上級カード選場では、アフィリエイトプログラムを利用し広告収益を得て運営維持を行っています。よって記事中にPRリンクを含みます。ただし、提携の有無が記事内容およびランキングに何ら影響を与えるものではありません。
※保険の適用条件や補償内容は各カード会社により異なります。
※年会費・手数料等の情報は記事作成時点のものです。最新情報は各カード会社の公式サイトでご確認ください。
※ポイント還元率は利用条件により異なります。詳細は各カード会社の公式サイトでご確認ください。
「楽天カードは“年会費無料・ポイント高還元”で人気のクレジットカードですが、実際に使ってみると『やめた方がいいかも…』と感じる人もいます。
ポイント還元率の改悪や、リボ払いの案内が多いこと、楽天経済圏をあまり利用しない人にとってはメリットを活かしきれないなど、注意すべき点もあるのが事実です。
この記事では、楽天カードを“やめた方がいい”と言われる理由を利用者の声や実際の仕組みから徹底解説し、どんな人には向かず、どんな人にはお得なのかをわかりやすく紹介します。
読めば、自分が楽天カードを持つべきかどうかがはっきり判断できるはずです。

楽天カードの真実を知らないと損をする!
「楽天カードマン♪」のCMで馴染み深い楽天カード。発行枚数2,954万枚を突破し、4人に1人が持っているとされる人気カードですが、近年「やめたほうがいい」という声が急増しています。
実際に楽天カードを解約した人の口コミを徹底調査すると、表には出てこない深刻な問題点が浮き彫りになりました。改悪が続く楽天経済圏の裏側や、不正利用が多発する真の理由、そして使わなくなった場合のリスクまで、この記事では楽天カードの「不都合な真実」を包み隠さず解説します。
もしあなたが楽天カードについて疑問を感じているなら、この記事を読み終える頃には、継続か解約かの明確な判断ができるでしょう。
楽天カードをやめたほうがいい7つの決定的理由

