上級カード道場では、アフィリエイトプログラムを利用しアコム社などから委託を受け広告収益を得て運用しているため記事中にPRリンクを含みます。ただし、提携の有無が記事内容およびランキングに何ら影響を与えるものではありません。
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※年会費・手数料等の情報は記事作成時点のものです。最新情報は各カード会社の公式サイトでご確認ください。
※ポイント還元率は利用条件により異なります。詳細は各カード会社の公式サイトでご確認ください。
PayPayカードを申し込む際、Visa・Mastercard・JCBという3つの国際ブランドから1つを選ぶ必要があります。しかし、どのブランドを選べば自分にとって最適なのか、迷われている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、PayPayカードの各ブランドの特徴を徹底比較し、あなたのライフスタイルや利用目的に最適なブランドをご提案します。ブランド選びは一度決めると後から変更できないため、この記事を参考に慎重に選択してください。
結論から申し上げると、初めてクレジットカードを作る方や海外での利用機会がある方にはVisaブランド、2枚目以降のカードとして使い分けたい方にはMastercardまたはJCB、国内利用が中心でJCBの特典を活用したい方にはJCBブランドがおすすめです。それぞれの詳しい選び方について、以下で解説していきます。
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このサイトの運営者情報
岩田昭男(上級カード道場 編集長)
同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。
主な著書としては、「Suica一人勝ちの秘密」(中経出版・現カドカワ)「信用格差社会」(東洋経済新報社)「信用偏差値」(文春新書)「クレジットカード・サバイバル戦争」(ダイヤモンド社)「ドコモが銀行になる日」(PHP)「キャッシュレス覇権戦争」(NHK出版)、また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。
ウエブは、「岩田昭男の上級カード道場」、まぐまぐでメルマガを毎月二回発行。
記事の信頼性
・クレジットカード研究歴30年以上の専門家が監修
・累計50冊以上のクレジットカードムックを監修
・各カード会社の公式情報を2025年10月時点で確認
・定期的に情報を更新(最終更新:2025年11月17日)
【今すぐ診断】PayPayカードのブランド選び結論│あなたに最適なのはどれ?
まずは結論をお伝えします。PayPayカードで選べる3つのブランドは、以下のような方に適しています。
ハワイや韓国、台湾など日本人に人気の観光地に行く機会が多い方にも、JCBは意外と便利です。これらの地域では日本人観光客向けにJCB加盟店が多く、現地での利用に困ることは少ないでしょう。
以上の結論を踏まえて、各ブランドの詳細な比較と選び方を見ていきましょう。
PayPayカード各ブランドの基本スペック比較
PayPayカードで選べる3つの国際ブランドについて、基本的なスペックを比較していきます。以下の表は、Visa・Mastercard・JCBの主要な特徴をまとめたものです。
| 比較項目 | Visa![]() | Mastercard![]() | JCB![]() |
|---|---|---|---|
| 発祥国 | アメリカ | アメリカ | 日本 |
| 世界加盟店数 | 1.5億店舗以上 | 1.3億店舗 | 5,300万店舗 |
| 利用可能国・地域 | 200以上 | 210以上 | 世界各地(日本人観光地中心) |
| 国内決済シェア | 50.8% | 17.8% | 28.0% |
| タッチ決済対応 | あり | あり | あり |
| 年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 |
| ポイント還元率 | 1.0%〜1.5% | 1.0%〜1.5% | 1.0%〜1.5% |
| 審査難易度 | 同一 | 同一 | 同一 |
上記の表からわかる通り、PayPayカードの基本的な機能やポイント還元率、年会費、審査基準は、どのブランドを選んでも変わりません。違いが出るのは、主に使える場所の範囲や付帯特典の内容です。
ブランドごとの国内決済シェアを見ると、Visaが圧倒的な50.8%を占めており、次いでJCBが28.0%、Mastercardが17.8%となっています。これは日本国内での普及率を示しており、Visaは国内でも最も使いやすいブランドといえます。
参考:イプソス株式会社「2020年キャッシュレス大規模調査」
一方、世界全体で見ると、Visaの加盟店数は1.5億店舗以上、Mastercardは1.3億店舗と、両者の差はわずかです。JCBは5,300万店舗と、国際的な普及率では両者に劣りますが、日本国内や日本人に人気の観光地では十分な加盟店数を誇ります。
参考:JCB公式サイト
これらの基本スペックを踏まえた上で、次のセクションでは各ブランドの詳細な特徴と違いを見ていきます。
Visaブランドの特徴とメリット・デメリット

Visaブランドは、世界で最も普及している国際ブランドです。ここでは、PayPayカードでVisaブランドを選んだ場合の特徴、メリット、デメリットを詳しく解説します。

国際ブランドの特典や利用可能店舗を事前に調査することが大切です。

自分の利用スタイルに合った特典があるか確認してね。
Visaブランドが使える場所と加盟店の特徴
Visaブランドは、200以上の国と地域で利用でき、世界の加盟店数は1.5億店舗以上に達します。国内の決済シェアでも50.8%と圧倒的な首位を誇り、クレジットカードが使える店舗のほとんどでVisaを利用できます。
海外での普及率も非常に高く、特にアメリカやヨーロッパでのシェアが大きいことが特徴です。アメリカではカード決済の約30%がVisaによるもので、ヨーロッパでは約54%と過半数を占めています。アジア地域でも約39.6%のシェアを持ち、どの地域でも安定して使える点が大きな強みです。
参考:PayPayカードはVisa・Mastercard・JCBどれがおすすめ?それぞれの違いや特徴を解説
国内では、大手スーパーやコンビニ、飲食店、オンラインショッピングサイトのほぼすべてでVisaを利用できます。特に楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどの主要ECサイトでは、Visaブランドの対応が万全です。

