアイテムと言えるでしょう。

楽天ペイの利用で還元率が上がるため、使い分けを検討してください。

還元率を最大化するために、キャンペーンもチェックしておくといいわよ。
ケース3|コンビニを頻繁に利用する場合
毎日コンビニで500円の買い物をするケース(月間15,000円)で、ポイント二重取りの効果を検証します。
楽天カードのみで決済した場合、月間15,000円×1.0%で150ポイントの獲得となります。
一方、楽天ペイのチャージ払いとポイントカード提示を組み合わせた場合、楽天ペイのチャージ払いで1.5%還元により225ポイント、ポイントカード提示で1.0%還元により150ポイント、合計375ポイントの獲得となります。
月間の差額は225ポイント、年間では2,700ポイントの差です。
コンビニは楽天ポイント加盟店が多く、ファミリーマート、ローソン、デイリーヤマザキなどで二重取りが可能です。毎日のちょっとした買い物でも、積み重ねれば大きなポイント差になることがわかります。
楽天ペイと楽天カードの使い分けに関するよくある質問
楽天ペイと楽天カードの使い分けに関して、多くの方が疑問に思うポイントをQ&A形式でまとめました。

決済方法の変更がポイント獲得に大きく影響するので、定期的に見直してください。

コンビニ利用時は、ポイントの有効期限にも注意しておくといいわよ。
楽天ペイだけ、または楽天カードだけでも十分お得ではない?
どちらか一方だけでもある程度のポイントは貯まりますが、併用することで取りこぼしなく最大限のポイントを獲得できます。
楽天ペイだけの場合、楽天市場での買い物やネットショッピングの多くで使えないため、大きなポイント獲得チャンスを逃してしまいます。特に楽天市場でのSPU特典は楽天カード会員限定のため、楽天ペイだけでは享受できません。
楽天カードだけの場合、街での買い物で1.0%還元に留まってしまいます。楽天ペイのチャージ払いを使えば1.5%還元となるため、年間で数千円分の差が生まれます。
両方を持っていても年会費などのコストは一切かからないため、併用しない理由はありません。それぞれの強みを活かした使い分けが、ポイント獲得を最大化する近道です。

楽天ペイと楽天カードの併用で、ポイントの獲得機会を最大化することが重要です。

利用するシーンに応じて、最適なカードを選ぶことが大切なのよ。
楽天市場で楽天ペイ払いをするとお得ではないの?
楽天市場では楽天ペイ(楽天キャッシュ)での支払いは損になるため、おすすめしません。
楽天キャッシュで楽天市場の支払いをすると、還元率はわずか0.5%(200円につき1ポイント)にダウンします。さらにSPU特典の+2倍も適用されないため、実質的に大きく損をすることになります。
楽天市場では必ず楽天カード決済を選択し、3%以上の還元を確保するようにしましょう。楽天キャッシュは街での買い物に使い、楽天市場では使わないというルールを徹底することが重要です。
一部のユーザーから「楽天キャッシュが貯まっているから使いたい」という声もありますが、楽天キャッシュは街の楽天ペイ加盟店で使う方が圧倒的にお得です。

楽天ペイを使う際は、還元率が低下することを忘れずに確認しましょう。

楽天カードの利用で特典が増えるから、賢く使いたいわね。
楽天ペイ対応店でも楽天カード払いの方がよい場合はある?
基本的には楽天ペイのチャージ払いの方が還元率が高いため、楽天ペイ対応店では楽天ペイを使うべきです。ただし、以下のような例外的なケースもあります。
まず、月2回のポイントカード提示条件を満たしていない月の前半では、楽天ペイの還元率が1.0%にダウンしているため、楽天カードと同等になります。この場合はどちらを使っても差はありません。
また、店舗独自のクレジットカード払い限定割引がある場合は、楽天カード払いの方がトータルでお得になるケースもあります。たとえば「クレジットカード払いで5%オフ」といったキャンペーンがあれば、0.5%の還元率差よりも大きな割引を受けられます。
さらに、楽天キャッシュの残高が不足していてチャージする時間がない場合や、スマホのバッテリー残量が少ない場合など、緊急時には楽天カードで支払う方が確実です。
原則として楽天ペイを優先しつつ、状況に応じて柔軟に判断することが大切です。

