上級カード道場では、アフィリエイトプログラムを利用しアコム社などから委託を受け広告収益を得て運用しているため記事中にPRリンクを含みます。ただし、提携の有無が記事内容およびランキングに何ら影響を与えるものではありません。
※保険の適用条件や補償内容は各カード会社により異なります。
※年会費・手数料等の情報は記事作成時点のものです。最新情報は各カード会社の公式サイトでご確認ください。
※ポイント還元率は利用条件により異なります。詳細は各カード会社の公式サイトでご確認ください。
社会人としての新生活がスタートする今、クレジットカードを持つべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。通勤定期の購入、仕事用品の準備、歓迎会や飲み会の支払いなど、これまで以上に出費の機会が増える新社会人にとって、クレジットカードは単なる決済手段以上の価値を持ちます。
しかし、いざ作ろうと思っても「入社前と入社後、どちらのタイミングがいいのか」「審査に通るか不安」「恥ずかしくないカードを選びたい」など、疑問や不安は尽きません。さらに年収がまだ確定していない状況で申込書にどう記入すればいいのか、限度額はどれくらいに設定されるのかなど、新社会人ならではの悩みもあります。
本記事では、クレジットカード業界の最新情報をもとに、新社会人が本当に選ぶべきカード13枚を厳選してご紹介します。さらに、入社前後の最適な作成タイミング、審査基準の実態、年収欄の正しい書き方、そして社会人として恥ずかしくないカードの見極め方まで、あなたが知りたい情報を網羅的に解説します。この記事を読めば、自信を持って最初の一枚を選び、スマートな社会人生活をスタートできるでしょう。
このサイトの運営者情報
岩田昭男(上級カード道場 編集長)
同大学院修士課程修了後、月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。主力はクレジットカード&電子マネーの研究で、すでに30年間に渡って業界の定点観測をしている。
主な著書としては、「Suica一人勝ちの秘密」(中経出版・現カドカワ)「信用格差社会」(東洋経済新報社)「信用偏差値」(文春新書)「クレジットカード・サバイバル戦争」(ダイヤモンド社)「ドコモが銀行になる日」(PHP)「キャッシュレス覇権戦争」(NHK出版)、また、クレジットカードのムックも50冊以上監修しキャッシュレスの生き字引として情報発信を続けている。
ウエブは、「岩田昭男の上級カード道場」、まぐまぐでメルマガを毎月二回発行。
記事の信頼性
・クレジットカード研究歴30年以上の専門家が監修
・累計50冊以上のクレジットカードムックを監修
・各カード会社の公式情報を2025年10月時点で確認
・定期的に情報を更新(最終更新:2025年11月17日)
新社会人がクレジットカードを持つべき5つの理由
新社会人にとってクレジットカードは、単なる便利な支払い手段ではありません。社会人としてのキャリアをスムーズにスタートさせ、将来の経済的な信用を築くための重要なツールです。ここでは、新社会人がクレジットカードを持つべき具体的な理由を5つ解説します。

クレジットカードの選定は、年収に応じた限度額設定が重要です。

審査基準は意外に厳しいから、安定した収入を示すことが大切よ。
急な出費や立替払いに柔軟に対応できる
社会人になると、想定外の出費が発生する場面が格段に増えます。新入社員研修での教材費、業務で必要なスーツや靴の追加購入、急な出張での交通費や宿泊費の立替など、手持ちの現金だけでは対応しきれないケースが頻繁に発生します。
特に出張時の立替払いは、新社会人にとって大きな負担となります。宿泊費や新幹線代など、数万円から十万円単位の金額を一時的に立て替える必要があるためです。国税庁の調査によると、給与所得者の平均年収は約450万円ですが、新入社員の初任給は20万円前後が一般的です。まだ貯蓄が少ない状態で高額な立替払いを求められた際、クレジットカードがあれば精算まで無理なく対応できます。

クレジットカードの利用限度額を確認し、出費に備えましょう。

急な出費に備えて、カードの特典や保険もチェックしておくと安心よ。
キャッシュレス時代に必須の決済手段として
日本のキャッシュレス決済比率は年々上昇しており、経済産業省の発表では2023年にキャッシュレス決済比率が36%を超えました。特に都市部では現金を使わない店舗も増えており、社会人として活動する上でキャッシュレス決済は避けて通れません。
定期券の購入、オンラインでの出張手配、ビジネス書の購入、サブスクリプションサービスの利用など、クレジットカードがなければ不便を感じる場面は日常的に存在します。また、クレジットカードを持つことで、スマートフォン決済サービスとの連携も可能になり、より幅広い決済手段を確保できます。

クレジットカードの利用履歴を定期的に確認し、無駄な支出を見直すことが重要です。

クレジットカードの特典やキャンペーンを見逃さないように、こまめにチェックすることが大切よ。
ポイント還元で実質的な節約効果が得られる
新社会人は給与水準がまだ低いため、少しでも家計を節約したいと考えるのは自然なことです。クレジットカードの最大のメリットの一つが、利用額に応じたポイント還元です。
例えば還元率1.0%のカードで月5万円を利用すれば、年間で6,000円分のポイントが貯まります。通信費、光熱費、食費など、毎月必ず発生する固定費をカード払いにするだけで、現金払いでは得られない経済的メリットが生まれます。新社会人の初任給が20万円程度であることを考えると、年間6,000円の節約は決して小さくありません。
さらに、特定の店舗やサービスで還元率がアップするカードを選べば、より効率的にポイントを貯められます。コンビニでの昼食購入、通勤定期の購入、オンラインショッピングなど、自分の生活パターンに合ったカードを選ぶことが重要です。

利用するカードの還元率だけでなく、特典内容も比較検討してください。

還元率の高さだけでなく、ポイントの有効期限も気にしてね。
家計管理が簡単になり無駄遣いを防げる
社会人として自立した生活を送るには、適切な家計管理が欠かせません。現金払いの場合、レシートを保管して家計簿をつける必要がありますが、忙しい日々の中で継続するのは困難です。
クレジットカードを利用すれば、すべての支出が自動的に記録され、専用アプリやウェブサイトで簡単に確認できます。何にいくら使ったかが一目でわかるため、無駄な出費に気づきやすく、計画的な支出管理が可能になります。月末に利用明細を確認する習慣をつけることで、自然と金銭感覚も身につきます。
また、多くのカード会社が提供する家計管理機能を活用すれば、カテゴリ別の支出分析や予算設定も可能です。社会人一年目から健全な家計管理習慣を身につけることは、将来の資産形成にも大きく影響します。

利用明細を毎月確認する習慣を持ち、予算に対する意識を高めましょう。

クレジットカードの利用限度額を見直して、無駄遣いを防ぐのが大切ね。
将来の住宅ローンや自動車ローン審査に有利になる
クレジットカードの利用履歴は「クレジットヒストリー」として信用情報機関に記録されます。これは将来、住宅ローンや自動車ローンを組む際の審査で重要な判断材料となります。
20代のうちから適切にクレジットカードを利用し、毎月確実に支払いを続けることで、良好なクレヒスを構築できます。日本信用情報機構(JICC)によると、ローン審査では「安定した返済実績があるか」が重視されるため、早い段階から実績を積むことが大切です。
逆に、クレジットカードを持たないまま30代を迎えると、信用情報が全くない「スーパーホワイト」状態となり、ローン審査で不利になる可能性があります。将来のライフイベントに備えて、新社会人のタイミングでクレジットカードを作り、計画的に利用することをおすすめします。
新社会人におすすめのクレジットカード13選
新社会人が最初に持つべきクレジットカードを、特徴や強みごとに13枚厳選しました。年会費、ポイント還元率、付帯サービス、審査難易度などを総合的に評価し、それぞれのカードがどのような方に適しているかを詳しく解説します。

クレジットカードの利用額は適切に管理し、返済能力を示すことが重要です。

カードの利用履歴だけでなく、支払いの遅延がないかも注意してね。
三井住友カード(NL) 対象店舗で最大7%の高還元率
三井住友カード(NL)
年会費永年無料で基本還元率0.5%のVポイントが貯まります。
SBI証券の投信積立でも0.5%のポイントが貯まります。
家族カード:無料
ETCカード:初年度無料、2年目以降550円(税込)※年1回以上の利用で無料
海外旅行保険:最高2,000万円
ショッピング保険:なし
※別途申込で三井住友カードWAON、PiTaPaカード発行可能
※カード番号は最短即日
- 対象コンビニ・飲食店でスマホVisaタッチ決済「Mastercard®タッチ決済」支払いで利用金額200円(税込)につき7%ポイント還元
- 「家族ポイント」サービス登録で対象のコンビニ・飲食店で通常ポイントに加え利用金額200円(税込)につき”家族の人数”%ポイント最大5%還元
- ナンバーレス仕様でカード情報を盗み見される心配がない
- ポイントUPモールの経由で最大+9.5%還元
- 選んだお店でポイント+0.5%還元
- 学生はHuluやU-NEXTなどの利用で+9.5%還元
- SBI証券の投信積立で0.5%還元
三井住友カード(NL)は、カード番号が券面に記載されていないナンバーレスデザインが特徴の、セキュリティ性の高いクレジットカードです。年会費は永年無料で、新社会人が最初に持つカードとして最適です。
基本還元率は0.5%ですが、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなど対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を利用すると、最大7%のポイント還元を受けられます。通勤途中や昼休みにコンビニを利用する機会が多い新社会人にとって、日常的に高還元を実感できるカードです。
最短10秒で審査が完了し、すぐにカード番号が発行されるため、急ぎで必要な場合にも対応できます。三井住友カードという信頼性の高いブランドであるため、社会人として持っていても恥ずかしくない一枚です。三井住友カード公式サイトで詳細を確認できます。
利用限度額は最高100万円まで設定可能で、新社会人でも50万円程度の枠が設定されることが多いです。海外旅行傷害保険も付帯しており、プライベートでも安心して利用できます。

対象店舗での利用が多い方は、還元率を最大限に活用しましょう。

セキュリティ性が高いカードだけど、使いすぎには気をつけてね。
JCBカード W 39歳以下限定で還元率常時1.0%
JCB カード W
JCBオリジナルシリーズ特約店なら最大21倍の高還元率を実現。
Oki Dokiランド経由でネット通販の還元率もアップします。
・18歳以上39歳以下の高校生を除く学生
家族カード:無料
ETCカード:無料
海外旅行保険:最高2,000万円(利用付帯)
ショッピング保険:年間最高100万円(海外)
※別途申込必要
※ナンバーレスのカード番号・セキュリティコードは最短即日発行
- ナンバーレス仕様でカード情報を盗み見される心配がない
- JCBオリジナルシリーズ(特約店)の利用でポイント最大21倍
- Oki Dokiランドの経由でネット通販の還元率アップ
参考記事:JCB CARD Wの口コミ・評判
JCBカード Wは、18歳から39歳までの方限定で申し込めるクレジットカードです。一度入会すれば40歳以降も年会費無料で継続利用できるため、新社会人のうちに作っておくことをおすすめします。
最大の特徴は、基本還元率が1.0%と高水準である点です。通常のJCBカードの2倍のポイントが常に貯まるため、どこで使ってもお得です。さらに、Amazonでは還元率が最大3.5%、スターバックスでは最大10.5%にアップするなど、若年層がよく利用する店舗で特典が充実しています。
最短5分で審査が完了し、カード番号がアプリに表示されるため、すぐにオンラインショッピングで利用開始できます。JCBは日本発の国際ブランドであり、国内での利用では問題ありません。JCB公式サイトで申し込みが可能です。
海外旅行傷害保険やショッピングガード保険も付帯しており、年会費無料でありながらサービスが充実しています。ポイントの交換先も豊富で、楽天ポイントやdポイント、nanacoポイントなど、幅広い選択肢から選べます。