加盟店の多さに惑わされず、利用条件や手数料を確認することが重要です。

特定の地域や店舗での特典も見逃さないでね。使い方次第でお得になるわ。
Visaブランドの付帯特典と優待サービス
Visaブランドには、旅行関連の優待サービスが充実しています。主な特典は以下の通りです。
| サービス名 | 特典内容 | 割引率・条件 | 対象地域・備考 |
|---|---|---|---|
| Expedia(エクスペディア) | Visaカード決済で宿泊料金が割引 | 8%オフ(宿泊) +宿泊+航空券セット5万円以上で追加2,500円オフ | 国内・海外どちらも対象 |
| agoda(アゴダ) | Visaカード決済で宿泊施設料金が割引 | 最大15%オフ | 韓国・台湾・タイ・ベトナムなどアジア主要観光地 |
| JALエービーシー(空港宅配サービス) | Visaカード利用で宅配料金が割引 | 15%オフ | 成田・羽田・中部・関西空港で利用可能 |
| WiFiBOX(海外・国内Wi-Fiレンタル) | Visaカード決済でレンタル料金が割引 | 3〜5%オフ | 全プラン対象、海外・国内どちらもOK |
これらの旅行関連優待に加えて、Visaは独自のキャッシュバックキャンペーンやポイント還元キャンペーンを頻繁に開催しています。時期によって内容は異なりますが、お得に決済できる機会が多く訪れる点も魅力です。

特典の利用条件を事前に確認しないと、割引を逃す可能性があります。

特典の対象地域をしっかりチェックしないと、使えないこともあるのよ。
Visaブランドの対応電子マネーとスマホ決済
VisaブランドのPayPayカードは、多くの電子マネーやスマホ決済に対応していますが、一部利用できないサービスもあります。以下は対応状況の一覧です。
特に注意したいのは、Apple Pay経由でのチャージで
| 区分 | 対応サービス | 非対応サービス | 対応端末 |
|---|---|---|---|
| 電子マネー | ✅ Suica ✅ PASMO ✅ QUICPay | ❌ WAON ❌ nanaco ❌ 楽天Edy ❌ iD | iPhone・Android 両方対応 |
| スマホ決済 | ✅ PayPay ✅ 楽天ペイ ✅ d払い | ❌ au PAY ❌ LINE Pay ❌ メルペイ | iPhone・Android 両方対応 |
す。Visaブランドでは、Apple PayでのWAONやnanacoへのチャージができません。これらの電子マネーを頻繁に利用する方は、MastercardやJCBブランドを選ぶことをおすすめします。

利用可能な電子マネーを事前に確認し、計画的に使いましょう。

チャージ方法によっては、手数料がかかることもあるから気をつけてね。
Visaブランドのメリットとデメリット
ここまでの内容を踏まえて、Visaブランドのメリットとデメリットをまとめます。
Visaブランドのメリット
世界中どこでも使える圧倒的な加盟店数が最大のメリットです。海外旅行や出張の際に、クレジットカードが使えないという心配がほとんどありません。国内でも最も普及しているため、地方の小さな店舗でもVisaなら使える可能性が高いです。
旅行関連の優待サービスが充実している点も魅力です。ホテル予約サイトでの割引、空港宅配サービスの割引、Wi-Fiレンタルの割引など、旅行時に役立つ特典が多数用意されています。
キャッシュバックキャンペーンが頻繁に開催される点もメリットです。定期的にキャンペーン情報をチェックすることで、よりお得にカードを利用できます。
Visaブランドのデメリット
一部の電子マネーに対応していない点がデメリットです。特にApple PayでWAONやnanacoにチャージできない制限があるため、これらの電子マネーをメインで使っている方には不便です。
JCBブランドのような国内ブランド特有の特典がない点も、人によってはデメリットに感じるかもしれません。東京ディズニーランドやUSJの貸切イベント抽選など、JCB限定の魅力的な特典を利用したい方には、Visaは物足りなく感じる可能性があります。
Mastercardブランドの特徴とメリット・デメリット

Mastercardブランドは、Visaに次ぐ世界第2位のシェアを持つ国際ブランドです。ここでは、PayPayカードでMastercardブランドを選んだ場合の特徴、メリット、デメリットを詳しく解説します。

Visaカードの旅行特典は利用条件をしっかり確認することが大切です。

海外での利用時、為替手数料がかかることを忘れないでね。
Mastercardブランドが使える場所と加盟店の特徴
Mastercardブランドは、210以上の国と地域で利用でき、世界の加盟店数は約1.3億店舗に達します。Visaの1.5億店舗と比較すると若干少ないものの、実用上は両者の差をほとんど感じることはありません。
国内の決済シェアは17.8%とVisaやJCBに比べて低めですが、主要な店舗やオンラインショッピングサイトではほぼ問題なく利用できます。特に大手スーパーやコンビニ、飲食チェーン、ECサイトでは、Mastercardの対応は万全です。
海外での普及率も高く、特にヨーロッパや南米での強みがあります。Visaとほぼ同等の利便性を持ち、海外旅行や出張でも安心して利用できます。
国内で特筆すべき点は、コストコでの利用です。コストコでは、クレジットカード決済がMastercardブランドのみに限定されているため、コストコを頻繁に利用する方にとってMastercardは必須のブランドとなります。

