岩田昭男の上級カード道場〜ポイント経済圏、プレミアムカード、カード上級サイト〜

2013年5月15日 ポイント・マイル

海外をかけ回るエグゼクティブのためのカードの条件は

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国内外を飛び回るビジネスパーソンなら、空港での待ち時間や主張先での移動をスムーズにこなしたいものです。そんなエグゼクティブたちの強い味方となってくれるカードを探ってみました。

■国内外を飛び回るビジネスパーソンに最強の2枚!
飛行機利用者にとって利便性の高いカードは多く発行されていますが、とりわけ、エグゼクティブに強いカードと言えば、「アメリカン・エキスプレス®・スカイ・トラベラー・プレミア・カード」と「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」があげられるでしょう。
これらのカードは、空港ラウンジを無料で利用できるだけでなく、旅先でのサポート体制、旅行傷害や航空便遅延保険の付帯、と滞在先でのトラブルをサポートしてくれるさまざまなサービスが用意されています。とはいえそれぞれに特色があり、ポイント(マイル)の有効活用を最優先に考えるなら「アメリカン・エキスプレス®・スカイ・トラベラー・プレミア・カード」、サービス・特典を重視するなら「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」と言えるでしょう。

■ポイントのたまりやすさ、利便性で選ぶなら~「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード」

ポイントを有効的に活用できる

ポイントを有効的に活用できる



一般的に航空会社系のカードでは、ためたマイルは自社または、その航空会社が所属している「スターアライアンス」、「スカイチーム」、「ワンワールド」というアライアンス内でしか利用できません。しかし「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード」の場合、アライアンスの枠を超えて独自に提携している15もの航空会社(※)のマイルに移行することが可能です。たとえば、ためたポイントを利用してハワイに行く場合、提携先であるANA(スターアライアンス)、チャイナエアライン(スカイチーム)、デルタ航空(スカイチーム)の3社の中から好きな便を選ぶことができるのです。

またポイントのたまりやすさも特長の一つ。たとえば、入会年度に「東京―ニューヨーク」(300,000円)の往復チケットを対象航空会社から直接カードで購入すると、ボーナスポイントを含め、一挙に30,000ポイントためることができます。仮にそのポイントをデルタ航空のスカイマイルに移行すれば、ホノルル片道チケット(20,000マイル~)が獲得できます。

30,000ポイントの内訳●
・入会ボーナスポイント→5,000ポイント
・ファーストフライト・ボーナスポイント→10,000ポイント
・デルタ航空チケット購入ポイント→300,000円÷100=3,000ポイント 3,000×5倍=15,000ポイント

年会費は35,000円+税です。ポイント(マイル)の利用価値が高いこと、空港ラウンジを同伴者も無料で利用できること等、コストパフォーマンスに優れたカードと言えるでしょう。
※提携航空会社/※ANA 、チャイナエアライン、デルタ航空、ヴァージン アトランティック航空、タイ国際航空、キャセイパシフィック航空、シンガポール航空、ブリティッシュ・エアウェイズ 、スカンジナビア航空、アリタリア-イタリア航空、フィンランド航空、 エティハド航空、エミレーツ航空、カタール航空、エールフランス

■至高のサービスを得たいANAマイラ―には~「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」

上質のサービスが提供される

上質のサービスが提供される



マイルもためたいけど、サービスの質にもこだわりたい人向けのカードが「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」です。年会費は80,000円+税ですが、24時間利用可能なコンシェルジュサービスが利用できるほか、一流レストランを2名以上で利用した場合、会員1名分が無料になるクーポンがもらえるなど、プラチナならではの上質なサービスとお得が提供されます。また、旅行傷害保険の適用については利用付帯でなく、自動付帯で最高1億円(国内旅行は5000万円)と優れています。

さらに、ANAおよびANAグループ便を利用するとフライトマイルが通常の150%、さらにANAのチケットをカードで購入するとマイルが通常の2倍と、マイルもたまりやすくなっています。ただしマイルの有効期限は36カ月ですので、失効しないよう計画的に利用することが大切です。
ちなみに、入会年度に「東京―福岡」(30,570円×2=61,140円)をANA VISAプラチナ プレミアムカードで購入すると13,838マイルをためることができます。これだけで東京―大阪(往復)の特典航空券(レギュラーシーズンで12,000マイル)を獲得することができます。

13,838マイルの内訳●
・入会ボーナスマイル→10,000マイル
・ANA航空券購入→61,140円÷100円×2倍≒1,222マイル
・フライトマイル→567マイル×150%×2(往復)=1,701マイル
・ワールドプレゼントポイント(1,000円につき1WP)→61WP×15マイル=915マイル

年会費は84,000円と少々高めですが、仮にコンシェルジュサービスだけの利用としても月7,000円で私設秘書を雇えることに。忙しいビジネスパーソンにとって、これだけでも十分に元が取れるかもしれません。

<参考01/ポイント(マイル)比較>

入会時・継続時はポイント(マイル)をためるチャンス!

入会時・継続時はポイント(マイル)をためるチャンス!




<参考02/旅行保険比較>

利用付帯はカードで決済を行った場合にのみ利用でき、自動付帯は利用条件なしで利用できる

利用付帯はカードで決済を行った場合にのみ利用でき、自動付帯は利用条件なしで利用できる



※データは執筆時点のものであり、サービス内容は都度変更される可能性があります。最新情報につきましては、公式サイトにてお確かめください。

<訂正>
「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード」年会費35,000円+税
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」年会費80,000円+税

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