還元率が高いですが、使う店舗による特典の違いを把握しておきましょう。

特典の高い店舗を利用することで、さらにお得に使えるのよ。
楽天カード 楽天経済圏でポイントがザクザク貯まる
楽天カード!
楽天市場なら最大18倍のポイント還元。入会特典5,000ポイントプレゼント。
楽天市場でのお買いものならSPU利用で最大18倍のポイント還元も可能です。
家族カード:無料
ETCカード:550円(税込)
海外旅行保険:最高2,000万円
ショッピング保険:なし
楽天Edy:機能をつけるには別途発行手数料330円(税込)必要
- 楽天ペイのチャージ払いで1.5%還元
- 楽天市場でのお買いものポイントが+2倍
- SPUの利用でポイント最大18倍
- 楽天ポイントカードの機能が付帯
- 毎月5と0のつく日は+2倍のポイント還元
- 入会特典5,000ポイント
- 楽天市場で楽天ペイ利用で3%以上還元
※キャンペーン内容は時期により変動します。最新情報は公式サイトでご確認ください
参考記事:楽天カードの口コミ・評判
楽天カードは、楽天市場での買い物が多い方に最適なクレジットカードです。基本還元率は1.0%と高く、楽天市場での利用なら常時3.0%以上のポイント還元が受けられます。
新社会人は家具や家電、生活用品など、新生活で必要なものを揃える機会が多いです。楽天市場でこれらを購入すれば、効率的にポイントを貯められます。さらに楽天モバイル、楽天銀行、楽天証券など、楽天グループのサービスを併用すればポイント還元率がさらにアップします。
年会費は永年無料で、審査もスピーディです。楽天ポイントは全国のドラッグストアやファミリーマート、マクドナルドなどでも利用できるため、使い道に困りません。楽天カード公式サイトから申し込めます。
国際ブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Expressの4種類から選べ、Visaを選べば世界中どこでも利用できます。ETCカードや家族カードも無料で発行できるため、将来的な拡張性も高いです。

楽天経済圏を最大限活用するため、各サービスの連携を事前に確認してください。

ポイントを貯めるだけでなく、失効期限にも気を付けておくことが大事なのよ。
リクルートカード 業界最高水準の1.2%還元率
リクルートカード
充実の旅行保険とショッピング保険も付帯。
じゃらん、ホットペッパーなどでさらにお得に。
・18歳以上の高校生を除く学生
家族カード:無料
ETCカード:無料
※Visa、Mastercardは発行手数料1,100円(税込)
海外旅行保険:最高2,000万円
ショッピング保険:年間200万円
JCB:nanaco、モバイルSuica
JCBモバ即は即日発行、1週間程度でカードが到着
- リクルートのネットサービスの利用で最大3.2%ポイント還元
参考記事:リクルートカードの口コミ・評判
リクルートカードは、基本還元率が1.2%と業界トップクラスのクレジットカードです。年会費永年無料でありながら、どこで使っても高い還元率を維持できるため、メインカードとして最適です。
貯まったリクルートポイントは、Pontaポイントやdポイントに等価交換できます。これらのポイントはローソンやマクドナルド、ケンタッキーなど、日常的に利用する店舗で使えるため、実用性が高いです。
じゃらんでの宿泊予約では最大3.2%、ホットペッパービューティーでの美容室予約でもポイントアップの恩恵を受けられます。新社会人は歓迎会や社内イベントで宿泊の機会も増えるため、旅行関連の特典は重宝します。
海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険の両方が付帯しており、年会費無料のカードとしては補償内容が充実しています。審査もそれほど厳しくなく、新社会人でも比較的作りやすいカードです。

還元率の高さだけでなく、ポイントの有効期限にも注意が必要です。

還元率が良くても、特典の内容をしっかり理解しておくことが大切よ。
三菱UFJカード メガバンクグループの安心感
三菱UFJカード
海外旅行保険も最高2,000万円まで付帯。
第三者による不正利用も全額補償で安心です。
・18歳以上で学生の方(高校生を除く)
※高校卒業年度の10月1日以降の申し込み、かつ卒業後の進路が決まっている場合は学生用のクレジットカードを申し込み可
家族カード:無料
ETCカード:無料(新規発行手数料1,100円)
海外旅行保険:最高2,000万円
ショッピング保険:年間限度額100万円
- 最大15%ポイント還元
- カード情報が裏面に。店頭での盗み見のリスクを削減
- 24時間365日、人×AIで利用状況をモニタリング
- 第三者による不正利用も全額補償
三菱UFJカードは、三菱UFJ銀行グループが発行するクレジットカードです。メガバンクという信頼性の高いバックグラウンドがあるため、社会人として持っていても安心感があります。
年会費は永年無料で、基本還元率は0.5%です。セブン-イレブンやローソン、松屋、ピザハット、コカ・コーラ自販機などの対象店舗では還元率が最大19%にアップします。日常的に利用する店舗が対象に含まれていれば、効率的にポイントを貯められます。
三菱UFJ銀行の口座を持っている方は、専用アプリでカードと口座の情報を一元管理できます。三菱UFJニコス公式サイトで詳細を確認できます。
セキュリティ対策も充実しており、カード番号は裏面に記載されています。24時間365日の不正利用モニタリングシステムも導入されており、万が一の際も安心です。

カードの特典を最大限に活用するため、利用店舗を見直すことが大切です。

還元率が高い店舗をチェックして、賢くポイントを貯めるといいわよ。
エポスカード マルイでの優待と即日発行が魅力
エポスカード!
全国10,000店舗で優待が受けられるお得なカードです。
ANA・JALマイルへの交換も可能です。
家族カード:-
ETCカード:無料
海外旅行保険:最高3,000万円
ショッピング保険:-
※店舗で受け取りの場合
- マルイで年4回10%オフ
- 全国10,000店舗で優待を利用できる
- エポスポイントUPサイトの経由でネット通販がお得になる
参考記事:エポスカードの口コミ・評判
エポスカードは、マルイグループが発行する年会費永年無料のクレジットカードです。全国のマルイ店舗で優待を受けられるほか、年4回開催される「マルコとマルオの7日間」では10%オフで買い物ができます。
最大の特徴は、全国10,000店舗以上で優待が受けられる点です。飲食店、カラオケ、映画館、遊園地など、幅広いジャンルで割引やポイントアップの特典があります。新社会人は友人や同僚との交流機会が多いため、エンターテイメント関連の優待は役立ちます。
マルイ店舗での受け取りなら即日発行が可能で、急ぎでカードが必要な場合にも対応できます。海外旅行傷害保険も自動付帯しており、年会費無料のカードとしては補償が手厚いです。
基本還元率は0.5%ですが、エポスポイントUPサイトを経由してネットショッピングをすれば、ポイント還元率が最大30倍になります。ゴールドカードへのインビテーションも比較的届きやすく、将来的なステップアップも見込めます。

優待の利用条件を確認し、使い方を工夫することでさらにお得になります。

マルイ以外でも使える特典を見逃さないで、賢く活用してね。
PayPayカード PayPay経済圏で最強の還元率
PayPayカード!
Yahoo!ショッピング・LOHACOなら最大5%還元。
PayPayクレジット利用で最大2%のポイント付与も可能です。
・本人または配偶者に安定した継続収入がある方
・本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方
家族カード:無料
ETCカード:550円(税込)
海外旅行保険:なし
ショッピング保険:なし
※Google Payのタッチ決済はVisa・Mastercardのみ対応
※カード番号は最短即日
- ソフトバンクの利用料金は1.5%還元
- カード番号レスで安心
- カード利用時に利用速報が届く
- 本人認証サービス(3Dセキュア)
- PayPayクレジット利用で最大2%付与
- Yahoo!ショッピング・LOHACO利用で最大5%還元
- 公共料金の支払いでもポイントが貯まる
PayPayカードは、PayPayと連携することで最大限のメリットを発揮するクレジットカードです。年会費は永年無料で、基本還元率は1.0%です。
PayPayアプリにPayPayカードを登録すると、チャージ不要で決済できるうえ、PayPay残高での支払いと同じくポイントが貯まります。Yahoo!ショッピングやLOHACOでの買い物なら、最大5.0%の還元率を実現できます。
ソフトバンクやワイモバイルのスマートフォンを利用している方は、さらに追加のポイントアップ特典があります。貯まったPayPayポイントは、全国のPayPay加盟店で1ポイント1円として利用でき、使い道に困りません。
審査は最短2分で完了し、すぐにカード番号が発行されます。若年層の利用を想定した設計になっているため、新社会人でも審査に通りやすいカードです。

PayPayカードは還元率が高いが、特典の条件を事前に確認することが大切です。

還元率の高さに惑わされず、利用シーンを考えることが大事なのよ。
イオンカード イオン系列で毎月20日・30日は5%オフ
イオンカード(WAON一体型)!
イオン系列でいつでもポイント2倍、毎月20・30日は5%オフ。
毎月20・30日なら700円オフでさらにお得に映画鑑賞できます。
家族カード:無料
ETCカード:無料
海外旅行保険:なし
ショッピング保険:最大50万円まで
※カードは後日、自宅に届く
- イオン系列でいつでもポイント2倍
- 毎月20・30日はイオン系列で5%オフ
- イオンシネマの料金はいつでも300円オフ(毎月20・30日は700円オフ)
- イオンカードポイントモールの経由でネット通販がお得になる
参考記事:イオンカードの口コミ・評判
イオンカードは、クレジットカード、キャッシュカード、電子マネーWAONの3つの機能が一体化したカードです。年会費は永年無料で、イオン、マックスバリュ、ダイエーなどのイオングループ店舗でお得に利用できます。
毎月20日と30日の「お客さま感謝デー」では、イオングループの店舗で5%オフで買い物ができます。食料品や日用品を定期的に購入する新社会人にとって、実質的な節約効果が大きいです。
イオン銀行のキャッシュカード機能も付帯しており、イオン銀行ATMなら24時間365日手数料無料で入出金ができます。給与振込口座をイオン銀行に設定すれば、毎月自動的にWAONポイントも貯まります。
基本還元率は0.5%ですが、イオングループの店舗ではポイント2倍になります。WAONオートチャージを設定すれば、チャージと利用でポイント二重取りも可能です。