加盟店の対応状況を事前に確認し、利用シーンを明確にすることが重要です。

特典やキャンペーンを見逃さないように、こまめに情報をチェックするのが大事よ。
Mastercardブランドの付帯特典と優待サービス
Mastercardには「Taste of Premium」という上級サービスがありますが、残念ながらPayPayカードのような年会費無料のスタンダードカードは対象外です。そのため、Mastercardブランド独自の特典は限定的となります。
主な優待サービスは以下の通りです。
| サービス名 | 特典内容 | 割引率・条件 | 対象地域・備考 |
|---|---|---|---|
| Expedia(エクスペディア) | Mastercardで対象宿泊施設を予約すると割引クーポンが利用可能 | 最大8%オフ | 国内・海外の対象宿泊施設 |
| agoda(アゴダ) | Mastercardで宿泊施設を予約すると割引適用 | 10%オフ (ワールド/ワールドエリート/プラチナプリペイドカードなら12%オフ) | アジアを中心に世界各地の対象宿泊施設 |
VisaやJCBと比較すると、Mastercardブランド独自のキャンペーンや特典は少なめです。特典よりも利便性を重視する方に適したブランドといえます。
参考:Taste of Premium – Mastercardブランド

特典を最大限に活用するため、年会費とサービス内容を慎重に比較しましょう。

特典の内容をよく確認して、自分に合った使い方を考えることが大切よ。
Mastercardブランドの対応電子マネーとスマホ決済
Mastercardブランドは、3つのブランドの中で最も多くの電子マネーとスマホ決済に対応しています。以下は対応状況の一覧です。
電子マネーについては、Suica、PASMO、QUICPayに加えて、Apple Pay経由でWAONとnanacoへのチャージにも対応しています。ただし、WAONとnanacoのチャージはiPhoneのみで、Androidでは利用できません。楽天EdyとiDには対応していません。
スマホ決済については、PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAYに対応しています。au PAYに対応しているのはMastercardブランドの大きな強みです。Visaブランドではau PAYを利用できないため、au PAYユーザーにとってはMastercardまたはJCBが選択肢となります。
Apple Payでの電子マネーチャージの幅広さと、au PAY対応が、Mastercardブランドの大きな特徴です。電子マネーやスマホ決済を幅広く使いたい方には、Mastercardが最もおすすめのブランドといえます。

電子マネーの利用範囲を考慮し、最適なカードを選ぶことが重要です。

スマホ決済では、各サービスのキャンペーン情報を見逃さないことが大切よ。
Mastercardブランドのメリットとデメリット
ここまでの内容を踏まえて、Mastercardブランドのメリットとデメリットをまとめます。
Mastercardブランドのメリット
電子マネーやスマホ決済の対応範囲が最も広い点が最大のメリットです。Apple PayでのWAONやnanacoチャージ、au PAY対応など、他のブランドではカバーできない部分をMastercardは網羅しています。
コストコで唯一使えるクレジットカードブランドである点も、コストコユーザーにとっては決定的なメリットです。コストコで買い物をする方は、Mastercardブランド一択となります。
世界的な普及率がVisaに匹敵する点も安心材料です。海外旅行や出張でも、ほとんどの場面でMastercardを利用できます。
2枚目以降のカードとして、Visaとの使い分けに最適な点もメリットです。Visaカードを既に持っている方が、PayPayカードでMastercardを選ぶことで、より広い範囲で決済に対応できます。
Mastercardブランドのデメリット
ブランド独自の特典やキャンペーンが少ない点がデメリットです。VisaやJCBと比較すると、お得に感じる機会は少なくなります。
国内での決済シェアが17.8%とやや低い点も、地方の小規模店舗では使えないケースがまれにあるかもしれません。ただし、主要な店舗では問題なく利用できるため、実用上の支障はほとんどありません。
JCBブランドの特徴とメリット・デメリット

JCBブランドは、日本発祥の唯一の国際ブランドです。ここでは、PayPayカードでJCBブランドを選んだ場合の特徴、メリット、デメリットを詳しく解説します。

Mastercardの特典は地域によって異なるため、利用前に確認が必要です。

電子マネー対応の幅広さだけでなく、手数料にも気をつけてね。
JCBブランドが使える場所と加盟店の特徴
JCBブランドは、世界各地に約5,300万の加盟店を持ち、1億6,000万人以上の会員がいます。国内での決済シェアは28.0%と、Mastercardの17.8%を上回り、国内ではVisaに次ぐ普及率を誇ります。
国内では、大手スーパーやコンビニ、飲食店、オンラインショッピングサイトのほとんどでJCBを利用できます。日本発祥のブランドという特性上、国内の中小規模店舗でもJCBの加盟店は多く、日常的な買い物で困ることはありません。
一方、海外での加盟店数はVisaやMastercardに大きく劣ります。世界全体で見ると、JCBの加盟店数は5,300万店舗で、Visaの1.5億店舗やMastercardの1.3億店舗と比較すると、かなり少ないことがわかります。
ただし、日本人に人気の観光地では、JCBの加盟店が比較的多く展開されています。ハワイ、グアム、韓国、台湾、香港など、日本人観光客が多く訪れる地域では、JCBの利便性は高くなります。これらの地域以外への海外旅行を予定している方は、VisaやMastercardを選ぶ方が無難です。
参考:JCB公式サイト

JCBを利用する際は、店舗の加盟状況を事前に確認することが重要です。

海外では利用できない店舗も多いから、事前に調べておくと安心ね。
JCBブランドの付帯特典と優待サービス
JCBブランドは、VisaやMastercardと比較して、特典や優待サービスのバリエーションが最も豊富です。主な特典は以下の通りです。
| 特典内容 | 概要 | 開催時期・条件 | 補足・対象地域 |
|---|---|---|---|
| 東京ディズニーランド完全貸切イベント | JCBカード利用金額に応じて抽選応募が可能(1万円=1口) | 毎年12月(クリスマスシーズン) | 宿泊付き・ペア・4枚セットなど複数コースあり |
| ユニバーサル・スタジオ・ジャパン完全貸切イベント | JCBカードの利用金額で抽選応募可能 | 毎年9〜10月(ハロウィンシーズン) | 参加方法は東京ディズニーランド貸切と同様 |
| ハワイ・ワイキキトロリー(ピンクライン)無料 | JCBカード提示で乗車賃が無料 | 通年利用可能 | ホノルル市内限定、JCB専用ラウンジあり |
| チケットJCB | コンサート・演劇・スポーツなどのチケット販売・優待 | 不定期 | 一部チケットで先行受付・割引・貸切招待あり |
| JCBオリジナルシリーズパートナー特典 | 対象店舗でポイント還元率アップ | 通年 | スターバックス・セブン-イレブン・Amazonなどでボーナスポイント付与(PayPayカードは対象外の場合あり) |
参考:JCB original seriesパートナーで還元率アップ
これらの特典に加えて、JCBはキャッシュバックキャンペーンやポイントアップイベントも頻繁に開催しており、お得に利用できる機会が多い点も魅力です。

