リクルートカードの国際ブランド選び:VisaとJCBの徹底比較ガイド

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※保険の適用条件や補償内容は各カード会社により異なります。
※年会費・手数料等の情報は記事作成時点のものです。最新情報は各カード会社の公式サイトでご確認ください。
※ポイント還元率は利用条件により異なります。詳細は各カード会社の公式サイトでご確認ください。

リクルートカードを作りたいけれど、国際ブランドを JCBにするかVISAにするか で迷っていませんか?

どちらを選んでも年会費無料・1.2%という高還元率は変わりません。違いが出るのは、使える場所の多さと電子マネーへの対応です。

VISAは海外や地方の小規模店舗でも使いやすく、Apple Payやタッチ決済にも幅広く対応。一方、JCBは国内サービスとの相性が良く、nanacoチャージでのポイント付与など一部お得な使い方があります。

結論として、海外利用や汎用性を重視するならVISA、国内利用や特定の電子マネー活用を重視するならJCB を選ぶのがおすすめです。

利用シーンJCBVISA
国内の普段使い国内加盟店に強い。リクルート系サービスやJCB優待も豊富。主要店舗・チェーン店はもちろん、地方の小規模店舗でも対応力あり。
海外旅行・海外通販海外では使えない国や店舗もあるため注意が必要。世界シェアNo.1で使いやすい。海外通販でも安心。
電子マネー・チャージnanacoチャージでポイント付与あり(※キャンペーン等の条件に左右されやすい)。モバイルSuicaや楽天Edyなど、幅広くチャージ可能だがポイント対象外もあり。
Apple Pay / Google PayQUICPay経由で利用可能。iD・タッチ決済・QUICPayと幅広く対応。非接触決済の利便性は高い。
還元率1.2%固定(JCBでも変わらず)。1.2%固定(VISAでも変わらず)。
サブカードとの相性JCBブランド限定のキャンペーンや優待が狙いやすい。他ブランドのカードとの使い分けがしやすく、補完性が高い。

結論:最適な国際ブランド選びは用途で決まる

すぐに答えが欲しい方へ

電子マネーチャージメインならVisa、タッチ決済重視ならJCB

リクルートカードは年会費永年無料で1.2%の高還元率を誇る高還元率クラスのクレジットカードですが、JCBとVisaでは機能に重要な違いがあります。

特に2022年2月のJCBブランド電子マネーチャージ還元率改変と、2024年9月のJCBタッチ決済Google Pay対応により、選択基準が大きく変わりました。

簡単判定チャート:あなたに合った選択は?

あなたが重視したいポイントに応じて以下の表を参考に選ぶことをおすすめします。

あなたの重視ポイントおすすめブランド理由
電子マネーチャージでポイントを貯めたいVisa1.2%還元率維持
店頭でのタッチ決済を使いたいJCBJCBのみタッチ決済対応
ETCカードを無料で使いたいJCB発行手数料無料
海外旅行や出張が多いVisa加盟店舗数が豊富
Google Payを愛用しているJCB2024年9月対応開始

【リクルートカード】JCB vs Visa 基本スペックの比較

まず、リクルートカードの共通スペックと各ブランド固有の特徴を整理します。どちらも年会費永年無料で基本還元率1.2%という点は変わりませんが、カード発行会社と付帯サービスに違いがあります。

項目JCBVisa
年会費永年無料永年無料
基本還元率1.2%1.2%
カード発行会社JCB三菱UFJニコス
家族カード無料無料
リクルートサービス還元率最大3.2%最大3.2%
海外旅行保険最高2,000万円最高2,000万円
国内旅行保険最高1,000万円最高1,000万円
ショッピング保険年間200万円年間200万円

基本スペックは同じですが、発行会社の違いにより、審査基準や発行スピード、サポート体制に微細な差があります。JCBは自社発行のため統一されたサービス品質を提供し、Visaブランドは三菱UFJニコスの豊富な実績とノウハウを活用しています。

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【リクルートカード】JCB vs Visa 電子マネーチャージ還元率の違い

リクルートカード選択で最も重要なポイントの一つが電子マネーチャージ時の還元率です。2022年2月16日にJCBブランドの電子マネーチャージ還元率が大幅に改変され、現在は明確な差があります。

重要な変更点:2022年2月16日より、JCBブランドの電子マネーチャージ還元率が1.2%から0.75%に変更されました。一方、Visaブランドは1.2%を維持しています。

チャージ還元率比較

電子マネーJCBVisa
nanaco0.75%1.2%
楽天Edy0.75%1.2%
モバイルSuica0.75%1.2%
SMART ICOCA0.75%1.2%

月間チャージ上限と実際の獲得ポイント

電子マネーチャージでのポイント獲得には月間30,000円の上限があります。この上限額でのポイント獲得例を見てみましょう。

月間チャージ額JCB獲得ポイントVisa獲得ポイント年間差額
30,000円225ポイント360ポイント1,620ポイント
20,000円150ポイント240ポイント1,080ポイント
10,000円75ポイント120ポイント540ポイント