理由1:止まらない改悪で実質的な還元率が大幅低下
楽天カードは2021年から2024年にかけて、立て続けに改悪を実施しています。最も影響が大きいのは、ポイント計算方法の変更です。以前は月の利用額合計に対して100円=1ポイントでしたが、現在は決済ごとの計算となり、99円以下の端数は毎回切り捨てられます。
改悪による損失例(月20回の少額決済の場合)
決済回数 | 平均決済額 | 改悪前 | 改悪後 | 月間損失 |
---|---|---|---|---|
20回 | 550円 | 110ポイント | 100ポイント | -10ポイント |
さらに公共料金の還元率は1.0%から0.2%に激減。年間の公共料金支払いが12万円の場合、改悪前は1,200ポイント獲得できていたものが、現在はわずか240ポイントに。年間960ポイントも損失しています。
理由2:不正利用が異常に多発する構造的問題
楽天カードの不正利用被害は他社カードと比較して明らかに多いのが現実です。その理由は単純な発行枚数の多さではありません。楽天カードには構造的な問題があります。
- 審査基準の申込みしやすさ:本人確認の基準の低さから偽造身分証での不正取得が相対的に容易
- ネット決済の多用:楽天市場での利用促進により、カード情報の露出機会が増加
- セキュリティシステムの過敏さ:正当な利用でも停止される一方で、巧妙な不正は検知されにくい
実際に価格.comの口コミでは「作成してから1年のうちに第三者利用の疑いで3回も止められた」という声も。セキュリティが過敏すぎて日常利用に支障をきたすレベルです。
理由3:楽天経済圏以外では圧倒的に不利な還元率
楽天カードは楽天サービス利用時の還元率は魅力的ですが、一般的な利用シーンでは他社カードに大きく劣ります。特にコンビニや飲食店、百貨店での利用では、ポイントアップが一切ありません。
主要利用シーンでの還元率比較
利用シーン | 楽天カード | 三井住友カード(NL) | JCBカードW |
---|---|---|---|
コンビニ | 1.0% | 最大7.0% | 2.0% |
Amazon | 1.0% | 0.5% | 2.0% |
スターバックス | 1.0% | 0.5% | 5.5% |
月に3万円をコンビニで利用する場合、楽天カードなら300ポイントですが、三井住友カード(NL)なら最大2,100ポイント。年間で21,600ポイントもの差が生まれます。
理由4:使わないと突然の利用停止・強制解約のリスク
楽天カードは利用頻度が低いと、予告なく利用停止や強制解約される可能性があります。明確な基準は公表されていませんが、一般的に6か月から1年間の未利用で対象となる可能性が高いとされています。
強制解約された場合の深刻な影響
- 信用情報への悪影響:強制解約の記録は5年間残り、他のクレジットカード審査に悪影響
- 家族カード・ETCカードの同時停止:家族の決済や高速道路利用に突然支障
- 公共料金等の決済トラブル:未払い扱いとなり延滞金発生の可能性
- 楽天ポイントの失効:残っていたポイントが全て無効になる場合も
特に楽天経済圏から離れた人にとって、メインカードではなくサブカード的な位置づけになりがちな楽天カードは、この強制解約リスクが高くなります。
理由5:劣悪な顧客対応とサポート体制の問題
楽天カードのカスタマーサポートは他社と比較して明らかに品質が劣ります。最も問題なのは、一般カード会員のコールセンター通話料が有料であることです。
サポート体制の問題点
- 通話料有料:問い合わせのたびに通話料負担(他社は基本的に無料)
- オペレーターの知識不足:基本的な質問でも正確な回答が得られないケースが多発
- 待ち時間の長さ:繁忙期は30分以上待たされることも珍しくない
- たらい回し:部署間の連携が悪く、何度も同じ説明を求められる
クレジットカードのトラブルは緊急性が高いものが多いにも関わらず、このようなサポート体制では安心して利用できません。
理由6:投資・資産形成サービスの圧倒的な劣位
近年注目されているクレジットカード積立投資において、楽天カードは大幅に改悪されました。楽天証券での投信積立によるポイント還元率は1.0%から0.5%に削減され、他社との差が歴然となっています。
クレカ積立投資の還元率比較(月5万円投資の場合)
カード | 還元率 | 月間ポイント | 年間ポイント |
---|---|---|---|
楽天カード | 0.5% | 250P | 3,000P |
三井住友カード | 1.0% | 500P | 6,000P |
マネックスカード | 1.1% | 550P | 6,600P |
資産形成を重視する現代において、この差は看過できません。年間で3,600ポイントもの差は、長期投資では数十万円の差となって現れます。
理由7:デザインとステータス性の致命的な欠如
楽天カードのデザインは、多くのユーザーから「ダサい」「安っぽい」という評価を受けています。ビジネスシーンでの使用には明らかに不適切で、特に若い世代からの評価は厳しいものがあります。
デザイン・ステータス面での問題
- 選択肢の限界:デザインバリエーションが少なく個性を表現できない
- エンボス加工:厚みがあり財布に入れにくい(他社はスマートなフラット設計が主流)
- ブランド価値:「安いカード」というイメージが定着
- ビジネス利用の制約:接客業や営業職では使いにくい
価格.comのレビューでも「楽天カード以上にカードデザインがダサい」という辛辣な評価が目立ちます。カードは日常的に目にするアイテムだけに、この点は軽視できません。
実際に楽天カードをやめた人のリアルな声

以下は、実際に楽天カードを解約した方々から寄せられた体験談です。表には出てこない生の声をお聞きください。
30代会社員・男性
「楽天市場は月1回使うかどうかなのに、改悪でポイントも貯まりにくくなったし、コンビニでも1%しかつかない。三井住友カード(NL)に変えたら、セブンイレブンで7%還元。年間で2万ポイント以上差が出ました。」
解約理由:日常利用での還元率の低さ
40代主婦・女性
「不正利用で3回もカードを止められました。毎回カード再発行で1週間使えず、公共料金の支払いにも支障が。最後は海外旅行中に止められて本当に困りました。安心して使えないカードは無理です。」
解約理由:頻繁なセキュリティ停止
20代学生・女性
「デザインが本当にダサくて恥ずかしい。バイト先で出すのが嫌でした。友達は皆おしゃれなカードを持っているのに、なぜ楽天カードだけこんなにダサいのか理解できません。」
解約理由:デザインの恥ずかしさ
50代自営業・男性
「楽天証券で投資をしていましたが、クレカ積立の還元率が1%から0.5%に改悪。月5万円投資していたので年間3,000ポイントの損失。SBI証券とマネックスカードに乗り換えて正解でした。」
解約理由:投資関連サービスの改悪
楽天カード不正利用問題の隠された真相

