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ブラックカード いつかは持ちたい憧れのカード「JCBザ・クラス」とは?

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最終更新日:2023年6月28日
公開日2013年7月9日
 

JCBザ・クラスはJCBカードの最高峰のブラックカード?

JCBオリジナルシリーズのクレジットカードは、「JCB一般カード(申込制)」、「JCBゴールド(申込制)」、「JCBゴールド ザ・プレミア(招待制)」、「JCBプラチナ(申込制)」、「JCBザ・クラス(招待制)」とグレードアップしていきます。

最上位クラスにあたる「JCBザ・クラス」は、ブラックカードにあたる存在。アメリカン・エキスプレスの「センチュリオン・カード」や「ダイナースクラブ プレミアムカード」、ラグジュアリーカードの「Mastercard Gold Card」も、ブラックカードと呼ばれています。

これらのカードと「JCBザ・クラス」を比較してみましょう。
カード名 年会費 申込方法 おもな特典
JCBザ ・クラス 5万5000円 招待制 年に1度のメンバーズセレクション(JCBトラベルクーポン2万5000円分などから選択)、年に1枚の東京ディズニーリゾート内会員制ラウンジ利用券など。
センチュリオン・カード 38万5000円 招待制 専任のパーソナル・コンシェルジュ、国内航空券アッパーシートプログラム、国内超高級ホテルのスイートルーム半額、都内にあるプライベートクラブ利用など。
ダイナースクラブ プレミアムカード 14万3000円 招待制 高級ホテルの上級会員資格、銀座の会員ラウンジ利用(同伴者1名含む)、誕生日月のプレゼント、マイル還元率2%など。
Mastercard Gold  Card 22万円 申込制 レストラン/リムジン送迎サービス、コース料理アップグレード、会員限定ワインイベント、空港リムジン・トラベルクレジット、プライベートトレーニング優待など。
このブラックカードクラスでは、プライオリティ・パスやコンシェルジュ・サービス、コース料理1名無料などの特典は当たり前です。そのため、上記の「特典」欄にはそのほかの魅力的な特典をピックアップしています。

目をひくのは、「JCBザ ・クラス」の年会費の安さ。ほかのブラックカードが軒並み10万円を超えるなか、5万5000円(税込)は破格。家族カードは8名まで無料で発行できるので、家族で持てばコスパは最強と言えるでしょう。

「JCBザ・クラス」は突撃で手に入る?

「JCBザ ・クラス」は完全招待制なので、自分から申し込むのは不可能です。

以前は、「JCBゴールド ザ・プレミア」や「JCBプラチナ」のカード会員専用デスクに電話して申込書をもらう、という方法(通称:突撃)もありましたが、現在はNGです。

JCBからのインビテーションを待つしかありません。

「JCBザ・クラス」本会員、家族会員の年会費は?

年会費は5万5000円(税込)。家族カードは8名まで無料です。

一見高額ですが、毎年1回送られてくるカタログから好きなものを選べる「メンバーズセレクション」で、2万〜3万円相当のプレゼントがもらえるので、実質年会費はもう少し安く感じられます。

「JCBザ・クラス」ETCカードの年会費は?

ETCカードは本会員、家族会員ともに年会費無料。有料となるクレジットカードも多いなか、完全無料で持てるのはうれしいポイントです。

「JCBザ・クラス」はどうやったら取得できる?

「JCBザ・クラス」は招待制なので、JCBから届くインビテーションを待つ必要があります。では、どんな人にインビテーションが届くのでしょうか?

最も重要視されるのは、JCBカードの利用実績です。

以前は、「JCBゴールド」で実績を積んでから「JCBゴールド・ザ ・プレミア」のインビテーションをもらい、さらに実績を積むと「JCBザ・クラス」のインビテーションが届く、という流れが一般的でした。

これを大きく変えたのが、2017年に登場した「JCBプラチナ」。

「JCBプラチナ」は「JCBゴールド・ザ ・プレミア」と「JCBザ・クラス」の中間のグレードで、誰でも自由に申し込みができます。そのため、少しでも早く「JCBザ・クラス」を手に入れたいなら、「JCBゴールド」や「JCBゴールド・ザ ・プレミア」は省略して、いきなり「JCBプラチナ」に申し込むのがおすすめです。

>>JCBプラチナカードの申込みはこちら

いきなりJCBプラチナを申し込みするのが不安な方はJCBゴールドカードを申し込みするのもよいでしょう。

>>JCBゴールドカードの申込みはこちら

毎月多額のカード払いを行いつつ、インビテーションを待つのが最短ルートとなっています。

「JCBザ・クラス」の審査基準とは?

