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2017年7月12日 ゴールドカード

プライオリティ・パスが手に入る。年会費1万円台のカード

プライオリティ・パスは、世界中120カ国400都市にある優良顧客を対象とした空港ラウンジが利用できるサービス。空港内にあるラウンジでは軽食やアルコール類、ソフトドリンクが用意されているほか、無料Wi-FiやFAXなどを利用することができます。空港内には数カ所ラウンジが用意されていますが、ビジネスクラス利用者や上級会員資格会員が利用する航空会社の空港ラウンジも一部開放されています。


 

ゴールドカードの場合、国内線にあるカード会社の共同ラウンジを利用することはできますが、基本的に海外の空港ラウンジを使うことはできません(一部、ホノルルおよび仁川国際空港を利用できるゴールドカードはあります)。
海外旅行や出張で出国までの時間をゆっくり過ごしたいなら、プライオリティ・パスがあると便利です。

プライオリティ・パスには3つのグレードがあり年会費 はUS$99~US$399。最も高い「プレステージ会員」になると年間何度利用しても料金は発生しません。

贅沢なサービスではありますが、年会費1万円台のクレジットカードでもプライオリティ・パスが付帯されているカードがあります。

<プライオリティ・パス 年会費・利用料金>

年会費 利用料金
スタンダード US$99 1回につきUS$27
スタンダード・プラス US$249 10 回まで無料。
以降1回につきUS$27
プレステージ US$399 無料
 

楽天プレミアムカード
楽天カードの最上級カード。年会費1万円+税で、プライオリティ・パスを手に入れることがでます。プライオリティ・パスのステイタスはプレステージ。カード本会員は年会費はかからず、利用回数に制限なく無料で空港ラウンジを利用することができます。カードを保有している限り更新が可能です。ただし、家族会員はプライオリティ・パスへ無料登録はできません。なお、同伴者は3000円+税で空港ラウンジを利用することができます。
楽天プレミアムカード
(年会費1万円+税)
プライオリティ・パス : プレステージ
ポイントのたまりやすさで群をぬくカード。連日のように実施されているキャンペーンを上手く利用すれば、2~3%の高還元率が狙える。「クレジットカード」「電子マネー」「ポイントカード」が一体化され、シーンに応じていろんな決済方法が選べるので便利。
 

JCBゴールド ザ・プレミア
JCBゴールド(オリジナルシリーズ)のオプションサービスとして誕生した招待制のカード。年会費1万5000円+税でプライオリティ・パスが利用できます。ステイタスは上記のいずれにも当てはまらず、JCB独自のプラン。カード本会員はプライオリティ・パスの年会費無料、さらにいつでも空港ラウンジが無料で利用できます。発行日から2年間(月末まで)が有効期間で、カードを保有している限り更新が可能です。ただし、家族会員はプライオリティ・パスへ無料で登録できません。同伴者は一人につき2000円+税で空港ラウンジの利用が可能です。
JCBゴールド ザ・プレミア
(年会費1万5000円+税)
9000063400 ザ プレミア個人 FCUG&B
プライオリティ・パス : JCB独自のプラン
「JCB Lounge 京都」、JCBプレミアムステイプランが利用可能。招待制だが、招待の条件がクリアなので比較的手に入れやすいカード。年会費は、JCBゴールドの1万円にサービス年会費5000円を追加した1万5000円+税。ただし、年間100万円以上の利用で翌年度のサービス年会費は無料になる。

<招待の条件>
①オリジナルシリーズ対象のJCBゴールドの利用金額が2年連続で100万円以上
②MyJCBにEメールアドレスが登録されていること
 

SuMi TRUST CLUB ゴールドカード
三井住友信託銀行グループである、三井住友トラストクラブのクレジットカード。カード本会員は空港VIPラウンジ「プライオリティパス」のスタンダード会員に年会費無料で登録ができます。ただし、空港ラウンジの利用については1回27米ドル必要です。
SuMi TRUST CLUB ゴールドカード
(年会費1万2000円+税)
プライオリティ・パス : スタンダード
ゴールド以上の付帯サービスを提供するカード。特に海外サービスが充実しており、「プライオリティパス」の年会費無料、海外・国内旅行保険最高7000万円の補償、 とワンランク上のサービスが光る。銀行系のカードだが、ポイント還元率は1.0%~(Amazonギフト券交換時)とコスパにも優れている。
 

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

国内、海外で活躍する行動力あるビジネスパーソンをターゲットにしたカード。プライオリティ・パスのステイタスはプレステージ。カード本会員はプライオリティ・パスの年会費はかからず、年間何回でも無料で空港ラウンジを利用することができます。プライオリティ・パスの利用期間は、カード保有の間1年ごとに自動更新されます。ただし、家族会員はプライオリティ・パスへ無料で登録できません。同伴者は一人につき2000円+税で利用可能です。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
(年会費2万円+税)
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プライオリティ・パス:プレステージ
24時間365日利用できる、会員専用のコールセンターを用意するラグジュアリーなカード。年会費は2万円+税で年会費1万円台ではないが、年間200万円以上のショッピング利用で次年度以降は1万円+税に優遇される。

ポイントは永久不滅ポイント(無制限)なので失効の心配はない。申し込みは個人、個人事業主。個人事業主の場合、引き落としを法人口座に設定すると経費処理業務も容易になる。
 

プライオリティ・パスをリーズナブルに利用したい人は、クレジットカードの付帯サービスを確認してみてはいかがでしょう。

更新日:2017年07月13日
(公開日:2016年3月25日)

※制作当時の内容に基づき掲載していますが、すべてを確約するものではありません。正確な情報はカード会社の公式サイトにてご確認ください

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