JCBカード Sのレビュー・評判を徹底検証!利用者の本音から見えた真実とは

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※保険の適用条件や補償内容は各カード会社により異なります。
※年会費・手数料等の情報は記事作成時点のものです。最新情報は各カード会社の公式サイトでご確認ください。
※ポイント還元率は利用条件により異なります。詳細は各カード会社の公式サイトでご確認ください。

JCBカード Sは2023年12月に登場した、JCBの新しいスタンダードカードです。年会費永年無料でありながら、国内外20万か所以上で使える優待特典「JCBカード S 優待 クラブオフ」やスマートフォン保険など、充実したサービスが魅力として注目を集めています。

しかし、実際の利用者からは「ポイント還元率が0.5%と低い」「JCB CARD Wと比較すると見劣りする」といった声も聞かれます。また、審査基準や申込条件、キャンペーン情報など、申し込む前に知っておきたい情報も多くあります。

この記事では、JCBカード Sの実際の評判や口コミを徹底的に分析し、カードの特徴、メリット・デメリット、JCB CARD Wとの違い、審査の難易度、お得な入会キャンペーン情報まで詳しく解説します。JCBカード Sの申し込みを検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

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岩田昭男(上級カード道場 編集長)

同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。

主な著書としては、「Suica一人勝ちの秘密」(中経出版・現カドカワ)「信用格差社会」(東洋経済新報社)「信用偏差値」(文春新書)「クレジットカード・サバイバル戦争」(ダイヤモンド社)「ドコモが銀行になる日」(PHP)「キャッシュレス覇権戦争」(NHK出版)、また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。

ウエブは、「岩田昭男の上級カード道場」、まぐまぐでメルマガを毎月二回発行。

記事の信頼性

・クレジットカード研究歴30年以上の専門家が監修

・累計50冊以上のクレジットカードムックを監修

・各カード会社の公式情報を2025年10月時点で確認

・定期的に情報を更新(最終更新:2025年11月17日)

JCBカード Sとは?2023年登場の新スタンダードカードの基本情報

JCBカード Sは、2023年12月5日に発行が開始された、JCBの新しいスタンダードカードです。従来のJCB一般カードが条件付きで年会費無料だったのに対し、JCBカード Sは完全に年会費永年無料となり、より多くの方が気軽に持てるカードとして生まれ変わりました。

このカードの最大の特徴は、年会費無料でありながら「JCBカード S 優待 クラブオフ」という充実した優待サービスが付帯している点です。グルメ、レジャー、映画、旅行など、日常生活からレジャーまで幅広いシーンでお得な割引を受けられます。

また、JCBオリジナルシリーズの一員として、スタイリッシュなデザインや高いセキュリティ性能も備えています。カード情報は裏面に集約され、表面はシンプルでスマートなデザインになっています。ナンバーレスタイプも選択でき、最短5分でカード番号が発行されるため、すぐに使い始められる点も魅力です。

JCBカード Sは、18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入がある方、または高校生を除く18歳以上の学生の方が申し込み可能です。年齢の上限がないため、40歳以上の方でも申し込めるのが、同じくJCBが発行する39歳以下限定の「JCB CARD W」との大きな違いとなっています。

JCBカード Sの基本スペックは以下のとおりです。

項目内容
年会費永年無料
国際ブランドJCB
ポイント還元率0.5%(1,000円につき1ポイント)
ポイント名Oki Dokiポイント
ポイント有効期限獲得月から2年間
申込条件18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方、または高校生を除く18歳以上の学生
家族カード無料で発行可能
ETCカード無料で発行可能
海外旅行保険最高2,000万円(利用付帯)
ショッピング保険最高100万円(海外のみ)
スマホ保険年間最高30,000円(条件あり)

参考:JCB カード S|クレジットカードのお申し込みなら

このように、JCBカード Sは年会費無料ながら充実した特典とサービスを備えた、バランスの良いクレジットカードといえます。次のセクションでは、実際の利用者の評判や口コミを詳しく見ていきましょう。

JCBカード Sの評判・口コミまとめ|利用者の声から分かること

JCBカード Sを実際に使っている方々の評判や口コミを分析すると、年会費無料で優待特典が充実している点が高く評価されている一方、ポイント還元率の低さを指摘する声も多く見られました。

利用者の評判を総合すると、JCBカード Sは「ポイントを効率的に貯めたい方」よりも「日常生活でお得な割引や優待を活用したい方」に向いているカードといえます。特に、映画館や飲食店、レジャー施設などを頻繁に利用する方にとっては、優待特典だけで年会費無料以上の価値を感じられるでしょう。

また、審査スピードの速さも高く評価されています。ナンバーレスカードを選択すれば最短5分でカード番号が発行されるため、急いでクレジットカードが必要な場合にも便利です。

一方で、ポイント還元を重視する方からは「基本還元率0.5%は他社カードと比べて低い」「JCB CARD Wなら常に1.0%還元なのでそちらの方がお得」といった声も聞かれました。このことから、ポイント還元を最優先する方は、JCB CARD Wや他の高還元率カードを検討した方が良いかもしれません。

JCBカード Sの評判から分かる主なポイントは以下のとおりです。

利用者から高く評価されているポイントとして、年会費が完全無料であること、クラブオフで国内外20万か所以上の優待が使えること、JCBスマートフォン保険が条件を満たせば付帯すること、審査が最短5分と早いこと、40歳以上でも申し込めることが挙げられています。

一方、改善を望む声として、基本ポイント還元率が0.5%と低めであること、JCB CARD Wと比較するとポイント面で劣ること、Oki Dokiポイントの使い道が限定的であること、国内旅行傷害保険が付帯していないことが指摘されています。

次のセクションでは、これらの評判を踏まえながら、良い口コミと悪い口コミをそれぞれ詳しく分析していきます。

JCBカード Sの良い評判・口コミを詳しく分析

実際の利用者から寄せられた良い評判や口コミを詳しく見ていきましょう。JCBカード Sが高く評価されているポイントは、主に以下の5つに集約されます。

優待特典の内容が実際に利用するシーンと合致しているか確認しましょう。

口コミだけでなく、自分の利用スタイルに合うか見極めることが大切よ。

年会費永年無料なのに充実した特典が魅力

JCBカード Sは年会費が永年無料でありながら、多彩な特典が付帯している点が利用者から高く評価されています。従来のJCB一般カードは年会費1,375円(税込)で、条件を満たせば無料になる仕組みでしたが、JCBカード Sは無条件で永年無料です。

家族カードやETCカードも無料で発行できるため、家族全体でクレジットカードを活用したい方にとっても経済的負担がありません。年会費無料カードの中には特典が少ないものも多い中、JCBカード Sは海外旅行保険やスマホ保険、充実した優待サービスが付帯している点が大きな魅力です。

実際の口コミでは「年会費無料なのにこれだけの特典があるのはコスパが良い」「JCB一般カードの良い部分を残しながら年会費無料になったのは嬉しい」といった声が多く見られました。

特典内容を詳細に確認し、自身の利用スタイルに合うか評価しましょう。

家族カードの利用条件や特典も忘れず確認してね。

JCBカード S 優待 クラブオフで毎日がお得に

JCBカード S最大の魅力ともいえるのが「JCBカード S 優待 クラブオフ」です。国内外20万か所以上の施設やサービスで割引優待を受けられるこのサービスは、日常生活からレジャーまで幅広く活用できます。

優待の対象ジャンルは以下のように多岐にわたります。

グルメでは、レストラン、居酒屋、カフェ、宅配ピザなどで最大50%割引が受けられます。エンタメでは、映画館、カラオケ、遊園地、水族館などが最大80%割引となります。旅行では、ホテル、旅館、レンタカー、ツアーなどで優待価格が適用されます。ショッピングでは、家具、家電、ファッション、日用品などが割引価格で購入できます。ライフスタイルでは、美容院、エステ、フィットネスジムなどでも優待が利用可能です。

