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2018年6月26日 ポイント・マイル

特典航空券を手に入れたい!「ANAのマイル」「JALのマイル」どっちがたまりやすい?

マイルをためて特典航空券がほしい、という人は少なくないでしょう。日本で代表的なマイルといえばANAのマイルとJALのマイル。いち早く特典航空券に手に入れるには、どちらがたまりやすいのでしょうか?

フライト先で比較する

飛行機を利用する人は、フライト時にたまるフライトマイルを比較してみましょう。

ANAもJALもフライト時にたまるマイル数は、どちらも「搭乗区間の区間マイル」×「利用運賃に応じたマイル積算率」と同じ。

フライトマイル数はどちらが有利ということはありません。

ただし、ANAとJALでは運航している路線が異なります。国内線の場合、「東京-青森」はJALだけ、「東京-鳥取」はANAだけが就航しています。また、国際線の場合、国内航空会社を選ぶのであれば「東京-シアトル」の直行便はANAだけ、「東京-ボストン」の直行便はJALだけです。

自分が使いたい路線に就航する航空会社を選ぶと、フライトマイルがたまって有利です。

<国内線の就航路線 一例>
ANA JAL
東京-青森
東京-山形
東京-八丈島
東京-富山
東京-南紀白浜
東京-鳥取
東京-岩国
東京-出雲
東京-佐賀
<国際線の就航路線 一例>
ANA JAL
東京-杭州/厦門  ✖
東京-天津
東京-モスクワ
東京-ミュンヘン
東京-ブリュッセル
東京-ヘルシンキ
東京-シアトル
東京-ボストン
東京-ワシントンD.C.
東京-サンノゼ
※東京は、羽田空港または成田空港

特典航空券の必要マイル数で比較する

特典航空券に必要なマイル数はANAとJALで異なります。たとえば、東京-沖縄は、ANAは14000~21000マイル。一方、JALは12000マイル~15000マイルと少ないマイル数で手に入ります。ANAはシーズンによる変動幅が大きく、ハイシーズンはJALより必要マイル数が高くなります。

年末年始、GW、お盆など繁忙期に移動したい人は、必要マイル数が少ないJALがお得です。

<国内線特典航空券/必要マイル数 一例>
ANA JAL
東京-大阪(往復) 10000~15000 10000~12000
東京-札幌(往復) 12000~18000 12000~15000
 東京-沖縄(往復) 14000~21000 12000~15000
<国際線特典航空券(エコノミークラス)/必要マイル数 一例>
ANA JAL
日本-韓国(往復) 12000~18000 12000~15000
日本-ハワイ(往復) 35000~43000 40000
日本-北米(往復) 40000~55000 40000~50000
日本-ヨーロッパ(往復) 45000~60000 50000~55000

ただし、特典航空券の座席数には限りがあります。人気路線は激戦となることは覚悟しておきましょう。

加盟するアライアンスで決める

特典航空券は自社便だけでなく、同じアライアンスに参加する航空会社の特典航空券にも交換できます。ANAのアライアンスはスターアライアンス、JALはワンワールドです。自社便と比べて必要マイル数は多くなりますが、選択肢は広がります。

アライアンスに参加する航空会社が多いのはスターアライアンス。より多くの路線が利用できるという点でANAのマイルは有利です。

<ワンワールド>
日本航空(JL)、アメリカン航空(AA)、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)、キャセイパシフィック航空(CX)/ キャセイドラゴン航空(KA)、フィンエアー(AY)、イベリア航空(IB)、 LATAM航空(LA)(JJ)/ランベル―航空(LP)/ランエクアドル航空(XL)/ランアルゼンチン航空(4M)、マレーシア航空(MH)、カンタス航空(QF)、カタール航空(QR)、ロイヤルヨルダン航空(RJ)、S7航空(S7)、スリランカ航空(UL)

<スターアライアンス>
ANA(NH)、アドリア航空(JP)、エーゲ航空(A3)、エアカナダ(AC)、中国国際航空(CA)、エアインディア(AI)、ニュージーランド航空(NZ)、アシアナ航空(OZ)、オーストリア航空(OS)、アビアンカ航空(AV)、アビアンカ・ブラジル航空(O6)、ブリュッセル航空(SN)、コパ航空(CM)、クロアチア航空(OU)、エジプト航空(MS)、エチオピア航空(ET)、エバー航空(BR)、LOTポーランド航空(LO)、ルフトハンザドイツ航空(LH)、スカンジナビア航空(SK)、シンセン航空(ZH)、シンガポール航空(SQ)、南アフリカ航空(SA)、スイス インターナショナル エア ラインズ(LX)、TAPポルトガル航空(TP)、タイ国際航空(TG)、ターキッシュ エアラインズ(TK)、ユナイテッド航空(UA)

他社ポイントからの移行のしやすさで決める

共通ポイントをマイルに移行できます。楽天スーパーポイント、Tポイント、nanacoポイントはANAのマイルに移行でき、Pontaポイント、dポイントはJALのマイルに移行できます。

多様な共通ポイントを移行できる点で、ANAのマイルが有利です。

<ポイント→マイルへの移行>
共通ポイント 移行レート ポイント価値
ANA 楽天スーパーポイント 2P→1マイル 0.5マイル
Tポイント 500P→250マイル 0.5マイル
nanacoポイント 500P→250マイル 0.5マイル
JAL Pontaポイント 2P→1マイル 0.5マイル
dポイント 5000P→2500マイル 0.5マイル