WAONポイントの有効期限をしっかり確認し、無駄にしないようにしましょう。

お得な日を利用するだけでなく、普段の買い物でもポイントを意識してね。
VIASOカード 貯まったポイントが自動キャッシュバック
VIASOカード
携帯・ネット・ETCの利用は還元率2倍の1.0%還元。
POINT名人.com経由でネット通販がさらにお得に。
・18歳以上で学生の方(高校生を除く)
※高校卒業年度の10月1日以降の申し込みで卒業後の進路が決まっている場合は学生用のクレジットカードの申し込み可
家族カード:無料
ETCカード:無料(発行手数料1,100円(税込))
海外旅行保険:最高2,000万円
ショッピング保険:最高100万円
- カード利用額の0.5%相当が自動でキャッシュバック
- 携帯電話やインターネット、ETCカードの利用は還元率2倍
- POINT名人.comの経由でネット通販がお得になる
VIASOカードは、三菱UFJニコスが発行するポイント自動キャッシュバック機能が特徴のクレジットカードです。年会費は永年無料で、貯まったポイントは1年に1回、自動的に口座に振り込まれます。
ポイントの有効期限を気にする必要がなく、交換手続きも不要です。ポイント管理が面倒と感じる方や、忙しくてポイント交換を忘れがちな新社会人に最適です。
基本還元率は0.5%ですが、携帯電話料金やインターネット料金、ETCカードの利用ではポイントが2倍になります。毎月必ず発生する固定費をVIASOカードで支払えば、効率的にポイントを貯められます。
カードデザインもシンプルでスタイリッシュなグリーンとダークグレーから選べ、社会人として持っていても違和感がありません。海外旅行傷害保険とショッピング保険も付帯しています。

ポイント還元率が低いので、利用用途を見直す必要があります。

自動キャッシュバックのタイミングを考慮して、資金計画を立てるといいわね。
セゾンカードインターナショナル ポイント無期限で安心
セゾンカードインターナショナル
ETCカードも家族カードも無料で発行可能。
JAL・ANAマイルへの交換も可能です。
家族カード:無料
ETCカード:無料
海外旅行保険:-
ショッピング保険:-
- セゾンポイントモールを経由したネットショッピングでポイント最大30倍!
- アンケートに回答したりクエストにチャレンジするとプレゼントに応募できる
- 毎週木曜日、全国のTOHOシネマズで好きな映画を1,200円で鑑賞できる
- カード不正利用補償(オンライン・プロテクション)
- セゾンカード会員 レンタカーマルトクプラン
- セゾンカードの支払いで国内外のパッケージツアーが最大8%割引
- コンサート、演劇、スポーツ、イベントなどチケット先行予約や優待割引
セゾンカードインターナショナルは、年会費永年無料で、永久不滅ポイントが貯まるクレジットカードです。ポイントに有効期限がないため、長期間かけてじっくり貯めることができます。
即日発行に対応しており、セゾンカウンターで受け取れば最短当日から利用開始できます。急な出張や旅行でカードが必要になった場合にも便利です。
基本還元率は0.5%ですが、セゾンポイントモールを経由してネットショッピングをすれば、ポイントが最大30倍になります。Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、主要なECサイトが対象です。
国際ブランドはVisa、Mastercard、JCBから選択でき、ライフスタイルに合わせて選べます。Apple PayやGoogle Payにも対応しており、スマートフォン決済も可能です。

ポイントの利用先を事前に調べて、無駄なく活用しましょう。

即日発行の便利さだけでなく、利用限度額も確認しておくと安心ね。
ビューカード スタンダード Suicaオートチャージで通勤がスムーズ
ビューカード スタンダード!
Suicaチャージで高還元1.5%、えきねっと利用で最大5%還元!
国際ブランド: Visa / Mastercard / JCB
年会費: 524円
ポイント: JRE POINT(0.5%~5.0%)
保険: 海外旅行最高500万円 / 国内旅行最高1,000万円
特徴:
・Suicaオートチャージ対応
・えきねっと決済で最大5%還元
・最短5分で即時発行(バーチャルカード)
・JRE POINTは1pt=1円でSuicaチャージ可
ビューカード スタンダードは、JR東日本グループが発行するクレジットカードで、Suica機能が一体化しています。年会費は税込524円かかりますが、Suicaオートチャージ機能により通勤がスムーズになります。
Suicaへのチャージで還元率が1.5%になるため、通勤定期代や日常のSuica利用でポイントが効率的に貯まります。首都圏で電車通勤する新社会人には、年会費以上のメリットがあります。
貯まったJRE POINTは、1ポイント1円としてSuicaにチャージできるほか、駅ビルや駅ナカの店舗での買い物にも利用できます。定期券購入でもポイントが貯まるため、年間で見ると大きな節約効果が期待できます。
国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険も付帯しており、出張や旅行時も安心です。Apple PayにSuicaを登録すれば、スマートフォンだけで改札を通過できます。

Suicaオートチャージ利用時の残高管理を忘れずに行いましょう。

チャージ額設定は慎重にね。予期しない残高不足を避けるためなのよ。
dカード ドコモユーザー以外でもお得な1.0%還元
dカード!
dカード特約店で最大7%還元、d払いとの併用でさらにお得。
d払いの支払い方法をdカードに設定&利用でポイント還元率アップ!
・個人名義であること
・満18歳以上の方(高校生を除く)
※卒業年度の3月31日までは申込不可
家族カード:初年度無料、次年度以降500円(2枚まで)
ETCカード:初年度無料、2年目以降550円(税込)
※ETCカードは年1回以上の利用で翌年度無料
海外旅行保険:29歳以下の方のみ 最大2,000万円
ショッピング保険:年間100万円
カード発送は1週間から3週間ほど
- dカード特約店で利用すると最大7%ポイント還元
- d払いの支払い方法をdカードに設定&利用でポイント還元率アップ
- 電子マネー「iD」搭載
dカードは、年会費永年無料で基本還元率1.0%のクレジットカードです。ドコモユーザーでなくても申し込めるため、キャリアを問わず利用できます。
貯まったdポイントは、ローソンやマクドナルド、ファミリーマート、すき家など、全国の加盟店で1ポイント1円として利用できます。ポイントの使い勝手が良く、日常生活で消費しやすいのが特徴です。
dカード特約店では、ポイント還元率が通常の2倍以上になります。ENEOSでのガソリン給油、スターバックスカードへのチャージ、メルカリでの買い物など、利用機会の多い店舗が対象です。
ドコモユーザーなら、携帯料金の支払いでもポイントが貯まります。dカード GOLDにアップグレードすれば、ドコモ料金の10%がポイント還元されるため、将来的な選択肢としても有力です。

ポイント還元率だけでなく、特約店の活用方法を考慮することが重要です。

dポイントの使い道をライフスタイルに合わせて選ぶと、もっとお得に使えるわよ。
三井住友カード ゴールド(NL) 20代からゴールドを目指す
三井住友カード ゴールド(NL)
さらに毎年10,000ポイントプレゼント。
家族カードは年会費永年無料で、家族登録で最大5%還元。
※ゴールド独自の審査基準により発行
※年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料
※年間100万円の利用有無に関わらず初年度の年会費は5,500円(税込)
家族カード:無料
ETCカード:無料
※入会翌年度以降、前年度に一度もETC利用の請求がない場合はETCカード年会費550円(税込)
海外旅行保険:最高2,000万円
ショッピング保険:限度額300万円
- 毎年、年間100万円のご利用で10,000ポイントプレゼント
- 空港ラウンジサービス
- ゴールドデスク
- 使い方次第で最大20%還元
- 家族を登録すれば対象のコンビニ・飲食店で最大5%還元
- 対象サービスの利用で対象のコンビニ・飲食店で最大+8%還元
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでのタッチ決済で最大7%還元
- SBI証券の投資信託をクレジットカードで積立でVポイントが貯まる
- チャージ&利用で最大0.5%相当還元
三井住友カード ゴールド(NL)は、18歳以上から申し込める本格的なゴールドカードです。通常年会費は税込5,500円ですが、年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が永年無料になります。
新社会人のうちからゴールドカードを持つメリットは、ステータス性の高さです。取引先との食事や上司との飲み会など、カードを出す場面で好印象を与えられます。
セブン-イレブンやローソンなどの対象店舗では、スマホのタッチ決済で最大7%のポイント還元が受けられます。空港ラウンジサービスも付帯しており、出張時に無料でラウンジを利用できます。
年間100万円の利用というハードルは、月々約83,000円の利用で達成可能です。家賃や光熱費、通信費、食費などをカード払いにまとめれば、無理なく条件をクリアできます。年間100万円の利用で10,000ポイントのボーナスポイントも付与されます。