参考:JCBカード S 優待 クラブオフ|クレジットカードなら

特に注目すべきは、TOHOシネマズで映画鑑賞チケットが通常2,000円のところ1,500円になったり、ピザーラで4,000円以上の注文が500円割引になったりと、日常的に利用しやすい施設での割引が充実している点です。

また、会員本人だけでなく、同伴する家族や友人も会員料金で利用できるため、家族でのお出かけや友人との食事の際にも活用できます。毎月開催されるプレゼントキャンペーンに応募できるのも嬉しいポイントです。

実際の口コミでは「家族で映画を見に行くときに使えて助かる」「ファミレスやカラオケの割引が意外と使える」「クラブオフだけで元が取れる」といった満足の声が多数寄せられています。

優待サービスを利用する際は、事前に対象施設を確認し、最大限の割引を受けることが重要です。

優待の内容は変わることがあるから、定期的にチェックするのが大切よ、気をつけてね。

条件を満たせばJCBスマートフォン保険が付帯

JCBカード Sには、条件を満たすことでJCBスマートフォン保険が付帯します。年会費無料のクレジットカードでスマホ保険が付帯しているのは非常に珍しく、この点が利用者から高く評価されています。

JCBスマートフォン保険の内容は以下のとおりです。

補償内容としては、スマートフォンのディスプレイ破損による修理費用が対象となります。補償限度額は年間最高30,000円です。自己負担額は1事故につき10,000円となります。補償期間は購入後24か月以内のスマートフォンが対象です。

適用条件として、補償対象スマートフォンの通信料の支払いにJCBカード Sを指定していること、事故発生時点で、補償対象スマートフォンの通信料を直近3か月以上連続で支払っていることが必要です。

参考:JCBスマートフォン保険

スマートフォンの画面修理は通常1万円から3万円程度かかるため、この保険があることで万が一の際の経済的負担を軽減できます。特にスマホを落としやすい方や、子どもがスマホを使用している家庭にとっては心強いサービスです。

実際の口コミでは「年会費無料でスマホ保険が付くのはありがたい」「子どものスマホ代をこのカードで支払っている」といった声が見られました。

補償対象のスマートフォン購入時期を確認することが重要です。

自己負担額があるから、しっかりと修理費用を計算しておくのよ。

審査が早く最短5分でカード番号発行

JCBカード Sはナンバーレスカードを選択することで、最短5分でカード番号の発行が可能です。この審査スピードの速さは、多くの利用者から高く評価されています。

モバイル即時入会サービス(モバ即)を利用すれば、申し込み後すぐに審査が行われ、通過すればMyJCBアプリでカード番号とセキュリティコードを確認できます。そのため、申し込んだその日からネットショッピングやApple Pay、Google Payなどで利用を開始できます。

モバ即の入会条件は以下の2点です。午前9時から午後8時の間に申し込むこと(受付時間を過ぎた場合は翌日受付扱い)、顔写真付き本人確認書類による本人確認を行うこと(運転免許証、マイナンバーカード、在留カードのいずれか)が必要です。

実際の口コミでは「申し込んで5分くらいで可決通知が来た」「すぐにネットで買い物ができて便利」「他のカードより審査が早い」といった評価が多く見られました。

プラスチックカードは後日郵送されますが、約1週間程度で手元に届きます。急いでクレジットカードが必要な場合でも、JCBカード Sなら即日利用開始できる点は大きなメリットです。

審査が早い分、信用情報に問題がないか再確認してください。

スピード入会は便利だけど、利用限度額も確認しておくと安心ね。

40歳以上でも申し込める年齢制限なし

JCBカード Sには年齢の上限がないため、40歳以上の方でも申し込むことができます。これは、39歳以下限定のJCB CARD Wとの大きな違いです。

JCB CARD Wは高いポイント還元率が魅力ですが、申し込み時の年齢が18歳以上39歳以下に限定されています。そのため、40歳以上の方でJCBのプロパーカードを年会費無料で持ちたい場合、JCBカード Sが最適な選択肢となります。

また、専業主婦や主夫の方でも、配偶者に安定継続収入があれば申し込み可能です。本人に収入がなくても審査対象となる点は、多くの方にとって申し込みやすいポイントといえるでしょう。

実際の口コミでは「40歳を過ぎてからJCBのカードが欲しくてこちらを選んだ」「年齢制限がないので長く使える」といった声が寄せられています。

JCBカード Sの悪い評判・口コミから分かる注意点

JCBカード Sには多くのメリットがある一方で、利用者から指摘されている注意点もあります。ここでは、悪い評判や口コミから分かるデメリットを詳しく見ていきましょう。

年齢制限がない分、他のカードと比較して利便性を検討することが重要です。

収入がない方でも申し込めるけれど、配偶者の収入をしっかり確認することが大切よ。

基本ポイント還元率0.5%は低め

JCBカード Sの最も多く指摘されているデメリットが、基本ポイント還元率の低さです。JCBカード Sは1,000円の利用につき1 Oki Dokiポイントが貯まり、1ポイントは最大5円相当として使えるため、還元率は0.5%となります。

近年の高還元率カードと比較すると、この0.5%という数字は決して高くありません。例えば、楽天カードやdカードは基本還元率1.0%、リクルートカードは1.2%と、JCBカード Sの2倍以上のポイントが貯まります。

還元率0.5%と1.0%の差を具体的に計算すると以下のようになります。

月の利用額年間利用額JCBカード S(0.5%)還元率1.0%カード
3万円36万円1,800円相当3,600円相当
5万円60万円3,000円相当6,000円相当
10万円120万円6,000円相当12,000円相当

このように、利用額が大きくなるほどポイント差も広がります。メインカードとして大きな金額を利用する場合、ポイント還元率の低さは無視できないデメリットといえるでしょう。

実際の口コミでも「還元率0.5%は正直低い」「他の高還元カードをメインにしてこちらはサブ」「ポイント目的ならJCB CARD Wの方が良い」といった声が多く見られました。

ただし、JCBスターメンバーズというサービスにより、年間利用額に応じて翌年のポイント還元率がアップする仕組みがあります。年間30万円以上で1.1倍、50万円以上で1.2倍、100万円以上で1.5倍、300万円以上で2倍となります。利用額が多い方は、この制度を活用することで還元率の低さをある程度カバーできます。

参考:JCBスターメンバーズ

還元率だけでなく、特典やサービスの総合的価値を考慮することが重要です。

還元率が低くても、特定の店での優待があればお得なのよ。

Oki Dokiポイントの使い道が限定的

JCBカード Sで貯まるOki Dokiポイントは、使い道がやや限定的である点も指摘されています。特に、ポイントをそのまま支払いに使える店舗が少ないことが不便だという声が聞かれます。

Oki Dokiポイントの主な使い道は以下のとおりです。

使い道還元レート内容
Amazon支払い1ポイント=3.5円Amazon.co.jpでの支払いに利用可能
JCBプレモカードにチャージ1ポイント=5円全国30万店以上で使えるプリペイドに交換
JCBギフトカードに交換1,050ポイント=5,000円分(約4.76円相当)ギフト用途や贈り物に便利
他社ポイントへ移行1ポイント=3〜4円nanaco/dポイント/WAONなどに交換可能
カード利用代金に充当1ポイント=3円請求額の割引として利用可能

参考:Oki Dokiポイントの上手な使い道15選。還元率を意識しよう

最もお得な使い方は、JCBプレモカードにチャージして1ポイント5円として利用することですが、JCBプレモカードを別途入手する必要があるため、やや手間がかかります。

また、他社ポイントへの交換やカード利用代金への充当では、1ポイント3円から4円程度の価値になってしまい、実質的な還元率が0.3%から0.4%に下がってしまいます。

実際の口コミでは「Oki Dokiポイントは使い道が分かりにくい」「交換レートが悪くて損した気分」「楽天ポイントやdポイントのように直接使える店が少ない」といった不満の声が見られました。