特典の利用条件や期間は変わることがあるため、最新情報を確認することが大切です。

特典を利用する際は、事前に条件をしっかり確認しておくことが大事よ。
JCBブランドの対応電子マネーとスマホ決済
JCBブランドは、Mastercardと同様に、比較的多くの電子マネーとスマホ決済に対応しています。以下は対応状況の一覧です。
| 区分 | 対応サービス | 一部対応 | 非対応サービス | 対応端末 |
|---|---|---|---|---|
| 電子マネー | ✅ Suica ✅ PASMO ✅ QUICPay | ⚠️ WAON・nanaco (※Apple Pay経由のみ・iPhone限定) | ❌ 楽天Edy ❌ iD | iPhone・Android(※WAON・nanacoはiPhone限定) |
| スマホ決済 | ✅ PayPay ✅ 楽天ペイ ✅ d払い | - | ❌ au PAY | iPhone・Android両対応 |
通常、JCBブランドのカードはPayPayに登録できないという制限がありますが、PayPayカードのJCBブランドは例外的にPayPayへの登録が可能です。これはPayPayカード独自のメリットといえます。

各電子マネーの対応状況を事前に確認し、利用シーンに合ったカードを選ぶことが重要です。

スマホ決済の設定や利用可能店舗もチェックして、スムーズなお買い物を楽しんでね。
JCBブランドのメリットとデメリット
ここまでの内容を踏まえて、JCBブランドのメリットとデメリットをまとめます。
JCBブランドのメリット
特典や優待サービスが最も充実している点が最大のメリットです。ディズニーランドやUSJの貸切イベント抽選、チケット先行販売や割引、ハワイでの特典など、魅力的な特典が多数用意されています。
国内での利用に特化している方にとっては、十分な加盟店数があり不便を感じることはありません。日本発祥のブランドという安心感もあります。
日本人に人気の観光地では比較的使いやすい点もメリットです。ハワイ、グアム、韓国、台湾などへの旅行では、JCBの利便性は十分に発揮されます。
またキャッシュバックキャンペーンやポイントアップイベントが頻繁に開催される点も魅力です。定期的にキャンペーン情報をチェックすることで、よりお得にカードを利用できます。
JCBブランドのデメリット
海外での加盟店数が少ない点が最大のデメリットです。ハワイや韓国、台湾などの日本人に人気の観光地以外では、JCBが使えない店舗が多く存在します。欧米やその他の地域への海外旅行を予定している方には不向きです。
au PAYに対応していない点も、au PAYユーザーにとってはデメリットとなります。au PAYを頻繁に利用する方は、MastercardブランドまたはVisaブランドを選ぶ必要があります。
JCBの一部特典は、JCBオリジナルシリーズ限定のものもあるため、PayPayカードで利用可能かどうかを事前に確認する必要があります。
PayPayカード利用シーン別のブランド選択ガイド

ここでは、具体的な利用シーンや目的に応じて、どのブランドを選ぶべきかを詳しく解説します。あなたのライフスタイルや利用目的に最も近いシーンを参考にしてください。

特典の内容が利用シーンに合っているか、事前に確認することが重要です。

利用可能な加盟店の地域差も考慮して、選ぶのが大切よね。
海外旅行や出張が多い方向けのブランド選び
海外での利用機会が多い方には、Visaブランドが最もおすすめです。世界200以上の国と地域で利用でき、加盟店数も1.5億店舗以上と圧倒的です。どの国に行ってもVisaなら安心して利用できます。
| ブランド | 利用可能地域・加盟店数 | 特徴・強み | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Visa | 世界200以上の国と地域 アメリカ:約30%・ヨーロッパ:約54%の決済シェア | 世界最大の決済ネットワーク。 どの国でもほぼ使える安定感。 | 欧米中心に旅行・出張が多い人 |
| Mastercard | 世界210以上の国と地域 加盟店:約1.3億店舗 | Visaに次ぐ普及率。 為替レートが安定しており、両替手数料が安め。 | 欧米・アジアなど幅広く渡航する人 |
| JCB | 主に日本・アジア中心 ハワイ・グアム・韓国・台湾で強い | 日本人向け特典・ラウンジが充実。 トラベルサポートも手厚い。 | アジア・リゾート旅行が多い人、国内メイン利用の人 |

海外利用時の手数料や為替レートも確認することが大切です。

カードのセキュリティ機能も忘れずにチェックしておくと安心ね。
国内利用が中心の方向けのブランド選び
国内での利用が中心で、海外での利用をほとんど想定していない方には、3つのブランドすべてが選択肢となります。国内の主要店舗では、いずれのブランドも問題なく利用できます。
| 重視ポイント | 最適ブランド | 主な理由・特典 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 特典・キャンペーン重視 | JCB | ・ディズニーランド/USJの貸切イベント抽選 ・チケット先行販売・特別優待 ・スタバ・セブン・Amazonなどでポイントアップ | 海外(特に欧米)では使えない地域がある |
| 地方や中小店舗での使いやすさ重視 | Visa | ・国内シェア50.8%で最も普及 ・地方の小規模店舗でも対応率が高い | 海外特典はやや少なめ |
| コストコをよく利用する方 | Mastercard | ・コストコ店頭で使える唯一のブランド ・世界的にも高い加盟店数 | 一部国内店舗で非対応のケースあり |