「JCBザ・クラス」は審査の厳しさで知られています。

以前は「年齢40代以上、年収1000万円以上、職業は会社役員レベル」と言われていましたが、最近は条件が緩和されています。「年齢30代以上、年収500万円以上、サラリーマン」といった条件で審査に通過している人も多いです。

「JCBザ・クラス」の特典とは?

「JCBザ・クラス」の魅力は、豪華かつオリジナリティあふれる特典。その内容を紹介します。


●「JCBプラチナ」でも利用できる特典
<グルメ・ベネフィット>
国内の厳選された有名レストランで所定のコース料理を2名以上で頼むと、1名分が無料になります。

<ダイニング30>
全国各地にある対象レストランの飲食合計代金またはコース代金を30%引きで利用できるサービスです。
「ダイニング30」は2021年3月末に終了しました。

<JCB Lounge京都>
京都駅ビル内の便利な場所にあり、Wi-Fiやソフトドリンクサービスが用意されています。同伴者1名も無料で利用可。当日中なら荷物も預かってもらえます。

<USJの会員専用ラウンジ>
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「フライング・ダイナソー」内にあるJCBラウンジを利用可能(年1回)。ドリンクサービスやアトラクションの優先搭乗などのサービスが受けられます。

<プライオリティ・パス>
世界中に1200カ所以上ある空港ラウンジを無料で利用できる会員制サービス「プライオリティ・パス」に、無料で申し込み可能。搭乗前にゆったりと過ごせるのはもちろん、空港によっては豪華な食事やアルコール、マッサージなどのサービスが提供される場合も。同伴者1名も無料で利用できます。

●「JCB ザ・クラス」限定の特典
<コンシェルジュデスク>
JCBザ・クラス」会員専用のデスクがあり、24時間365日受け付けています。航空券はホテルの手配、レストランや商品のリサーチなど、あらゆる要望に可能な限り応えてくれます。

<メンバーズセレクション>
年に1度送られてくるカタログの中から、好きな商品が選べます。JCBトラベルクーポン2万5000円分、東京ディズニーリゾートのパークチケット2枚組&キャラクターグッズのセット、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのスタジオ・パス2枚組&JCBエクスプアレル引換券4枚組のセットなどがあり、どれも高額。これだけで、年会費の半額近くは取り戻せます。

<ザ・クラス 名食倶楽部>
関東で年1回、関西で年1回、会員限定の有料グルメイベントが開催されています。名シェフによるスペシャルな料理が味わえるとあって、毎回大人気。申し込みは先着順なので、早めにチェックしておきましょう。

<東京ディズニーリゾートの会員専用ラウンジ>
東京ディズニーシー「ニモ&フレンズ・シーライダー」内、および東京ディズニーランド「スター・ツアーズ」内にある会員専用ラウンジを利用できます(年に1回)。また、会員限定の「東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ」や、「ディズニーホテルのスイートルーム優待」も提供。

「JCBザ・クラス」のコンシェルジュとは?

「JCBザ・クラス」の専任コンシェルジュは、質の高さで知られています。

「子どもと添い寝できるホテルを探して欲しい」
「お酒が好きな外国人に喜ばれるお土産を探して欲しい」
などの細かい要望にも、スピーディかつ的確に対応してくれると評判です。

まるで個人秘書を雇ったような気分で、使う頻度が多い人ほどお得さを実感できます。

「JCBザ・クラス」の海外旅行保険は?

