小誌ではこの一年に発行されたクレジットカード(一般カード)の中でもっともイノベーティブで、ユーザビリティに溢れ、さらに豊富な特典をもつカードを7枚ノミネートし、その中からもっとも優秀と思える一枚を選び、グランプリ賞を与えることとした。クレジットカードはいつのまにか私たちの生活に浸透し、買い物になくてはならないものになっている。電子マネーも含めてキャッシュレス化はすさまじい勢いで進んでいる。その中で、私たちの暮らしをより豊かにしてくれるカードを顕彰することで、より住みやすい社会を実現することを目指してこの企画を立ち上げた。さらに、一般カードとは別にプラチナカードを対象に、こちらは年間の縛りを取り払って、これまで発行されたものの中から、イノベーティブでユーザビリティに溢れた一枚を特別グランプリ賞として顕彰することにした。
プレジデント別冊編集部+カード・グランプリ選考委員会 委員長岩田昭男
この部門は読者の関心が高いプラチナカードを対象として、とくに設置されたもの。対象カードの種類が少ないために、発行1年間という縛りを外し、現在利用されているプラチナカードを対象とした。ただし、招待制のプラチナカードは希望しても読者がもてるわけではないので、選考から外した。したがって、今回、以上のプラチナカードをノミネートした。(グランプリカードのみp17で紹介。それ以外は、左記カード名の紹介のみ)
元気のよいカードというと、三通カードだ。流通、交通、通信(ネット)の通を取って三通と呼ぶが、流通系カード、交通系カード、通信(ネット)系カードのいずれも日々の暮らしに深く関わっているために、人気が高く、稼働率もよい。それに電子マネーとの連携も豊富だ。今回も三通カードの中から、通信(ネット)で、リーダーズカード(アマゾン提携カードとして)、ヤフージャパンJCBカード(ヤフー専用カードとして)が選出。さらに、交通からはソラチカカードがノミネートされた。(各カードの紹介は、p16、18〜20参照)