国内利用が中心でも、年会費と特典のバランスを見極めることが重要です。

特典内容だけでなく、利用シーンに合ったカード選びを心がけてね。
電子マネーやスマホ決済を多用する方向けのブランド選び
| 利用スタイル・重視ポイント | 最適ブランド | 主な対応サービス | 備考・特徴 |
|---|---|---|---|
| 電子マネー・スマホ決済を幅広く使いたい | Mastercard | Suica/PASMO/QUICPay/WAON(Apple Pay経由)/nanaco(Apple Pay経由)/au PAY/PayPay/楽天ペイ/d払い | 最も対応範囲が広く、Android・iPhoneどちらにも対応。万能型。 |
| Apple PayでWAON・nanacoを使いたい | Mastercard または JCB | WAON(Apple Pay経由)/nanaco(Apple Pay経由) | VisaはApple Pay経由でWAON・nanaco非対応。iPhoneユーザーはMastercard・JCB推奨。 |
| au PAYをメイン決済に使いたい | Mastercard | au PAY(直接利用可能) | JCB・Visaは非対応。auユーザーにはMastercard一択。 |
楽天EdyやiDをメインで利用している方には、PayPayカード自体が対応していないため、他のクレジットカードを検討する必要があります。

ブランド選びでは、対応するサービスの広さを重視することが重要です。

電子マネーの相性も考えて、使いやすさを重視するのが大切よ。
ポイ活重視の方向けのブランド選び
ポイント還元を最大化したい、いわゆるポイ活重視の方には、特典やキャンペーンが充実しているVisaブランドまたはJCBブランドがおすすめです。
| ブランド | 主な特典・特徴 | 備考 |
|---|---|---|
| Visa | キャッシュバックやポイント還元キャンペーンを定期開催。Expedia・agodaで最大8〜15%オフなど旅行優待が充実。 | 旅行や出張が多い人に向く。 |
| JCB | キャッシュバックやポイントアップイベントが多い。JCBオリジナルシリーズパートナー店舗でボーナスポイント付与。 | 日常利用やショッピング中心の人に最適。 |
| Mastercard | 特典・キャンペーンは比較的少なめ。 | ポイント重視の人にはやや不向き。 |
ただし、PayPayカード自体のポイント還元率は、どのブランドを選んでも1.0〜1.5%で変わりません。ブランドによる差は、あくまでキャンペーンや特典による追加的なメリットです。

特典やキャンペーンは時期によって変動するため、常に最新情報を確認することが重要です。

還元ポイントの有効期限にも注意して、計画的に使うことが大切よ。
2枚目以降のカードとして選ぶ場合のブランド選び
すでに他社でクレジットカードを持っていて、PayPayカードを2枚目以降のカードとして申し込む方には、既に持っているカードとは異なるブランドを選ぶことをおすすめします。
| 現在保有しているカード | 新たにおすすめのブランド | 理由 |
|---|---|---|
| Visaカードを持っている | Mastercard または JCB | Visa非対応の店舗やサービスを補える。利便性が向上する。 |
| Mastercardを持っている | Visa または JCB | Visaは世界シェア最大で、Mastercardと組み合わせると利用範囲がほぼ網羅できる。 |
| JCBカードを持っている | Visa または Mastercard | JCBは海外での加盟店が少ないため、海外利用を考えるとVisaまたはMastercardの併用が安心。 |
PayPayカードは、2025年3月から同じ国際ブランドで複数枚発行できるようになりました。例えば、Visaブランドを2枚、Mastercardブランドを1枚という組み合わせも可能です。ただし、合計で3枚までという制限があります。
参考:2枚目以降のカード作成時に同じ国際ブランドが選択できるようになりました
ブランド選びで絶対に知っておくべき注意点

PayPayカードのブランドを選ぶ際には、いくつかの重要な注意点があります。これらを知らずにブランドを選んでしまうと、後で後悔する可能性があるため、必ず確認してください。

異なるブランドを選ぶことで、特典の幅が広がります。利用目的に応じた選定を心掛けてください。

カードの特典だけでなく、利用シーンに合ったブランド選びが大切なのよ。
ブランドは発行後に変更できない
最も重要な注意点は、PayPayカードは発行後に国際ブランドを変更できないということです。一度Visaブランドで発行したカードを、後からMastercardやJCBに変更することはできません。
ブランドを変更したい場合は、以下のいずれかの方法をとる必要があります。
希望するブランドのカードを追加で申し込む方法があります。PayPayカードは最大3枚まで発行できるため、既存のカードを残したまま、別のブランドのカードを新規に申し込むことができます。この場合、新規入会と同様に審査があります。
また既存のカードを解約して、希望するブランドで再度申し込む方法もあります。ただし、解約の翌日の午後以降でないと再申込できません。また、こちらも新規入会と同様に審査があり、新規入会特典は対象外となります。
参考:カードのデザインや種類(ブランド)を変更したい – PayPayカード
このように、ブランド変更には手間がかかり、場合によっては審査に通らない可能性もあります。そのため、最初のブランド選びは慎重に行うことが重要です。