ただし、2026年6月にOki Dokiポイントは「J-POINT」という新しいポイントシステムに生まれ変わる予定で、より使いやすくなることが期待されています。

参考:Oki Dokiポイントは「J-POINT」に生まれ変わります。

Oki Dokiポイントの使い道を事前に確認し、計画的に貯めることが重要です。

使い道が限られているから、ポイントの有効期限もチェックしておくといいわよ。

JCB CARD Wと比較するとポイント面で劣る

JCBカード Sは、同じJCBが発行する「JCB CARD W」と比較されることが多く、ポイント還元率の面で劣っているという声が多く聞かれます。

JCB CARD Wは、JCBカード Sと同様に年会費永年無料でありながら、ポイント還元率が常に2倍(1.0%)です。つまり、同じ金額を利用しても、JCB CARD Wなら2倍のポイントが貯まります。

また、JCBオリジナルシリーズパートナー店での優待も、JCB CARD Wの方が有利です。例えば、Amazon.co.jpではJCBカード Sがポイント3倍(還元率1.5%)なのに対し、JCB CARD Wはポイント4倍(還元率2.0%)です。スターバックスでも同様に、JCB CARD Wの方が高いポイント還元を受けられます。

実際の口コミでは「39歳以下ならJCB CARD W一択」「ポイント重視ならSを選ぶ理由がない」「40歳過ぎているからSにしたけど、W が羨ましい」といった声が見られました。

ただし、JCBカード Sには「JCBカード S 優待 クラブオフ」が付帯しており、JCB CARD Wにはこのサービスがありません。ポイント還元よりも割引優待を重視する方、または40歳以上でJCBのカードを持ちたい方にとっては、JCBカード Sの方が適しているといえます。

ポイント還元率だけでなく、利用可能な特典の全体を評価することが重要です。

還元率が高くても、使える場所が限られていると意味がないのよね。

国内旅行傷害保険が付帯していない

JCBカード Sには海外旅行傷害保険(最高2,000万円、利用付帯)が付帯していますが、国内旅行傷害保険は付帯していません。国内旅行が中心の方にとっては、この点がデメリットとなる可能性があります。

海外旅行傷害保険の内容は以下のとおりです。

補償項目補償金額
死亡・後遺障害最高2,000万円
傷害治療費用最高100万円
疾病治療費用最高100万円
賠償責任最高2,000万円
携行品損害1旅行につき最高20万円(年間最高100万円)
救援者費用最高100万円
付帯条件利用付帯(旅行代金をJCBカード Sで支払う必要あり)

参考:JCBカード Sの付帯保険

国内旅行が多い方で旅行保険を重視する場合は、JCBゴールドなどの上位カードや、国内旅行傷害保険が付帯している他社のカードを検討した方が良いでしょう。

JCBカード SとJCB CARD Wの違いを徹底比較

JCBカード SとJCB CARD Wは、どちらもJCBが発行する年会費永年無料のカードですが、それぞれ異なる特徴を持っています。ここでは、両カードの違いを詳しく比較していきます。

国内旅行傷害保険の必要性を考慮し、別途保険を検討することをおすすめします。

国内旅行が多いなら、他のカードとの組み合わせも考えてみてね。

基本スペックの比較表

まず、JCBカード SとJCB CARD Wの基本スペックを比較表で確認しましょう。

項目JCBカード SJCB CARD W
年会費永年無料永年無料
申込条件18歳以上(年齢上限なし)18歳以上39歳以下
基本ポイント還元率0.5%1.0%
ポイント名Oki DokiポイントOki Dokiポイント
Amazon還元率1.5%(ポイント3倍)2.0%(ポイント4倍)
セブン-イレブン還元率1.5%(ポイント3倍)2.0%(ポイント4倍)
スターバックス還元率5.0%(ポイント10倍)5.5%(ポイント11倍)
クラブオフ優待ありなし
スマホ保険あり(条件付き)あり(条件付き)
海外旅行保険最高2,000万円(利用付帯)最高2,000万円(利用付帯)
家族カード無料無料
ETCカード無料無料

この比較表から分かるように、最も大きな違いは「申込年齢」と「ポイント還元率」、そして「クラブオフ優待の有無」です。

カードの特典だけでなく、利用限度額や金利も比較して選びましょう。

還元ポイントの有効期限や交換先もチェックしておくことが大切よ。

申込年齢の違い

JCBカード Sは18歳以上であれば年齢の上限なく申し込めますが、JCB CARD Wは申込時の年齢が18歳以上39歳以下に限定されています。

ただし、JCB CARD Wは39歳までに入会すれば、40歳以降も年会費無料のまま継続して利用できます。そのため、39歳以下の方は将来的な利便性を考えても、JCB CARD Wを選択するメリットが大きいといえます。

一方、40歳以上の方でJCBのプロパーカードを年会費無料で持ちたい場合は、JCBカード Sが唯一の選択肢となります。

ポイント還元率の違い

ポイント還元率は両カードで大きく異なります。JCB CARD Wは常にJCBカード Sの2倍のポイントが貯まるため、ポイント重視の方にとってはJCB CARD Wが圧倒的に有利です。

具体的な還元率の違いを見てみましょう。

利用シーンJCBカード SJCB CARD W
通常利用0.5%1.0%
Amazon.co.jp1.5%2.0%
セブン-イレブン1.5%2.0%
スターバックスカード チャージ5.0%5.5%

年間60万円利用した場合のポイント差は、通常利用のみの場合でJCBカード Sが3,000円相当、JCB CARD Wが6,000円相当となり、年間3,000円分の差が生まれます。

この差は決して小さくないため、ポイントを効率的に貯めたい方はJCB CARD Wを選ぶべきでしょう。

還元率だけでなく、特典や利用条件も総合的に比較することが重要です。

ポイントの有効期限や交換先もチェックしないと、せっかくのポイントが無駄になっちゃうわよ。

優待特典の違い

JCBカード Sの最大の強みが「JCBカード S 優待 クラブオフ」の付帯です。この優待サービスはJCB CARD Wには付帯していません。

クラブオフでは、映画館、カラオケ、レストラン、ホテル、レジャー施設など、国内外20万か所以上で割引優待を受けられます。TOHOシネマズで500円割引、ピザーラで500円割引など、日常的に利用しやすい施設での割引が充実しています。

例えば、家族4人で月に1回映画を観に行く場合、TOHOシネマズの優待(1人500円割引)を使えば月2,000円、年間24,000円の節約になります。この場合、ポイント還元率の差以上のメリットを享受できる計算になります。

そのため、ポイント還元よりも割引優待を重視する方、家族でのレジャーが多い方にとっては、JCBカード Sの方が総合的にお得になる可能性があります。

割引優待は利用頻度が高いほどお得ですので、計画的に活用しましょう。

特典の使い方次第で大きなメリットがあるから、無駄なく利用したいわね。

どちらを選ぶべきか

JCBカード SとJCB CARD W、どちらを選ぶべきかは、以下の基準で判断すると良いでしょう。

JCBカード Sがおすすめの方は、40歳以上の方、映画館やレストランなどの優待を頻繁に利用する方、家族でのレジャーが多い方、ポイントよりも割引を重視する方です。

JCB CARD Wがおすすめの方は、18歳以上39歳以下の方、ポイント還元率を重視する方、Amazon.co.jpやセブン-イレブンをよく利用する方、効率的にポイントを貯めたい方です。

また、39歳以下の方であれば、JCB CARD WとJCBカード Sの両方を持つという選択肢もあります。メインカードはポイント還元率の高いJCB CARD Wにして、サブカードとしてJCBカード Sを持ち、クラブオフの優待を活用するという使い分けも効果的です。

JCBカード Sの審査基準と審査難易度を解説

JCBカード Sに申し込む際、多くの方が気になるのが「審査に通るかどうか」です。ここでは、JCBカード Sの審査基準や審査難易度について詳しく解説します。

カードの特典は更新されるため、定期的に見直しを行うことが大切です。

自分のライフスタイルに合った特典があるか、しっかり確認してね。

JCBカード Sの申込条件

JCBカード Sの公式な申込条件は以下のとおりです。

18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方、または高校生を除く18歳以上の学生の方が申し込み可能です。一部対象外の学校があります。