ANAカード、JALカードのたまりやすさで比較する

マイルを効率的にためるなら、ボーナスマイルがもらえたり、ショッピングでマイルがたまる「ANAカード」「JALカード」といった航空会社のクレジットカードの利用は必須です。どちらがたまりやすいか比較してみます。

ANAカード/年会費2,160円(初年度年会費無料) ※ANAアメリカン・エキスプレス®・カードは7,560円
JALカード/年会費2,160円(初年度年会費無料) ※JAL アメリカン・エキスプレス®・カードは6,480円



①入会、継続、フライトでためる
どちらのカードも入会時、継続時に1000マイル、搭乗ごとに10%のフライトマイルのボーナスマイルが用意されています。

ただし、入会時、継続時のボーナスマイルについては、ANAカードは飛行機の利用に関係なく自動的にもらえますが、JALカードは搭乗しなければもらえません。ANAカードの方が確実に毎年1000マイルのボーナスマイルがもらえるので、その点有利です。

②ショッピングマイルでためる
ANAカードとJALカードはマイルが付与されるしくみが異なります。カードでショッピングをすると直接マイルがたまるのは、JALカード。いったんクレジットカードのポイントが付与され、それをマイルに移行するのがANAカードです。マイルの積算率はどちらも0.5%ですが、JALカードは通常200円単位、ANAカード(AMEXを除く)は1000円単位でマイルが付与されます。

マイルへの移行が面倒という人やマイル初心者の人は、直接マイルがたまるJALカードの方が便利です。また、マイルの対象となる利用金額単位が小さいという点でも、ANAカード(AMEXを除く)よりたまりやすく有利です。

<ショッピングマイル(通常利用)/JALカード>
■Visa、Mastercard、JCB、AMEX
200円→1マイル
※ショッピングマイル・プレミアム(年会費3,240円)に入会すると200円=2マイル

<ショッピングマイル(通常利用)/ANAカード>
■Visa、Mastercard
1000円→1P(ワールドプレゼント)→5マイル
※10マイルコース(年間6,480円)は1P=10マイル

■JCB
1000円→1P(Oki Dokiポイント)→5マイル
※10マイルコース(年間5,400円)は1P=10マイル

■AMEX
100円→1ポイント(メンバーシップ・リワード)→1マイル
※ポイント移行コースは年間6,480円

③マイルの有効期限
マイルの有効期限はANAもJALも36ヵ月後の月末と、3年間有効です。ただし、ANAカードはクレジットカードポイントの有効期限+マイルの有効期限を最大限に生かせば、最大5年間延長できます。ただし、ANAアメリカン ・エキスプレス ®・カードは、「ポイント移行コース(年間6,480円)」への登録で、登録期間中ポイントは無期限になります。

マイルをじっくりためるならANAカードが有利です。


④マイルがたまりやすい加盟店
「ANAカードマイルプラス加盟店」「JALカード特約店」といった特定のショップでカード利用すると、通常のポイントやマイルに加え0.5%以上のマイル加算が受けられます。

イトーヨーカドーやセブンイレブンで買い物をする人はANAカード、イオンやファミリーマートで買い物をする人はJALカードが有利です。

<ANAカードマイルプラス加盟店 一例>
利用店舗 通常ポイントに
加算されるマイル数
イトーヨーカドー クレカポイント
+
200円=1マイル
 セブン-イレブン クレカポイント
+
200円=1マイル
 マツモトキヨシ クレカポイント
+
100円=1マイル
 スターバックス カードへの入金 クレカポイント
+
100円=1マイル
 大丸・松坂屋 クレカポイント
+
200円=1マイル
 高島屋 クレカポイント
+
200円=1マイル
 出光 クレカポイント
+
200円=1マイル
 ENEOS クレカポイント
+
100円=1マイル
ヤマダ電機LABI クレカポイント
+
200円=1マイル
<JALカード 特約店 一例>
利用店舗 積算されるマイル数
ショッピングマイル・プレミアム
未加入
ショッピングマイル・プレミアム
加入
イオン 200円=2マイル  100円=2マイル
ファミリーマート 200円=2マイル  100円=2マイル
 ウエルシア 200円=2マイル  100円=2マイル
 ハックドラッグ 200円=2マイル  100円=2マイル
 ロイヤルホスト 200円=2マイル  100円=2マイル
 大丸・松坂屋 200円=2マイル  100円=2マイル
 ENEOS 200円=2マイル  100円=2マイル
 ノジマ 200円=2マイル  100円=2マイル

まとめ

ANAのマイルにするか、JALのマイルにするかは、利用シーンによって異なりますが、利用したい路線のある航空会社のマイルを選ぶのが基本です。

飛行機をあまり利用しない陸マイラーの人は、クレカ保有で毎年マイルがたまるANAのマイルがおすすめ。マイルへの移行時期を上手く考えれば、マイルの有効期限を実質延長することができ、ゆっくりためられます。ただし、初めてマイルをためる人は、ショッピング利用で自動的にマイルがたまるJALのマイルが使いやすくておすすめです。特典航空券の必要マイル数も少ないのもうれしいポイントです。

どちらのカードも初年度年会費は無料(AMEXを除く)なので、特典航空券に興味がある人はどれぐらいたまるのか、気軽にためしてみてはいかがでしょう。

 

※掲載内容等につきましては万全を期しておりますが、すべてを確約するものではありません。正確な情報はカード会社の公式サイトにてご確認ください

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