ポイント還元を最大限に活用するため、利用計画を立てることが重要です。

年会費が無料になる条件は、しっかり確認しておくことが大切よ。
au PAYカード au経済圏利用者に最適
au PAY カード!
au PAY マーケットなら最大10%還元。
Ponta提携社ならポイントがWで貯まります。
・本人または配偶者に定期収入のある方(学生は定期収入の有無にかかわらず申し込み可)
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au PAYカードは、auユーザーに特化した特典が充実したクレジットカードです。年会費は初年度無料で、年1回以上の利用があれば翌年度も無料です。
基本還元率は1.0%で、au PAYマーケットでの買い物なら最大16%の高還元を実現できます。auの携帯料金やauでんき、au光などの支払いでもポイントが貯まるため、au経済圏をフル活用している方に最適です。
貯まったPontaポイントは、ローソンやガソリンスタンド、飲食店など、全国の加盟店で利用できます。au PAYにチャージすることもでき、スマートフォン決済にも活用できます。
海外旅行傷害保険とショッピング保険も付帯しており、年会費実質無料でありながらサービスが充実しています。auユーザーなら持っておきたい一枚です。
新社会人向けクレジットカードの比較表
ここでは、おすすめした13枚のクレジットカードを一覧表で比較します。年会費、ポイント還元率、国際ブランド、利用限度額、発行スピード、対象年齢などを一目で確認できます。
自分のライフスタイルや優先する条件に合わせて、最適な一枚を見つけてください。以下の表は、各カードの特徴を分かりやすくまとめたものです。
| カード名 | 年会費 | 基本還元率 | 最大還元率 | 国際ブランド | 利用限度額 | 発行スピード | 対象年齢 | 主な特典 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
三井住友カード(NL)![]() | 永年無料 | 0.5% | 7.0% | Visa/Mastercard | 最高100万円 | 最短10秒 | 18歳以上 | 対象店舗で高還元 |
JCBカード W![]() | 永年無料 | 1.0% | 10.5% | JCB | 利用者による | 最短5分 | 18-39歳 | Amazon・スタバで高還元 |
楽天カード![]() | 永年無料 | 1.0% | 16.0% | Visa/Mastercard/JCB/AMEX | 最高100万円 | 7-10日 | 18歳以上 | 楽天市場で常時3倍 |
リクルートカード![]() | 永年無料 | 1.2% | 3.2% | Visa/Mastercard/JCB | 最高100万円 | 最短5分 | 18歳以上 | 業界最高水準の還元率 |
三菱UFJカード![]() | 永年無料 | 0.5% | 19.0% | Visa/Mastercard/JCB/AMEX | 最高100万円 | 最短翌営業日 | 18歳以上 | 対象店舗で超高還元 |
エポスカード![]() | 永年無料 | 0.5% | 15.0% | Visa | 利用者による | 最短即日 | 18歳以上 | 10,000店舗以上で優待 |
PayPayカード![]() | 永年無料 | 1.0% | 5.0% | Visa/Mastercard/JCB | 利用者による | 最短2分 | 18歳以上 | PayPay経済圏で高還元 |
イオンカードセレクト![]() | 永年無料 | 0.5% | 2.5% | Visa/Mastercard/JCB | 利用者による | 1-3週間 | 18歳以上 | イオンで毎月20・30日5%オフ |
VIASOカード![]() | 永年無料 | 0.5% | 12.5% | Mastercard | 最高100万円 | 最短翌営業日 | 18歳以上 | ポイント自動キャッシュバック |
セゾンカードインターナショナル![]() | 永年無料 | 0.5% | 15.0% | Visa/Mastercard/JCB | 利用者による | 最短即日 | 18歳以上 | 永久不滅ポイント |
ビュー・スイカカード![]() | 税込524円 | 0.5% | 1.5% | Visa/Mastercard/JCB | 最高100万円 | 最短7日 | 18歳以上 | Suicaチャージ1.5%還元 |
dカード![]() | 永年無料 | 1.0% | 4.5% | Visa/Mastercard | 利用者による | 最短5分 | 18歳以上 | dポイント特約店で高還元 |
三井住友カード ゴールド(NL)![]() | 税込5,500円 | 0.5% | 7.0% | Visa/Mastercard | 最高200万円 | 最短10秒 | 18歳以上 | 年100万円利用で翌年以降無料 |
上記の表を参考に、自分の利用シーンや重視するポイントに合ったクレジットカードを選んでください。年会費無料で高還元率のカードが多く、新社会人でも気軽に持てるカードばかりです。
複数のカードを比較検討する際は、自分が日常的に利用する店舗やサービスがポイントアップの対象になっているか確認することが重要です。また、将来的にゴールドカードへのアップグレードを考えている場合は、インビテーションが届きやすいカード会社を選ぶのも一つの戦略です。
新社会人のクレジットカード作成のタイミング
クレジットカードをいつ作るべきか、多くの新社会人が悩むポイントです。入社前、入社直後、初任給受け取り後など、タイミングによってメリットとデメリットがあります。ここでは、最適な作成タイミングと、それぞれの時期に作る際の注意点を詳しく解説します。

au経済圏をフル活用するためには、各サービスの利用状況を常に見直すことが重要です。

au PAYカードの特典を最大限に生かすには、日々の支払いをしっかり把握することが大切よ。
入社前(3月)に作るメリットとデメリット
大学卒業後、入社前の3月にクレジットカードを作ることは可能です。18歳以上であれば、高校生を除いて申し込み資格があるためです。この時期に作るメリットは、入社後すぐに必要な買い物に備えられる点です。
入社前に作る最大のメリットは、スーツや靴、バッグ、ビジネス用品など、入社準備で必要な買い物をカードで支払い、ポイントを獲得できることです。新社会人の準備費用は10万円から20万円程度かかることが多く、還元率1.0%のカードなら1,000円から2,000円分のポイントが貯まります。
ただし、デメリットもあります。入社前の段階では勤務先が確定していないため、審査で不利になる可能性があります。年収欄には「0円」または「見込み年収」を記入することになりますが、審査担当者によっては慎重に判断されるケースがあります。
また、内定が取り消しになるリスクもゼロではありません。万が一内定取り消しとなった場合、カード会社に届け出る必要があり、手続きが煩雑になります。そのため、入社が確実に決まっており、早めにカードが必要な場合に限って、この時期の申し込みを検討しましょう。

入社前にクレジットカードを作る際は、信用情報に注意してください。

カード利用の履歴は大切だから、計画的に使うことがポイントなのよ。
入社直後(4月)が最も審査に通りやすい理由
入社直後の4月は、新社会人がクレジットカードを作る最適なタイミングです。この時期は、勤務先が確定しており、社会保険にも加入しているため、審査で最も有利な状況が整っています。
カード会社は「安定した収入があるか」を重視しますが、新社会人の場合は「安定した企業に就職しているか」も大きな判断材料となります。大企業や公務員であれば、初任給前であっても審査に通りやすい傾向があります。
さらに、この時期はまだクレジットヒストリーに傷がついていないため、純粋に勤務先と年齢、住所などの属性情報で判断されます。過去に支払い遅延などのネガティブ情報がないことは、審査において大きなアドバンテージです。
入社直後に作ることで、初任給が振り込まれる前に必要な買い物ができ、給与振込口座を支払い口座に設定すれば、自動的に引き落としが行われるため管理もスムーズです。日本クレジット協会の調査でも、新社会人のカード申込は4月に集中していることが報告されています。

初任給前でも、カード利用限度額を抑えた方が良いです。

クレジットカードを使う際は、返済計画をしっかり考えたいのよね。
初任給受け取り後なら年収記入が明確に
初任給を受け取った後にクレジットカードを申し込むメリットは、年収欄に具体的な数字を記入できる点です。見込み年収ではなく、実際に受け取った給与をもとに計算した年収を書けるため、審査担当者に安心感を与えられます。
例えば、4月に初任給として20万円を受け取った場合、年収欄には「240万円」と記入できます。これは「20万円×12ヶ月」で計算した額面年収であり、手取りではなく総支給額を記入するのが正しい方法です。
また、給与明細書を持っているため、カード会社から収入証明を求められた場合にも対応できます。ただし、通常の一般カードであれば収入証明は不要なケースがほとんどです。
デメリットとしては、初任給を受け取るまで約1ヶ月待つ必要がある点です。その間に急な出費が発生した場合、カードが手元にないため対応できません。初任給前に大きな買い物の予定がない場合は、このタイミングで申し込むのも良い選択です。

初任給後の申し込みは、年収だけでなくクレジットヒストリーも重要です。

年収が明確でも、他の収入源も考慮することが大切よ。
就職前でも作れるのか学生時代との違い
大学4年生の段階で、卒業見込みであればクレジットカードを作ることができます。学生専用カードから一般カードへの切り替えや、新規で社会人向けカードに申し込むことも可能です。
学生時代に作ったクレジットカードは、卒業後も継続して利用できます。ただし、利用限度額が10万円から30万円程度に制限されている場合が多いため、社会人になったら限度額の引き上げ申請を行うことをおすすめします。
学生カードと一般カードの大きな違いは、利用限度額と付帯サービスです。一般カードは50万円から100万円程度の限度額が設定されることが多く、海外旅行保険の補償額も高めです。
就職が決まっている卒業見込みの学生であれば、入社予定の企業名を申込書に記入できるため、審査で有利に働きます。ただし、内定証明書の提出を求められることもあるため、事前に準備しておきましょう。
新社会人が知っておくべき審査基準と年収の書き方
クレジットカードの審査に通るかどうか不安を感じる新社会人は多いです。ここでは、審査基準の実態と、年収欄の正しい書き方、審査に通りやすくするためのポイントを詳しく解説します。

カードの切り替え時に信用情報への影響を考慮しましょう。

利用限度額の引き上げは早めに行うと安心ね。
新社会人の審査基準は年収200万円が目安
クレジットカードの審査では、年収が重要な判断材料の一つです。一般的に、年会費無料の一般カードであれば、年収200万円以上が一つの目安とされています。
割賦販売法では、カード会社は利用者の支払い能力を調査することが義務付けられています。具体的には、年収から生活維持費や他社借入額を差し引いた「支払可能見込額」を算出し、その90%がクレジットカードの利用限度額の上限となります。
新社会人の平均的な初任給は20万円程度であり、年収に換算すると240万円です。この金額であれば、ほとんどの一般カードの審査基準をクリアできます。ゴールドカードやプラチナカードなど、ステータスの高いカードを希望する場合は、より高い年収が求められます。
年収が低くても、勤務先の安定性や勤続年数、住居形態(持ち家か賃貸か)、家族構成などの属性情報も総合的に判断されます。大企業や公務員であれば、年収が基準をやや下回っていても審査に通る可能性が高いです。

年収200万円は一つの目安ですが、他の信用情報も重要です。特に支払い履歴をしっかり管理しましょう。

年収だけでなく、ライフスタイルに合ったカード選びも大切よ。無理なく使えるカードを選ぶのがポイントね。
年収欄の正しい書き方と見込み年収の計算方法
新社会人がクレジットカードを申し込む際、年収欄の記入方法に悩む方が多いです。まだ給与を受け取っていない、または数ヶ月分しか受け取っていない状態では、どのように記入すれば良いのでしょうか。
正しい書き方は「見込み年収」を記入することです。見込み年収は、月給の総支給額を12倍した金額です。例えば、月給が22万円であれば、年収欄には「264万円」と記入します。手取り額ではなく、税金や社会保険料を差し引く前の額面金額を使用します。
ボーナスが支給される企業の場合、ボーナスも含めて計算します。例えば、月給22万円で年2回各1ヶ月分のボーナスが支給される場合、年収は「(22万円×12ヶ月)+(22万円×2回)=308万円」となります。
注意点として、年収を大幅に水増しして記入することは避けましょう。虚偽の申告が発覚した場合、審査に落ちるだけでなく、今後そのカード会社での申し込みができなくなる可能性があります。正直に見込み年収を記入すれば、新社会人でも十分審査に通るため、正確な情報を記入してください。
年収が確定していない場合でも、カード会社は勤務先の情報や雇用形態を重視します。正社員として安定した企業に勤務していることが確認できれば、年収が多少低くても審査に通りやすいです。

見込み年収は正確に計算し、過少申告は避けるべきです。

企業によっては昇給があるから、将来の年収も考えて記入するのが大切よ。
審査に落ちやすいNG行動とは
クレジットカードの審査に落ちやすいNG行動があります。これらを避けることで、審査通過の確率を高めることができます。
最も避けるべき行動は、短期間に複数枚のクレジットカードを同時に申し込むことです。カード会社は、信用情報機関を通じて他社への申込状況を確認できます。短期間に複数の申込があると「お金に困っている」と判断され、審査で不利になります。
目安として、6ヶ月以内に3枚以上のカードに申し込むと「申込ブラック」と呼ばれる状態になり、審査に通りにくくなります。新社会人がカードを作る際は、まず1枚目を確実に作り、半年以上経ってから2枚目を検討するのが賢明です。
また、申込書の記入ミスや虚偽の記載も審査落ちの原因となります。勤務先の電話番号や住所、年収などは正確に記入してください。特に、勤務先への在籍確認が取れない場合、審査に通らないことがあります。
携帯電話料金の滞納履歴がある場合も注意が必要です。携帯電話本体の分割払いはクレジット契約の一種であり、支払い遅延があると信用情報に記録されます。学生時代に携帯料金を滞納していた場合、その情報が残っていると審査で不利になる可能性があります。