参考:JCB カード S|クレジットカードのお申し込みなら

この申込条件から分かるポイントは以下のとおりです。

年齢制限は18歳以上であれば上限がなく、40代、50代、60代でも申し込み可能です。本人に収入がなくても、配偶者に安定継続収入があれば申し込めるため、専業主婦や専業主夫の方も対象となります。

高校生を除く18歳以上の学生も申し込めるため、大学生や専門学校生でも審査対象です。年収の明記はないため、パートやアルバイトの方でも申し込み可能と考えられます。

JCBカード Sの審査難易度

JCBカード Sの審査難易度は、JCBのプロパーカードの中では比較的易しいとされています。ただし、「審査が甘い」わけではなく、JCB独自の審査基準に基づいて厳正に審査が行われます。

クレジットカードの審査難易度は、発行会社によって以下のような傾向があります。

審査難易度カード種別主なカード例
最も厳しい外資系・銀行系JCBカード/三井住友カード/アメックス/ダイナースなど
やや厳しい信販系オリコカード/セディナカードなど
標準交通系ビューカード(Suica)/To Me CARD(東京メトロ)など
やや易しい流通系楽天カード/イオンカード/エポスカードなど
最も易しい消費者金融系ACマスターカード(アコム)など

JCBカード Sは銀行系に分類されるため、審査基準は決して低くありません。しかし、JCBゴールドやJCBプラチナなどの上位カードと比較すれば、審査のハードルは低いといえます。

実際の口コミを見ると「申し込んで数分で審査通過した」「学生でも作れた」といった声がある一方、「審査に落ちた」という報告も一定数見られます。審査は総合的に判断されるため、誰でも必ず通るわけではないことに注意が必要です。

審査基準は公表されていないため、信用情報を整えることが重要です。

収入や支出のバランスも審査に影響するから、見直してみるといいわよ。

審査で重視されるポイント

JCBカード Sの審査では、以下のような点が重視されると考えられます。

信用情報は最も重要な審査項目です。過去のクレジットカードやローンの利用履歴、延滞や債務整理の有無などがチェックされます。信用情報機関に事故情報が登録されている場合、審査通過は極めて困難です。

収入の安定性も重視されます。本人または配偶者に安定継続収入があるかが確認されます。正社員や公務員が有利ですが、パートやアルバイトでも継続的な収入があれば審査対象となります。

他社借入状況も審査に影響します。すでに多くのクレジットカードを持っていたり、キャッシングやカードローンの借入額が大きかったりする場合、審査に不利になる可能性があります。

居住形態や居住年数も参考情報として確認されます。持ち家や長期居住の方が評価されやすい傾向にあります。

勤続年数も重要です。勤続年数が長いほど収入の安定性が高いと評価されます。

収入の安定性だけでなく、支出のバランスも重視しましょう。

信用情報の管理は大切よ。定期的に確認することを忘れないでね。

審査にかかる時間

JCBカード Sの審査時間は、申し込み方法によって異なります。

ナンバーレスカード(モバ即)を選択した場合、最短5分で審査結果が分かります。午前9時から午後8時の間に申し込み、顔写真付き本人確認書類で本人確認を行う必要があります。審査通過後、すぐにMyJCBアプリでカード番号を確認でき、即日利用開始できます。

番号ありのカードを選択した場合、通常1週間程度で審査結果が通知され、カードが郵送されます。

審査状況は、JCBの「入会メッセージボックス」で確認できます。審査が長引いている場合でも、このサービスで現在の状況を確認できるため安心です。

審査時間の短縮は、本人確認書類の準備が鍵です。

即日利用を希望するなら、書類はしっかり確認しておくのよ。

在籍確認はあるのか

JCBカード Sの審査では、原則として電話による在籍確認は行われないとされています。特に、ナンバーレスカード(モバ即)で最短5分審査の場合、在籍確認を行う時間的余裕がないため、実施されない可能性が高いでしょう。

ただし、審査の過程で確認が必要と判断された場合には、勤務先や自宅に電話がかかってくることもあります。虚偽の申告や不審な点がなければ、在籍確認される可能性は低いと考えられます。

JCBカード Sで審査落ちする理由と対策

JCBカード Sの審査に落ちてしまった場合、どのような理由が考えられるのでしょうか。ここでは、審査落ちの主な原因と、次回の審査に向けた対策を解説します。

審査基準は年々厳しくなっていますので、事前に信用情報を確認しておくことが重要です。

在籍確認がなくても、申告内容の正確さが大切なのよ。虚偽は絶対に避けてね。

審査落ちの主な理由

JCBカード Sの審査に落ちる主な理由は以下のとおりです。

原因内容・ポイント
① 信用情報に傷がある(延滞・異動情報)過去の延滞・滞納が信用情報に残っていると審査通過は困難。特に 61日以上/3か月以上の延滞=異動情報(ブラック)。異動は通常 5年間 登録され、新規発行はほぼ不可。
② 多重申込(申込ブラック)短期間に複数申込すると不利。一般的に 6か月以内に3枚以上 の申込はNG。「お金に困っている」「特典目当て」と判断され審査が厳しくなる。
③ 他社借入が多すぎるカード保有数や借入額が多いと支払能力に疑問を持たれる。総量規制(年収の3分の1)が近い場合は特に落ちやすい。
④ 申込内容の虚偽・誤り年収・勤務先・居住年数などに嘘や間違いがあると即落ち。入力ミスでも審査に影響するため 慎重に確認が必要
⑤ クレジットヒストリーがない(スーパーホワイト)20代後半以降で利用履歴ゼロだと、過去の債務整理後の可能性を疑われ不利になる。利用履歴がない=信用データが作れず評価できないため。

収入が不安定または低すぎる場合、無職で配偶者にも収入がない、収入が極端に低く不安定といった場合は、支払能力がないと判断されて審査に落ちます。

信用情報は定期的に確認し、誤情報を早期に修正することが重要です。

審査基準は時期によって変わることがあるから、最新情報をチェックするのが大切よ。

審査に落ちた場合の対策

JCBカード Sの審査に落ちてしまった場合、以下の対策を検討しましょう。

改善策内容
① 信用情報を開示して確認するCIC/JICC/KSC の3機関で情報開示。延滞や異動情報があれば、消えるまで待つ必要あり。
② 6か月以上あけて再申込する申込情報は6か月残るため、落ちた直後の再申込は不利。最低6か月空けるのが基本。
③ 他社借入を減らすキャッシングやカードローンの借入を返済し、負債を圧縮。不要なクレカは解約すると◎。
④ クレジットヒストリーを作る履歴ゼロの人は不利。楽天カードなどの流通系、または携帯の分割払いで実績を積む。
⑤ 異動情報がある場合は待つブラック状態(異動)は通常5年残るので、消えるまでは新規発行は極めて困難。

申込内容を正確に記入することは基本中の基本です。次回申込時は、年収、勤務先、居住情報などを正確に入力し、提出前に必ず確認しましょう。

収入を安定させることも考慮すべきです。アルバイトやパートの方は、できるだけ同じ職場で長く働き、収入の安定性をアピールできるようにしましょう。

信用情報を確認し、誤情報がないかチェックすることが大切です。

申し込み時の年収や職業も影響するから、正確に伝えることが大事よ。

どうしても審査に通らない場合

JCBカード Sの審査にどうしても通らない場合は、以下の選択肢を検討してください。

種類代表例審査難易度特徴・メリット
流通系クレジットカード楽天カード/イオンカード/エポスカードやや易しい多くの人に発行したいため審査が柔軟。初めての1枚に最適。
消費者金融系カードACマスターカード最も易しい即日発行・審査が通りやすい。利用実績作りにも向いている。
デビットカード楽天銀行デビット/三菱UFJデビットなど審査なし口座残高の範囲で使えるため審査不要。クレカ代替として便利。
家族カードJCB家族カード/三井住友家族カードなど本会員の信用情報で審査自分の信用情報に不安があっても、家族がカードを持っていれば発行できる可能性が高い。