店舗の割引と還元率を総合的に考慮することが重要です。

還元率だけでなく、利用条件もよく確認してね。
楽天キャッシュへのチャージはどの方法が一番お得?
楽天キャッシュへのチャージ方法は7種類ありますが、どの方法を選んでもチャージ払いでの支払い時には1.5%還元となります。つまり、チャージ方法による還元率の差はありません。
ただし、利便性や使いやすさを考えると、楽天カードからのチャージが最もおすすめです。その理由は、いつでもどこでもスマホアプリ内で簡単にチャージできること、オートチャージ設定が可能で残高不足を防げること、銀行口座のように本人確認などの複雑な初期設定が不要なことなどが挙げられます。
銀行口座からのチャージは、クレジットカードを持ちたくない方や、楽天カードの審査に通らなかった方にとっては良い選択肢です。全国350以上の金融機関に対応しています。
ATMからのチャージは、現金を電子マネー化したい場合に便利ですが、わざわざATMまで行く手間がかかります。
楽天ラクマの売上金や楽天ウォレットの暗号資産からのチャージは、これらのサービスを利用している方限定の選択肢となります。
総合的に見て、楽天カードを持っている方は楽天カードからのチャージが最も便利でおすすめです。
参考: 楽天キャッシュ チャージ方法一覧

楽天カードからのチャージは、他の方法よりも手間が少なく、利便性が高いです。

チャージ方法の利便性も大事だけど、他の特典も考慮して選ぶと良いわね。
楽天ペイと楽天カードアプリは何が違う?
楽天ペイアプリと楽天カードアプリは全く別のアプリで、機能も異なります。
楽天ペイアプリは、QRコード決済を行うための決済アプリです。主な機能として、コード・QR払い、楽天キャッシュへのチャージ、楽天ポイントカードの表示、送金・割り勘機能、楽天Edyの管理(Androidのみ)などがあります。
一方、楽天カードアプリは、楽天カードの利用明細確認や各種設定を行うためのアプリです。主な機能として、利用明細・ポイント残高の確認、リボ払いや分割払いの設定変更、キャンペーンへのエントリー、カードデザインの変更申し込みなどがあります。
両者は役割が異なるため、どちらか一方ではなく両方をインストールして使い分けることをおすすめします。楽天カードアプリで利用明細を確認しながらポイントの貯まり具合をチェックし、実際の支払いは楽天ペイアプリで行うという使い方が便利です。
また、楽天カードアプリ内にも楽天ポイントカード機能があるため、月2回のポイントカード提示条件を満たすために使うこともできます。

楽天ペイアプリは決済機能が中心ですが、利用明細を確認することを忘れないでください。

アプリの機能を使いこなすことで、よりお得にポイントを貯められるのよ。
楽天カード以外のクレジットカードと楽天ペイの組み合わせはお得?
楽天ペイには楽天カード以外のクレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、American Express)も登録できますが、この組み合わせはおすすめしません。
楽天カード以外のクレジットカードを楽天ペイに登録して支払った場合、還元率は1.0%となります。これは楽天カード単体で支払う場合と同じ還元率です。
さらに重要なのは、楽天カード以外のクレジットカードでは楽天キャッシュにチャージできないという点です。つまり、1.5%還元のチャージ払いが利用できず、常に1.0%還元に留まってしまいます。
楽天ペイのメリットを最大限に活かすには、楽天カードとの組み合わせが必須です。楽天カードは年会費無料で作れるため、楽天ペイを本格的に使うなら楽天カードの発行をおすすめします。
他社のクレジットカードを楽天ペイに登録するメリットはほとんどなく、むしろポイント獲得の機会損失につながるため注意しましょう。
楽天ペイと楽天カードのデメリットと注意点
どちらも優れた決済サービスですが、いくつかのデメリットや注意すべきポイントも存在します。事前に理解しておくことで、より効果的に活用できます。

楽天カード以外は還元率が低く、特典も減少しますので注意が必要です。

楽天ペイの魅力を最大限に活かすには、やっぱり楽天カードが一番なのよ。
楽天ペイの主なデメリット
楽天ペイにはいくつかの弱点があります。
- スマホのバッテリー切れや通信障害時には使えなくなり、緊急時に支払い手段を失うリスクがある
- 楽天市場では楽天キャッシュ払いの還元率が0.5%に下がり、SPU特典も受けられない
- 2025年7月以降は、月2回のポイントカード提示を忘れると還元率が1.5%→1.0%にダウンする
- 加盟店数がクレジットカードほど多くなく、個人経営店や地方の小規模店では使えないことがある
- 楽天ペイ対応店の中にも、1.5%還元の対象外となるチェーン店があり、事前に対象外店舗を確認する必要がある
これらのデメリットを理解した上で、バックアップとして楽天カードも携帯するという使い方が賢明です。
参考: 楽天ペイ 1.5%還元対象外店舗