カードブランドの選択は長期的な利用に影響するため、慎重に決めてください。

ブランド変更ができないからこそ、最初の選択が大切なのよね。
縦型カードの発行は順次終了している
PayPayカードは、従来は横向きと縦向きのデザインから選べましたが、2024年9月下旬以降、順次縦向きカードの新規発行が終了しています。
Visaブランドでは、すでに縦向きカードの新規発行が終了しています。ただし、Mastercardブランドは2025年1月末まで、JCBブランドは2025年2月末まで縦向きカードの新規発行を受け付けています。
すでに縦向きカードを持っている方は、そのまま利用を続けることができます。また、MastercardとJCBについては、受付期間内であれば縦向きカードの再発行や家族カードの追加申し込みも可能です。
縦向きカードのデザインにこだわりがある方は、JCBブランドを選び、2025年2月末までに申し込む必要があります。それ以降は、すべてのブランドで横向きカードのみとなります。
参考:PayPayカードはVisa・Mastercard・JCBどれがおすすめ?それぞれの違いや特徴を解説

縦型カードのデザインにこだわる方は、早めにJCBを申し込むべきです。

縦向きカードの終了は意外と影響大よ。デザイン重視なら急いで選んでね。
審査難易度や還元率はブランドに関係ない
国際ブランドによって、PayPayカードの審査難易度やポイント還元率が変わることはありません。Visaだから審査が簡単、Mastercardだから審査が厳しい、ということは一切ありません。
カード発行時の審査は、国際ブランド側ではなくPayPayカード株式会社が実施しています。そのため、どのブランドを選んでも審査基準は同じです。
ポイント還元率も、すべてのブランドで1.0〜1.5%と同一です。PayPayステップの条件を達成すれば、どのブランドでも最大1.5%の還元率となります。国際ブランドの違いによって、この還元率が変わることはありません。
ただし、国際ブランド側が独自に実施するキャッシュバックキャンペーンやポイント還元キャンペーンには、ブランドによって違いがあります。これらのキャンペーンを活用することで、実質的な還元率を高めることは可能です。

審査基準はブランドに関係ないが、信用情報を整えておくことが大切です。

還元率だけでなく、特典内容もしっかり比較することが必要よ。
国際ブランドのデザインロゴは変更できない
PayPayカードのデザインは、基本的にどのブランドも同じですが、カード右下に記載される国際ブランドのロゴは異なります。Visaは白文字の「VISA」ロゴ、Mastercardは黄色と赤色の2色ロゴ、JCBは白の単色ロゴとなっています。
このロゴの違いによって、カード全体の印象も微妙に変わります。デザインの好みも、ブランド選びの一つの要素として考慮しても良いでしょう。
2025年2月には、PayPayカードに新デザインが登場しました。ブラック、シルバー、ネイビー、ピンクの4色から選べるようになり、よりデザインの選択肢が広がっています。ただし、既に持っているカードのデザインやブランドは変更できません。
参考:「PayPayカード」に新デザイン登場!4種類から選べるようになりました

デザインだけでなく、利用可能な特典を重視することが重要です。

見た目だけじゃなく、カードの機能性も大切なのよ。
プラスチックカードの発行有無はブランドで異なる
PayPayカードは、申し込み時に「プラスチックカードを発行する、しない」を選択できますが、この選択肢はブランドによって異なります。
JCBブランドのみ、プラスチックカードなし(デジタルカードのみ)で申し込むことができます。デジタルカードのみで発行した後でも、必要に応じてプラスチックカードを追加発行することも可能です。
VisaブランドとMastercardブランドでは、プラスチックカードの発行が必須です。デジタルカードのみで申し込むことはできません。
スマホ決済をメインで利用し、プラスチックカードを持ち歩きたくない方には、JCBブランドがおすすめです。ただし、スマホのウォレットアプリにカード情報を登録すれば、プラスチックカードを持ち歩かなくても決済できるため、実用上の差は小さいかもしれません。
【ユーザータイプ別】PayPayカードのおすすめブランド診断
ここでは、ユーザーのタイプ別に、最適なブランドを診断形式でご提案します。自分に当てはまるタイプを見つけて、ブランド選びの参考にしてください。
国際ブランドを見つけよう
PayPayカードの実際のユーザーの声
ここでは、PayPayカードの各ブランドを実際に使用しているユーザーの声をご紹介します。これらの口コミは、ブランド選びの参考になるでしょう。

デジタルカードの利便性を考慮し、選択肢をしっかり比較してください。

ブランドによって特典が異なるから、しっかり確認して選ぶのが大事よ。
Visaブランドを選んだユーザーの声
「初めてのクレジットカードとしてPayPayカードのVisaを作りました。国内でも海外でもどこでも使えるので、本当に便利です。先日ヨーロッパに旅行に行きましたが、Visaのおかげでカードが使えなくて困るということが一度もありませんでした。最初のカードにVisaを選んで正解だったと思います」
30代女性・会社員
「PayPayカードを2枚目のカードとして作る際、1枚目がMastercardだったのでVisaを選びました。Expediaの8%割引特典を使って海外旅行のホテルを予約したら、かなりお得に泊まれました。旅行好きな私にとって、Visaの旅行関連特典は魅力的です」
40代男性・自営業
「地方に住んでいるため、小さな店舗でもカードが使えるようにVisaを選びました。地元の小さな飲食店やガソリンスタンドでも、Visaなら問題なく使えます。国内シェアが高いだけあって、使える場所の多さは実感しています」
50代男性・会社員

Visaブランドの特典やサービス内容を詳細に比較することが重要です。

利用者の声を参考に、実際の使い勝手もチェックしておくといいわね。
Mastercardブランドを選んだユーザーの声
「コストコで買い物をするために、PayPayカードはMastercardを選びました。コストコではMastercardしか使えないので、PayPayポイントを貯めながらコストコで買い物ができるのはとても便利です。月に2〜3回はコストコに行くので、ポイントもどんどん貯まります」
30代女性・主婦
「すでにVisaカードを持っていたので、PayPayカードではMastercardを選びました。Apple PayでWAONやnanacoにチャージできるのが便利です。イオンでWAONを使うことが多いので、Mastercardにして良かったです」
20代女性・会社員
「au PAYをメインで使っているため、Mastercardブランドを選びました。VisaやJCBだとau PAYに対応していないので、Mastercardは必須でした。電子マネーやスマホ決済を色々使いたい人には、Mastercardが一番対応範囲が広くておすすめです」
40代男性・会社員