JCBカード Sのポイント還元率と貯め方を徹底解説

JCBカード Sで貯まるOki Dokiポイントについて、効率的な貯め方や使い方を詳しく解説します。

信用情報を確認し、誤記載がないか確認することが重要です。

審査基準は金融機関によって異なるから、他社もチェックするのが賢い選択よ。

基本のポイント還元率

JCBカード Sの基本ポイント還元率は0.5%です。毎月の利用合計金額1,000円(税込)につき1 Oki Dokiポイントが貯まります。

1 Oki Dokiポイントの価値は交換先によって異なり、最大5円相当となります。そのため、最も価値が高い交換先を選べば、実質的な還元率は0.5%となります。

重要なポイントは、ポイント付与が月間利用額の合計に対して行われることです。1回の利用が1,000円未満でも切り捨てられることなく、月間合計額に含まれるため、少額の買い物でも無駄なくポイントが貯まります。

例えば、コンビニで500円、カフェで300円、スーパーで700円と3回買い物をした場合、合計1,500円となり、1ポイントが付与されます。

参考:Oki Dokiポイントの仕組み

ポイントの実質価値は交換先で変動するため、事前に確認することが重要です。

少額の買い物でも無駄なくポイントが貯まるのが嬉しいわね。

JCBオリジナルシリーズパートナー店でポイントアップ

JCBカード Sは、JCBオリジナルシリーズパートナー店で利用するとポイントが大幅にアップします。主なパートナー店と還元率は以下のとおりです。

利用シーンポイント倍率還元率
スターバックスカード(オンライン入金/オートチャージ)10倍5.0%
スターバックス eGift購入20倍10.0%
Amazon.co.jp3倍1.5%
セブン-イレブン3倍1.5%
ビックカメラ2倍1.0%
apollostation/出光SS/シェルSS2倍1.0%
メルカリ2倍1.0%
髙島屋3倍1.5%

参考:JCBオリジナルシリーズ パートナー優待店

これらのパートナー店を利用する際は、事前にMyJCBから「ポイントアップ登録」を行う必要があります。登録を忘れるとポイントアップの対象にならないため注意しましょう。

特にスターバックスでの還元率は非常に高く、スタバを頻繁に利用する方にとっては大きなメリットです。月に5,000円スタバで利用すれば、250円相当のポイントが貯まります。

提携店だけでなく、他の利用シーンでもポイントを貯める工夫が必要です。

お得なキャンペーンを見逃さないように、情報収集が大切なのよ。

JCBスターメンバーズでポイント還元率アップ

JCBスターメンバーズは、年間利用額に応じて翌年のポイント還元率が自動的にアップするプログラムです。別途登録の必要はなく、対象カードの利用で自動的に適用されます。

JCBスターメンバーズのランクとポイント倍率は以下のとおりです。

年間利用額ステージ名ポイント倍率還元率
30万円以上スターαPLUS1.1倍0.55%
50万円以上スターβPLUS1.2倍0.6%
100万円以上スターePLUS1.5倍0.75%
300万円以上ロイヤルαPLUS2倍1.0%

参考:JCBスターメンバーズ

年間300万円(月平均25万円)以上利用すれば、基本還元率が1.0%まで上がるため、高還元カードと同等の還元率となります。公共料金や固定費をJCBカード Sにまとめることで、利用額を増やしやすくなります。

利用額が増えると還元率も上がりますので、計画的に利用しましょう。

年末の利用状況を見直して、翌年のランクアップを目指すといいわね。

Oki Doki ランド経由でポイント最大20倍

Oki Doki ランドは、JCBが運営するポイント優待サイトです。このサイトを経由してネットショッピングをすると、ポイントが2倍から最大20倍になります。

主なショップとポイント倍率は以下のとおりです。

利用サイトポイント倍率還元率
楽天市場2倍1.0%
Yahoo!ショッピング2倍1.0%
じゃらん(旅行予約)2倍1.0%
ビックカメラ.com2倍1.0%
ユニクロオンラインストア2倍1.0%

参考:Oki Doki ランド|JCBが運営するポイント優待サイト

ネットショッピングをする際は、Oki Doki ランドを経由する習慣をつけることで、効率的にポイントを貯められます。ただし、経由を忘れてしまうとポイントアップの対象にならないため、ブックマークに登録しておくと便利です。

Oki Doki ランドの利用時には、対象ショップとポイント倍率を事前に確認しましょう。

ポイントの有効期限も忘れずにチェックしておくことが大事よ。

公共料金や固定費の支払いでポイントを貯める

日常生活で必ず発生する公共料金や固定費をJCBカード Sで支払うことで、着実にポイントを貯められます。

ポイントが貯まる主な公共料金や固定費は以下のとおりです。

電気・ガス・水道料金、携帯電話料金、インターネット回線料金、新聞代、NHK受信料、国民年金保険料、固定資産税、自動車税などの税金、生命保険料、損害保険料、家賃(カード払い対応の場合)などがあります。

例えば、月々の固定費が以下のような場合を考えてみましょう。

項目月額年額(12ヶ月)
電気・ガス・水道15,000円180,000円
携帯電話料金8,000円96,000円
インターネット料金5,000円60,000円
保険料10,000円120,000円
その他7,000円84,000円
合計45,000円540,000円

公共料金の支払いは一度設定すれば自動的にポイントが貯まり続けるため、手間なくポイントを増やせる効率的な方法です。

Oki Dokiポイントのお得な使い方と交換先

貯まったOki Dokiポイントをどのように使うのが最もお得なのでしょうか。ここでは、おすすめの交換先と使い方を紹介します。

公共料金の支払いは、ポイント還元率を確認して選ぶことが重要です。

自動引き落としからの切り替えは、ポイントを貯める良い方法ね。

最もお得な交換先はJCBプレモカード

Oki Dokiポイントを最も高い価値で使いたい場合は、JCBプレモカードへのチャージ交換がおすすめです。

JCBプレモカードへの交換レートは以下のとおりです。

1 Oki Dokiポイントを5円分にチャージでき、還元率0.5%となります。最低交換ポイントは200ポイントから(1,000円分)です。JCBプレモカードは全国30万店以上で利用可能です。

参考:JCB「Oki Dokiポイント」のお得な使い方・貯め方

JCBプレモカードは、ファミリーマート、セブン-イレブン、ローソンなどのコンビニ、イトーヨーカドー、イオン、西友などのスーパー、マツモトキヨシ、ウエルシアなどのドラッグストア、ユニクロ、無印良品などの専門店で利用できます。

ただし、JCBプレモカードは別途入手する必要があるため、まだ持っていない方は発行手続きが必要です。

JCBプレモカードの利用可能店舗数は魅力ですが、実際の使い道を考慮することが重要です。

交換先の選択肢が多いと、使い道に迷うこともあるから、計画的に使うことが大切よ。

Amazon.co.jpでの支払いに使う

JCBプレモカードを持っていない方や、手軽にポイントを使いたい方には、Amazon.co.jpでの支払いがおすすめです。

Amazon.co.jpでの利用条件は以下のとおりです。

1 Oki Dokiポイントを3.5円分として利用でき、実質還元率は0.35%となります。最低利用ポイントは1ポイントから使えます。

MyJCBからワンタイムキーを発行して、Amazon.co.jpの支払い画面で入力するだけで簡単に使えます。

交換レートはJCBプレモカードより劣りますが、Amazonをよく利用する方にとっては手軽で便利な使い道です。

還元率は低めですが、貯めたポイントを効率的に使う方法を考えるべきです。

Oki Dokiポイントの有効期限もチェックして、使い忘れないようにね。

JCBギフトカードに交換

JCBギフトカードは、全国100万店以上の加盟店で使える商品券です。

JCBギフトカードへの交換レートは以下のとおりです。

必要ポイント交換できる金額1ポイントの価値還元率の目安
1,050ポイント5,000円分約4.76円約0.48%
650ポイント3,000円分約4.62円約0.46%