楽天ペイを利用する際は、代替の支払い手段を常に用意しておくことが重要です。

還元率だけでなく、ポイントの失効期限も気にすることが大切よ。
楽天カードの主なデメリット
楽天カードにもいくつかのデメリットがあります。
- クレジットカードのため入会審査があり、誰でも必ず作れるわけではない(延滞履歴があると審査に落ちる可能性あり)
- 街での買い物は1.0%還元に留まり、楽天ペイのチャージ払い(1.5%)に比べると還元率が劣る
- リボ払いやキャッシング機能を誤って使うと高額な金利・手数料が発生するリスクがある
- ETCカードの年会費が550円(税込)かかる(※プラチナ会員以上は無料)
- 利用者が多く、ステータス性は期待できない(ステータスを重視する場合はゴールドカード以上の検討が必要)
これらのデメリットを理解した上で、メリットとのバランスを考えて活用することが大切です。

審査基準を理解し、信用情報を整理してから申し込むことが大切です。

還元率だけでなく、ポイントの使い道も考えて選ぶのが大事よ。
期間限定ポイントの有効活用方法
楽天ポイントには通常ポイントと期間限定ポイントの2種類があります。期間限定ポイントは有効期限が短く設定されているため、計画的に使わないと失効してしまうリスクがあります。
期間限定ポイントの主な特徴として、有効期限が1〜2ヶ月程度と短い、楽天Edyへのチャージや他社ポイントへの交換ができない、楽天カードの支払いに充当できないなどの制限があります。
期間限定ポイントを無駄なく使う方法として最もおすすめなのが、楽天ペイでの支払いに充当することです。楽天ペイなら1ポイント単位で使えるため、端数のポイントも無駄なく消化できます。
楽天ペイアプリで支払い時に「すべてのポイント・キャッシュを使う」または「一部のポイント・キャッシュを使う」を選択することで、期間限定ポイントから優先的に消費されます。
その他の活用方法として、楽天市場での買い物に使う、楽天トラベルでの旅行予約に使う、楽天モバイルの月額料金支払いに充当する、楽天ブックスや楽天Koboで書籍を購入するなどの選択肢があります。
期間限定ポイントの有効期限は楽天ポイントクラブのサイトやアプリで確認できるため、定期的にチェックして失効を防ぎましょう。
参考: 楽天ポイントクラブ
まとめ:状況に応じた使い分けが最強の戦略
楽天ペイと楽天カードのどちらがお得かという問いに対する答えは、「どちらか一方ではなく、両方を併用して状況に応じて使い分けること」です。
街での買い物では楽天ペイのチャージ払いで1.5%還元を狙い、楽天市場では楽天カード決済でSPU特典の3%以上の還元を確保する、楽天ペイが使えない店舗では楽天カードで1.0%還元を確実に獲得する、楽天ポイント加盟店ではポイントカード提示と楽天ペイ支払いで二重取りを実現する、期間限定ポイントは楽天ペイで1ポイント単位から使って失効を防ぐという使い分けを徹底することで、年間で数千円から数万円分のポイント差が生まれます。
月2回のポイントカード提示条件をクリアする、楽天キャッシュへのチャージを習慣化する、楽天市場では「5と0のつく日」を狙って買い物するなど、少しの手間を惜しまないことが重要です。
楽天カードをまだ持っていない方は、新規入会キャンペーンで5,000ポイントがもらえるこの機会に発行を検討してみてください。年会費永年無料なので、持っているだけでもリスクはありません。
楽天経済圏でのポイ活を成功させるには、楽天ペイと楽天カードの併用が必須です。それぞれの強みを理解し、最適な使い分けを実践することで、日々の買い物をお得に楽しんでいきましょう。
参考: 楽天カード 新規入会キャンペーン
参考: 楽天ペイアプリ ダウンロード

期間限定ポイントは失効リスクが高いため、早めに使うスケジュールを立てることが大切です。

ポイントの有効期限を把握して、計画的に使うことが大事なのよ。
・本記事の情報は一般的な情報提供を目的としており、個別の投資や金融商品の推奨を行うものではありません
・カードの審査結果、ポイント還元率、年会費等は各カード会社の判断により決定されます
・最新の情報については、必ず各カード会社の公式サイトでご確認ください
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