月間30,000円をフルにチャージする場合、年間で1,620円相当のポイント差が生じます。これは電子マネーを頻繁に利用する方にとって見逃せない金額です。

電子マネーチャージでの選択指針

  • nanacoでの税金・公共料金支払いが多い方 → Visa一択
  • 楽天Edyを日常的に使用している方 → Visa推奨
  • 交通系IC(Suica/ICOCA)の利用が中心の方 → Visa有利
  • 電子マネーをあまり使わない方 → JCB・Visa どちらでもOK

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【リクルートカード】JCB vs Visaタッチ決済対応状況

2024年現在、リクルートカードのタッチ決済対応状況は明確に差別化されています。JCBのみがタッチ決済に対応しており、さらに2024年9月からはGoogle Payでも利用可能になりました。

決済方法JCBVisa
JCBのタッチ決済✓ 対応× 非対応
Apple Pay✓ 対応✓ 対応
Google Pay✓ 対応(2024年9月〜)× 非対応
QUICPay✓ 対応× 非対応

JCBタッチ決済のメリット

  • スピーディーな決済:カードをかざすだけで支払い完了
  • セキュリティの向上:カードを店員に渡す必要がない
  • 利用可能店舗の拡大:コンビニ、スーパー、ドラッグストア等で幅広く対応
  • 特別キャンペーン:JCBタッチ決済限定の還元率アップキャンペーンを定期開催

タッチ決済利用可能店舗例

JCBタッチ決済は以下のような店舗で利用できます。

  • コンビニエンスストア:セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン
  • スーパーマーケット:イオン、イトーヨーカドー、ライフ
  • ドラッグストア:マツモトキヨシ、ウエルシア、サンドラッグ
  • 飲食店:マクドナルド、スターバックス、すき家
  • 交通機関:JR東日本、小田急電鉄、東京メトロ(一部)

【リクルートカード】JCB vs Visa ETCカード発行条件の比較

ETCカードの発行条件は、リクルートカードのブランド選択において重要な判断材料の一つです。年会費は両ブランド共に無料ですが、発行手数料に違いがあります。

項目JCBVisa
ETC年会費無料無料
ETC発行手数料無料1,100円(税込)
ETC発行期間約1週間約1週間
ETC利用時還元率1.2%1.2%

ETCカード利用での年間メリット計算

ETCカードを年間どの程度利用するかで、発行手数料の1,100円をどれくらいの期間で回収できるかが変わります。

年間ETC利用額獲得ポイントVisa手数料回収期間
50,000円600ポイント約1年10ヶ月
100,000円1,200ポイント約11ヶ月
200,000円2,400ポイント約5.5ヶ月

ETCカード発行の判断基準

  • 年間ETC利用額が10万円以上の方 → JCB・Visa どちらでもメリットあり
  • 年間ETC利用額が5万円未満の方 → JCB推奨(初期コストゼロ)
  • ETCカードが不要な方 → ブランド選択への影響なし
  • 将来的にETCカードが必要になる可能性がある方 → JCBが安心

【リクルートカード】JCB vs Visa 海外利用での違い

海外旅行や出張が多い方にとって、国際ブランドの加盟店舗数と利便性は重要な選択要素です。VisaとJCBでは海外での使い勝手に大きな差があります。

世界シェアと加盟店舗数

地域JCBVisa
北米(アメリカ・カナダ)△ 主要店舗のみ◎ 多くの店舗で対応
ヨーロッパ△ 観光地中心◎ 多くの店舗で対応
アジア(韓国・台湾・タイ等)◎ 加盟店拡大中◎ 多くの店舗で対応
オセアニア○ 主要店舗で対応可能◎ 多くの店舗で対応
その他地域△ 限定的◎ 多くの店舗で対応

海外利用時の特典・サポート

JCBの海外特典

  • JCB海外加盟店優待:ハワイ、グアム、韓国等で特別割引
  • JCBプラザ:世界60ヶ所の日本語サポートデスク
  • たびらば:海外優待情報サイトで現地情報を事前確認
  • 空港免税店割引:成田・羽田等でJCB会員限定優待

Visaの海外利便性

  • 世界最大のシェア:200以上の国・地域で利用可能
  • ATM利用:世界中のVisa/PLUSマーク付きATMで現地通貨引き出し
  • 緊急時サポート:24時間365日の日本語サポート
  • オンライン決済:海外ECサイトでの利用時トラブル率が低い

海外利用での選択指針

渡航先・利用頻度推奨ブランド理由
年1-2回のアジア旅行JCBJCB優待店が多く、日本語サポート充実
欧米への出張・旅行Visa加盟店舗数が豊富、確実性重視
世界各国への頻繁な渡航Visaどの国でも安心して利用可能
海外利用がほとんどないどちらでも問題なし国内利用での優先事項で判断

【リクルートカード】JCB vs Visa キャンペーン・特典の比較

リクルートカードでは定期的に入会キャンペーンを実施していますが、ブランドによってキャンペーン内容に差がある場合があります。2024年8月時点のキャンペーン情報をお伝えします。