信用情報の確認を定期的に行い、誤情報を早期に修正してください。

実績が少ないときは、信頼できる人の名義を借りるのも手よ。
勤続年数が短くても審査に通るコツ
新社会人は勤続年数がゼロまたは数ヶ月と短いため、審査で不利になるのではと心配する方もいます。しかし、実際には勤続年数の短さが審査落ちの決定的な理由になることは少ないです。
カード会社は、新社会人の勤続年数が短いことを理解しています。そのため、勤続年数よりも勤務先の安定性や規模、業種などを重視します。大企業や公務員、上場企業であれば、入社直後でも審査に通りやすい傾向があります。
審査に通るコツは、申込書に正確な情報を記入し、勤務先の信用力をアピールすることです。企業の正式名称、本社所在地、電話番号などを間違いなく記入してください。在籍確認の電話がかかってくることもあるため、事前に会社の代表電話番号を確認しておきましょう。
また、キャッシング枠をゼロ円に設定することも審査通過のコツです。キャッシング枠があると、カード会社はより慎重に審査を行います。最初はショッピング枠のみで申し込み、必要になったら後からキャッシング枠を追加する方が安全です。
クレジットカードの利用限度額も、最初は低めに設定されることが一般的です。新社会人の場合、30万円から50万円程度の限度額でスタートし、利用実績を積むことで段階的に増額されます。焦らず、まずは確実に1枚目を作ることを優先しましょう。
社会人として恥ずかしくないクレジットカードの選び方
ビジネスシーンでクレジットカードを使う機会は意外と多いです。取引先との食事、上司との飲み会、出張時の支払いなど、カードを出す瞬間に相手の目に触れることもあります。ここでは、社会人として恥ずかしくないクレジットカードの特徴と選び方を解説します。

職歴が短くても、信用情報の管理が重要です。信用スコアを意識しましょう。

申込書の記入ミスを避けるために、確認作業を怠らないでね。
ステータス性の高いカード会社とは
クレジットカードには、発行会社によってステータス性に違いがあります。一般的に、銀行系カード、国際ブランドのプロパーカード、高級カードブランドなどがステータスの高いカードとされています。
銀行系カードの代表例は、三井住友カード、三菱UFJカード、みずほマイレージクラブカードなどです。メガバンクが発行するカードは、信頼性が高く、社会人として持っていても安心感があります。審査基準もしっかりしているため、保有していること自体が一定の信用を示します。
国際ブランドのプロパーカードとは、JCBやアメリカン・エキスプレスが自社で発行するカードです。JCBカードは日本発の国際ブランドであり、国内での知名度とステータス性が高いです。アメリカン・エキスプレスは世界的にもステータスの高いブランドとして知られています。
一方、流通系カードや消費者金融系カードは、審査基準が緩やかで誰でも作りやすい反面、ステータス性は低めです。ビジネスシーンで使う際には、相手に与える印象を考慮する必要があります。
新社会人のうちは一般カードでも問題ありませんが、将来的にゴールドカードやプラチナカードを目指すことを視野に入れて、ステータスの高いカード会社を選ぶことをおすすめします。

ステータス性だけでなく、実際の特典内容を比較することが重要です。

カードの特典は使うシーンで決まるから、自分に合ったものを選んでね。
カードデザインで選ぶ際のポイント
クレジットカードのデザインも、社会人としての印象を左右する要素です。派手すぎるデザインや、キャラクターがプリントされたカードは、ビジネスシーンでは避けた方が無難です。
シンプルでスタイリッシュなデザインのカードを選びましょう。ナンバーレスカードは、券面にカード番号が記載されていないため、見た目がすっきりしており、セキュリティ面でも優れています。三井住友カード(NL)やJCBカード Wなどが代表例です。
カードのカラーも重要です。ブラック、シルバー、ネイビー、ダークグリーンなどの落ち着いた色合いは、どんなシーンでも違和感がありません。逆に、ピンクや水色、キャラクターデザインなどは、プライベート専用と割り切った方が良いでしょう。
金属製のカードや、エンボス加工(数字が浮き出ている)のカードは、高級感があり、相手に良い印象を与えます。最近では、環境に配慮したリサイクル素材を使用したカードも登場しており、サステナビリティへの意識の高さをアピールできます。
デザインで迷った場合は、自分の業界や職種に合わせて選ぶのも一つの方法です。金融業界やコンサルティング業界では、保守的で信頼性の高いデザインが好まれる傾向があります。

デザインだけでなく、利用シーンに合った機能性も考慮するべきです。

カードのデザインが気に入っても、利用目的をしっかり考えて選ぶことが大切よ。
年代別で選ぶべきカードのランクとは
年代によって、適切なクレジットカードのランクは異なります。新社会人から30代までの各年代で、どのランクのカードを持つべきかを解説します。
20代前半の新社会人は、まず年会費無料の一般カードから始めるのが基本です。三井住友カード(NL)、JCBカード W、楽天カードなどが適しています。これらのカードは年会費無料でありながら、ポイント還元率やサービスが充実しており、コストパフォーマンスに優れています。
20代後半になり、年収が300万円を超えてきたら、ゴールドカードへのステップアップを検討しましょう。三井住友カード ゴールド(NL)、JCB GOLD EXTAGEなど、20代向けのゴールドカードは年会費が比較的安価でありながら、ステータス性と充実したサービスを提供しています。
30代になったら、本格的なゴールドカードやプラチナカードを視野に入れます。この年代では、年収も400万円から600万円程度に上がっている方が多く、ゴールドカードの審査にも通りやすくなります。アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード、三井住友カード プラチナプリファードなどがおすすめです。
重要なのは、無理に背伸びしてランクの高いカードを持とうとしないことです。年会費が高いカードは、その分だけサービスも充実していますが、使いこなせなければコストだけがかかります。自分の年収やライフスタイルに合ったカードを選びましょう。

カードの特典やサービスは年齢とともに見直すべきです。

年収に応じたカードの特典を活用することが大切ですわね。
取引先や上司の前で使えるカードの条件
ビジネスシーンでクレジットカードを使う際、相手に与える印象は意外と重要です。特に、取引先との食事や接待、上司との飲み会など、カードを出す瞬間が相手の目に触れる場面では、カード選びが印象を左右します。
取引先や上司の前で使えるカードの条件は、まずステータス性です。銀行系カードや国際ブランドのプロパーカードであれば、どのシーンでも安心して使えます。特に、三井住友カード、JCBカード、アメリカン・エキスプレスなどは、ビジネスパーソンからの信頼が厚いブランドです。
次に、カードデザインがシンプルでスタイリッシュであることです。派手なデザインや、ポップなカラーのカードは避けましょう。ゴールドカードやプラチナカードなど、金属光沢のあるカードは高級感があり、相手に好印象を与えます。
さらに、カードに付帯するサービスも重要です。空港ラウンジサービス、コンシェルジュサービス、高額な旅行保険などが付帯していると、カードのグレードの高さが伝わります。これらのサービスは実際に利用する機会がなくても、持っているだけで信頼感につながります。
最後に、利用限度額が十分に設定されていることも条件の一つです。接待や出張で高額な支払いが発生した際、限度額不足で決済できないという事態は避けたいです。少なくとも50万円以上、できれば100万円以上の限度額があると安心です。
新社会人のクレジットカード選び6つの重要ポイント
クレジットカードを選ぶ際、何を基準に選べば良いのか迷う方も多いでしょう。ここでは、新社会人がカード選びで重視すべき6つのポイントを詳しく解説します。これらのポイントを押さえれば、自分に最適なカードを見つけられます。

対応するカスタマーサービスの質も重要です。トラブル時に迅速なサポートが得られるか確認しましょう。

カードの利用限度額も考慮してね。相手に与える信頼感に影響するのよ。
年会費は無料か実質無料を選ぶ
新社会人がクレジットカードを選ぶ際、最も重要な条件の一つが年会費です。給与水準がまだ低い新社会人にとって、年会費は無駄なコストになる可能性があります。
年会費無料のカードは、維持コストがゼロであるため、気軽に長期間保有できます。三井住友カード(NL)、JCBカード W、楽天カードなどは、年会費が永年無料でありながら、ポイント還元率や付帯サービスが充実しています。
実質無料のカードも選択肢に入れましょう。例えば、三井住友カード ゴールド(NL)は、年会費が税込5,500円ですが、年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が永年無料になります。月々約83,000円の利用で条件をクリアできるため、家賃や光熱費、通信費などをカード払いにまとめれば無理なく達成できます。
年会費が有料のカードを選ぶ場合は、その金額に見合ったサービスを受けられるか検討してください。空港ラウンジサービス、旅行保険の補償額、ポイント還元率のアップなど、年会費以上のメリットがあるかを冷静に判断しましょう。
特に、初めてクレジットカードを作る方は、まず年会費無料のカードから始めることをおすすめします。カードの使い方に慣れてから、必要に応じてゴールドカードなどにステップアップすれば良いです。

年会費実質無料のカードは、利用条件をしっかり理解することが大切です。

付帯サービスや特典も吟味して、自分に合ったカード選びをするのが大事よ。
ポイント還元率は1.0%以上が理想
クレジットカードを選ぶ際、ポイント還元率は非常に重要な要素です。還元率が高いカードほど、同じ金額の買い物でより多くのポイントを貯められ、実質的な節約効果が大きくなります。
基本還元率が1.0%以上のカードを選びましょう。例えば、JCBカード W、楽天カード、リクルートカード、dカードなどは、基本還元率が1.0%以上です。月5万円の利用で年間6,000円分のポイントが貯まり、還元率0.5%のカードと比較して年間3,000円の差が生まれます。
さらに、特定の店舗やサービスで還元率がアップするカードを選べば、より効率的にポイントを貯められます。三井住友カード(NL)は対象のコンビニ・飲食店で最大7%、リクルートカードはじゃらんで最大3.2%など、自分の生活パターンに合った高還元の店舗があるカードを選びましょう。
ポイントの交換先も確認してください。貯まったポイントが使いにくい場合、実質的な価値は低くなります。楽天ポイント、dポイント、Pontaポイントなど、日常生活で使いやすいポイントに交換できるカードを選ぶと良いでしょう。
ポイントの有効期限にも注意が必要です。ポイントが失効してしまっては意味がありません。セゾンカードの永久不滅ポイントや、VIASOカードの自動キャッシュバックなど、ポイント管理が不要なシステムも選択肢の一つです。