Mastercardの特典を最大限に活用するため、利用明細を定期的に確認してください。

利用者の声を参考にして、自分に合ったサービスを見極めることが大切よ。
JCBブランドを選んだユーザーの声
「ディズニーランドの貸切イベントに応募したくて、JCBブランドを選びました。毎月PayPayカードで支払いをして口数を増やしています。まだ当選したことはありませんが、いつか当たることを夢見て使い続けています。JCBの特典は魅力的ですね」
20代女性・会社員
「国内での利用がほとんどなので、JCBブランドを選びました。国内ではJCBでも問題なく使えますし、JCB限定のキャンペーンも頻繁にあるのでお得に感じます。海外に行く予定がない人には、JCBも十分おすすめできます」
50代男性・自営業
「ハワイに年に1〜2回行くので、JCBブランドを選びました。ワイキキトロリーが無料で乗れたり、JCBラウンジが使えたりと、ハワイでのメリットが大きいです。ハワイではJCBの加盟店も多く、使えなくて困ったことはありません」
30代男性・会社員
「すでにVisaとMastercardを持っていたので、3枚目にJCBブランドのPayPayカードを作りました。ブランドを3つ揃えることで、ほぼすべての場面でどれかのカードが使えます。JCBは国内利用とJCB特典目当てで、使い分けています」
40代男性・会社員
PayPayカードゴールドのブランド選びについて
PayPayカードには、通常のPayPayカードとPayPayカードゴールドの2種類があります。PayPayカードゴールドでも、Visa・Mastercard・JCBの3つのブランドから選ぶことができます。
PayPayカードゴールドの年会費は11,000円(税込)です。通常のPayPayカードとの主な違いは、ソフトバンク・ワイモバイルの通信料金支払いで最大10%のポイント還元、Yahoo!ショッピング・LOHACOでの利用で最大7%のポイント還元、空港ラウンジサービスの利用などです。
ブランド選びの基本的な考え方は、通常のPayPayカードと同じです。初めてクレジットカードを作る方や海外での利用機会がある方にはVisa、コストコや電子マネーを幅広く使いたい方にはMastercard、国内利用中心でJCB特典を活用したい方にはJCBがおすすめです。
ただし、PayPayカードゴールドの場合、空港ラウンジサービスが付帯しているため、海外旅行や出張が多い方が選ぶケースが多いと考えられます。そのような方には、やはりVisaブランドまたはMastercardブランドが適しています。
PayPayカードゴールドでも、通常のPayPayカードと同様に、発行後のブランド変更はできません。慎重に選択してください。
ブランド変更を検討している方へのアドバイス
すでにPayPayカードを持っていて、ブランド変更を検討している方に向けて、具体的な対処法をご提案します。
前述の通り、PayPayカードは発行後に国際ブランドを変更することはできません。ブランドを変えたい場合は、以下のいずれかの方法をとる必要があります。

JCBブランドの特典を最大限に活用するため、利用明細をしっかり確認しましょう。

利用する店舗での特典やキャンペーンを見逃さないようにするのが大事よ。
追加でカードを申し込む方法
既存のカードを残したまま、希望するブランドのカードを追加で申し込む方法があります。PayPayカードは最大3枚まで発行できるため、例えば現在Visaブランドを持っている方が、追加でMastercardブランドやJCBブランドを申し込むことができます。
この方法のメリットは、既存のカードを残せるため、カード番号の変更による各種サービスの登録変更が不要な点です。また、複数のブランドを持つことで、利用シーンに応じてカードを使い分けられます。
デメリットは、複数枚のカードを管理する必要がある点です。また、新規申込と同様に審査があり、審査に通らない可能性もあります。新規入会特典は対象外となります。