海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険はどちらも、カードを利用しなくても適用される「自動付帯」。補償内容は以下の通りです。

<海外旅行傷害保険>
保険の種類 最高保険額(本会員・家族会員)
死亡・後遺障害 1億円
傷害治療費用 1000万円
疾病治療費用 1000万円
救援者費用費用 1000万円
賠償責任 1億円
携行品損害(1旅行中) 100万円(携行品1個10万)/ 年間100万円
海外旅行傷害保険でチェックすべきは、実際に使う機会が多い傷害・疾病治療の金額。1000万円はかなり優秀で、別途保険に入らなくても安心して旅行ができます。

家族カードを持てない19歳未満の子供も保証される「家族特約保証」付き(補償額は本会員・家族会員と異なる)。

なお、「JCBプラチナ」も保険内容と金額は同等です。

<国内旅行傷害保険>
保険の種類 最高保険額(本会員・家族会員)
死亡・後遺障害 1億円
入院日額
(8日以上の治療から対象)
5000円/日
(事故日から180日限度)
手術費用
(8日以上の治療から対象)
5000円×(10〜40倍)
通品費用 2000円/日

(事故日から180日以内90日限度)
国内旅行傷害保険は入院や手術、通院までカバーした手厚い内容。こちらも家族特約付きです。

※2023年4月1日(土)出発以降、旅行傷害保険・航空機遅延保険は、利用付帯に変更される。旅行代金(ツアー料金や交通費など)を当カードにて支払うと保険適用となる。

「JCBザ・クラス」のやショッピングガード保険、ゴルファー保険とは?

ショッピングガード保険は、国内・海外ともに会員1名につき年間500万円まで補償。

1回の事故につき3000円の自己負担が必要ですが、500万円の高額補償はさすが「JCBザ・クラス」と言えるでしょう。条件は、本カードで購入した物品が購入日(配送の場合は到着日)から90日以内に偶然の事故によって損害を受けた場合。

ただし、食料品やチケット(航空券・定期券など)、携帯電話など対象外の商品もあるので、要注意です。

2016年から登場したゴルファー保険は、ゴルフの練習・競技・指導などによるケガ(他人を含む)、ゴルフ用品の盗難被害、ゴルフクラブの修理などを補償する保険。国内のみですが、ホールインワン・アルバトロスを達成した際の費用も10万円まで支払われます。
保険の種類 最高保険額
賠償責任 1億円
傷害死亡・後遺障害 100万円
傷害入院(日額) 1500円
傷害通院(日額) 1000円
ゴルフ用品損害(国内・海外) 保険期間中5万円
ホールインワン・アルバトロス費用(国内のみ) 10万円

「JCBザ・クラス」の還元率は? マイルは貯まるの?

「JCBザ・クラス」で貯まるポイントはOki Dokiポイント。
月間利用額1000円(税込)ごとに1ポイントが貯まります。
通常の還元率は0.5%ですが、年間利用額に応じて翌年度の還元率が上がり、年間100万円以上で0.8%、300万円以上なら0.85%とアップ。
また、WEB明細サービスに登録すると、海外での利用はポイントが2倍(還元率1%)となります。

注目したいのは、「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」でのポイント優遇。対象店にはセブン-イレブン(還元率1.5%)、ビックカメラ(還元率1%)など、よく使われるメジャーなお店が並びます。とくにスターバックスカードへのチャージでは還元率5%と、驚異的です。

OkiDokiポイントはJAL、ANAのマイルに交換可能。
交換レートはいずれも500ポイント→1500マイル。還元率0.3%と高くはありませんが、移行手数料が不要なのはお得感があります。

「JCBザ・クラス」のディズニー特典とは?

「JCBザ・クラス」を持つ理由として、ディズニー関連の特典を挙げる人も多いでしょう。東京ディズニーシーの「ニモ&フレンズ・シーライダー」内、および東京ディズニーランドの「スター・ツアーズ」内にある会員専用ラウンジを利用できるのは、「JCBザ・クラス」会員だけの特典(年に1回)。
ラウンジではドリンクが提供されるほか、休憩した後には並ばずにアトラクションに乗れる優先搭乗サービスもあり、特別感が味わえます。

また、「JCBザ・クラス」会員限定の「東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ」も魅力。2デーバスポートにショー鑑賞券、ホテルでの食事、オリジナルグッズなどが付いた、ほかにはない豪華な内容となっています。また、ディズニーホテルのスイートルームを最大40%オフで利用できる優待プランもあります。

なお、以前は東京ディズニーランド内にある会員制レストラン「クラブ33」を利用できる特典もありましたが、残念ながら2018年で終了してしまいました。

まとめ

高級感のあるブラックの券面でステイタス性が高い「JCBザ ・クラス」は、いつかは持ちたい憧れのカード。インビテーションが必須で道のりが険しい分、所有する喜びが感じられます。ディズニー好きはもちろん、JCBのサービスに魅力を感じる人は、ぜひトライしてみましょう。

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