ポイント還元率が高くても、年会費に注意が必要です。総合的なコストを考慮しましょう。

還元率の高いカードでも、利用する店舗との相性が大切なのよ。
付帯保険とサービスの充実度
クレジットカードには、旅行傷害保険やショッピング保険などの付帯保険がついていることが多いです。これらの保険は、万が一の際に大きな助けとなります。
海外旅行傷害保険は、海外旅行中のケガや病気、携行品の損害などを補償してくれます。新社会人でも、出張や旅行で海外に行く機会があるため、海外旅行保険が付帯しているカードを選ぶと安心です。補償額は最低でも2,000万円以上あると良いでしょう。
国内旅行傷害保険も、国内出張や旅行の際に役立ちます。リクルートカードやビュー・スイカカードなどは、国内旅行保険も付帯しています。
ショッピング保険(ショッピングガード保険)は、カードで購入した商品が破損や盗難に遭った際に補償してくれます。高額な家電やパソコンを購入する際に安心です。
その他の付帯サービスとして、空港ラウンジサービスがあります。ゴールドカード以上では、国内主要空港のラウンジを無料で利用できることが多いです。出張が多い方には大きなメリットです。
コンシェルジュサービスは、プラチナカード以上で提供されることが多く、旅行の手配やレストランの予約などを代行してくれます。新社会人にはまだ必要ないかもしれませんが、将来的なステップアップを考える際の参考にしてください。

保険内容の詳細を比較し、利用シーンに合ったカードを選ぶことが大切です。

補償額だけでなく、保険の適用条件も確認しておくと安心ですわね。
専用アプリの使いやすさで選ぶ
クレジットカードを日常的に使いこなすには、専用アプリの使いやすさも重要です。利用明細の確認、ポイント残高のチェック、支払い方法の変更など、アプリで簡単に操作できると便利です。
| アプリ名 | 主な機能 | 特徴・メリット |
|---|---|---|
| Vpassアプリ(三井住友カード) | 利用状況・明細確認、家計管理、プッシュ通知 | 利用額が設定金額を超えると通知される「使いすぎ防止サービス」が便利。リアルタイム反映で安心。 |
| MyJCBアプリ(JCB) | ポイント・明細確認、カード番号表示 | シンプルで直感的な操作性。ポイント残高や有効期限がひと目で分かる。 |
| 楽天カードアプリ(楽天カード) | ポイント履歴・残高確認、楽天市場連携 | 楽天ポイントの管理がしやすく、ショッピング連携もスムーズ。 |
アプリの使いやすさは、実際にダウンロードして確認するのが一番です。カードを申し込む前に、各社の専用アプリをダウンロードしてみて、インターフェースや機能をチェックすることをおすすめします。
生体認証ログインに対応しているアプリも便利です。指紋認証や顔認証でログインできれば、毎回パスワードを入力する手間が省けます。セキュリティと利便性を両立したアプリを選びましょう。

アプリの使いやすさだけでなく、セキュリティ機能も重視するべきです。

アプリのデザインだけでなく、サポートが充実しているかも大切なのよ。
国際ブランドの選び方とそれぞれの特徴
クレジットカードには、Visa、Mastercard、JCB、American Expressなどの国際ブランドがあります。それぞれに特徴があり、どのブランドを選ぶかも重要なポイントです。
Visaは世界中で最も利用できる店舗が多い国際ブランドです。海外旅行や出張が多い方は、Visaを選んでおけば間違いありません。国内でもほぼすべての店舗で利用できます。
Mastercardも、Visaに次いで加盟店が多い国際ブランドです。ヨーロッパでの利用に強く、Visaが使えない店舗でもMastercardは使える場合があります。コストコでの買い物にはMastercardが必須です。
JCBは日本発の国際ブランドであり、国内での加盟店数はトップクラスです。日本人向けのサービスやサポートが充実しており、国内利用がメインの方におすすめです。ただし、海外では使える店舗が限られることがあります。
American Expressは、ステータス性が高く、充実したサービスが特徴です。空港ラウンジ、コンシェルジュサービス、手厚い旅行保険など、プレミアムなサービスを提供しています。ただし、加盟店数はVisaやMastercardより少ないです。
新社会人が最初の1枚を選ぶなら、VisaまたはMastercardをおすすめします。加盟店が多く、どこでも使える安心感があります。2枚目以降でJCBやAmerican Expressを検討すると良いでしょう。

利用目的によって、特典や手数料の違いをしっかり比較しましょう。

海外でのサポート体制も確認して、安心して使えるカードを選びたいわね。
電子マネーやスマホ決済との連携
近年、電子マネーやスマホ決済が急速に普及しています。クレジットカードを選ぶ際は、これらのキャッシュレス決済との連携も考慮しましょう。
iDやQUICPayなどの電子マネーに対応しているカードは、コンビニや自動販売機での支払いがスムーズです。三井住友カードはiDに、JCBカードはQUICPayに対応しています。
Apple PayやGoogle Payに登録できるカードを選べば、スマートフォンをかざすだけで決済できます。財布を出す必要がなく、通勤時間や昼休みの買い物が非常にスムーズになります。
またPayPayやd払い、楽天ペイなどのQRコード決済とクレジットカードを連携させることもできます。PayPayカードならPayPayへのチャージ不要で利用でき、ポイントも効率的に貯まります。
Suicaなどの交通系ICカードとの連携も便利です。ビュー・スイカカードは、Suicaへのオートチャージでポイントが貯まり、通勤定期の購入でも高還元が受けられます。
新社会人は、自分が普段使う決済方法に合わせてカードを選びましょう。複数の決済手段を使い分けることで、より効率的にポイントを貯められます。
クレジットカード利用時の絶対守るべき5つの注意点
クレジットカードは便利な反面、使い方を誤ると大きなトラブルにつながります。特に、初めてカードを持つ新社会人は、注意すべきポイントを理解しておく必要があります。ここでは、カード利用時に絶対に守るべき5つの注意点を解説します。

電子マネーとの連携は便利ですが、利用時の手数料も確認しましょう。

スマホ決済のセキュリティ対策は忘れずに確認することが大切よ。
リボ払いには絶対に手を出さない
リボ払い(リボルビング払い)は、毎月の支払額を一定に保てる便利な仕組みですが、実は高額な手数料が発生する支払い方法です。新社会人は、リボ払いに絶対に手を出さないことを強く推奨します。
リボ払いの手数料率は、年利15%程度が一般的です。例えば、10万円の買い物をリボ払いで毎月1万円ずつ返済する場合、完済までに約1万5,000円の手数料が発生します。実質的に11万5,000円を支払うことになり、非常に高コストです。
さらに、リボ払いは残高がなかなか減らない仕組みになっています。毎月の支払額の多くが手数料に充てられ、元本がわずかしか減りません。そのため、いつまでも支払いが終わらず、借金が雪だるま式に増えていくリスクがあります。
カード会社からリボ払いの案内が届いても、絶対に登録しないでください。また、初期設定でリボ払いになっているカードもあるため、申込時に支払い方法を必ず確認しましょう。
支払いは基本的に一括払いを選び、どうしても分割が必要な場合は2回払いやボーナス一括払いを利用してください。これらは手数料がかからないため、リボ払いよりもはるかに健全です。

リボ払いは返済額が一定でも、利息負担が大きくなる点を理解しておくべきです。

リボ払いの手数料が元本に与える影響を、しっかり把握しておくことが大切よ。
利用限度額イコール使っていい金額ではない
クレジットカードの利用限度額は、カード会社が設定する「最大利用可能額」です。この金額まで使えるからといって、全額使って良いわけではありません。
利用限度額は、あくまで緊急時に備えた余裕として考えましょう。例えば、限度額が50万円のカードを持っている場合、通常の利用は30万円程度に抑え、残り20万円は急な出費に備えて残しておくと安心です。
限度額ギリギリまで使ってしまうと、突然の出張や冠婚葬祭などで追加の支払いが必要になった際、カードが使えなくなります。また、限度額いっぱいまで使っている状態は、カード会社から「お金に困っている」と判断され、増額審査や新規カードの審査で不利になる可能性があります。
割賦販売法では、支払可能見込額の90%が利用限度額の上限とされています。つまり、実際の支払い能力よりも高めに設定されているケースが多いです。限度額を目安にするのではなく、自分の収入と支出のバランスを考えて計画的に利用してください。
毎月の利用額は、給与の手取り額の30%以内に収めることを推奨します。手取り20万円であれば、カード利用は月6万円程度が適切です。この範囲内で利用すれば、支払いが滞るリスクを最小限に抑えられます。

利用限度額は目安であり、計画的な支出を心掛けることが重要です。

利用限度額を超えないように気をつけながら、資金の余裕を持つことが大切なのよ。
締め日と支払日を必ず把握しておく
クレジットカードには「締め日」と「支払日」があり、この2つの日付を正確に把握しておくことが重要です。支払日に口座残高が不足していると、遅延損害金が発生したり、信用情報に傷がついたりします。
締め日とは、カード利用額を集計する日です。例えば、締め日が毎月15日のカードの場合、前月16日から当月15日までの利用分が1ヶ月の請求額となります。
支払日とは、実際に口座から引き落としが行われる日です。締め日の翌月10日が支払日の場合、15日締めの利用分が翌月10日に引き落とされます。カード会社によって、締め日と支払日の組み合わせはさまざまです。
そして、給与の振込日と支払日の関係も確認してください。例えば、給与が毎月25日に振り込まれる場合、支払日が27日であれば余裕を持って支払えます。しかし、支払日が10日の場合、前月の給与から支払うことになり、家計管理が難しくなります。
複数のクレジットカードを持つ場合、それぞれの締め日と支払日を管理する必要があります。カレンダーアプリやリマインダーを活用して、支払日の数日前に口座残高を確認する習慣をつけましょう。
万が一、支払日に残高不足が発生した場合は、すぐにカード会社に連絡してください。早めに対応すれば、信用情報への影響を最小限に抑えられます。放置すると、カード利用停止や信用情報の悪化につながります。

締め日と支払日をカレンダーに記入し、リマインダーを設定しましょう。

利用明細はしっかり確認して、誤請求に気をつけることが大切よ。
使いすぎを防ぐ家計管理の方法
クレジットカードは便利ですが、現金が減らないため使いすぎのリスクがあります。特に、社会人になりたての頃は金銭感覚が未熟で、気づかないうちに使いすぎてしまうことも少なくありません。
使いすぎを防ぐためには、毎月の予算を設定することが重要です。食費、交際費、交通費など、カテゴリごとに予算を決め、その範囲内で利用するよう心がけてください。
また専用アプリの利用明細を毎日チェックする習慣をつけましょう。どこでいくら使ったかをリアルタイムで把握することで、無駄遣いに気づきやすくなります。三井住友カードのVpassアプリには「使いすぎ防止サービス」があり、設定した金額を超えると通知が届きます。
家計簿アプリとクレジットカードを連携させる方法も効果的です。マネーフォワードME、Zaim、MoneyTreeなどの家計簿アプリは、カードの利用明細を自動で取り込み、カテゴリ別に支出を分類してくれます。
現金と併用する方法もおすすめです。固定費(家賃、光熱費、通信費)はカード払いにし、変動費(食費、交際費)は現金で支払うことで、お金の流れが把握しやすくなります。
支払い方法は一括払いを基本とし、分割払いやボーナス払いは最小限に留めましょう。翌月の支払額が給与を超えないよう、常に意識することが大切です。