キャンペーン情報

特典内容JCBVisa
新規入会特典4,000円分ポイント4,000円分ポイント
初回利用特典3,000円分ポイント3,000円分ポイント
携帯料金決済特典1,000円分ポイント1,000円分ポイント
合計特典最大8,000円分最大8,000円分

キャンペーン注意事項

  • 特典ポイントは期間限定ポイントのため、有効期限内の利用が必要
  • Pontaポイントやdポイントへの交換不可
  • リクルートサービス(じゃらん、ホットペッパー等)での利用がメイン
  • 入会キャンペーン例(※最新のキャンペーン内容は公式サイトでご確認ください)

ブランド別限定特典・キャンペーン

JCB限定特典

  • 家族カード・ETCカード同時発行特典:追加で1,200円分ポイント
  • モバ即(モバイル即時入会):最短5分でカード番号発行
  • JCBタッチ決済キャンペーン:期間限定で10-20%還元
  • JCB ORIGINAL SERIESパートナー:スターバックス等で還元率アップ

Visa特典

  • 三菱UFJニコス優待:提携店舗での特別割引
  • 海外アシスタンスサービス:24時間日本語サポート
  • ネットショッピング保険:オンライン購入時の不正利用補償

リクルートカードを2枚持ちという選択肢も

「JCBかVisaか」で迷う方には、実は「両方持つ」という選択肢があります。リクルートカードは異なるブランドであれば2枚まで発行可能で、それぞれの利点を使い分けることができます。

2枚持ちのルール

  • JCB + Visa/Mastercard の組み合わせで最大2枚発行可能
  • Visa + Mastercard の組み合わせは不可(同じ発行会社のため)
  • それぞれ入会キャンペーンの対象となる
  • 家族カード・ETCカードもそれぞれ発行可能

2枚持ちのメリット・使い分け戦略

利用場面使用カード理由
電子マネーチャージVisa1.2%還元率で最大効率化
店舗でのタッチ決済JCBスピーディーで便利
海外旅行・出張Visa加盟店舗数の多さで安心
JCB優待店での利用JCB特別割引やキャンペーン適用
ETCカード利用JCB発行手数料無料でコスト削減

2枚持ちでの年間メリット試算

月間電子マネーチャージ30,000円、年間ETC利用10万円の場合

  • 電子マネーチャージ(Visa利用):年間4,320ポイント
  • ETC利用(JCB利用):年間1,200ポイント + 発行手数料1,100円節約
  • 入会キャンペーン:両ブランドで最大16,000円分ポイント
  • 合計年間メリット:約22,000円相当

2枚持ちの注意点

  • 管理が煩雑になる(引き落とし口座、利用明細等)
  • それぞれのカードでリクルートID連携が必要
  • 紛失・盗難時の手続きが2倍になる
  • クレジットヒストリーへの影響(与信枠の分散)

【リクルートカード】JCB vs Visa 審査・発行時間の違い

リクルートカードの審査基準や発行スピードは、発行会社の違いにより若干の差があります。特にJCBは2024年からモバ即サービスを開始し、発行スピードが大幅に向上しました。

項目JCBVisa
申込み対象18歳以上(高校生除く)18歳以上(高校生除く)
最短発行時間5分(モバ即対応)翌営業日
カード到着約1週間約1週間
審査通りやすさ普通(JCB基準)普通(ニコス基準)
年収目安明記なし明記なし

JCBモバ即サービスの詳細

JCBブランドでは2024年より「モバイル即時入会サービス」を提供開始。以下の条件を満たせば最短5分でカード番号を取得できます。

モバ即利用条件

  • 時間帯:9:00AM-8:00PM(年中無休)
  • 本人確認書類:運転免許証または在留カード
  • 申込み方法:スマートフォンからの申込み必須
  • 口座設定:オンライン口座設定対応銀行

モバ即のメリット

  • 即日ネットショッピング利用可能
  • Apple Pay・Google Pay即座に登録可能
  • JCBタッチ決済も即日利用開始
  • MyJCBアプリで利用状況をリアルタイム確認

審査通りやすさの比較

どちらも年会費無料の一般カードのため、審査難易度に大きな差はありませんが、発行会社の特色は以下の通りです。

審査観点JCBVisa(ニコス)
年収重視度中程度中程度
勤続年数重視度中程度やや高い
学生申込み積極的積極的
主婦申込み配偶者収入で判定配偶者収入で判定
他社借入れ総量規制内なら問題なし総量規制内なら問題なし

まとめ:あなたに最適な選択は?

リクルートカードは年会費永年無料で1.2%という業界最高水準の還元率を誇る優秀なクレジットカードです。JCBとVisaのどちらを選んでも基本性能に大きな差はありませんが、あなたの利用スタイルに合わせて最適な一枚を選択することで、より多くのメリットを享受できます。

この記事が皆様のクレジットカード選択の一助となれば幸いです。最新のキャンペーン情報や制度変更については、公式サイトでもご確認ください。

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