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2016年8月3日 その他

女性セブン、岩田昭男監修「カード断捨離ノススメ」裏話!【後編】

女性セブン(7月28日号)で行った「カード断捨離ノススメ」裏話の後編です。いよいよ岩田が「カード整理 Before & After」を開始します。

「カード整理 Before & After」を開始!

五十路女史からは、ずいぶんと無理な条件をだされましたが、めげずに頑張ることにします。
とりあえず、「カード整理術」理論に従って4つのステップでクレジットカードの整理をしていきます。
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4つのステップとは、
●自分のカードを確認する
●利用状況を把握する
●ポイント、マイルとの関連もチェック
●メーンカードとサブカードを決める

という四段階の決まりのことで、以下から女性セブンに掲載された記事を一部借りてその内容を詳しく説明します。

第一のステップ
持っているカードを全て並べてみる

財布の中だけではなく、普段は持ち歩かないカードも含め、クレジット機能を持つすべてのカードを一カ所に並べることから、「カード整理 Before & After」は始まります。

それぞれのカードには入会の経緯や思い出などが詰まっており、捨てるかどうか、判断しづらいものもありますが、いざ並べてみれば持ちすぎや使用していないカードがはっきりと実感できます。友人の紹介で作った義理カード、大きな買い物をした際にポイント目当てで作って放置してあるカードなどは「カード整理」の候補です。

使っていないカードが分類できたら、次に、使用頻度順に並べたり、国際ブランドのビザ、マスターカード、JCB等のグループで分け、偏りがないかのチェックも必要です。

五十路さんの場合、保有するカードは全部で4 枚ですが、二枚目の京王パスポートカードは、PASMOと紐付けさせているものの、提携店での現金払いでポイント獲得を中心に使っているため、クレジットカードと言う意識はなかったようです。カードの表に国際ブランド表示がなくても、ハウスカードと言って、発行店鋪や一定の加盟店のみで使えるタイプもあります。それもクレジットカードです。カード裏の表示を確認してみるといいでしょう。

第二のステップ
使っているカードの利用状況を把握する

自分のカードの把握ができたら、次は利用しているクレジットカードの過去1年間の利用明細書を取り出して確認しましょう。

これは費用対効果の点検です。特に年会費を払っている場合、カードを持つ価値があるかどうかの確認は必要です。
例えば、年会費2千円で5%の割引特典が付いている百貨店カードの場合、このカードを利用して、年間4万円以上の買い物をしていれば、年会費以上の割引が受けられることになります。しかし、利用額が4万円未満の場合は年会費の元が取れていないので解約候補になるでしょう。

ウェブ明細も、過去1年分の明細は見られます。明細書を見るのは自分の利用額を確認するだけではなく、不正利用がされていないかの確認にもなります。面倒がらずに普段から毎月確認する習慣を持ちましょう。

五十路さんの場合、ゴールドカードは年数回しか利用しません。海外・国内旅行傷害保険等の付帯保険はありますが、ゴールドカードと言うステータスのためだけに持っているようなものです。
それでも、10,800円の年会費がかかりますから、費用対効果はほとんどありません。このカードが最初に整理の対象になりそうです。

それに比べて、京王パスポートカードは、オートチャージとポイントカードとしての利用で、年会費分は十分にクリアしています(年一回利用で無料になりますから)。

また、タカシマヤカードも食料品売り場での買い物とネットショッピングの利用で何とかクリアしています(こちらは毎年年会費2,160円が必要になります。その元を取るには、8%の買い物をしたとすると、年間約2万5千円分 でクリアですが、食料品売り場中心の買い物なら、1%しかつきませんから元を取るのに20万円もかかってしまいます)。

したがって、二枚のカードのうち、京王パスポートカードは、年に一回は必ず使いますから年会費無料で、メーンカードか、サブカードとして残してもよいとなります。一方、タカシマヤカードの方は、8%の買い物をするなら残る確率はありますが、そうでないと、メーンカードとしてもサブカードとしても、残ることは難しいでしょう。