クレジットカードの利用明細を定期的に確認し、予算の見直しを行うことが大切です。

固定費の見直しも忘れずにね。思わぬ節約ができることが多いのよ。
不正利用を防ぐセキュリティ対策
クレジットカードは不正利用のリスクがあるため、セキュリティ対策をしっかり行う必要があります。特に、オンラインショッピングや海外での利用では注意が必要です。
まず、カード番号やセキュリティコードを第三者に教えないことが基本です。電話やメールでカード情報を聞かれても、絶対に教えてはいけません。カード会社が電話でカード番号を聞くことはありません。
オンラインショッピングでは、信頼できるサイトでのみカードを利用してください。URLが「https」から始まるサイト、鍵マークが表示されるサイトは、通信が暗号化されており比較的安全です。
3Dセキュアやワンタイムパスワードなどの本人認証サービスを設定しましょう。これらのサービスは、オンライン決済時に追加の認証を求めることで、不正利用を防ぎます。
また利用通知メールを有効にすることも重要です。カードが使われるたびにメールやアプリ通知が届く設定にしておけば、不正利用にすぐ気づけます。身に覚えのない利用があれば、直ちにカード会社に連絡してください。
海外旅行や出張の際は、カードの利用停止・再開機能を活用しましょう。利用しない期間だけカードを一時停止しておけば、不正利用のリスクを減らせます。
万が一、カードを紛失したり盗難に遭ったりした場合は、24時間365日対応のカード会社の緊急連絡先にすぐ電話してください。迅速な対応が、被害を最小限に抑える鍵となります。
20代前半と20代後半でのおすすめクレジットカード戦略
20代、30代と年代が上がるにつれ、ライフスタイルや収入、カードに求める要素も変化します。ここでは、年代別に最適なクレジットカード戦略を解説します。

不正利用を防ぐため、定期的に明細を確認し、異常がないかチェックしましょう。

パスワードは定期的に変更して、他のサイトと使い回さないように気をつけることが大切よ。
20代前半(社会人1年目から3年目)の戦略
社会人1年目から3年目の20代前半は、まずクレジットカードの使い方に慣れることが最優先です。年会費無料の一般カードを1枚作り、日常的に利用してクレジットヒストリーを積み上げましょう。
この時期におすすめのカードは、三井住友カード(NL)、JCBカード W、楽天カードなどです。ポイント還元率が高く、年会費無料で維持コストがかからないため、安心して長期間保有できます。
利用額は月3万円から5万円程度に抑え、毎月確実に一括払いで支払うことを習慣づけてください。これにより、良好なクレジットヒストリーが構築され、将来のローン審査やカードのグレードアップに有利になります。
2枚目を作る場合は、メインカードと異なる国際ブランドや、異なる特典を持つカードを選びましょう。例えば、メインがVisaなら2枚目はJCB、ポイント重視のメインカードに対して旅行保険が充実したカードを2枚目にするなど、役割分担を明確にします。
この時期は、ゴールドカードへのインビテーション(招待)を意識した利用も重要です。三井住友カードやJCBカードは、一般カードを一定期間利用すると、ゴールドカードへの招待が届くことがあります。

クレジットカードの利用限度額は、信用を築くために常に把握しておくべきです。

クレジットヒストリーは長期的に影響するから、計画的に利用することが大切よ。
20代後半(社会人4年目以降)の戦略
社会人4年目以降の20代後半になると、年収も300万円から400万円程度に上がり、ライフスタイルも安定してきます。この時期は、ゴールドカードへのステップアップを検討しましょう。
20代専用のゴールドカードとして、三井住友カード ゴールド(NL)やJCB GOLD EXTAGEがあります。これらは年会費が比較的安価でありながら、空港ラウンジサービスや手厚い旅行保険など、ゴールドカードならではの特典が付帯しています。
この時期は、結婚や引っ越しなど、ライフイベントが増える時期でもあります。家具や家電の購入、新婚旅行など、高額な支出が発生する場面でクレジットカードが活躍します。利用限度額も100万円程度に増額申請し、余裕を持たせましょう。
ポイント活用も本格化させる時期です。貯まったポイントを旅行や家電の購入に充てることで、実質的な節約効果を最大化できます。楽天ポイントやdポイントなど、日常生活で使いやすいポイントを効率的に貯めましょう。
ETCカードや家族カードの追加も検討する時期です。車を購入した場合はETCカードが必須ですし、パートナーがいる場合は家族カードを発行することで、家計管理がより簡単になります。

カードの特典を最大限活用するため、利用予定に合わせて選ぶことが重要です。

将来のライフプランを考えて、カードの特典が生活にどう役立つか見極めることが大切よ。
30代の戦略本格的なゴールドカードやプラチナカードへ
30代になると、年収も400万円から600万円程度に上がり、社会的な地位も安定してきます。この時期は、本格的なゴールドカードやプラチナカードを視野に入れましょう。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード、三井住友カード プラチナプリファード、JCBゴールドなどは、30代のビジネスパーソンに人気の高いカードです。年会費は1万円から3万円程度かかりますが、その分だけサービスも充実しています。
この時期は、住宅購入や子どもの教育費など、大きなライフイベントが控えています。良好なクレジットヒストリーを維持することで、住宅ローンの審査にも有利に働きます。
プラチナカードには、コンシェルジュサービスやプライオリティ・パスなど、プレミアムなサービスが付帯しています。出張や旅行の機会が多い方には、これらのサービスが大きなメリットとなります。
複数枚のカードを使い分ける戦略も有効です。ステータス重視のメインカード、ポイント高還元のサブカード、特定の店舗で優待があるカードなど、用途別に3枚から5枚を使い分けることで、最大限のメリットを享受できます。
ただし、カードの枚数が増えすぎると管理が煩雑になるため、本当に必要なカードだけを厳選して保有することが重要です。年に1回は保有カードを見直し、使っていないカードは解約を検討しましょう。
入社前後の具体的な申込手順と必要書類
実際にクレジットカードを申し込む際、どのような手順で進めれば良いのでしょうか。ここでは、入社前後の具体的な申込手順と、必要書類について詳しく解説します。

カード選びでは、特典だけでなく、年会費とのバランスを重視してください。

クレジットヒストリーを大切にすることが、将来のローンにも影響するのよ。
オンライン申込の流れと所要時間
現在、ほとんどのクレジットカードはオンラインで申し込みができます。オンライン申込は24時間受け付けており、最短数分で審査結果が出るため、非常に便利です。
まず、カード会社の公式サイトにアクセスし、申し込みフォームに必要事項を入力します。氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、勤務先情報、年収などを正確に記入してください。
本人確認書類の提出方法は、カード会社によって異なります。運転免許証やマイナンバーカードをスマートフォンで撮影してアップロードする方法が一般的です。郵送での提出を求められることもあります。
また支払い口座の設定も重要なステップです。オンライン口座振替設定に対応している銀行であれば、その場で口座登録が完了します。対応していない銀行の場合、後日口座振替依頼書を郵送で提出する必要があります。
審査は最短数分から数日で完了します。三井住友カード(NL)やJCBカード Wは、最短10秒から5分で審査が完了し、アプリにカード番号が表示されます。すぐにオンラインショッピングで利用開始できるため、急ぎの場合に便利です。
カード本体は、審査通過後1週間から2週間程度で自宅に郵送されます。受け取りの際は本人確認が必要なため、配達員に本人確認書類を提示してください。
必要書類の準備とチェックリスト
クレジットカードを申し込む際、必要な書類を事前に準備しておくとスムーズです。ここでは、一般的に必要となる書類とチェックリストを紹介します。
本人確認書類は必須です。以下のいずれか1点を用意してください。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 健康保険証と住民票の写し
- 在留カード(外国籍の方)
顔写真付きの本人確認書類であれば1点で済みますが、健康保険証の場合は追加で住民票の写しや公共料金の領収書などが必要になることがあります。
支払い口座の情報も必要です。通帳やキャッシュカードを手元に用意し、銀行名、支店名、口座番号を正確に確認してください。オンライン口座振替設定の場合、銀行のログインID とパスワードも必要です。
そして勤務先の情報は、名刺や社員証を参考に正確に記入してください。企業の正式名称、本社所在地、電話番号(代表番号)、勤務開始日などが必要です。
収入証明書は、通常の一般カードであれば提出不要なケースがほとんどです。ただし、高額な利用限度額を希望する場合や、キャッシング枠を希望する場合は、源泉徴収票や給与明細書の提出を求められることがあります。
申込前にチェックリストを作成し、必要な情報や書類が揃っているか確認しましょう。情報の記入ミスは審査落ちの原因となるため、慎重に進めてください。

本人確認書類は期限切れに注意し、最新のものを用意しましょう。

必要書類の整備だけでなく、提出先の規定も確認しておくと安心ね。
在籍確認の電話への対応方法
クレジットカードの審査では、勤務先への在籍確認の電話がかかってくることがあります。新社会人の場合、在籍確認が初めての経験となる方も多いため、事前に対応方法を知っておきましょう。
在籍確認は、申込書に記載された勤務先に本当に在籍しているかを確認するための手続きです。カード会社から会社の代表電話番号に電話がかかり、本人が在籍していることが確認されます。
電話は、カード会社名ではなく担当者の個人名でかかってくることが一般的です。「○○と申しますが、△△様(申込者の名前)はいらっしゃいますか」という形で確認されます。プライバシーに配慮した対応です。
本人が電話に出られなくても、「△△は席を外しております」「△△は本日休暇を取っております」など、在籍していることが確認できれば問題ありません。必ずしも本人が電話に出る必要はないのです。
新入社員の場合、会社の電話番には自分の名前がまだ登録されていないことがあります。そのため、在籍確認の電話が来ることを事前に上司や総務部に伝えておくと安心です。「クレジットカードの在籍確認の電話が来るかもしれません」と一言伝えておけば、スムーズに対応してもらえます。
在籍確認がどうしても難しい場合は、カード会社に相談してください。社員証や名刺のコピーを提出することで、在籍確認に代えてもらえることもあります。

在籍確認の際、勤務先の電話番号が正しいか再確認することが大切です。

在籍確認の内容は慎重に扱われるから、安心して対応してね。
審査結果の確認方法と次のステップ
クレジットカードの申込後、審査結果がどのように通知されるのかを知っておきましょう。審査結果の確認方法は、カード会社によって異なります。
メールでの通知が最も一般的です。審査が完了すると、登録したメールアドレスに結果が送られてきます。審査に通過した場合は、カード発送予定日やカード番号(即時発行の場合)が記載されています。
専用アプリやウェブサイトでも審査状況を確認できます。申込時に発行される申込番号や会員IDを使ってログインし、審査状況をチェックできます。
審査に通過した場合、次のステップはカードの受け取りです。カードは本人限定受取郵便や簡易書留で送られてくるため、受け取りの際は本人確認が必要です。家族が代理で受け取ることはできません。
カードが届いたら、まず裏面にサインをしてください。サインのないカードは利用できません。また、カード番号や有効期限、セキュリティコードを確認し、専用アプリに登録しましょう。
利用開始後は、利用明細を定期的に確認する習慣をつけてください。不正利用の早期発見につながります。また、支払日の数日前には必ず口座残高を確認し、残高不足にならないよう注意しましょう。
審査に落ちた場合は、6ヶ月間は新たな申込を控えることをおすすめします。短期間に複数のカードに申し込むと「申込ブラック」の状態になり、さらに審査に通りにくくなるためです。
新社会人のクレジットカードに関するよくある質問Q&A
新社会人がクレジットカードを作る際、多くの方が同じような疑問を抱きます。ここでは、よくある質問とその回答を、実践的な内容でまとめました。