ギフトカードは有効期限がないため、じっくり貯めてから交換したい方におすすめです。また、プレゼントとしても喜ばれます。

JCBギフトカードは換金性が低いので、利用目的を明確にしましょう。

加盟店が多いけれど、使いたい場所を事前に確認することが大切よ。

他社ポイントやマイルに交換

Oki Dokiポイントは、他社のポイントプログラムや航空会社のマイルに交換することもできます。

主な交換先と交換レートは以下のとおりです。

交換先交換レート1ポイント価値還元率
nanacoポイント1 Oki Doki → 5 nanaco5円相当0.5%
dポイント1 Oki Doki → 4 dポイント4円相当0.4%
楽天ポイント1 Oki Doki → 3 楽天ポイント3円相当0.3%
WAONポイント1 Oki Doki → 4 WAON4円相当0.4%
Pontaポイント1 Oki Doki → 4 Ponta4円相当0.4%
ANAマイル1 Oki Doki → 3 ANAマイルマイル価値により変動還元率は利用方法次第
JALマイル1 Oki Doki → 3 JALマイルマイル価値により変動還元率は利用方法次第

nanacoポイントへの交換は1ポイント5円相当と最も高いレートですが、セブン&アイグループでしか使えない点に注意が必要です。

航空会社のマイルは、使い方次第で1マイル2円以上の価値になることもあるため、マイルを貯めている方にとっては魅力的な選択肢です。

他社ポイントの交換レートを事前に確認し、最適な利用法を選びましょう。

交換先の条件や手数料を確認して、損しないように気をつけてね。

カード利用代金に充当(キャッシュバック)

貯まったポイントをJCBカードの利用代金に充当することもできます。

キャッシュバックの条件は以下のとおりです。

1 Oki Dokiポイントを3円分として利用でき、還元率0.3%となります。最低交換ポイントは200ポイントから(600円分)です。MyJCBから簡単に申し込めます。

キャッシュバックは手軽で便利ですが、交換レートが最も低いため、できればJCBプレモカードやnanacoポイントへの交換がおすすめです。

キャッシュバックは便利ですが、他の交換先の方が高還元率ですので、慎重に選びましょう。

ポイントの使い道は多様性が大事よ。還元率だけでなく、ライフスタイルに合った使い方を考えてね。

J-POINTへの移行(2026年6月予定)

2026年6月より、Oki Dokiポイントは「J-POINT」という新しいポイントシステムに生まれ変わる予定です。

J-POINTの主な特徴は以下のとおりです。

コード決済サービス(My JCB Pay)でポイントを即時利用できるようになり、1ポイント最大1円分として使えます。お店での買い物時に、貯まったポイントをその場で使えるようになり、ポイントの使い道がより分かりやすく、シンプルになります。

参考:Oki Dokiポイントは「J-POINT」に生まれ変わります。

この変更により、現在指摘されている「ポイントが使いにくい」という問題が大幅に改善されることが期待されています。

JCBカード S 優待 クラブオフの特典内容と使い方

JCBカード S最大の魅力である「JCBカード S 優待 クラブオフ」について、具体的な特典内容と活用方法を詳しく解説します。

J-POINTへの移行に際し、移行手続きや期限を確認することが重要です。

新しいポイントシステムに移行する前に、今のポイントの使い道を整理しておきたいわね。

クラブオフとは

クラブオフは、企業や団体が契約する法人会員制優待サービスです。通常は企業の福利厚生サービスとして提供されることが多いですが、JCBカード Sの会員は無料でこのサービスを利用できます。

クラブオフの主な特徴は以下のとおりです。

国内外20万か所以上の施設やサービスで優待が受けられ、最大80%割引になる優待もあります。会員本人だけでなく、同伴する家族や友人も会員料金で利用できます。毎月開催されるプレゼントキャンペーンに参加できます。メルマガ会員限定のクーポンや自動抽選もあります。

参考:JCBカード S 優待 クラブオフ|クレジットカードなら

クラブオフの利用条件を事前に確認し、最大限活用できるプランを選ぶことが大切です。

優待が多いけれど、実際に行く場所や時期を考えて活用するのがポイントよ。

グルメの優待特典

レストランや飲食店での優待は、日常的に活用しやすい特典です。

主なグルメ優待は以下のとおりです。

店舗・サービス特典内容
ピザーラ4,000円以上の注文で500円割引
モンテローザグループ(魚民/笑笑/白木屋など)10%割引 または ドリンクサービス
カラオケ館室料30%割引
ビッグエコー室料30%割引
コート・ダジュール室料20%割引

ただし、多くの優待は「ぐるなび」などの予約サイトを経由する必要があったり、クーポンの提示が必要だったりするため、事前にクラブオフのサイトで確認しておきましょう。

優待対象店舗の詳細を事前に確認し、利用計画を立てることが重要です。

特典の利用期限や条件をしっかりチェックすることが大切よ。

エンタメの優待特典

映画館や遊園地などのエンタメ施設での優待も充実しています。

主なエンタメ優待は以下のとおりです。

施設名割引内容
TOHOシネマズ映画鑑賞チケット 2,000円 → 1,500円(500円割引)
イオンシネマ一般料金から 300円割引
よみうりランド入園料 18%割引
富士急ハイランドフリーパス割引(割引額は時期により変動)
箱根小涌園ユネッサン入場料割引

家族で映画や遊園地に行く機会が多い方にとっては、この優待だけで年間数千円から数万円の節約になる可能性があります。

優待特典の利用条件を事前に確認し、見落としのないようにしましょう。

エンタメ施設の利用時期によって、割引率が変わることもあるから注意してね。

旅行の優待特典

ホテルや旅館、レンタカーなどの旅行関連の優待も豊富です。

主な旅行優待は以下のとおりです。

サービス割引内容
国内ホテル・旅館最大80%割引の特別プランあり
レンタカー最大55%割引
高速バス最大30%割引
日帰り温泉入浴料割引

旅行好きの方にとっては、宿泊費やレンタカー代の割引は大きなメリットです。家族旅行の際には積極的に活用しましょう。

優待内容は時期や提携先で変わるので、事前に確認が必要です。

割引の条件をしっかり読んで、意外な落とし穴に注意してね。

ショッピングの優待特典

日用品や家電、ファッションなどのショッピングでも優待を受けられます。

主なショッピング優待は以下のとおりです。

店舗・サービス割引内容
ニトリ家具・インテリアが 3〜10%割引
メガネスーパーメガネ・コンタクトレンズが 割引価格
イーフラワー生花・花束が 割引価格
ベルメゾン通販商品が 割引価格

大きな買い物をする際には、クラブオフで割引がないか確認する習慣をつけると良いでしょう。

優待特典の適用条件を事前に確認しないと、思わぬ損失が生じることがあります。

特典の有効期限や対象外商品もチェックしておくと安心ね。

クラブオフの使い方

クラブオフを利用する手順は以下のとおりです。

MyJCBアプリまたはMyJCBウェブサイトにログインし、「優待・キャンペーン」メニューから「JCBカード S 優待 クラブオフ」を選択します。

利用したいジャンルやエリアから施設を検索し、優待内容を確認します。

クーポンが必要な場合は、スマホにクーポン画面を表示するか、印刷して持参し、予約が必要な場合は、指定の方法で予約を行います。施設利用時にクーポンやJCBカード Sを提示して割引を受けます。

注意点として、優待内容は予告なく変更される場合があるため、利用前に最新情報を確認しましょう。利用条件(予約方法、人数制限、利用時間など)をよく確認しておきましょう。他の割引との併用ができない場合が多いため注意が必要です。

JCBカード Sの最新キャンペーン情報

JCBカード Sでは、新規入会者向けのお得なキャンペーンを常時実施しています。ここでは、最新のキャンペーン情報と、最もお得に入会する方法を解説します。

優待を利用する際、事前に条件をしっかり確認しておくことが大切です。

予約方法や条件を見落とさないように、しっかり確認しておくのよ。

新規入会キャンペーン

2025年11月現在、JCBカード Sでは以下のような新規入会キャンペーンを実施しています。

新規入会と利用条件達成で最大45,000円相当がキャッシュバックされるキャンペーンが実施されています。内訳は以下のとおりです。

特典内容上限説明
新規入会&利用特典最大20%還元(上限18,000円)入会後のカード利用金額に応じてキャッシュバック
年間利用額に応じたキャッシュバック最大5,000円年間の利用額に応じて翌年キャッシュバック
家族カード 同時・追加入会特典最大4,000円家族カードの入会・追加で特典付与
お友達紹介キャンペーン最大5,000円友達紹介で紹介者にポイント・キャッシュバック
スマホ決済 20%キャッシュバック最大3,000円Apple Pay/Google Payなどの決済利用で20%還元
クレカ積立リリース記念キャンペーン最大2,500円相当新サービス利用で特典付与