第三のステップ
よく使うポイントカードも並べてチェックする

「カード整理」をする場合、利用頻度の高い店や航空会社などのポイントやマイルと提携しているクレジットカードかどうかを確認することも大切です。

例えばTポイント加盟のファミリーマートで現金払いをしてポイントを貯めているなら、Tカードと提携しているファミマTカードなどを使えば、利用するたびにポイントを効率よく貯めることができます。ちなみにこのファミマTカードは、毎週火・土曜日に買い物すると、ショッピングポイントが3倍、クレジットポイント2倍となり、計5倍ものポイントが付きます。このようによく利用する店のポイントとクレジットカードを連携させれば、お得度が増します。

五十路さんがこだわる共通ポイントとしては、携帯電話料金の支払いに使っているDCMX(現在はdカードに名称変更)があります。このカードを使うと100円で1ポイントのdポイントが貯まります。

そこでこのdポイントに注目したいところです。8月からはdポイントと高島屋の提携が始まります。高島屋で買い物する場合タカシマヤカードなら8%のポイントが貯まる高還元率ですが、彼女がよく利用する食品売り場では基本1%しか貯まりません。それがdカードを利用すると2%の還元率でdポイントが貯まりますから有利です。このままの使い方ならdカードを使い共通ポイントを集約させたほうが効果的といえます。

タカシマヤカードは年会費も高いですから、この際、解約して負担を減らすべきですし、一方のDCMXをdカードに変えて高島屋の食品売り場で使うようにすればよいでしょう。

第四のステップ
メーン&サブカードを決める

ここまでの3つのステップで、必要なカードと不要なカードがほぼ明らかになってきましたが、残ったカードの中からメーンカードを選びましょう。

メーンカードは自分のライフスタイルに合わせて選ぶのが基本、普段のお出かけにPASMO等の電子マネーを利用しているのなら、オートチャージ機能などで紐付けのできるカードを選びたいものです。また特定のスーパーで買い物することが多いなら店のポイントが貯まりやすいカードを、海外旅行が多いなら航空系カードにするとよいです。選ぶ決め手は利用のしやすさとポイント還元率や買い物割引率など、お得かどうかです。サブカードには、メーンカードにない特典やサービスがあるものを選ぶのが賢明です。

五十路さんの場合をみてみましょう。現在はみずほのゴールドカードをメーンカードとして使っていますが、すでに述べたように、年に一回海外旅行で空港ラウンジを使うためにもっているだけですから、意味がありません。まず解約の対象となります。解約に伴い、他の銀行系のゴールドカードをみてみますと、どれも横並びでもの足りません。

そこで、今回は銀行系を追うのをやめて、手持ちのカードで、ゴールドカードに格上げできるカードがあるかみてみました。

タカシマヤカードにも立派なゴールドカードがありますので、それも検討してみました。しかし、彼女が高島屋本体で何か買うならともかく、食品売り場に行くだけですから、メーンカードにするには難しそうだと気づきました(食品売り場ではすでに述べているように1%のポイントしかつきません)。

一方、通信費の支払いだけに使っているというDCMXは毎月一定の還元を受けられるのが魅力です。しかし、それだけで他に使いようがないなら、メーンカードにする理由はありません。ところが、DCMXは。ちょうど新しいゴールドカードのdカードゴールドがでたばかりで、タイミングがよかったのです。このゴールドカードに入ると毎月の通信費の支払いで10%還元を受けることができます。一般カードは、1%ですが、ゴールドカードに入会すると、10%に跳ね上がるのです。したがって、毎月一万円以上ドコモに払っている人なら、かなりの金額が返ってきて、実質年会費分はチャラになる可能性も高いのです。

五十路さんに聞いてみると、毎月1万5千円近く払っていいますから、年会費1万800円は軽く取り戻せる計算です。そう考えると、これはかなり魅力的なカードといえます。しかも、dポイントは、五十路さんご指名の共通ポイントですから、ポンタなどと連携していろいろなところで使えます。