メールが迷惑メールに振り分けられることがあるので、確認を怠らないでください。

審査結果を待つ間に、他のカードの特典もチェックしておくと良いわね。
新卒の限度額は平均どれくらいですか?
新卒社会人がクレジットカードを初めて作った場合の利用限度額は、一般的に30万円から50万円程度が平均です。カード会社や個人の属性によって異なりますが、新社会人の場合は控えめな設定となることが多いです。
利用限度額は、年収、勤務先、勤続年数、住居形態などの属性情報をもとに決定されます。大企業や公務員など、安定した勤務先であれば、初回から50万円以上の限度額が設定されることもあります。
学生時代に学生カードを持っていた場合、限度額は10万円から30万円程度に制限されていたはずです。社会人になったことを届け出れば、限度額が50万円程度に引き上げられます。
限度額は固定ではなく、利用実績に応じて段階的に増額されます。毎月確実に支払いを続け、年に1回程度増額申請を行えば、数年後には100万円以上の限度額を持つことも可能です。
限度額が低いことを不安に感じる必要はありません。むしろ、使いすぎを防ぐという意味では、適度な限度額の方が安全です。本当に高額な支払いが必要な場合は、事前にカード会社に相談すれば、一時的な増額に対応してもらえることもあります。

限度額は属性に依存しますが、早期に信用情報を管理することが重要です。

クレジットカードの利用は計画的にね。限度額アップは急がず慎重にするのよ。
新社会人が最初に持つべき最強の2枚は何ですか?
新社会人が最初に持つべきクレジットカードの最強の組み合わせは、「三井住友カード(NL)」と「JCBカード W」の2枚です。この組み合わせは、コストパフォーマンス、ポイント還元率、ステータス性、使い勝手のすべてにおいてバランスが取れています。
三井住友カード(NL)をメインカードとして持つ理由は、対象のコンビニ・飲食店で最大7%の高還元率が得られる点と、三井住友カードというブランドのステータス性です。社会人として恥ずかしくないカードでありながら、年会費永年無料で維持コストがかかりません。
JCBカード Wをサブカードとして持つ理由は、基本還元率が1.0%と高く、Amazonやスターバックスなどで高還元率が得られる点です。また、39歳以下限定のカードであるため、新社会人のうちに作っておくことが重要です。一度入会すれば40歳以降も年会費無料で継続利用できます。
この2枚の組み合わせのメリットは、国際ブランドの分散です。三井住友カード(NL)でVisaまたはMastercard、JCBカード WでJCBを持つことで、国内外のほぼすべての加盟店に対応できます。
さらに、ポイントの使い道も多様です。三井住友カードのVポイントは、Pontaポイントやdポイントに交換できます。JCBカードのOki Dokiポイントも、楽天ポイントやAmazonポイントなど、幅広い交換先があります。
もし楽天市場をよく利用する方であれば、JCBカード Wの代わりに楽天カードを選ぶのも良い選択です。自分のライフスタイルに合わせて、最適な2枚を選んでください。
審査に通りやすいカードの特徴は何ですか?
審査に通りやすいクレジットカードには、いくつかの共通する特徴があります。新社会人が初めてカードを作る際、これらの特徴を持つカードを選ぶことで、審査通過の確率を高められます。
まず、年会費無料の一般カードは審査に通りやすい傾向があります。ゴールドカードやプラチナカードは審査基準が厳しく、一定以上の年収や勤続年数が求められます。一般カードであれば、新社会人でも比較的容易に審査に通ります。
流通系カードも審査に通りやすいとされています。楽天カード、イオンカード、エポスカードなどは、幅広い層の顧客獲得を目指しているため、審査基準が緩やかです。学生やアルバイトでも申し込み可能と明記されているカードは、新社会人にとってハードルが低いです。
申込条件に「18歳以上」とだけ記載されているカードも狙い目です。「年収○○万円以上」「勤続年数○年以上」といった具体的な条件が記載されていないカードは、幅広い属性の方を受け入れる姿勢があると考えられます。
キャッシング枠をゼロ円に設定することも、審査通過のコツです。キャッシング枠があると、カード会社はより厳格に審査を行います。ショッピング枠のみで申し込めば、審査のハードルが下がります。
申込書の記入は正確に行い、虚偽の記載は絶対に避けてください。年収を水増ししたり、勤務先を偽ったりすると、審査で落ちるだけでなく、今後そのカード会社での申し込みができなくなる可能性があります。
使いすぎを防ぐコツを教えてください?
クレジットカードの使いすぎを防ぐには、計画的な家計管理と、自分自身に合ったルールを設定することが重要です。以下に、効果的な方法をいくつか紹介します。
毎月の利用限度額を自分で設定しましょう。カード会社が設定する限度額とは別に、自分で「月5万円まで」といった上限を決めます。多くのカード会社では、アプリで利用額が一定金額を超えた際に通知が届く設定ができます。この機能を活用してください。
専用アプリで毎日利用明細を確認する習慣をつけることも効果的です。どこでいくら使ったかをリアルタイムで把握することで、無駄遣いに気づきやすくなります。週に1回ではなく、毎日確認することがポイントです。
カテゴリ別に予算を設定する方法もおすすめです。食費3万円、交際費2万円、交通費1万円など、カテゴリごとに予算を決め、その範囲内で利用します。家計簿アプリとクレジットカードを連携させれば、自動的にカテゴリ分けしてくれます。
固定費と変動費で支払い方法を分ける戦略も有効です。家賃、光熱費、通信費などの固定費はカード払いにし、食費や交際費などの変動費は現金で支払います。これにより、変動費の使いすぎを実感しやすくなります。
リボ払いや分割払いは極力使わず、一括払いを基本とすることも重要です。分割にすると支払いが長期化し、いくら使ったかの感覚が麻痺してしまいます。一括で支払える金額だけを使うという原則を守りましょう。
給与振込口座を支払い口座に設定し、引き落とし日の数日前に必ず残高を確認してください。残高不足で支払いが遅れると、信用情報に傷がつき、将来のローン審査に悪影響を及ぼします。
限度額は利用実績でどう変わりますか?
クレジットカードの利用限度額は、固定ではなく利用実績に応じて変動します。新社会人がカードを作った当初は30万円から50万円程度の限度額でも、適切に利用を続けることで段階的に増額されます。
限度額が増額される主な条件は、毎月確実に支払いを続けていることです。支払い遅延がなく、一括払いで返済を続けている方は、カード会社から信用できる顧客と判断され、限度額が引き上げられます。
具体的な増額のタイミングは、カード会社によって異なりますが、一般的には半年から1年ごとに見直しが行われます。審査の結果、信用度が高いと判断されれば、自動的に限度額が増額されることもあります。
自分から増額申請を行うこともできます。カード会社のウェブサイトやアプリから「増額申請」を行えば、審査の上で限度額が引き上げられることがあります。ただし、申請のタイミングが早すぎると却下されることもあるため、最低でも半年以上の利用実績を積んでから申請しましょう。
増額のペースは、個人の属性や利用状況によって大きく異なります。年収が上がったり、勤続年数が長くなったりすると、増額幅も大きくなります。例えば、初年度は50万円だった限度額が、3年後には100万円、5年後には150万円というように、段階的に増えていくことが一般的です。
逆に、支払い遅延を繰り返したり、限度額ギリギリまで常に使っている状態が続いたりすると、増額どころか減額されることもあります。健全な利用を心がけることが、限度額を増やすための最も確実な方法です。
学生カードから社会人カードへの切り替え方法は?
学生時代に学生カードを持っていた方は、社会人になったタイミングで一般カードへの切り替えを行う必要があります。切り替えの方法と注意点を解説します。
まず、カード会社に社会人になったことを届け出ましょう。多くのカード会社では、ウェブサイトやアプリから「登録情報の変更」手続きができます。職業欄を「学生」から「会社員」に変更し、勤務先情報を登録してください。
学生専用カードの場合、卒業後は自動的に一般カードに切り替わることが多いです。三井住友カード デビュープラスは、26歳以降の最初のカード更新時に三井住友カード プライムゴールドに自動切り替えされます。
切り替え後は、利用限度額の見直しも行われます。学生時代は10万円から30万円程度だった限度額が、社会人になると50万円程度に引き上げられることが一般的です。勤務先が安定している場合、さらに高い限度額が設定されることもあります。
カード番号は切り替え後も変わらないことが多いため、公共料金やサブスクリプションサービスの支払い方法を変更する必要はありません。ただし、カードが再発行される場合は、新しいカード番号を各サービスに登録し直す必要があります。
学生カードではなく、最初から一般カードを作り直すという選択肢もあります。この場合、学生カードは解約し、新たに社会人向けのカードに申し込みます。ただし、クレジットヒストリーは引き継がれないため、限度額が低めに設定される可能性があります。
切り替えのタイミングは、卒業後すぐが理想です。入社前や入社直後に手続きを済ませておけば、社会人生活がスタートした時点で適切な限度額のカードを持つことができます。
まとめ|新社会人におすすめのクレジットカード
新社会人にとってクレジットカードは、単なる決済手段ではなく、将来の信用を築くための重要なツールです。本記事で紹介した13枚のカードから、自分のライフスタイルや価値観に合った一枚を選んでください。
最も重要なのは、カードを作るタイミングです。入社直後の4月が最も審査に通りやすく、年収も見込みで記入できるため、理想的なタイミングといえます。年収欄には「月給の額面×12ヶ月」で計算した見込み年収を正直に記入しましょう。
カード選びでは、年会費無料で基本還元率1.0%以上のカードを選ぶことをおすすめします。三井住友カード(NL)とJCBカード Wの2枚持ちは、コストパフォーマンスとステータス性のバランスが取れた最強の組み合わせです。
利用時の注意点として、リボ払いには絶対に手を出さない、利用限度額ギリギリまで使わない、締め日と支払日を必ず把握する、毎日利用明細を確認する、セキュリティ対策を怠らない、という5つのポイントを守ってください。
20代前半は年会費無料の一般カードで利用実績を積み、20代後半でゴールドカードへステップアップ、30代で本格的なゴールドカードやプラチナカードを目指すという戦略が理想的です。
クレジットカードは、使い方次第で強力な味方にも、大きな負担にもなります。本記事で紹介した知識を活かし、賢く計画的にクレジットカードを活用して、充実した社会人生活をスタートさせてください。あなたの新しいキャリアと経済的な自立を、心から応援しています。
・本記事の情報は一般的な情報提供を目的としており、個別の投資や金融商品の推奨を行うものではありません
・カードの審査結果、ポイント還元率、年会費等は各カード会社の判断により決定されます
・最新の情報については、必ず各カード会社の公式サイトでご確認ください
・本記事の情報による損失について、当社では一切の責任を負いかねます