複数カードを持つ場合、各カードの利用目的を明確にして管理を効率化しましょう。

カードのブランドによって特典が異なるから、使い分けを考えることが大事よ。
解約して再申込する方法
既存のカードを解約して、希望するブランドで再度申し込む方法もあります。この方法を選ぶ場合、解約の翌日の午後以降でないと再申込できない点に注意してください。
この方法のメリットは、カードを1枚だけ持てば良いため、管理がシンプルになる点です。年会費無料のPayPayカードでは、複数枚持つことによる経済的負担はありませんが、シンプルにカードを管理したい方には適しています。
デメリットは、カード番号が変わるため、各種サービスの登録情報を変更する必要がある点です。公共料金の支払い、サブスクリプションサービスの支払い、オンラインショッピングサイトの登録情報など、すべて変更手続きが必要となります。また、新規申込と同様に審査があり、審査に通らない可能性もあります。新規入会特典は対象外となります。
ブランド変更を検討する前に確認すべきこと
ブランド変更を実行する前に、本当にブランド変更が必要かどうかを再確認することをおすすめします。
現在のブランドで不便を感じている具体的なシーンをリストアップしてください。例えば、「コストコで使えない」「Apple PayでWAONにチャージできない」「海外旅行で使えなかった」など、具体的な不便さを明確にします。
その不便さが、追加でカードを申し込むことで解決できるかどうかを検討してください。多くの場合、既存のカードを残したまま、追加で別のブランドのカードを持つ方が、利便性が高まります。
また、PayPayカード以外の他社カードで不足を補う方法も検討してください。例えば、海外旅行用にVisaブランドの他社カードを1枚持っておく、コストコ用にMastercardブランドの他社カードを持っておくなど、用途別に複数のカードを使い分ける方法もあります。
PayPayカードのブランド選びに関するよくある質問
PayPayカードのブランド選びに関して、よくある質問とその回答をまとめました。
PayPayカードのブランドは後から変更できますか
いいえ、PayPayカードは発行後に国際ブランドを変更することはできません。ブランドを変えたい場合は、希望するブランドのカードを追加で申し込むか、既存のカードを解約して再度申し込む必要があります。いずれの場合も新規入会と同様に審査があり、新規入会特典は対象外となります。
参考:カードのデザインや種類(ブランド)を変更したい – PayPayカード
PayPayカードは違うブランドで複数枚持てますか
はい、PayPayカードは最大3枚まで発行できます。例えば、Visaブランド1枚、Mastercardブランド1枚、JCBブランド1枚というように、異なるブランドで複数枚持つことができます。また、2025年3月からは同じ国際ブランドでも複数枚発行できるようになりました。
参考:2枚目以降のカード作成時に同じ国際ブランドが選択できるようになりました
PayPayカードのブランドによって審査難易度は変わりますか
いいえ、国際ブランドによって審査難易度が変わることはありません。カード発行時の審査は、国際ブランド側ではなくPayPayカード株式会社が実施しているため、どのブランドを選んでも審査基準は同じです。
PayPayカードのブランドによってポイント還元率は変わりますか
いいえ、基本的なポイント還元率は、どのブランドを選んでも1.0〜1.5%で同じです。PayPayステップの条件を達成すれば、どのブランドでも最大1.5%の還元率となります。ただし、国際ブランド側が独自に実施するキャッシュバックキャンペーンやポイント還元キャンペーンには、ブランドによって違いがあります。
PayPayカードでVisaを選んだ場合、縦型カードは作れますか
いいえ、Visaブランドではすでに縦向きカードの新規発行が終了しています。現在、縦向きカードを作れるのはMastercardブランド(2025年1月末まで)とJCBブランド(2025年2月末まで)のみです。それ以降は、すべてのブランドで横向きカードのみとなります。
PayPayカードのJCBブランドは海外で使えますか
はい、JCBブランドも海外で使用できます。ただし、Visaや Mastercardと比較すると加盟店数が少ないため、使える場所は限られます。ハワイ、グアム、韓国、台湾など日本人に人気の観光地では比較的使いやすいですが、それ以外の地域では使えない店舗が多い可能性があります。
PayPayカードでMastercardを選ぶメリットは何ですか
Mastercardを選ぶ最大のメリットは、コストコで唯一使えるクレジットカードブランドである点です。また、電子マネーやスマホ決済の対応範囲が最も広く、Apple PayでのWAONやnanacoへのチャージ、au PAYの利用が可能です。すでにVisaカードを持っている方の2枚目としても適しています。
PayPayカードでJCBを選ぶと、ディズニーの貸切イベントに必ず参加できますか
いいえ、JCBブランドを選んでも、ディズニーランドの貸切イベントに必ず参加できるわけではありません。このイベントは抽選制で、JCBカードの利用金額に応じて応募口数が増える仕組みです。利用金額が多いほど当選確率は上がりますが、当選を保証するものではありません。
PayPayカードのVisaブランドでApple PayのWAONは使えますか
いいえ、VisaブランドのPayPayカードでは、Apple Pay経由でのWAONへのチャージができません。Apple PayでWAONにチャージしたい場合は、MastercardブランドまたはJCBブランドを選ぶ必要があります。ただし、Android端末ではいずれのブランドもWAONチャージに対応していません。
PayPayカードの国際ブランドを選び直すことはできますか
申し込み直後で審査が完了していない段階であれば、PayPayカードに問い合わせることでブランド変更できる可能性があります。ただし、審査が完了し、カードが発行された後は、ブランドを変更することはできません。慎重にブランドを選んでから申し込むことをおすすめします。
まとめ
PayPayカードのブランド選びは、後から変更できないため、慎重に行う必要があります。この記事で解説した内容を参考に、あなたのライフスタイルや利用目的に最適なブランドを選んでください。
最後に、ブランド選びのポイントを改めてまとめます。
| おすすめ対象 | ブランド | 主な理由・特徴 |
|---|---|---|
| 初めてカードを作る方/海外利用がある方 | Visa | 世界中で利用可能。加盟店数が最多で、旅行関連の優待も充実。 |
| コストコユーザー/電子マネー・スマホ決済を幅広く使いたい方 | Mastercard | コストコで唯一利用可能。電子マネー・スマホ決済対応範囲が広い。 |
| 国内利用が中心/JCB特典を重視する方 | JCB | ディズニーやUSJの貸切イベント抽選など、JCB限定特典が多数。国内利用に強い。 |
| すでに他社カードを持っている方 | 異なるブランド(Visa/Mastercard/JCB) | ブランドを分散することで、利用範囲が広がり利便性が向上。PayPayカードは最大3枚発行可能。 |
ブランド選びで最も重要なのは、発行後に変更できないという点を理解した上で、慎重に選択することです。この記事で解説した各ブランドの特徴、メリット・デメリット、利用シーン別の選び方を参考に、後悔のないブランド選びをしてください。
PayPayカードは年会費永年無料で、基本のポイント還元率も1.0〜1.5%と高く、PayPayとの連携も便利なクレジットカードです。適切なブランドを選ぶことで、さらにお得で便利に活用できます。あなたに最適なブランドのPayPayカードで、快適なキャッシュレス生活をお楽しみください。

ブランド変更に際して、カードの特典やサービスの比較を忘れずに行いましょう。

新しいカードの魅力だけでなく、今のカードの隠れた利点も見逃さないでね。
・本記事の情報は一般的な情報提供を目的としており、個別の投資や金融商品の推奨を行うものではありません
・カードの審査結果、ポイント還元率、年会費等は各カード会社の判断により決定されます
・最新の情報については、必ず各カード会社の公式サイトでご確認ください
・本記事の情報による損失について、当社では一切の責任を負いかねます