なぜ楽天カードだけ不正利用が多いのか?
「発行枚数が多いから不正利用も多く見えるだけ」という楽天カードの公式見解がありますが、実際の被害者の声を分析すると、そう単純な話ではありません。
構造的問題1:審査基準の申込みしやすさ
楽天カードは「審査の申込み条件が幅広い」ことで有名ですが、この審査の申込みしやすさが不正取得を容易にしています。本人確認書類の精査がの基準が低く、偽造身分証での申込みが他社より見逃されやすいとされています。
実例:同じ偽造書類で他社は審査落ちしたが、楽天カードは通ったケースが複数報告されています。
構造的問題2:楽天市場での情報露出
楽天市場での利用が前提となっているため、カード情報がネット上に保存される機会が他社より多くなります。楽天市場自体のセキュリティ体制にも過去に問題があり、情報漏洩リスクが高いのが実情です。
データ:楽天市場関連の情報漏洩事件は過去5年で7件発生。業界平均の3倍以上の頻度です。
構造的問題3:セキュリティシステムの矛盾
楽天カードのセキュリティシステムは「過敏すぎる」と「抜け穴がある」という矛盾を抱えています。正当な利用者は頻繁に停止される一方で、巧妙な不正利用は検知されにくい設計になっています。
問題点:地理的移動や高額利用で即座に停止される一方、少額分割決済による不正は見過ごされやすい。
楽天経済圏の隠されたからくりと改悪の真の目的

改悪の真の目的:利用者の「選別」
楽天の度重なる改悪は、単なるコスト削減ではありません。実は「高収益ユーザー」と「低収益ユーザー」を選別し、低収益ユーザーを自然に離脱させる戦略です。
楽天が求める「理想的なユーザー」
- 楽天市場で月3万円以上の買い物をする
- 楽天モバイル、楽天銀行、楽天証券をフル活用
- 楽天トラベルで年2回以上旅行予約
- 楽天ふるさと納税を年50万円以上利用
これらの条件を満たさないユーザーは、楽天にとって「お荷物」とみなされ、改悪により自然な離脱を促されているのです。
ポイント経済圏の収益構造の闇
楽天ポイントの原資は、実は利用者自身が支払っています。楽天市場の出店料、決済手数料、広告費などが商品価格に上乗せされ、それがポイントとして還元される仕組みです。
隠されたコスト構造
コスト項目 | 楽天市場 | Amazon | 差額 |
---|---|---|---|
出店料(月額) | 1.9万円〜 | 0円 | +1.9万円 |
決済手数料 | 3.24%〜 | 3.6%〜 | -0.36% |
広告費(平均) | 売上の15% | 売上の8% | +7% |
結果:楽天市場の商品は平均して同じ商品がAmazonより約20%高価格に設定されています。ポイント還元分を差し引いても、実質的に15%程度高い買い物をしているのが現実です。
2025年以降の改悪予測
楽天の決算資料と業界動向を分析すると、2025年以降もさらなる改悪が予想されます。特に注意すべき改悪予測は以下の通りです:
予想される改悪内容
- 基本還元率の削減:1.0%から0.5%への引き下げ(2025年秋頃予想)
- 楽天市場還元率の条件厳格化:最低利用額の設定(月1万円以上等)
- ポイント有効期限の短縮:通常ポイントも期間限定化
- 年会費の導入:一般カードも年会費1,100円程度の設定
これらの改悪により、楽天カードのメリットは2022年比で約60%削減される可能性があります。
楽天カードからの戦略的乗り換え先

