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2018年4月27日 岩田昭男が探る

Suicaを大阪で使って気づいた「2つの注意点」

交通系ICカードの全国相互利用がスタートしたのは2013年のこと。これでSuica一枚で、北海道から九州まで、スイスイ行けるようになったはずだった


<交通系ICカードが相互利用できるエリア>

JR北海道 Kitaca エリア
 JR東日本  Suica エリア
首都圏の私鉄・バス PASMO エリア
JR東海 TOICA エリア
名古屋市交通局/名古屋鉄道 manaca エリア
JR西日本 ICOCA エリア
関西の私鉄・バス PiTaPa エリア
JR九州 SUGOCA エリア
福岡市交通局 はやかけん エリア
西日本鉄道 nimoca エリア

これらのエリア内なら、SuicaやPASMOはもちろん、各エリアの交通系ICカードを使って、自在に電車・バスの乗降や買い物をすることができるはずだが、Suicaの全国相互利用では気をつけたい点があるのも事実。

筆者が大阪で体験したこと踏まえて紹介したい。


PiTaPa専用端末機は要注意

筆者は東京においてモバイルSuicaを使い、買い物から電車、バスまで利用している。今回の大阪でも同じく、モバイルSuicaを使うことにした。大阪の地下鉄やモノレールで使えるPiTaPaは2013年より相互利用を開始しているため、PiTaPaの代わりにSuicaを使うこともできるし、実際、大阪の地下鉄やモノレールはSuicaを使ってスイスイと乗れた。

だが、電車から降りて売店に立ち寄ったところ、予期せぬ落とし穴に遭遇した。端末機にSuicaをかざしても反応しない。この端末機はPiTaPa専用だったようだ。


PiTaPaは後払い方式で約1カ月後に利用金額が引き落とされる。他の交通系ICカードはみな前払いで、事前にチャージして使う。支払いのタイミングが異なるため、PiTaPa専用端末機ではSuicaは使用できないのだ。

オートチャージ対象外のエリアは広い

今度はJR西日本管轄(ICOCA)の環状線に乗って大阪城へ。いつものように改札でSuicaをタッチしたところ、残高不足を知らせる赤いランプがついてしまった。これが大阪で体験したふたつ目の落とし穴だ。

筆者のSuicaは残高が1000円未満になると改札で3000円がオートチャージされるように設定している。しかし、ICOCAエリア内ではSuicaはオートチャージされなかったのだ。結果改札を通過できず、多くの人の流れをせき止めてしまった。

<Suicaのオートチャージエリア>
首都圏・新潟・仙台の各Suica/PASMOエリア
※一部の簡易Suica改札機、私鉄との乗換改札機、新幹線自動改札機を除く

<PASMOのオートチャージエリア>
PASMOエリア、首都圏・仙台・新潟の各Suicaエリア

PiTaPaやICOCAが運⽤されている⼤阪では、すでにSuicaと相互利⽤が可能になっている。といっても、オートチャージは、全国各エリア毎に運営されているために、いまは連携できていない。意外にこのことは知られていない。とくに出張、旅行でモバイルSuicaやApplePayを使う場合には注意が必要。心配な人は、Suicaの板カードを持っておくことをオススメしたい。いざという時に他にもう一枚、チャージ済みのSuicaカードをもっていれば、いつのまにか残高不足になっていたSuicaに行く手を阻まれてしまうということを回避できるはずだ。

岩田 昭男



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