参考:JCBの新しいスタンダード、JCBカード S|クレジットカードなら

キャンペーンの適用条件や期間は変更される可能性があるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

キャンペーンの詳細と適用条件

各キャンペーンの詳細を見ていきましょう。

新規入会&20%キャッシュバックキャンペーンの条件は、新規入会後、MyJCBアプリにログインし、Amazon.co.jpを利用した場合にキャンペーン適用となり、カード入会から一定期間内の利用金額の20%(上限18,000円)がキャッシュバックされます。

Amazon.co.jp以外の利用も対象となる場合があります。

年間利用額に応じたキャッシュバックの条件は、カード入会から一定期間の年間利用額に応じて、最大5,000円がキャッシュバックされます。

家族カード入会特典の条件は、家族カードを同時または追加で申し込むと、1名につき最大2,000円、最大2名で4,000円がキャッシュバックされます。

お友達紹介キャンペーンの条件は、JCBカードを紹介し、紹介された方がJCBカード Sなどの対象カードに入会すると、紹介者に最大5,000円がキャッシュバックされます。

これらのキャンペーンは併用可能な場合が多いため、条件を満たせば合計で数万円相当の特典を受け取れます。

ポイントサイト経由でさらにお得

JCBカード Sに申し込む際、ポイントサイトを経由することでさらにポイントを獲得できる場合があります。

主なポイントサイトでのJCBカード S案件は、モッピー、ハピタス、ポイントインカム、ちょびリッチなどで取り扱われています。ポイントサイトによって還元ポイント数が異なるため、複数サイトを比較することをおすすめします。

ポイントサイト経由で申し込む際の注意点は以下のとおりです。

注意点内容
① 必ずポイントサイト → 公式サイト → 申込まで直行する他サイトを経由するとポイントが無効になる場合がある
② Cookie を有効にしておくCookie が無効だとポイントが正しく追跡されず、付与されない可能性あり
③ ポイント付与条件を確認する・カード発行のみでOKなのか
・一定額の利用が必要なのか など事前確認が必須
④ ポイント付与まで時間がかかる場合があるカード発行後から 数週間〜数か月 かかることもある

ポイントサイトのポイントは、現金や他社ポイントに交換できるため、公式キャンペーンと合わせて活用すれば、さらにお得に入会できます。

JCBカード Sの申し込み方法と必要書類

JCBカード Sへの申し込み方法と、必要な書類について詳しく解説します。

ポイントサイトの利用条件を事前に確認し、無駄な手間を避けましょう。

還元ポイントだけでなく、サイトの信頼性も大切にしたいですわね。

オンライン申し込みの流れ

JCBカード Sはオンラインで簡単に申し込めます。申し込みの流れは以下のとおりです。

公式サイトから「今すぐ申し込む」ボタンをクリックし、ナンバーレスカードまたは番号ありカードを選択します。基本情報(氏名、生年月日、住所、電話番号など)を入力します。勤務先情報(勤務先名、勤続年数、年収など)を入力します。お支払い口座情報を入力します。入力内容を確認して送信します。

ナンバーレスカードを選択し、モバ即(最短5分審査)を希望する場合は、顔写真付き本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、在留カード)で本人確認を行います。午前9時から午後8時の間に申し込みを完了させる必要があります。

審査完了後、MyJCBアプリでカード番号とセキュリティコードを確認できます。プラスチックカードは約1週間後に簡易書留で郵送されます。

参考:JCB カード S|クレジットカードのお申し込みなら

申し込みに必要な書類

JCBカード Sの申し込みに必要な書類は以下のとおりです。

本人確認書類として、運転免許証または運転経歴証明書、マイナンバーカード、在留カード、パスポート、健康保険証などが必要です。

支払い口座情報として、口座番号が分かるもの(通帳、キャッシュカード、銀行アプリなど)が必要です。

収入証明書類は、キャッシングサービスを希望する場合のみ必要で、源泉徴収票、給与明細書、確定申告書などが該当します。

ナンバーレスカードでモバ即を利用する場合は、顔写真付き本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、在留カード)のいずれかが必須となります。

オンライン口座設定について

JCBカード Sの申し込みでは、支払い口座の設定をオンラインで完結できます。

対応している主な金融機関は、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行などのメガバンク、ゆうちょ銀行、楽天銀行、PayPay銀行などのネット銀行、その他多数の地方銀行、信用金庫などです。

オンライン口座設定ができない金融機関の場合は、後日郵送で口座振替依頼書を提出する必要があります。

オンライン設定ができる金融機関を事前に確認しておくことが重要です。

支払い口座の選択肢は多いから、自分に合った銀行を選ぶのが大切よ。

学生が申し込む場合の注意点

高校生を除く18歳以上の学生もJCBカード Sに申し込めます。学生が申し込む際の注意点は以下のとおりです。

一部対象外の学校があるため、申込時に確認が必要です。アルバイト収入がある場合は、年収欄に正直に記入しましょう。アルバイトをしていない場合は、年収0円でも申し込み可能です(配偶者収入を記入する必要はありません)。学生の場合、利用限度額は低めに設定される傾向があります(10万円から30万円程度)。

学生の場合、社会人と比べて審査が易しい傾向にあるため、初めてのクレジットカードとしてJCBカード Sを選ぶのも良い選択です。

JCBカード Sに関するよくある質問

JCBカード Sについて、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。

利用限度額は将来の信用にも影響するので、慎重に管理しましょう。

クレジットカードの利用履歴は信用情報に影響するから、返済は大切なのよ。

JCB一般カードとの違いは何ですか?

JCBカード SとJCB一般カードの主な違いは以下のとおりです。

項目JCBカード SJCB一般カード
年会費永年無料1,375円(税込) ※条件達成で無料
優待サービスJCBカード S 優待 クラブオフ付帯付帯なし
国内旅行傷害保険なし最高3,000万円付帯
ショッピング保険海外のみ国内・海外ともに適用
スマホ保険付帯付帯

基本的にはJCBカード Sの方がコストパフォーマンスに優れていますが、国内旅行保険が必要な方はJCB一般カードの方が適している場合があります。

JCBカード Sは特典が豊富ですが、利用状況によっては一般カードの方がメリットが大きい場合もあります。

特典内容だけでなく、自分のライフスタイルに合うかも大切なポイントよ。

ETCカードや家族カードは無料ですか?

JCBカード Sでは、ETCカードと家族カードの両方を無料で発行できます。

ETCカードについては、年会費無料で発行手数料も無料です。ETC利用分もポイント付与の対象となります。

家族カードについては、年会費無料で本会員と同じサービスを受けられます。家族カードの利用分も本会員のポイントに合算されます。本会員が18歳以上であれば、配偶者、親、子ども(高校生を除く18歳以上)に発行できます。

これらのカードが無料で持てるのは、家計全体でクレジットカードを活用したい方にとって大きなメリットです。

ETCカードを利用する際は、利用明細をしっかり確認して無駄な出費を防ぎましょう。

家族カードの利用状況を把握して、家計管理をしっかり行うことが大切よ。

Apple PayやGoogle Payに対応していますか

JCBカード Sは、Apple PayとGoogle Payの両方に対応しています。

スマホ決済への登録方法は以下のとおりです。

種類手順
Apple Pay(iPhone)1. Walletアプリを開く
2. 「カードを追加」をタップ
3. カード情報を 読み取る or 手入力
4. 認証コードを入力して完了
Google Pay(Android)1. Google Payアプリを開く
2. 「カードを追加」をタップ
3. カード情報を 読み取る or 手入力
4. 認証を行って完了

登録後は、iPhoneやAndroidスマートフォンをかざすだけで支払いができます。コンビニ、スーパー、駅の改札など、幅広い場所で利用可能です。

スマホ決済の利用分もポイント付与の対象となります。

スマホ決済は便利ですが、セキュリティ対策をしっかり行うことが重要です。

アプリの設定を見直して、自動更新や通知を確認することが大切なのよ。

ナンバーレスカードのセキュリティコードはどこで確認できますか?

