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2013年4月17日 ブラックカード

カードの最高峰“ブラックカード”の魅力は?

「コンシェルジュサービス」「1億円の海外旅行傷害保険」など最上級のサービスを提供するプレミアムカード。その最高峰と言えば、アメリカン・エキスプレスが発行する『センチュリオンカード』です。欧米で富者の色とされている黒色のカードフェイスであることから、通称ブラックカードとも呼ばれています。ブラックカードは選ばれた人にだけインビテーションが送られてくる招待制で、どんな人が選ばれるのかは、一般的に公開されていません。なぞの多いブラックカードですが、カード保有者に入手までの経緯、その魅力をうかがってみました。

■インターネットでの噂は本当!?

輝きの向こうにある至高のサービスとは?

輝きの向こうにある至高のサービスとは?

お話しをうかがったのは、都内外資系企業に勤務するAさん。Aさんは三十代後半で、年収1500万円未満のサラリーマンです。平均より収入は上ですが、規格外の超リッチ…という訳ではありません。彼が初めてカードを手にしたのはアメックスゴールドカードで、25歳の時。その5年後、突然“プラチナカード”ヘの誘いが届きました。この時の年間利用額は300万円程度。さらにカードを使い続けて3年後、Aさんは“ブラックカード”への誘いを受け、保有することにしました。現在の利用金額は多い月で100万円、年間にして500万円程度だそうです。
インターネット上では、入会するための条件は年間利用額が1500万円以上と言われていますがAさんは、「確かに欧米では、そのように一定の基準があってインビテーション(招待)をしていると聞きました。しかし私の場合はそれに当てはまりません。ある一定の額を利用している人に実験的に配っていたうちの“一人”にすぎなかったのではないでしょうか」。

■ブラックカードの特典は利用しているの?
ブラックカードの年会費は36万7500円と、どのカードよりも群を抜いています。この年会費にふさわしい魅力的な特典も用意されているようですが、どれぐらいこれらの特典を利用されているのでしょう。ブラックカードの特典のひとつ、“航空券のアップグレード無料”についてAさんは、「あまり使っていません」と意外な答え。「アッブグレードはあくまで正規料金で乗った場合の特典。今どき正規料金で旅行はしないから使えないのです」。

続いて、“外資系一流ホテルの上級会員パス”(※1)については、「部屋のアップグレードは利用したことがあります。一度、シェラトンホテルに泊まった際に、一泊20万円以上するスイートに無料で変更してもらいました」。
「しかし……」とAさん。「アップグレードに関して誤解があり、毎回スイートに泊まれる訳ではありません。あくまでスイートが空いていれば、優先して泊めてもらえるというサービスです」
(※1 常連客と同じ扱いになり、ワンランク上の部屋に無料でアッブグレードされるもの)

■目に見えない“安心”というサービス
最大の特典について聞いたところ、「やはり、旅先での安心」とAさん。たとえば、言葉が通じない海外にいても「アメックスのデスクに電話をすれば、食事などの手配を行ってくれます。昨年、フランスに行った時に利用しました。よくいわれる『24時間勤務の秘書を雇う感じ』というのは、こういう時に実感しますね。さらに最近ではインターネットからでも専用フォームで要望を送っておけば、各種手配もしてくれます。いちいち電話する手間も省けて便利になりました」

こういったサービス以外にも、旅行傷害保険1億円(家族も同額補償)、航空機延滞保険、レンタカー保険、手荷物紛失保険、さらにはゴルフ保険、スキー保険など、ありとあらゆる保険もブラックカードには付帯されています。

■“年会費36万7500円!”の元は取れているのか?
最後にAさんにポイント利用について伺ってみると、「たとえば3万円のエルメスのネクタイが欲しい場合、自分のカードで買っておいて、後でアメックスに連絡し、その代金をポイントで支払うように依頼する、ということもできます」。ブラックならではのさりげないサービスが垣間見えるようです。ポイントの還元率は2ポイント=1円。ちなみにAさんは貯まったポイントは、マイレージやレストランのディナークーポンに換えているそうです。

こうして聞いてみると、上質なサービスが提供されると言っても36万7500円(取材当時)の年会費が十分に還元されているのかは疑問に残るところ。「私の場合、お金だけを見たら元は取り返せていないかもしれませんね」とAさん。それでもカードを持ち続けているのは、カードへの「安心」とブラックカードから漂う至高の「ステータス」なのかもしれません。

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●アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード⇒詳細データ

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