JALの最高級ラウンジ「サクララウンジ」も利用可能に

もうひとつ魅力的なのがJALのサクララウンジという最高級のラウンジを使うことができる点です。年に1回は海外旅行に行く五十路さんにとってこれは大きなメリットでしょう。

サクララウンジというのは、JALユーザーの中でも上級顧客が集うラウンジです。そこでゆっくり食事をして体を休めることができるなら海外旅行もさらに楽しいものになるでしょう。また、ディズニーランドやUSJの優待席でゆっくりパレードを見物できる特典(抽選)もあります。

サブカードには鉄道系の京王パスポートVISAカードを選びましょう。これまでのハウスカードから国際ブランドの付いた汎用性の高いカードに変わっていますから、利用範囲がグンと広がっています。PASMOにチャージするだけでなく、京王ストアや京王百貨店でもポイントが貯まりますから、京王沿線にお住まいの五十路さんにとっては、日常でたくさんのポイントが貯まるカードといえます。

dカードゴールドと京王パスポートVISAカードの二枚を上手に使えばきっと新しいカードライフを楽しむことができます。

After・ 厳選したクレジットカード二枚の解説

1.dカードゴールド(年会費/10,000円+税)

携帯電話の支払いに利用しているカードをこのカードに格上げ

年会費はかかりますが、ドコモの携帯電話の通信費10%でポイント還元。毎月の利用料が1万円前後なら作る価値あり。高島屋との連携が始まり、空港のラウンジ利用もできるため、五十路さんがこれまで利用していたみずほゴールドカード、タカシマヤカード、DCMXのサービスをすべて統合することができました。 年会費 10,000円(税別)
2.京王パスポートVISAカード(年会費/239円+税)
鉄道系カードは、ポイントサービスが手厚くなった最新版に

鉄道系カードは沿線の加盟店利用などでポイントがたまりやすい。五十路さんはハウスカードですが、提携先ポイントもたまる京王パスポートVISAカードなど、サービスが手厚い最新版に切り換えるとさらにお得に 年会費 初年度無料 二年目から239円(税別) 年間一回の利用があれば、次年度も無料

「カード整理 Before & After」を終えて

「カード整理 Before & After」の結果、カードは4枚が2枚に減り、コストは、年会費はみずほマイレージカードゴールドが10,800円とタカシマヤカードの2,160円で、合計12,960円だったものが、dカードゴールドで通信費10%還元を受けたおかげで、こちらは年会費は実質ゼロ円に、京王パスポートVISAカードも、年会費239円が、年一回利用で無料になり、両方あわせても年会費ゼロになりました。また、特典はdカードゴールドの豪華なものとなり子供たちも大喜びです。

今回のカード整理はドコモのdカードゴールドというスーパーカードが登場したおかげで、劇的な展開をみせました。このカードを組み込んだことで高島屋での有利な利用が可能になり、その結果、タカシマヤカードを解約して年会費を節約することができました。

また、ゴールドカードがほしいという要望にもdカードのゴールド版を当てることで、彼女のステイタス願望は満たされました。さらに年会費をタダにしてほしいという希望も通信費の10%還元という特典を利用すれば、毎月かなりの還元を受けることができて年会費は実質ゼロになるなど、彼女が当初希望していた通りになりました。

五十路さんの反応

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その結果をみて、五十路さんは、自らの希望がほぼ満たされたので、「すごい、この組み合わせなら夢が叶う」と感激していました。

「カード整理」のコツはまず、dカードゴールドのような強力なメーンカードがあれば、それを選び、サブカードに日常使いでポイントがよく貯まる京王パスポートVISAカードのようなカードを絡ませることでしょう。そこからどう発展させるかはあなたの努力次第です。

<これでいいのか?バブル期で止まったカードライフ/「カード断捨離ノススメ」裏話!【前編】



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