ナンバーレスカードの場合、カード番号とセキュリティコードは以下の方法で確認できます。

MyJCBアプリにログインし、「カード番号の確認」をタップすると、カード番号、有効期限、セキュリティコードが表示されます。必要に応じてスクリーンショットを撮影するか、メモしておきましょう。

ネットショッピングでカード情報を入力する際は、MyJCBアプリで確認しながら入力できます。

カード番号は何度でも確認できるため、番号を覚えておく必要はありません。

セキュリティコードは他人と共有しないようにしましょう。

アプリに依存せず、カードを使う時は慎重に確認するのよ。

カードの再発行はできますか?

カードの紛失、盗難、破損などの場合、カードの再発行が可能です。

再発行の手順は以下のとおりです。

紛失・盗難の場合は、すぐにJCB紛失盗難受付デスク(0120-794-082、24時間・年中無休)に連絡し、カードの利用停止手続きを行います。

MyJCBまたは電話でカードの再発行を申し込みます。新しいカード番号で再発行されるため、公共料金などの支払いを登録している場合は変更手続きが必要です。

破損の場合は、MyJCBまたは電話で再発行を申し込みます。同じカード番号で再発行されます。

再発行手数料は基本的に無料ですが、一部の場合は手数料がかかることがあります。

再発行手続き後の支払い登録変更を忘れずに行いましょう。

再発行後の新しいカード番号の管理も大切ですわね。

支払日と支払い方法を教えて?

JCBカード Sの支払日と支払い方法は以下のとおりです。

項目内容
利用締め日毎月 15日
支払日(引き落とし日)翌月 10日(※金融機関休業日は翌営業日)
利用期間の例1/16〜2/15 の利用分 → 3/10 に引き落とし

支払い方法は、1回払い、2回払い、ボーナス1回払い、分割払い(3、5、6、10、12、15、18、20、24回)、リボ払いから選択できます。

お店で「1回払い」で利用した分を、後からリボ払いに変更することも可能です。

参考:お支払い方法について

支払日を確認し、遅延を防ぐために自動引き落としを利用することをお勧めします。

支払い方法は多様だけど、手数料の有無もチェックしておきたいわね。

利用限度額はいくらですか?

JCBカード Sの利用限度額は、審査によって個別に設定されます。公式には明示されていませんが、一般的には以下のような範囲といわれています。

学生の場合は10万円から30万円程度です。一般会員の場合は10万円から100万円程度です。収入や信用情報によって大きく異なります。

利用限度額は、MyJCBで確認できます。また、利用実績を積むことで、将来的に増額申請も可能です。

利用限度額は収入だけでなく、信用スコアも影響しますので、定期的に確認してください。

限度額の増額は実績次第だから、計画的に使うことが大切なのよ。

海外で使えますか?

JCBカード Sは、JCBマークのある加盟店であれば世界中で利用できます。

海外利用時の注意点は以下のとおりです。

項目内容
海外事務手数料利用額の 1.6% が加算
海外キャッシング現地ATMで通貨引き出し可能
海外旅行傷害保険利用付帯(旅行代金をJCBカード Sで支払う必要あり)
海外での使いやすさ(ブランド特性)欧米は Visa・Mastercardより使える店舗が少ない
アジアでの利用日本人観光地を中心に 加盟店が多く使いやすい

海外旅行に行く際は、JCBカード Sに加えて、VisaまたはMastercardのカードも持っていくことをおすすめします。

海外でのカード利用時は、事前に利用限度額を確認することが大切です。

為替手数料がかかることもあるから、しっかり確認しておくといいわよ。

解約方法を教えてください

JCBカード Sを解約したい場合の手順は以下のとおりです。

カード裏面に記載されているJCBカードのカード会員専用の電話番号に連絡します。本人確認後、解約の旨を伝えます。

貯まっているポイントは解約と同時に失効するため、必要に応じて事前に使い切るか、交換しておきましょう。公共料金や月額サービスの支払いに設定している場合は、別のカードに変更しておきましょう。

年会費が無料のため、使わない場合でも特にデメリットはありませんが、利用しないカードを整理したい場合は解約を検討しても良いでしょう。

まとめ:JCBカード Sはこんな方におすすめ

ここまでJCBカード Sの評判、メリット・デメリット、JCB CARD Wとの違い、審査基準、キャンペーン情報などを詳しく解説してきました。最後に、JCBカード Sがどのような方におすすめなのかをまとめます。

解約後にカード利用履歴を確認し、未払いがないかチェックしてください。

解約手続き後の明細も大事だから、しばらくは確認しておくと安心ね。

JCBカード Sがおすすめの方

JCBカード Sは以下のような方に特におすすめです。

  • 年会費無料で特典を重視したい人
  • 映画館・レストラン・カラオケなどの優待をよく使う人
  • 家族でのレジャーや外出が多い人
  • 40歳以上でJCBプロパーカードを持ちたい人
  • スマホ保険が欲しい人
  • ポイント還元より「割引優待」を重視する人
  • 初めてクレジットカードを持つ学生・若年層

特に、クラブオフの優待を月に数回でも利用する方であれば、ポイント還元率の低さを補って余りあるメリットを感じられるでしょう。

JCBカード Sをおすすめしない方

一方、以下のような方にはJCBカード Sはあまりおすすめできません。

  • ポイント還元率を最優先する人
  • メインカードとして大きな金額を利用したい人
  • 優待施設をほとんど利用しない人
  • 18〜39歳でポイント重視の人(→ JCB CARD W の方が適している)
  • 国内旅行傷害保険が必要な人

ポイント還元率を重視する方は、基本還元率1.0%以上の高還元カードや、JCB CARD Wを検討した方が良いでしょう。

JCBカード Sを最大限活用するコツ

JCBカード Sを最大限活用するためのコツは以下のとおりです。

  • クラブオフ優待を積極利用して、映画館・レストラン・カラオケなどの割引を使い倒す
  • スマホ代をJCBカード Sで支払うことで、スマホ保険の適用条件を満たす
  • JCBオリジナルシリーズパートナー店(スタバ・セブン-イレブンなど)で利用してポイントアップ
  • 公共料金や固定費をカードにまとめることで、コツコツ確実にポイントを貯める
  • Oki Dokiランドを経由してネットショッピングし、ポイント倍率を上げる
  • 年間利用額を増やし、JCBスターメンバーズのランクUPで還元率を底上げ
  • 貯まったポイントはJCBプレモカードに交換して、最も高い価値(1P=5円相当)で使う

これらの方法を組み合わせることで、年会費無料でありながら年間数万円分のメリットを享受できる可能性があります。

最後に

JCBカード Sは、年会費永年無料でありながら「JCBカード S 優待 クラブオフ」やスマホ保険など、充実した特典が付帯するバランスの良いクレジットカードです。

基本ポイント還元率0.5%という点では高還元カードに劣りますが、優待を活用することで十分に元が取れます。特に、家族でのレジャーや外食が多い方にとっては、非常にコストパフォーマンスの高いカードといえるでしょう。

また、40歳以上の方でJCBのプロパーカードを年会費無料で持ちたい場合、JCBカード Sが唯一の選択肢となります。

18歳以上39歳以下の方は、ポイント還元率が2倍のJCB CARD Wも選択肢に入れて検討することをおすすめします。あるいは、両方のカードを持ち、用途に応じて使い分けるという方法も効果的です。

JCBカード Sへの入会を検討している方は、現在実施中のキャンペーンを活用して、お得に申し込みましょう。最短5分でカード番号が発行されるため、今日から使い始めることも可能です。

参考リンク:JCB カード S|クレジットカードのお申し込みなら