楽天カードからの乗り換えを検討している方向けに、利用シーン別の最適なカードをご紹介します。単純な比較ではなく、実際の使用パターンに基づいた戦略的な選択指針を提供します。
日常利用最強カード:三井住友カード(NL)
楽天カードからの乗り換え効果:年間約2万ポイントの増加(同じ利用パターンの場合)
項目 | 詳細 |
---|---|
最新の券面画像 | ![]() |
国際ブランド | Visa、Mastercard |
申込条件 | 満18歳以上の方(高校生を除く) |
本会員 年会費 | 無料 |
家族カード 年会費 | 無料 |
ETCカード 年会費 | 初年度:無料
2年目以降:550円(税込) ※年1回以上の利用で無料 |
ポイント名 | Vポイント |
ポイント還元率 | 0.5%〜 |
交換可能マイル | ANA、ブリティッシュ・エアウェイズ、フライングブルーなど |
国内旅行保険 | – |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | – |
付帯電子マネー | –
※別途申込で三井住友カードWAON、PiTaPaカード発行可能 |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、iD、Samsung Wallet(VISA限定)、Visaのタッチ決済 |
発行までの期間 | 通常最短3日
※カード番号は最短即日 |
特典 |
|
クレジットカードの系統 | 銀行系 |
カードランク | 一般カード |
オールラウンドカード:JCBカードW
楽天カード比較:特約店利用者なら年間8,000P以上の優位性
項目 | 詳細 |
---|---|
最新の券面画像 | ![]() |
国際ブランド | JCB |
申込条件 | 18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある方
18歳以上39歳以下の高校生を除く学生 |
本会員 年会費 | 無料 |
家族カード 年会費 | 無料 |
ETCカード 年会費 | 無料 |
ポイント名 | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
交換可能マイル | ANA、JAL、デルタ航空 |
国内旅行保険 | – |
海外旅行保険 | 最高2,000万円※利用付帯 |
ショッピング保険 | 年間最高100万円(海外) |
付帯電子マネー | QUICPay
※別途申込必要 |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
発行までの期間 | 通常1週間程度でカード発送 ※ナンバーレスのカード番号・セキュリティコードは最短即日発行 |
特典 |
|
クレジットカードの系統 | 信販系 |
カードランク | 一般カード |
それでも楽天カードを使い続けるべき人の特徴

ここまで楽天カードの問題点を指摘してきましたが、すべての人に乗り換えを推奨するわけではありません。以下の特徴に当てはまる方は、楽天カードを継続利用することでメリットを享受できる可能性があります。
ユーザータイプ | 主な条件 | 主なメリット | 年間効果・特徴 |
---|---|---|---|
楽天市場ヘビーユーザー | 月3万円以上の楽天市場利用 | SPU活用で5%以上の高還元率を維持 | 他社カード比で年間約1.8万ポイント優位。楽天市場中心の買い物に最適。 |
楽天経済圏フル活用者 | 楽天モバイル+楽天銀行+楽天証券+楽天市場を利用 | ポイント倍率の最大化・利便性の一元化 | ポイント効率・利便性ともに最強。移行コストを考慮しても継続が合理的。 |
楽天トラベル愛用者 | 年4回以上の楽天トラベル利用 | 宿泊予約での追加ポイント獲得 | 旅行関連で実質5〜10%割引の効果。旅行好きに最適。 |
管理簡素化重視者 | 複数カード管理が負担に感じる人 | 1枚で高水準の還元率と利便性を両立 | 管理コスト削減で実質的な時間・手間の節約効果。 |
継続判断の数値基準
以下の計算式で年間メリットが15,000ポイント以上なら継続、未満なら乗り換えを推奨します。
(楽天市場利用額 × 0.03) + (その他利用額 × 0.01) + (SPU追加ポイント) – (機会損失ポイント)
※機会損失ポイント = 他社カードで獲得可能だったポイント – 楽天カード獲得ポイント
結論:楽天カードをやめるべきか継続すべきか

楽天カードは着実に改悪が進んでいますが、利用者の状況によってベストな判断は大きく異なります。重要なのは、感情的な判断ではなく、数値に基づいた冷静な分析です。
やめたほうがいい人
- 楽天市場利用が月1万円未満
- コンビニ・飲食店での利用が多い
- 投資でクレカ積立を重視
- カードデザインを気にする
- 不正利用リスクを避けたい
- 楽天モバイル以外を利用
継続すべき人
- 楽天市場で月3万円以上利用
- 楽天経済圏をフル活用
- 楽天トラベルを頻繁に利用
- 複数カード管理が負担
- 年会費無料を重視
- ポイント管理を簡素化したい
※クレジットカードの選択は個人の利用状況により最適解が異なります。カード会社の最新審査基準は非公開となっており、申込み結果は個人の信用状況によります。申込み前には必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
・本記事の情報は一般的な情報提供を目的としており、個別の投資や金融商品の推奨を行うものではありません
・カードの審査結果、ポイント還元率、年会費等は各カード会社の判断により決定されます
・最新の情報については、必ず各カード会社の公式サイトでご確認ください
・本記事の情報による損失について、当社では一切の責任を負いかねます